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2013年5月

2013年5月31日 (金)

角目ビトルボ用ヘッドライトベゼルの修理法

 はい、こんばんは!おーぅ、時間が無いよー(”りゅたろうスカイプ”のヤリ過ぎ:泣笑)!!

 昨日のコメント欄では「角目ビトルボのヘッドライトベゼル」の取り付け穴周辺が欠損する問題について数名の方が症例を訴えておられましたが、アレ、はっきり云って新品に交換しても折れるヤツぁオレます。

 で、直すのが一番なんですが、破片がすべて残ってるばあいでも、そのピースひとつひとつを如何に丁寧にパズルの様に接着いたしましても、一回ボンネットをドカンと閉めたら大概バラバラになりたがるモノです。G17ボンドやGクリアー、アロンアルファ、3M瞬間接着剤、その他の「強力とされている」市販接着剤では、どの系統でもなかなか付きにくい「難接着材」なんです。ほとんどあらゆる難接着材に対応するとされている”セメダインスーパーX”でもダメでした。2液型エポキシ系の”ボンドクイックメンダーシリーズ”も太刀打ち出来ませんでした。

 一番簡単な方法は、型取くん で型を取り、「歯科用レジン」をそこに注型して成型する方法です。「型取くん」を売っているのと同じメーカーでプラリペアと云う製品もありますので、少量で済む場合はソレでもイイでしょう(かなり割高ではありますが)。コレもワタシの「臭い」による直感で基本的にはシアノアクリレート系接着剤の一種で、基本的にはアロンアルファや3M瞬間接着剤と化学式が似通ったモノだと思っています。

 しかしながら、ここでヒト手間掛ける必要があります。欠損部分の「芯」になるように、適度な太さの針金(若しくは銅線)を予めベゼルに二か所の穴を開けて取り付けておくのです。この時、針金の表面は粗めのペーパーで研いでおき、「足付け」としておきます。また、ベゼル本体のレジンが接するコトになる部位もサンダーで強く荒らしておきます。特に、G17などのクロロプレン系ゴム溶剤形系統の接着剤が残っていたり、ポリメイトやアーマオール等でツヤ出しをしていた過去のあるベゼルでは、よくよく洗浄・脱脂の上で、各部のサンディングをする必要があります。

 破片がすべて残っている場合には、型取くんでメス型を取るのが比較的容易ですが、破片がすべて無くなっている場合には、反対側のべゼルや、残っている部分のネジ穴を反転させたりしてメス型を作る必要が出てまいります。

 まぁ、DIY系で頑張ってみたい方々は、トコトンやってみてください(あくまでも自己責任でね)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年5月30日 (木)

マセラティ222 4vのフロントウインドー交換

 はい、こんばんは!本日も、ちょっと手抜きっぽく(笑)「本ネタ」イキましょう。

20130530012013053002 「まー、アジサイがキレイだこと。」

 出勤時に歩く路地の途中では、それは美しく咲き誇っているアジサイを見つけて、思わず写真に収めてしまいました。

 あー、しかしながら、満開のアジサイは東京練馬にも完全にツユが到来してしまった合図でもある様な気がいたします。今にも雨が降り出しそうな曇天を恨めしげに眺めては、場内では、エボV6のタイミングベルト張りをヤッてるし、「さぁ、この天気の中でどーしてくれようぞ!」と思案するのですが、とにかくアタックするコトにしよ。

 ・・・と、云うワケで本日の午後、強引に挙行(笑)いたしましたマセラティ222 4vのフロントウインドーシールド交換の風景をYoutube「マイクロ・デポのたこちゃんネル」に動画化してアップ(音出ます、注意)しておきました。

 午前中は弱い霧雨の降る天候で、午後もパラパラしていた時間が多かった(動画の最初の方では雨がパラついてるのが分かります)のですが、その一瞬のスキを衝いて、ウインドーの脱着交換作業は滞りなく完遂出来ました。窓がハズれているので、ダッシュボードのアルカンタラ部分も隅々までの掃除が出来て、とてもスッキリといたしました(雨が完全にアガっていた”奇跡の様な一時間”に恵まれたのです、有難や)。

 動画の見どころは、222の場合にステンレスモール周囲を覆うゴムトリムを破壊しない様(再使用するため)にウインドーをハズそうとしているので、今回はピアノ線やエアカッターを一切用いずに特殊なカッターナイフと竹ベラのみで勝負してくれたガラス屋さん(この道50年)の奮闘ぶりです。また、これほど豪快な作業であるにも関わらず、ダッシュボードには一切の汚れやカッターキズを付けていないところ、位置決め一発であるところにも御注目ください。

 ところで、新たに装着したウインドーAssyは、モールが222E用(地色むき出し)になっちゃってますが、コレはあとからペイントいたしますので、ツッコマないでね(ホントは一旦モールとウインドーを分離したいのですが、コレやるとウインドーがワレちゃう可能性が高いので:笑泣)。今日の動画はちょっと長いですので、御自宅のパソコンでゆっくりとお楽しみくださいね。

 あー、かなーりスッキリした(この作業をツユの間にどのタイミングでやろうかとここ数日アタマをイタめてたんです、実は)!いつものガラス屋さん、速攻の対応(と驚異の技術力)有難うございました。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年5月29日 (水)

粋にコートを着こなすエボV6

 はい、こんばんは!相変わらずに昨日の大喜利大会は盛り上がりを見せている様ですが、「4vねたコーナー」の方も、まだまだイジョーなコメント数を伸ばし続けております。常連コメンテーターの皆さんは毎日あちこちのページのコメント欄をチェックするのもたいへんだとは思いますが、なんと申しましても、当ブログ読者の皆さんに大人気の「大分の大檀越様(ワタシにとっては、ね:笑)」の仰せですから耳を傾けないワケにもまいりません。もう、昨日のスカイプなんかは仕事上で発生したイライラのトバっちりをワタシひとりで全面的に受け止める有様でしたので、いよいよスッカリ「赤ちゃん人間」化(笑)しておられ、ナダめるのがホントたいへん・・・あ、手紙と”例のブツ”着きましたヨ(R先生へのぎょーむれんらく)、明日が実に楽しみであります(今晩のスカイプもアレそーだなぁー:泣笑&なぜか喜)。

 昨日はマセラティ3200GT6速(京都のT様有難うございました!)が京都の御自宅まで夕刻には無事に到着したとの由を伺い、新東名での”GT的走行”もスッカリ堪能されたそうで、そんなハナシを伺いますとコチラも嬉しい限り。全員いよいよモチベーションあげあげで頑張っておりますヨ。で、本日は”本小ネタ”をお送りいたします。

20130529012013052902 マセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネコーンズセリエスペチアーレ(長っ!:笑:我孫子のF様号)にコートを着せてリフトアップしての作業が始まりました。

 実はこのマシン、当店の公式動画サイトであるYoutube「マイクロ・デポのたこちゃんネル」の全動画中、現在のところ最も再生回数が多いのです。エボ系クアトロポルテに御興味のある方々が多いのか、はたまた外装色のクアルツォドロミテ+内装色アヴォリオに惹かれるのか、とにかく当方の予想を遥かに上回る人気の様で、コレは嬉しい限りです。コレまた、「男性になぞらえると」&「女性になぞらえると」いったいどなた様と云うコトになるのでしょうね。

20130529032013052904 コートを着せた雰囲気は側面から見ますとこんな感じ。リアドアに白く輝く三叉鉾がとてもいいムードです。

 エンジンルームに直接接するフロントフェンダーには幾重にも養生シートを張り巡らし、早速作業を開始いたします。まずは一旦クルマを高く上げ、下回りを前から後ろまで細かくチェックしてまいります。そして、デフオイルやエンジンオイルなどを先に抜き、その汚れ具合も把握します。それらが済んだら、リフトを腰の位置よりさげた状態にして、エンジンルーム内の分解に入ります。

