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2013年4月25日 (木)

なぜか売れなかったが愛しい車

 今日は、とりあえず朝までには雨も上がり、その後は天気も良く、久しぶりに極めて気分良く過ごせるいい一日でした。

 ところで、昨日のコメント欄において「Wさま」さんより頂戴した(いつも有難うございます!)文言、「今まで販売した(もしくは売れなかった)、印象に残っている車を紹介いただけると嬉しいです。会社設立初期の、マセラティ以外の車種を扱っていた頃の車種に興味アリ」を拝見して、ワタシはこの”売れなかった(泣)”と云うところに思わず目がいってしまいました。で、なんかデジャヴを感じるなぁーと思ったら、以下の様な本のコトをそれとなく思いだしていたのですね。

 今はなき名作詞家、阿久悠先生の著書に”なぜか売れなかったが愛しい歌(河出書房新社刊)”と云うのがあって、何年か前にこの本を一気に読破したコトがあります。

 この本の元ネタとも云える、先生の公式サイト”あんでぱんだん”にある”あまり売れなかったがなぜか愛しい歌(刊行本のタイトルとは、ビミョーに言葉の配列を変えるコトで、そのニュアンスをあえて移ろわせてあるのが、”言葉の魔術師”の面目躍如たるところです。おまけに文庫版ではなぜか売れなかったぼくの愛しい歌とまたまたビミョーに改題され、「しっかし、どこまでも執拗にヤルなぁーこのヒトは」と思わせられます:笑)”コーナーは必見です。

 ですから本日の表題も、とりあえずは”なぜか売れなかったが愛しい車”としていますが、ほんとうは”あまり売れなかったがなぜか愛しい車”でもいいし、”なぜか売れなかったぼくの愛しい車”とするのでもいいハズなのです。

 でも、我が身に沿ってこのビミョーな言葉のニュアンス変化を当てはめようとすると、先の例ではすべてが阿久悠先生の作詞作品(歌)であるのに対して、”歌”のところを”車”にするだけで、マイクロ・デポ的にはどうもひとつひとつの意味が大きく変わっていってしまうのに気付きました。

 ・・・と云うワケで、この大きな意味づけの違いを受けて、

①:”なぜか売れなかったが愛しい車”→マイクロ・デポ17年の歴史上において「コレはいい!」と仕入れたものの、ついに最後まで売りっぱぐれた車とします。

②:”あまり売れなかったがなぜか愛しい車”→マイクロ・デポ17年の歴史上において「コレはお奨め!」と商品化したものの、いっつも売るのに苦労する車とします。

③:”なぜか売れなかったぼくの愛しい車”→たこちゃん50年の極私的事実上において(笑)「コレが欲しい!」と購入したものの、いざ手放す時にはエライ往生した車とします。

 ・・・いざ、参らん。

①:リライアントシミター・・・ある日ある時、とあるオークション会場にお目当てのマセラティを見に行ったところ、そのハス向かいあたりに鎮座していたこのクルマ。初代ロータスエランばりのクラシカルな”Y字型バックボーンフレーム”に、えもいわれぬアヴァンギャルドなデザインを持つ樹脂製のボディを”カポッ”と被せたようなマシンでした。真紅のコンバーチブルボディにグレーのファブリック内装、またこの内装と云うヤツが”MGミニメトロ”あたりから転用してきたのが丸わかりな、およそスポーツカーのインテリアには似つかわしくないモノ。マニュアルシフトノブなんかは、根元から前方に向かってヒン曲がって生えてたりするし。・・・で、コイツがなにか上目遣いでワタシを見つめて「買って!買って!!」と云ってる様な気がいたしましたので、買ってしまいました(笑)。旧くからの当店顧客様には一時期その存在が知れ渡っていましたよね。

