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2013年3月25日 (月)

マセラティカリフの内装フル分解(その1)

 あちょー!東京ではせっかく早咲きの桜を楽しんでいたワケですが、今日は気温もグッとさがって、一日中小ぬか雨がソボ降る天気となってしまいました。次の日曜日までもってくれると光が丘公園への散歩も楽しみとなるのですが・・・。

 あー、今日のネタはメシ喰いながら見ない方がよろしいかと思います、念のため(笑泣)。

20130325012013032502 久喜市のO様から依頼されているマセラティカリフ(10年寝かしモノ:笑)の内装分解レストアの取っ掛かり風景を本日はお届けいたしましょう(O様、本日は差し入れを有難うございました!)。

 まずは、天井なんですが、内部のウレタンフォームが完全に風化いたしまして、勝手に落っこちております。この状態までイッてるのを施工するのは久しぶりなので、いったいどーしてくれようぞといった感じです。いつもですと、”ねちょドロ”なんですが、ここまでイキますと、すべてが”パサパサ・スカスカの黒い砂”となっておりまして、それにカビ胞子をたっぷり配合した諸々が頭上に降りかかります。先日は「息を止めてマスクをしつつ」この作業をやってる間にワタシの携帯電話が鳴動・・・やっぱ「○□Rたろう」って書いてある(笑泣)。”負のバイオリズム”がバッチリと合っていて笑いました。

2013032503201303250420130325052013032506 続いてこちらは、リアシートの左右と中央部のアルカンタラ部分をハガしている光景。

 内部のウレタンフォームは完膚無きまでに砂となっております。

 カビが飛び散らないように少し濡らしつつ、樹脂ベラで削ぎ落としていき、最後には強力な洗剤を掛けて一気に水洗いをいたします。

 ベース部分はFRPの一品モノで、本日御来店のO様にも、「FRPで出来てる部分はカリフ専用の部材ですから」と御説明しておきました。少量生産車の面目ここにありと云った感じです。コレをまた全部キレイに張り替えて、オリジナルの佇まいを取り戻した時には感動もひとしおなのでしょうけれど、今の段階でのワタシの気持ちは、やはり「どーしてくれよーか(笑泣)」であります。

2013032507201303250820130325092013032510 リアシートの本体クッション部分です。

 カリフの場合、先ほどの左右と中央部のアルカンタラ部分とは対照的に座面と背もたれを一体にしたこのクッション部分だけが本革で設えられています。

 いっけんすると、ベースのアンコに革の表皮を貼り付けたダケの様に見えますが、どうして、どうして、そこはデ・トマソ時代のビトルボマセラティです。ドーセわが国では座るコトも許されないリアシートであるにも関わらず、こんなにしっかりした造りになってるんですね。シトロエンSMやマセラティメラク用のシートとの近似性も感じられます。なんか、細かいところを見れば見るほど愛おしい造作だよなぁー。

 只今このブログを御覧になっていらっしゃる「デ・トマソマセラティに”低品質である”との偏見を持っていて、アルファロメオやランチアから、どーしても222系などに飛んでいけない」アナタに、ワタシから一言。いや、まったく真面目なモンですよ、この時代のマセラティは(もっとも、マイクロ・デポで作り直せばのハナシだけど→キモの部分のオサえ方が全然違うんです、これホント:笑)。現在考えられる中では”実用に足る最高の旧車”であると断言出来ます。近頃こういったお客様のお問い合わせや御来店が非常に多くて喜んでおります。ようやく”旧車としての良さ”の部分に気付きはじめた方もいらっしゃると云うコトですね。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

この度は厄介事をことごとくお引き受けいただきありがとうございます。
あらためて画像を見て絶句しております。
よろしくお願いいたします。

こだわるところはとことんこだわり、しっかりと作り込んであるのですね。
故障神話に脅かされるデトマソ期のオーナーとしては心強く嬉しいお話です。
…りゅたろう先生からの電話はどのようなご用件だったのでしょう。

先日お弁当持参の際、次の日納車の一松さまカリフを拝見しました。
もーカッチョいいこと。
オーラを発揮すると、俄然輝きが増します。

「この時代のマセラティは、キモの部分のオサえ方が全然違うんです」
ウソじゃねーよ、ホントダョ(笑)。

あっこのカリフの内装タンだ、っていうことはボディーカラーは赤?。赤のカリフ、実物を見てみたいなぁ。それにしてもお疲れ様です。

まさしく「実用に足る最高の旧車」ですよ、デポ謹製のデトマソ期のマセラティは。断然、安心感が違います。運転する度にいつもそう思います。

 これからはカリフ漬けですね。ウレタンの風化は、いつも使っているイスの座面の膝裏が当たる部分で起こってきています。うぅーどうしよう。
 最近、デポに問い合わせ殺到ですか、新規の方々が多いようで。。。最近のマセラティが目立ってきて、さらに過去のマセラティたちも注目を浴びるようになっているのでしょうか。。。

10年熟成のカリフ漬、確かに鉄板の色は赤で内装タンですか。
これで峠かっとんだら粋だなあ。

以前カリフ試乗させていただいた時の感想は「トラックみたい」だったけど、あれはきっとまるで走らせかたをわかっていなかったからで、らしく走らせらたらこれはこれ、くるくると楽しそうで。

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