 エボ系V6車の場合には、前部のエアや冷却水配管、そしてラジエターファンシュラウドをはずしてタイミングベルト&ウォーターポンプ交換に臨みます。今日もいつもの様にボルトが折れました(泣)が、ソコもなんとか突破してウォーターポンプの新装が出来ました。

20130529052013052906 こちらが、ファンシュラウドのはずれたラジエター周りと降ろされたファンシュラウドです。

 御覧の様にエボ系車ではエンジンオイルクーラーが相当上の方に搭載される様になっています。その分天地寸法にワリを喰った格好となるラジエターはコアの厚みを増すコトにより容量を確保しています。ファンシュラウドには、ファンの低速回転⇔高速回転切り替えを水温に応じて制御するためのファンレジスターが装備されています。コレもエボ系車の特徴で、それ以前のモデルには無かった理念のモノです。

 今日の後半部は、ごく生真面目にお送りいたしました(タマにはいいでしょ:笑)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年5月28日 (火)

マセラティ各車を人物になぞらえる大喜利大会

 ・・・あー、そろそろ全国的に西の方から入梅だそうで(テンション、低っ!:笑泣)、東京練馬の天気も今にも降ってきそうだけど、かろうじて踏みとどまってるといった本日の有様でした。そのような中で午後一番には納車も済んだし・・・で、「ポンッ!」とアタマの中の栓が抜け、夜になったらスッカリ「ほーしんじょーたい」でネタがまったく思い浮かばないのでありますヨ。あっ、こりゃコマったコマった(笑)。

 そういった場合には当ブログのコメント欄を見る・・・わっ、スゴイね。数日前の「4vねた」のところだけ、”後出しさん(笑)”たちで大賑わいです。あ、また根源をたどると「Rたろう」先生か(きっかけのフリは「練馬のH」さんで、アブラを注ぐのはいつもの様に「おぐ」さんであるみたいだけど:笑)、しょーがねーなぁー。そもそも、マセラティの各車を人物になぞらえようと云う発想そのものがワタシの中になかったんで、面白いね、コレ。

 ・・・こうなりゃ、大喜利だ、おおぎり(笑)。

 ワタシが半分酔っ払ってコメントした「マセラティ222 4v→石立鉄男」説の様な感じで、「クルマの名前→なぞらえる人物の名前」といった感じで思いつくままコメントしてくださいね。人物は男性、女性(中間も可:笑)どちらでもお好きな方を、もちろんどちらも書いて頂いて結構ですけどね。石立鉄男さんはドラマでの役柄のみならず、その御本人の私生活にも気合が入っており、ナンと云うか、ものスゴイ人生を歩まれた方なので、パッと思いついたモノです。”同義人物(笑)”としては「前田吟」というアンサーも有り得ます。ただ、どーいったワケだか、マセラティを想う時に、若いヒトの顔は思い浮かばないんですよね。すでにこの世にいなくなっちゃってるヒト寄りになっちゃうんだよな。ソレにワタシ、ジンガイさんの俳優は全然知らないし(”ペネロペ”ってよくコメント欄に登場するケド、ダレ?)。

 今思いついたけど、例えば同じガンディーニクアトロポルテでも、「ロッソ・マデラ(さくらんぼメタリック)」と「ビアンコバードケージ(エボのアイボリー)」や「ネロ・カルボニオ(エボの黒メタ)」などでは、コロッとキャラが違ってしまうような気がいたしますし、性別もそれぞれ限定的にしか浮かんでこなくなります。内装色の組み合わせにしてもそうですよね。

 ピンクメタ外装のクアトロポルテに白い内装が入ってたら・・・、パッと思い浮かんでしまったのが「杉○彩」だし、仮に黒とかクオイオ(茶系)、ネイビー(濃紺)などのとんでもない組み合わせが内装にセレクトされていれば「カ○ーセル麻紀」としか云い様がありませんが、御両人いずれも「下卑るギリギリの線をあえて狙った芸風」かつ「ものすごくスタイリッシュ」であるコトには相違なく、ワレながら結構いい人選かと(Rたろう先生からの嵐の様な御批判がブツけられそーですが:笑)。

 だから、後楽園ホールや鈴本演芸場の満座の御客が「しーん」と静まり返る様な、マニアックなヤツでいいんですよ。そもそも「マセラティでイッてみよう!」なんですからね、ここは。「マセラティねた」に関しては、どこよりもディープで世の中の3人くらいしかわからん様なのがむしろ面白いと思います。御新規さんもよろしく御願いいたしますヨ。

 ここで、ワタシも「練馬のH」さんのリクエストにお応えして・・・

・シャマル→(現在の)美○明宏先生・(今の)○坂慶子さん

・スパイダーザガート→やっぱ、あの小説家の先生しか思い浮かばん(あまりに印象がキョーレツですからね)。

 ・・・ああああああああああ(ⓒりゅたろう先生)。

 それじゃー皆さん、頑張ってみてちょ。明日もお楽しみに!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年5月27日 (月)

マセラティクアトロポルテV6 6速本国仕様

 はい、こんばんは!なんだか一日中厚い雲に覆われてハッキリしない天候であった東京練馬ではありましたが、こんな曇天の日は却ってビミョーな色のクルマの場合には絶好の撮影日和なのです。

20130527012013052702 と、云うワケで、Youtube「マイクロ・デポのたこちゃんねる(ホントにこの名前に改名してるんですヨ、知ってた?)」に新入荷車の動画をアップいたしました。

 先日ヒト振りしておきました「マセラティクアトロポルテV6初期型マニュアル6速ミッション2リッター本国バージョン(長っ!:笑:音出ます、注意)」を本日はお送りいたしましょう。まずはゲトラーク6段を積んだクアトロポルテ自体が本邦にはなかなか存在いたしませんけれど・・・。

20130527032013052704 ・・・なんと申しましても特徴的なのは、我が国への正規輸入車には珍しい「ヴェルデ(緑)内装」に尽きると思います。

 今日は動画内にも「止め絵」をたくさんイレておきましたので、ストップモーション&全画面表示にして、そのイタリア車独特の「粋」に触れて頂ければ望外の喜びでありますヨ。自分もこんなカッチョいいクアトロポルテを持ってみたいモノではあるなぁー。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年5月25日 (土)

尊敬は出来ないケド、とりあえずはスゴイひと。

 今日は、朝目覚めたら「ひょー寒い!」何を着て行こうかと悩みながら出掛けましたが、日中はそこそこ風は吹いておりましたけれど、結構過ごしやすい気候で有難い限り。有難いと云えば、「Wさま」さん、たくさんの差し入れやら何やら本日は有難うございました、朝の7時に会社に出て、ひと仕事してからの御来店には頭がさがるばかりで、とりあえず土下座しておきました(笑)。

 昨日の朝は、4時に目が覚めてしまったワタシ。寝ぼけマナコでテレビを点けて、ニュースをボンヤリ見ていますと、なにやら、「競馬の馬券配当で得た所得を申告せず 2009年までの3年間に約5億7000万円を脱税したとして 所得税法違反に問われ 無申告加算税を含む約6億9000万円を追徴課税された元会社員の男性が 大阪地裁の公判で無罪を訴えて訴訟を起こしたら、事実上勝訴して5200万円の追徴で済みそうだ(ワタシ、ギャンブルやらないからうまく説明出来ないので、詳しく知りたい方はここ読んでみて)」と云うスゴイ話が。

 ・・・世の中にはケタはずれな「バ○(いや、愛すべき人物:笑)」がいるので人間はヤメられません。

 「35億円分の馬券を買って、36億5千万円の払い戻しを受ける」って、一体どーいった状態なのでありましょうか。どういう馬券の買い方をしているのかは解りませんが、ニュースによると、自前で作った「予想ソフト」に従って買っていたとの由。