 入荷当初のコンディションは非常に良く、近所を走り回ると、コレまた、結構キチンとしたシャーシでスポーツカーの走りに相応しい。当時でも珍しいクルマだったので、数回雑誌の取材も受け、いずれもカラーグラビアで大々的に取り上げて頂きましたが、おかげでそのたびに「”○ーノスロードスター”との信頼性を比較しながらやってくる方々」ばかりがやってきて、一から十までいちいち説明するのにツカれたので、そのうち売ることそのものを断念してしまいました。マイナー車ですが、そこは英国車。そもそも他車流用パーツで成り立ってる様なクルマですから、今ならネットを駆使して海外への部品発注も比較的簡単に出来るので趣味のクルマとして面白いのかも知れません。後付けだけど、キチンと冷房能力を備えたクーラーさえ付いてました。

②:フィアット(ベルトーネ)X1/9・・・かつてワタシ自身も所有していたコトがあり、その魅力を御伝えしたくて、比較的に程度の良い個体は継続的に売っていきたいなぁーと考えておりました。やはり雑誌の取材記事としてたびたび大きく取り上げて頂きましたが、ソレを見て「エアコンは付いてないんですかぁー?」と云う方々ばかりが来るコトが分かったのでやはり扱いをヤメてしまいました。ちょっと本気を出して、もう一度”現在の理念を傾注して”やってみたい気もいたしますが、今となっては個体そのものが僅少すぎて難しいでしょうね。最初に販売した個体(かれこれ16年前?)は今も元気に走っている様です(オーナー様からは毎年年賀状を頂いております)。

 コレの正統なる後継者たる”バケラッタ(笑)”もといフィアットバルケッタの方は、目ん玉(ヘッドライトレンズ)の変色と幌スクリーンの変色がヒドイ状態のものが多い上、内装も各部がネタネタ病に罹っているモノがほとんど。またも「”○ーノスロードスター”との信頼性や価格と比較しながらやってくる方々」ばかりがやってくる夢に毎晩うなされそうなので、いまだかつて入荷したコトがありません。いいと思うんだけどなぁー。

③:ポルシェ914 2.0S・・・ワタシの家に9台のクルマが同時にあった頃、最終的に庭のコヤシになってた一台(笑)。ライムグリーンの塗色にコダワリ、結構いいお値段の個体を買ったのですが、当時はポルシェの純正ルート部品価格が非常に高くて閉口したものでした。以前にも書いた様な気がいたしますが、このクルマにはボッシュの機械式インジェクションが装備されており、ある日エンジンルームからガソリン臭がするのでフードを開けて覗き込むと、フューエルホースがインジェクターに繋がるカシメ部分から滲んでおりました。ハッキリ云ってこの5センチ程のゴムホース部分だけを交換すれば、なんてコト無い症例なのですが、インジェクターとは分離できないカシメ構造になっているため、インジェクターAssy交換が必要。しかも、4基のインジェクターは当然同時交換が望ましい。で、他に乗れるクルマはたくさんあるワケだしと、しばらく放っておいたら、そのうちガソリンが劣化して立派な”不動車”になりました。

 今だったら、どうにでも出来るんだけど、いまだサラリーマンであった当時のワタシは細かく面倒を見てやるコトが出来ずに、結婚を期に泣く泣くお金を払って廃棄処分といたしました。ネット環境なんかも無かったからなぁー、当時は。アイツはどこかで元気なのだろうか?

 ・・・そんなこんながありまして、今ではスッカリ本当の「マセラティ専門店(事実上:笑泣)」となってしまいました。上記①②③などなどを踏まえて、現在の当店では原則的に旧いマセラティとフェラーリ以外の通常ストックは持たない様にしております。マイクロ・デポでクルマが買ってみたいんだけど、マセラティはちょっと・・・と云う方々は、一度当店に足をお運びください。「趣味グルマ選び」にはその時々の”旬”がありますので、そのあたりのおハナシをまずは聞いてからでも旧車デビューは遅くありません。そして、あなたが御希望の一台をお探しして、そのマシンに心を込めてお納めいたします。

 あー、あとねぇー、「どうにも売りにくいレア過ぎるクルマ(笑泣)」と云うのも、委託販売の形態であれば御協力出来ます。国産外車を問わず、そのようなクルマをお持ちで売却をお考えの方は御一報ください。ワタシとともに、色々と売却作戦を練ろうではありませんか(笑)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