 単勝で「ド鉄板」の1.1倍みたいなヤツを自身の高精度な(笑)予想ソフトにより、「36.5÷35≒1.043」・・・通算4.3%のあがりってコトはリスクを考えれば長期定期預金した方が良いのではないかと云う疑義も若干差し挟みたくはなりますが(まぁー、預金金利も安すぎるモンな)、いきなり35億円を持ってたワケではないと思われますので、年間を通じて開催されるすべての中央競馬、地方競馬の全レースに参加して、10万円くらいずつ馬券買うのかな?ディトレーダーでもやった方がいいぞ、元会社員(39)のヒト(笑)。

 ワタシ、「馬」も「舟」も「チャリ」も「オート」もヤラないので、この話を聞いて、公営ギャンブルの配当金には課税されると云うのを”今回初めて”知りました。この判決で5000万ほど追徴が来ちゃうみたいですから、実際のあがりは一億円。・・・えー、そうなってくると、2.85%かぁー。いいんだか、マズいんだか。ソレにしても5000万で済んで良かったね。税法にも大きな問題点があるよなぁー。・・・コレに懲りて、マセラティの中古車買え、元会社員(39)のヒト(もちろん、マイクロ・デポで:笑)!!

 それじゃー、また来週!おやすみなさーい。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年5月24日 (金)

”はなきん”の夜に・・・

 はい、おばんです!今日も一日中屋外作業であったため、昨日のコメント欄チェックを夜まで怠っておりましたら、ローズはローズでも・・・わー!「品格」っちゅーモンを弁えて発言して頂かないと嬉しいけどコマりますがなー(笑)。

 「おぐ」さん、の”タフィローズ”はワタシ知らないヒトだったのですが、調べてみたら野球選手であったのでコレはセーフ!”ピート・ローズ”の方は知ってたヨ、ムカシ「激めん」のコマーシャルに出てた野球選手ですよね。昨日の表題は、もちろんエディット・ピアフをイメージしてるにキマっておりますので、「極楽」さんは正解!ところがヘンに”トレ○シーローズ”を振るので、「りゅたろう(Fカ○プ大好き)先生」がソコだけに反応!そのうち、たこちゃんヨメから「”トレ○シーローズ”ってダレ?」って聞かれたので、ウィキペディアとグーグル画像で見せてやりましたところ、ついでに「愛染○子」は今どうしてるんだろうといったハナシになり、これまた調べてみたら三年前まで現役だったとのコトでたまげましたの金曜の夜(笑)。

 昨日のバラは、千葉の我が家の近所に住む「たこちゃんヨメ友」から頂いた枝を地面に「プスッ」っと差しておいたら、あんなに見事に咲く様な枝ぶりになったモノなのだそーです。ホントは家を買ってすぐに植えた”カクテル(一重のツルバラ)”もアーチにしてありまして、一時期はそりゃーもー「ばーばー」と枝が伸びまくってキレイな花をたくさん付けておったのですが、あまりにも伸びすぎて隣家に侵入するほどになりましたので、大掛かりに枝を剪定してしまったら、その後数年の間はなんだか「じみー」な枝ぶりになっちゃいました(今では、復活してキレイなアーチになってるらしいのですが、ワタシはナマを見たコトがありません:泣)。ちなみに「上京FMt」さんの御疑問にお答えいたしますと、練馬の店舗と千葉の我が家の間は”almost90Km”って感じの距離感です。だから帰るの結構難儀なんです。

 ところで、先ほどアパートに帰ってくる道すがら、前方でしっかりと手を握りながら仲良く歩く60代と思しき老御夫婦の後ろを歩いていました。なんだか、こういうのはイイ感じです。5メートルくらい後ろをつかずはなれずにくっついて歩いておりましたが、思わずニコニコとしてしまいました。仲良きコトは美しきコトかな。

 「練馬のH」さん(あ、ところで先日のダメ男時に”Yさん”と共同でくださった”お楽しみ袋”に入ってた”瑞泉(りゅーきゅーあわもり:第20回全国酒類コンクールで満点グランプリ受賞)”を今晩初めて頂きましたが、サスガにちょーーーーーウマでした。感謝感謝!)に云われてドキっといたしました。「五十にして天命を知る」・・・あと、六か月・・・無理っ!!(泣笑)大体「四十にして・・・」の方すらもいまだ未達成ですからね。二人合わせて「百才越え」のたこちゃんズ、老後はどーなるコトやら・・・。

 今日は、とりとめの無ーいハナシで失礼をばいたしました。

 それじゃー、また明日!

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2013年5月23日 (木)

ラ・ヴィ・アン・ローズ

 はい、こんばんは!こう毎日毎日が寝ても覚めても繋がってる様に感じられる日々を送っておりますと、次第に心も荒みがちになってしまいますよね、御同輩諸兄。ワタシはともかくとして、ウチのユーザーさん方の日々の暮らし向きをおひとりおひとりに御伺いいたしますと、どなたも社会の責任ある第一線で闘う闘士ばかりでいらっしゃいますから、その暮らしぶりは激烈で、せめてものストレス解消ツールとしてそれぞれの愛車を御使用頂いている御様子です。

 ワタシといたしましても、そうして頂けるのが本望なのはモチロンなんですが、一方で納車をお待たせしている多くのお客様には、本当に恐縮いたしますとともに、一日でも早く完成に持ち込みたい気持ちで日々精進いたしております。最近は各車の経年も進み、今まででは考えられなかったトラブルや、諸問題の発生をひとつひとつ”プチプチ”するのに一層時間を取られてしまうので、我が身のチカラ足らずを噛みしめております。・・・本日も「二勝一敗、一引き分け」って感じかな(泣笑)。

 おまけに、常勤・非常勤コメンテーターの方々は、御仕事でたいへんお疲れになっていらっしゃるところにもってきて、こんな番外地ブログを毎日の様にチェックしては長文のコメントをくださるのですから、こんなに有難い顧客に恵まれた我が身のシアワセの程は如何ばかりでありましょうぞ、と思うのです。

20130523012013052302 今日の画像は、昨日「たこちゃんヨメ」さんが、千葉の我が家の庭に植えているバラを、つぼみの状態で摘んだ花束にして持ち帰ってまいりましたので、ソレをお届けいたしましょう。

 実はいつもこの時期には我が家に戻るコトが叶わないワタシ。庭に咲き乱れるバラの花をこの目で見ることは、この商売をはじめてこのかた一度も無かったと云うワケです。毎年「写メ」を撮影して見せてくれていたのですが、今年は「生(笑)」がやって来ました。

 東京練馬は暑いせいか、つぼみは一気に開いて、今晩帰宅いたしますと御覧の様に結構イイ感じに咲いております。「バラ色の人生」とはどういった状態のコトを指すのか、この年になりましてもなかなか分かりませんが、仕事疲れで気持ちが荒んだ時には花や緑を傍らに置いておくだけで、とりあえずサワヤカな気持ちになってまいりますからコレは不思議なモノですね。日々お疲れのたまった皆さんも、気が向いたらお試しあれ。こんな感覚は、若い頃にはまったく理解出来なかったんだけどなぁー、まっ、「”トシあるね”もここに極まる」といったところでしょうか(笑)。今日は小ネタで失礼しました!

 それじゃー、また明日!

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2013年5月22日 (水)

”モノ好き”は万国に

 はい、こんばんは!今日は久しぶりに晴れて風が強く吹かなかったので、東京練馬では、ワタシにとってちょっと嬉しい気候でした。涼しいうちにと、早朝6:30から二台のブルーのマセラティ達と一日中戯れておりました。マセラティギブリと3200GT。このあたりの車種で、かれこれ新車から15年になっちゃうんですから時が経つのもハヤいモンですね。

20130522012013052202 夕方までには3200GTのエアコンポーレンフィルターの交換作業が完了。コレを交換するには、フロントバルクヘッドカバーをはずすのですが、コレまたその前にワイパーアームもトラなきゃなりません。

 このワイパーアームの取り付け部分が3200GTの場合には非常にとり難い(特に右アーム)。基本的にワイパーアームと云うのは普通起こした状態にしてハズす様になってるのですが、”この御仁(笑)”の場合には、ボンネットフードを開けようと閉めようと、右アームはフードパネルに引っ掛かる寸法の取り合いをしているために「カックン」と起こせないのです(ですからフロントウインドーを拭く時も、片手でちょっとアームを浮かせた状態を作りつつ、もう片手で拭きます。中腰姿勢なので、長時間に及ぶとコシにきます。)。・・・ジウジアーロの馬○!(笑)

 あー、そんなこんなで夕方になり、場内に佇むマセラティ3200GTさんと「にらめっこ」。

 ・・・よくよく見ると、このヒト可愛い顔してますね。フナちゃんとかコイちゃんとかナマズちゃんとか・・・ウーパールーパー(懐かし)とか、とにかく「おサカナ系」と申しますか、水棲動物っぽい感じがいたします。昨日、チェッカーを掛けてもらうために入場していたディーラーSCから戻ってまいりまして、走行感覚のチェックをするために光が丘あたりをぐるっと走ってまいりましたが、マニュアル6段を駆使して走れば実にスパルタンな乗り味で楽しめました。納車もいよいよ目前となりましたヨ。

 ところで、昨日のコメント欄を見れば、なんかスゴイことになってますね(コメントをくださった常勤・非常勤コメンテーターの方々に感謝しております)。あっ、まず「Rたろう先生」の御発言はその内容に著しい事実との相違が見受けられます(笑泣)が、この件に関しましては今晩の「りゅたろうスカイプ(最近、医院のパソコンで行うPart1と、先生が御自宅に帰って、夕飯を済ませたあとに掛かってくるPart2の二部構成になっちゃってマス。この二人はきっとデキてるな:笑)」におきまして徹底抗戦しなければなりますまい。

 また、勢いに惹かれたか、初めてコメントを賜った「ジョリー」さんも有難うございました。頼むから(笑)一回ウチでマセラティを買ってみてください(今まで苦労してきた方ほど真価がお分かりになって頂ける店です)。今後ともよろしく!

 さらに驚いたのは、「練馬のH」さんから頂いたネタ。リンク先拝見したらホントにあったよ、英国に、ウチが作ったマセラティ222 4v。6段マニュアルに積み替えたヤツですね。

 彼の国でもビトルボマセラティを買おうとするヒトが居るんだナ、そのための商品化をやってるところみたいですね。面白いのは、どーして”デポシール”をハガさずにいておいてくれたのか、と云うところと、下段のコメント欄にある、「このコンディションを維持してるのは、半分は日本の気候が良いせいなのか?」的な発言。冒頭には「やってきた時、既に大体出来てた」的な文言があって苦笑いたしました。なんだか、遠きヨーロッパが急に近く感じられる今宵であります。ひょっとして「輸出」した方がいいのか(と気付いた時には急速な円安が進む御時勢だったりする→コレだから、テールエンダーなんだよな、ワタシ:泣笑)。ソレにしても「練馬のH」さんは、日々の激務の中でどのようにすればこんなマイナー海外サイトを見つけてこられるのか不思議でなりません。情報特務機関長に任命(ホントにすごい情報通だよな:笑)。こうして、皆さんが盛り上げてくださっているおかげで、マセラティ222 4v動画の方も順調に数字がのびております。有難うございました!引き続きヨロシク。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年5月21日 (火)

マセラティ222 4v、ウチのは世界屈指を目指すヨ

 あちょー!!・・・と自らに気合を入れております。久しぶりの好天ですからね、朝から頑張らなくっちゃ。いそいそと店に出掛けてまいりました。今日はとっても暑くなると云う予報、本格的に日が差す前にすべての段取りを済ませたいモノではありますが・・・。

2013052101201305210220130521032013052104  1992年登録の「マセラティ222 4v」であります。今朝は6:30から準備して、ようやく懸案であった写真撮影に漕ぎつけるコトが出来ました。

 ロッソマセラティのボディは陽が燦々と差し込みますと、ほとんどオレンジ色っぽく写ってしまうので、ちょっとウス曇りくらいの方がデジカメ撮影向きの明かりなのであります。

 いつも思いますが、マセラティの純正色はメタリックカラーもソリッドカラーもホントに微妙な色調でありますので、こうしてネット上で発表する場合には、それでも相当念には念を入れて時間帯や天候を選んでいるんですが、なかなか現車の色調を再現するコトが難しいものです。三週間空を見上げて、ようやく何とか出来ました。 

 222SR最終型と同型のサイドステップもSRのガンメタリック処理とは異なり、4vではボディ色をそのまま奢ります。かくして、222 4vのサイドフォルムはシルエットにするとギブリⅡへの一里塚である事がよくわかります。今となっては信じられないかも知れませんが、この222 4vと云うマセラティ、新車時の定価は、当時日本で併売となっていた新型のギブリⅡよりも高価であったのですヨ。

20130521052013052106 よって相応に、各部の造作は222シリーズのそれを継承した手の込んだモノで、艤装の細部を見れば見るほどにコストが掛かって(と云うか、これでもかとメンドくさくて、歩留まりのワルそうな工作を施してある)います。

 エキゾーストシステムも、222SE・SRなどのSOHC18バルブエンジン搭載車とは全然違う専用設計のモノをわざわざ4v用に作って装着しています。この個体でも、前オーナーさんが新品交換した純正マフラーは美しく光輝いております。

20130521072013052108 サイドミラーは折りたたみ式ではない、ギブリⅡ初期型や222シリーズ、シャマルやカリフ、スパイダーザガートとも共通のモノ。付け根にあたる土台部分がガンメタリック仕上げで、ミラー本体ケースはボディ色であるところが「4v仕立て」。また4vの場合には、この写真に写るAピラーをはじめとしてルーフサイドモールからCピラーモール、ぐるっとクォーターウインドーからドア受け面モールまでをボディ色とし、各ウインドーに直接的に接するモールはすべてガンメタリック処理としています。

20130521092013052110 ですから、前方や後方からまっすぐ見る限りでは、ほとんど222SRと見分けがつきません。

 テールランプには、この個体のように通常色のモノと、シャマル用のスモーク色のモノを装着した個体の両方を見受けます。製造時にテキトーに振り分けて作った可能性もあったりして(在庫処分:笑)、今となってはそのあたりについての真偽の程は分かりません。

201305211120130521122013052113201305211420130521152013052116 ひょっとすると、エンジン以上に222 4vと云うビトルボマセラティを特徴付けるのは、この内装かも知れませんね。

 優美で手の込んだ縫製と質の良いウッドパネルを誇る222系の内装艤装をそのままに、シート全面を本革仕立てにしてあるのは、222 4vとシャマル(コチラはシート形状そのものが違いますが)だけ。ビトルボ系マセラティでコレよりスゴイ内装を持つのは、当時上位モデルであったマセラティ228だけです。

 この個体では、美しさを保つのが困難とされてきたアイボリー革装を内に秘めつつも、5万5千キロの走行距離と21年の歳月を感じさせないほどのコンディションを保ってきております。

 ブルーグレーアルカンタラとアイボリー革、そして輝くウッドパネルの華麗な饗宴です。もちろんお馴染みのラサール金時計も鎮座、正常に動作しています。メインヒューズボックスには当店オリジナルの根源的ワンオフ対策を施してありますので、この電気周りの信頼感は国産車レベルと云ってもよいのでは、と思っております。よってデ・トマソ時期のマセラティもマイクロ・デポにおいては「足にはなりうる」とお答えしております。