リライアントシミター、ありましたね。写真で見て知ってましたが、実物は予想外に「ぶさかわ」でした。
あとプリズマとかもありませんでしたっけ。ああ、あれは売れた、ということですか。

たこちゃん、お題を拾っていただき有難うございます。
「リライアントシミター」あった、あったなぁー。
フエゴ乗り(笑)の今となっては、とってもササる1台であります。
当時は見る眼がなかったか、手を出さなかったことが今となっては悔やまれます。
やっぱり一般人は行ってはいけない(=誰も行かない)、センスのある”変態車”(なんのこっちゃ?)にワタシは眼が行ってしまいます。

あと、りゅたろう先生の「電話1本ハズレナシ」のクルマ選びは、さすがりゅたろう先生らしい男気があって素晴しいと思いました。
やはり”運”を持っている方に、いいクルマが行くのでしょう。
ホント、クルマ選びは楽しいですね。
現在進行形の車種選定最終結果が楽しみです。

リライアントシミターはノーマークでした。コイツは間違いなく変なクルマですね(褒め言葉)。
X1/9はカッコいいと思います。その後、バケラッタになり、そしてマトモなクルマのMG-F(←コレ欲しい)に変遷。
914・・・興味深い。複数台所有出来る身分であれば914もアリですが1台しか所有出来ないのであれば、やっぱマセラティでしょう。
②:”あまり売れなかったがなぜか愛しい車”・・・まさしく私のビトルボEが当てはまります。
こんなにもカッチョいいのにナゼ売れないの?それは一見地味だからかも。普段からあまり注目されない事が気に入っております。
しかし、スキモノにはたまらないクルマみたいでして、ちょっとおかしな人たちから熱い眼差しを受けたりするものです。

 笑点の歌麿さんばりに、良いお題を出していただいたWさまに感謝です。
 リライアントシミターなんて扱ったことがあったんですね。実物をみたことありませんが、変車好きの方のブログで、白い個体を入手したという記事をみたことあり、「ぶさカワ」だと思いました。思わず振り返ってみてしましますね。
 フィアット(ベルトーネ)X1/9も魅力的、ただ冷房ついてないんですね。こればっかやってる専門店あるくらいだから、好きな人は好きなんですね。手頃でいいなーって感じです。
 ポルシェ914 2.0S、これも久しく見ていません。ビトルボフェスタの帰りに、マフラー壊れてんのって音で、走ってました。音の割りに重くて遅かった。。。
 しかし、これらを入庫させると、変な在庫増やしそうで危険な香りがプンプンですね。。。いずれも、これらに食指を動かしたが、断念した人たちは、ユーノス◎ードスター、ホン○S2000、ロー●ス エリーゼなどに乗っていたんでしょうか?今なら、ポルシェボクスターあたりなのかな。。。
 りゅたろうさまの次期通勤快速車も、GW明けには決定でしょうか?これら3台に続く、売れ残り必須車ではないですね。。。

リライアントシミター出た
言っちゃなんだけど、凄くかっこ悪い。
「えもいわれぬアヴァンギャルドなデザイン」…鼻でせせら笑っていいすか?
エンジンは日産。
当時の雑誌によく広告が出てたけど、あんなの買う奴いるのかよと思ってたらいましたね。
私もデポ訪問初日に「どう?」って探りを入れられた。

こんなのいいっていってるくらいなのに、無我がだめってそりゃどうなのよとわたしゃ思います。
まあ、きっと2時間くらいはあーだこーだとごたく並べられるかもしれないので、戦争を仕掛けるのはやめます。
今頃どこで土に還っているのやら…FRPは土に還らないけど。

↑あっ、なんかアレてるみたい(笑)。ちなみに、ウチにかつて存在したシミターSS1は、1.6リッターのマニュアルミッション仕様でヨーロッパフォードエンジン搭載車でした。その頃同時に販売されていた1.8リッターのオートマミッション搭載車では、日産シルビア(当時)かなにかに積まれてたエンジンを載せてました。
・・・どーでもいーけど、よくもわるくも、皆さんリライアントシミターにしか御興味が無い様で・・・(泣笑)。

リライアントシミター、なんと新車価格は300万越えてたんですねー、驚きです。

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