20130521172013052118 同じビトルボ系マセラティでも、どこに置いても高く売れるシャマルやギブリカップでは、気合の入った仕上げを施した個体を見るコトもままありますが、222系ともなりますと、マセラティ専門店を標榜する店舗でのみフルディテール仕上げを施した商品車を見る事が出来ます。また旧いマセラティの部品は一般市場において日々入手が難しくなっておりますが、マセラティ専門店を標榜する店舗であれば、自らの顧客の愛車が抱える問題を即時解決出来る様に、ほとんどの機能パーツは新品で、内外装艤装パーツは中古美品で通常在庫としているものです。稀少な222 4vだに、ドナー車を用意してございます。そんな偏執的なお店は東京練馬にしかありません(笑)。

20130521192013052120 このマセラティ222 4v、これまで前オーナー様の暖かい庇護の下、毎日の通勤や長距離ドライブの伴侶として、ごくカジュアルに使われてまいりました。ちょうど全体的にリフレッシュをするいい機会です。

 納車にあたってはタイミングベルト&テンショナーベアリング、ウォーターポンプ、カムカバーパッキン等を交換し、Vベルトやすべての油脂液体類、バッテリーなどを新品にすれば、「まだまだこれから頑張るよ」と「4v御本人(笑)」も申しております。些かクタビレはじめたエンジンの結晶塗装もこの際ですからキレイに塗り直しておきましょうね(おめかし、おめかし:笑)。

 総製造台数がたったの130台と云われてきたマセラティ222 4vですが、どうしたワケか、本日現在の有力中古車情報サイトに拠れば、ウチの子を含めて全国で5台も売りに出ている様子(泣笑)です。あーヨカッタ、ウチのだけだ、内装白いの(ソレってホントに追い風要素なのか?:笑)。ともあれ、どなたか元気よく手を挙げてくださいませ。動画も出しておきました(音出ます、注意!”マイクロ・デポのたこちゃんネル”→今日から改名:笑)。御試乗をお待ちしております!

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年5月20日 (月)

光が丘でグラっとな!

 はい、昨晩から雨が降ったり止んだりのハッキリしない天候になっている東京練馬です。午前中などは、一瞬路面が冠水するほどの大雨になりましたが、シャッターを閉めつつ籠もっての作業となってしまいました。・・・と云うワケで、「マセラティ222 4vのお披露目」が今日も出来ませんで(写真を撮りたいよぉー:泣笑)、仕方が無いから本日のブログは、昨日の午前中に我が身に起こった出来事のみでお茶を濁させて頂こうと云う魂胆であります。

 ところで、一昨日のコメント欄を拝見いたしますと、「Hでございます」さんがようやく当該記事を御覧になった様で(シーダート[このリンクが正解、たぶん:笑]は当然ミサイルの方だと思ってた:笑→談笑していた御相手がMさんだったし)、ちょっとプレッシャー掛けちゃったかナと思っていたワタシの想像を絶する奮起ぶりはサスガ(まぁ、「そういうヒト」であると信じているからこそ寄っかかれるんですが:笑)。

 一方「Rたろう先生」は先週金曜日のコメント欄に、お馴染みの後出しコメントで云いたい放題(笑泣)。「222 4vは来てから数年たつので、リフレッシュのご相談をしたところ、リーマンショックでキャンセルされたShamalがあるのでお前が引き取れと、半ば強引に押し付けられ」・・・押し付けてねぇーヨ(Rたろう奥様がブログの本件コメントを見てないコトを祈ります→いつも最終的にはワタシがワルモノに:笑)。・・・まぁ、「そういうヒト」であるとは思ってましたから、今晩もスカイプでファイト(隣に奥様がいらっしゃると、ワタシの本当の胸の内をお話させて頂けないのでコマります:笑)しておこうと思っております。

20130520012013052002 ・・・ここからが本題。

 いや、一昨日の最後の方にもちょっと書きましたけどね、ここのところワタシの頭髪は伸び放題になっちゃってるので、「今日こそは」といつもの1000円カット屋さんに行ってはみたのですが、早起き出来なかったのがアダとなり、通常より1時間遅れの10時前に到着すると、店の前には長蛇の列で「15人待ち」とのコト。で、散髪はこの際スパッとアキラメて、アパートへ帰る道すがらを「たこちゃんズの爽やか散歩(笑)」に急遽変更してお送りするコトに。

 まずは1000円カットの裏手にある「北野八幡神社」でお参り。続いて光が丘公園内を歩いて帰ろうと行ってみますと、何やら賑やかにイベントを開催中です。舞台の上では、「ぢーちゃんバンド」によるギターの生演奏が行われておりました。1960年代の名曲をカッチョよくギターアレンジしていて、その演奏はとても上手。缶ビール片手にちょっと得した気分を味わいました。

20130520032013052004 今度は簡単な金網が張ってあるエリアの横に子供たちを連れたファミリーが長い列を作っておりましたので、どれどれと近づいてみますと、「プチ動物園」でしたぁー。

 あー、なんか、「生ひよこ(笑)」なんて、ずいぶん久しぶりに見ましたヨ。コドモたちは、係員のお兄さんに導かれるまま、「わたしはウサギ!!」「ボク、あひる!!」ってな感じでお気に入りの小動物を触りに入ってました。実際にはニワトリの結構デカイのが網の中をウロウロコケコケとたくさん歩き回っており、突っつかれるのがコワイのでワタシは網のそとでニヤニヤ眺めるばかり。

20130520052013052006 練馬明るい社会づくりの会&練馬ファミリーまつり実行委員会主催 )が主催がが「東日本大震災復興支援 第17回練馬ファミリーまつり」と云うのが、このイベントの正式名称であるようです。

 周囲には、たくさんのブースや、フリーマーケットが立ち並びます。しばらくはフリーマーケットをひやかしつつ楽しみましたが、あちこちの写真を撮影しに行ってましたら、”たこちゃんヨメ”の姿が見えなくなっちゃいました。「おーい!」と探したら、こんなところに。ゴーヤのタネを貰ってきたそうです。うまく育ったら、即”ちゃんぷるー”にして喰おう(笑)。

2013052007201305200820130520092013052010 まっ、やっぱり「基本クルマねたブログ(ホントか?)」なので、こういうのも載せておきましょう。

 なんか、練馬区は松本零士先生にイレ込んでいるらしく、このイベントでもメインキャラクターは「メーテルさん」がつとめていらっしゃる様です。

 「アイ・ミーブ」を一台、すっかり「999仕立て」にした車輌を展示しておりましたが、登録番号までしっかりと希望ナンバーで「999」にしてあるところに担当者のコダワリを感じずにはおれません。コレを眺めつつ写真を撮影しておりましたら、清掃局の作業着を来たお兄さんに「このクイズにお答えください!このクルマのペーパークラフトとトートバッグをアチラで差し上げます!!」と勢いよく迫られたので、気迫負けして答えたら「100点!」だったのでホメられちった(笑)。

2013052011201305201220130520132013052014 ・・・で、そのさらに奥には「清掃車」そのものが展示してあり、これからゴミ回収作業のデモンストレーションを行う様子。

 もちろん、この清掃車はデモ専用の車輌で、左右がスケルトンになっており、ゴミが掻き入れられて、中へ押し込まれていくサマを見学出来る様になっています。

 普段から日常業務で大変な思いをされているであろう清掃作業員の方々は、みな笑顔でこのハレ舞台を務めていらっしゃいました。まずは、作業員の服装についての説明があり、作業時にはヘルメットを着用しているコト、2トンの荷重に耐えるつま先を持った安全靴を履いているコト、清掃作業中に周囲のクルマへの視認性を確保させるためのリフレクターが胸と背中に装備された作業着を着用しているコト、手袋には雨の日用と通常時用の二種類があるコト、などなどを伺いました。特に手袋の手のひら側にはかなり分厚いゴムパッドが焼き付けられており、実作業の危険性を窺わせます。ガラス片や金属片などが不用意にゴミ袋から顔を出すコトも多いそうです。たくさんのギャラリーが興味深げに清掃車を覗き込むの図は珍しいコトですが、こういったデモならば無駄ではないな、とちょっと考えをあらためたワタシでした。

20130520152013052016 今度は、そのまた奥に待機していた、「起震車(グラッとくんⅢ号:笑)」というのに興味を惹かれましたので、イッてみました。

 既に小さなお友達が列を作っておりましたが、「大きなお友達」である”たこちゃんズ”も並んで待ちました。ワタシが子供であった頃には、このような「起震車」の巡回デモなんてのは、小学校にも来たコトがありませんでしたので、50手前にしての初体験試乗であります。「震度7」、体感させて頂きましたヨ、まさに烈震激震でありました。・・・動画(マイクロ・デポのマセラティチャンネル:音出ます、注意)でもハジを晒しておきましたので、おヒマな方は御覧になってみてください。

 なんだか、たった二時間のあいだに色々と興味深い体験が出来た有意義な日曜日の午前中でした(でも、散髪はしないとなぁー)。・・・もっとも、このあとは終日”寝っぱなし”だったんですけどね(笑)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年5月18日 (土)

昨日も今日も、そして来週もフルスロットル!

 はい、こんばんは!今日も夕方になると、いつもの様に強風が吹き荒れた東京練馬ですが、「いい風」吹いてるよー、昨日今日。昨日は「Rたろう先生の戦闘機改めアシグルマ(笑)」の無事入荷を皮切りに、在庫車「マセラティクアトロポルテエボV8」の御売約(練馬のU様、有難うございました!)など充実の一日。

 今日は、朝一番に「所沢のN様」アルファスパイダーの幌開閉機構アラーム点灯問題を解決、続いて「マセラティクアトロポルテ最初期型、本国仕様2リッター、6速マニュアル車(超ょレア)」の査定及び入荷が決まり、午後には「福岡のT様(お土産を有難うございました!)」が予定通りに御来店、そのお打ち合わせは順調に進み、最終仕様も確定。夕方には「目黒のH様」が御来店、「マセラティ430前期型(内装が青いのでお馴染の個体)」の「納車の儀」が先ほど滞りなく済みました。お疲れのところ、わざわざ新潟から納車にお立ち寄りくださり有難うございました(無事に帰ったかナ)。

 ・・・あー、一日に何人ものお客さんを御相手するのって結構気疲れするモノですね、アパートに戻ってくるとスイッチがOFFになって、「完全燃焼!」と云った感覚になります。

 来週も、「中央区のT様」マセラティギブリ(ブレーキマスターシリンダー&ATクーラーホース交換完了→あとは電気周りの小ネタを残すのみ→お待たせして申しわけありません)の諸々交換作業や、「京都市のT様」マセラティ3200GTの総仕上げ作業を皮切りに、「ふじみ野のU様(先日はたくさんの差し入れを有難うございました!)」と「名古屋のK様」のアシグルマ探し、「Rたろう号」の納車段取り、週末に予定されている「佐世保のT様ご夫妻」御来店に向けた御試乗準備など、みっちり仕事の段取りが詰まっております。

 ・・・今日、明日、泥の様に寝ておかないとね。ああ、髪も切りに行きたいなァー(笑)。

 ところで、「Ryo」さんは「輪島段駄羅マスター」に決定!!よくもまー、次々と繰り出せるモノだと感心するコトしきり。ワタシ自身はともかくとしても、追従する他の常連コメンテーターさん(いずれ劣らぬ高い作文能力を備えた方々ばかりであるにも関わらず)がいらっしゃらないのを見ても、いかに難しいものであるかを痛感しております。・・・なんかコツあるの?(笑)

 それじゃー、また来週!良い週末をお過ごしください。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年5月17日 (金)

りゅたろう先生の新しい戦闘機

 あー、今日も何とか、「新入荷!マセラティ222 4v写真」を撮影しようと思い、朝早くから準備を進めていたのですが、あのお方の「日常のゲタ」マシンが存外に朝はやーく陸送されてきてしまった(笑泣)ので、諸々の都合により段取りを変えるコトになってしまいました。

 ・・・そのマシンとはコレ!

PhotoPhoto_2Photo_3Photo_4 イタ車フリークにはスッカリお馴染みのアルファロメオ147ですが、コレはGTAセレスピードです。

 陸送屋さんが持ってきた時に二階で聞いていたら、結構獰猛なエキゾーストサウンドでした。

 5月の朝、強い日差しを浴びたロッソのボディはギラギラと妖しく照り返しております。・・・カッチョいいね、意外にも(笑)。この個体、結構キレイでしょ。

 まぁ、147って、写真で見るよりも現物は大きいクルマなんですよね。その上GTA専用のエアロパーツと強力な3.2リッターV6エンジンで武装しておりますので、いよいよ迫力もいや増すと云うモノです。地を這う様に、マイクロ・デポ店頭へと降り立ちました。

Photo_5Photo_6 中を覗いてみましょ。この2トーンカラーの内装は、特に「りゅたろう先生」がこだわったポイントです。「つーとんぢゃなきゃ、やだっ!!」って・・・なんと云っても、自称”赤ちゃん人間(笑)”ですからね。

 当ブログ読者の皆さんにも日々色々とクルマ選びについてのご指南を頂いて、散々こねくり回した結果は「意外にも真っ当」なマシンとなりました。やっぱ、カラダ中にエアバッグが付いてる方がいいよ(笑)。

Photo_7Photo_8 お昼ごろには写真を撮り終えて、置き場まで自走してみました。

 加速時のエキゾーストサウンドはたいへん良く出来てます。いわゆる「カムに乗る」と云った表現が相応しい音色でして、聞いているだけでアドレナリンがピューピューと出てきます。このあたりはさすがはアルファロメオであるなと感じ入りました。ズドーンと踏むと結構ハヤいので、今後、りゅたろう先生が決して無理な運転をなさらぬ様、皆さんからの「諫言(笑)」をお待ち申し上げております。ホント、皆さんニヤニヤ笑いながらも心配してるんだからね、分かってるのかな、先生(「ボク、ぜーんぜんコリてないもーん」:泣笑)。

 ちなみに、Youtube「マイクロ・デポのマセラティチャンネル(最近ちっともマセラティぢゃない:笑泣)」で動画も御覧頂ける様にいたしました(音出ます、注意)ので、皆さんもお楽しみください。なお、御本人様用には、わざわざBGM無しの生音バージョンを別に作ってお届けしております(どーせ、「音楽要らない!」ってウルサイに決まってますからね:笑)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年5月16日 (木)

20×2+9.5=49.5 それでも押すの?・・・

 あー、今日は午後からの東京練馬、一天俄かに掻き曇り・・・ちゅどどーーーーーん!!といきなりの大雨に見舞われる様な天候でした。ホントは本日のネタを、昨日チラ見せしたマセラティ222 4vの本格的御披露目にしようと思っていたのですが、雨が降る前に撮影が間に合わず、・・・と云うワケで、「思いっきりネタが無い(泣)」のでありました(長篇旅行記のあとはいつもこうだからコマる)。

 そこで、この際「新作輪島段駄羅」大喜利でも挙行しよーかと思えど、二時間考えた挙句、まずもって自分の句がひとつもヒネり出せないので、コレじゃダメだぁー(次々出てくる「Ryo」さんってスゴイな)。

 ・・・どーしよう(泣笑)。仕方がないから、近頃気になるワタシのストレッサーについて。

 最近は、コンビニでタバコを買ったり、お酒を買ったり、ここ最近買ったコトないけど(ホント:笑)ひょっとすると「エ○本」買ったりする時にも「年齢確認ボタンを押してくださいっ!」とレジの機械の自動音声が”間、髪を入れず”に云いますし、さらに追い打ちをかける(と云うよりも火にアブラを注ぐ)様にレジ打ちのバイトにーちゃんは、さも当たり前と云った顔をして「ボタンをお願いしまーす」とノタマウ。

 ワタシはこの悪しき慣習が始まって以来、タバコを買いに行くたびに「年齢確認ボタンを押してくださいっ!」を聞かされると強いストレスを感じる様になりました。どうしても云われたくないので、右手でお金を置くと同時に左手の人差し指はボタンを押すように練習(笑)したのですが・・・押してるのに云うよなぁーアイツら(機械もナマ身も)。

 アレは一体、何のためのダレのための何の「確認」なのでしょう。だいたい、購入する主体たる当事者がボタンを押して(自認)なんの意味があるのでしょうかね。そのうち米穀通帳を持っていかないとお米が買えなかった戦前戦後の暗く貧しい時代の様になっていってしまうのかな。

 もっともっとこのような風潮が進んでしまえば、印鑑証明と免許証とパスポートと健康保険証を持っていかないと、ガソリンひとつ買えなくなるのかも知れませんヨ。建前のキレイごとばかりで、あたりさわりの無い空気感には決して「慣れるコトのない」ジジイにきっときっとなってやる(ちなみに、タバコに関して云えば、ワタシは今もタスポは作ってません)。

 普通に自販機でビールやタバコが買えていたのはホンの数年前までのコト。その時代が懐かしく思えてしまう程に社会生活は相当程度に不便になった。退化した。IT化がどんなに推し進められようとも、人間は人間の立ち位置を見失ってはイカンと思う。流されてはダメだと思う。

 もうじき50になると云うのに、納税も勤労も国民の義務としてキッチリ果たしてきているのに、どうして毎日不良中学生なみの対応をされなければならないのか・・・。この世の中、何かがおかしいと思っている今日この頃です。出来るうちに自由を謳歌した方が良さそうですね・・・国民としての義務と責任はとりあえず全うしながらも。

 今日はちょっとカラクチになってしまいました・・・タマにはいいよね。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年5月15日 (水)

マセラティ222 4vのディテーリング資料集(モデルキット造りのために:笑)

 昨日のネタ、大層盛り上がっておりますが、おそらく当の御本人様は、今現在、昨日の記事を読んでないと思われます(笑)。しかしながら、皆さんの膨らむ期待に少しでもお応えしようと、御本人様に成り代わりまして、先に「1/24(たぶん)レジンキット製作時における資料集(笑)」をお届けしてしまおうと云う強引なネタを本日はお送りいたします(あー、”Hでございます”さん、頼むからオコらないでねー:笑)。

 と云うワケで、今日は「ホビージャ○ン別冊 マセラティ222を作り込む」であります。

 以下、写真を拡大いたしますと、塗装指示なんかもありますので、プラモを作るつもりでお楽しみください。このキット、量産が実現すれば「キットをウマく作るための参考資料として、原寸大の方もついでに売れるかも知れん」と云う錯乱した目論見もあったりして(笑)。

2013051501_2201305150220130515032013051504 このヘッドライトベゼルを使用しているのは、222SRと同4v、430最終、スパイダーザガート最終、レーシングなどです。

 結構ややこしい形状をしているのが、拡大写真で御理解頂けると思います。

 この左右ヘッドライトベセル部分と、ラジエターグリルは、別パーツ化しておくと、のちの製品増強計画(まだ一号機も出来てないのに:笑)にとって大いなるプラスとなるコトでありましょう。

 当時、1/1を造ってた、メーカー自体の持っていたバリエーション展開手法をそのままなぞれば、1/24スケールモデルも一つ出来ればあとは小部品を替えるだけで、シリーズ化が可能です、ね?

20130515052013051506 前後のバンパーは、222シリーズのすべてを再現する「コンパチキット」を目指すなら、前期型と後期型の二種類が必要になってしまいます。型を入れ子にしてなんとかなりませんか(なんともならん:笑)。

 クリアパーツ部分は、多層塗装でも結構雰囲気が出せるモノですが、別パーツだったらウレしいんだろうけど、きっとワタシは付けられない(目がぁー、目がぁー:笑泣)。跳ね上がった形状が特徴のサイドミラーは、今後色々な製品展開に向けて(ビトルボ・シャマル・228・カリフ・スパイダーザガートなど、続々と:笑)、別パーツ用で型を起こしたいモノです(430や425の場合は土台の三角形角度が違うので別型が必要だけど:泣)。

20130515072013051508 Cピラーモールは、後ろからみても前から見ても(なぜか畑中○子を思い出すワタシ:笑)、結構ややこしいコトになってます。

 この部分を含めたモール類は基本モールドの方に入れ込んであらかじめ造形するのか、別パーツ扱いにするのかの選択が悩ましいですね。モールとモールの接合部分にはちょっとしたふくらみやジョイントパーツがあったりするので、そのあたりはキットを組み立てる製作者の技量に任せるコトといたしましょう。

20130515092013051510 左右Cピラーのフューエルリッドカバー(左側はダミー)には、開口部周囲に装飾リングが付いています。

 また、基部を若干省略した意匠の三叉鉾がカバー中心に貼られています。

 コレはデカールではなくて、エッチングパーツなどでどうにかならんかと思いますが、どーにもならないよね、きっと(やっぱ、面相筆でハアハア云いながらの手描き?:笑)。ルーフパネルにも実は相当複雑でダレた「R」が付いていますが、エッジは結構それなりに鋭いです。

20130515112013051512 この間、「Hでございます」さんにお目に掛かった折、「細かいコトで恐縮なんですけどね・・・」と前置きしておハナシしたのが、このリアスポイラー造形に二種類あると云うネタ(ああ、222E用や430後期用も、コレまた違うし:笑)。

 ホント原寸大でも、知らなければ一瞬見逃してしまいそうな違いなんですが、スケールモデルに縮尺された場合も、こだわるヒトはこだわりそうな部分です。後期生産タイプはスポイラー全幅と、形状が悉く違います。裏側の取り付け支柱部分も再現出来れば、より一層リアル(ところでコレ、散々塗装して磨き倒して、いざ取り付ける時に接着し損なったらメチャクチャショックだろなー:笑)。

2013051513_22013051514 リアバックパネル(頭痛がイタいのみたいですが:笑)ガーニッシュもなんだか微妙にダレた感じがビトルボ系の味と心得て、造形に励んで頂きましょう。出来ましたらここは「小物別パーツ」としておいてくれないかなー。

 このガーニッシュをはずせる様にしておいてくれれば、222E造る時にはラクなんだけど(自分で削れってか:笑)。不自然に露出した左右非対称配置のビス頭部はおそらくモールド再現が不可能なので、小物として別添にしてください(オレは付けられん、きっと:笑)。

20130515152013051516 ドアのアウターノブはスケールダウンしたモデルでは、ほとんど印象のウスい艤装扱いですが、ココ、結構ポイントなんだよな、実は。

 古今東西の様々なクルマたちを思い浮かべても、ここまで明確に四角いノブって、このあたりのマセラティにおける一大特徴なのではないかと思われます。さらに三叉鉾のレリーフがオシャレですよね。ただし、コレを1/24で再現するのは至難だと思われるので、なんとかデカール造りますか(笑泣)。同様にキーシリンダーを表現するデカールも鍵穴の長短二種類を作り、コンパチモデルにするとさらに販路が拡がるコトでありましょう。ボディサイドのゆるく鋭いエッジは222シリーズの魅力を倍加させるポイント。ここは「型」の造形力に期待しちゃいましょうね(笑)。

20130515172013051518 ボンネットフード上のNACAダクトは精微を極めた鈑金芸の極致とも云うべき凝ったモノです。1/1スケールではよく見ると結構微妙な「R」で構成されているコトがわかります。

 切り口の繊細な造形も、スケールモデルに縮尺して表現するには、なかなか難しいところでは無かろうかと思います。このあたりをどのように料理してくださるのか、匠の技を期待しちゃいますが、キットの作り手が塗装に微妙な陰影をつけるなどチューンナップするのが一般的な手法だと思いますので、皆さん、キットが手に入った暁(もうほとんどその気になってる:笑)には、チャレンジしてくださいな。

2013051519_22013051520_3 ボンネットフード先端部のラジエターグリル接合部分を拡大撮影した写真です。

 基本的に222シリーズの場合には、すべて前述のNACAダクトが開いた同一のボンネットフードパネルが使用されております。しかしながら、角目四灯型ヘッドライトを収めたヘッドライトベゼルを持つ222E・同SEと、いわゆる「シャマル顔」のプロジェクターランプを収めたベゼルを持つ222SR・同4vでは、グリル全幅寸法と、取り付けステー形状&位置が異なります。御覧の4vでも、接合部分の「R」などに若干の後付け感が漂うのはそういった理由によるモノです。

20130515212013051522_2 あぁ、トランクに貼り付けられている”ロゴエンブレム”も新車の時から各車各様で、一度ハガシてトランクパネルの塗装をした場合など、全体のバランスを考えて貼り直さねばなりませんので、センスが問われます。ここはきっと、デカールかエッチングパーツになると思われますが、いずれにしても最高難度の工作になりそうです。だけど、1/24になっても、このエンブレム類はハズせませんね。もっと難しいコト云うと、このロゴ書体には、ビトルボから430最初期までの表面が平べったいモノ(コレはエッチングで表現しやすい)とカットが入った立体造形のモノ(これはデカールで陰影付けておくしかなさそうだなぁー)がありますので、どーかひとつ・・・(笑)。ああ、センターエンブレムにも樹脂のと七宝のと二種・・・(以下省略)。

 ロゴエンブレムは現車でも時々とんでもなくカッチョわりぃー貼り方をされちゃってるのを見るコトがありますが、新車の時からそういうのもあったりするのでコマってしまいます。自動車雑誌のバックナンバーに新車時の写真を求めても、ソレがいちいち違ってたりもいたしますから、資料にあたるキット作りにおいては、いよいよ始末におえませんね(笑)。

 ところで、このマセラティ222 4v(1/1スケール)は「売り物」です(さりげなく広告を:笑)。当店顧客歴代オーナーさんの愛情に包まれて、御覧の様にディテールまで「超絶」です。もちろん、単なるオブジェではありません。その気になれば250Km/hで走行も可能(良い子の皆さんはクローズドサーキットで試してね:笑)。もうじき、このブログや当社ホームページの方でも御案内出来ると思いますので、ちょっと待っててくださいね。・・・あっ、いや、明日見に来ても、もちろん大歓迎ですヨ(笑)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年5月14日 (火)

1/24で、マセラティ222を造ってる漢のハナシ

 あんなモノでよければ・・・

201305140120130514022013051403201305140420130514052013051406 岡本 様・・・。

 お疲れ様でございます。

 Hでございます。

 あらためまして、先日は大変お世話になり(注:ダメ男の集い)まして・・・。

 いや、アレ以来こっちは模型、弄り続けております。

 しかも、F-104作ってたのに、Mさん(注:ダメ男の最長老69才だったっけ?)から、シーダート作れって言われちゃって、資料まで頂いちゃいまして・・・。

 RA-5ロボット(注:リンク先のペーパークラフト?を、あえてプラバンに置き変えて制作中)もスカイダイバー(注:リンク先の方、有難うございます!)もタイレル(注:P34→ワタシが作ってるのとは、デキが24万8千光年くらいハナれた超絶の逸品にキマってる:泣)も平行で動いてるのに・・・。

 もう、仕事より忙しい(笑)。

 まぁ、これもあの会あってのてんやわんやでありますので、何とも至福の嬉しい悲鳴であります。本当にいつも感謝しております。

 ウチのネェ様(注:奥さまのコト)も「あっという間に夜になっちゃった」と時間の経つのを忘れて楽しませてもらった様です。

 同時に今日からブログで始まった(注:このメールは5月7日に頂いたものです)弾丸ツアーの様子を観て、「なんであの2人はこんなに元気なんだぁ?」と驚いておりました。

 何せウチら2人はいつも、休みといえば家でゴロゴロしかしておりませんので(笑)

 前泊って、確かに素敵(注:「ゆっくりプラモを造りたい場合はお泊まりすれば?」とのワタシからの誘いに対して)ですね、飲めますし(笑)。ご迷惑でなければ、是非検討させて頂きたいと思います。


 222の写真、メール共々お好きにお使い下さいませ(注:と、云うお言葉を真に受けて、今日のねたに:笑)。本当に、あんなモノで宜しいのかしら、もうちょっと、進行してからの方が良いのでは・・・と逆に恐縮しちゃいます。

 現物でも大概微妙な状態なのに、写真だともっと微妙ですからねぇ。誰も分かってもらえなかった時は、一つフォローの程を宜しくお願い致します(笑)。

 また少し進行しましたら、その都度、写真お送りしますね。

 では宜しくお願い致します。

 あ、サンダーバードの応答は「F・A・B」でありますよ(笑)。(注:文面のシメとして、ワタシのコメントに関する誤りをさりげなく指摘:笑泣)←コレを書いてたら、ヨコで”たこちゃんヨメ”から、「”F・A・B”って、”father and brothers”ってコトなんぢゃないの?」とツッコまれたのですが、そーなんですか、皆さん(笑)?

20130514072013051408201305140920130514102013051411201305141220130514132013051414 えー、(こっからワタシの本文デス)どう思います?皆さん。

 僭越ながら、ワタシはモックアップ(?)状態でそのフォルムをチェックさせて頂きましたが、222の微妙で繊細なフォルムを余すところなく1/24に凝縮して再現した素晴らしいモデルになると確信いたしました。

 特に感動したのは、222のフロント&リアフェンダーって、意外に”R”が付いてて、前方及び後方に向ってシボりがあるのですが、ソレを見事に「見切って」いるところです。

 「Hでございます」さんの持つ、ワンオフモデル造りの極めて高いスキルを御理解頂くために、今回は特別に「Hでございます工房(なーんじゃ、ソレ:笑)」の完成品例をここに載せておきましょう。

 「フェラーリピニンファリーナモデューロ」は、1970年に開催された大阪万博において、イタリア館に展示された経歴もあると云う世界にただ一台のワンオフショーモデル。現在ではフェラーリ本社にあるそうなんですが・・・。

 そのワンオフ車を、そのまま1/24に縮尺し、コレまたワンオフで造りあげてしまったのが「Hでございます」と云う”漢(オトコ)”なのであります(あっ、まあ搭載されている12気筒エンジンは、さすがに流用品だと仰られておりましたが)。皆さん「ピニンファリーナ モデューロ」でググッて、モノホンの画像の方も見て比べてみてください。特に斜め後ろからのカットなど鳥肌モノのリアルさです。

 あのー、この手の話題に疎い方にあえて説明をば加えますと、コレはプラモデルをキレイに作ったモノではありませんで、「何にも無い」ところから、型を彫って形成し、その”型”の上に超肉薄のスチロール樹脂板を載せて適度な熱を掛け、型に沿うような形状になるまで馴染ませて成型したモノを、各部のバリやヒケを除去するなどキレイに整形して造りあげていく手法で造りあげた逸品です。ですから、各カウルやウインドーなどは本当に肉が薄くて、そのリアル感は抜群です。内装のシート部分などはポリパテなどで成型して造作されています。

 この繊細かつポッチャリした感覚が、イタ車のスケールモデル造形には必要な感覚だと思うんですよね。ところが”ポッチャリ”のバランス感覚が難しく、市販のモデルでは”ボッテリ”になっちゃってるのが多いんです。222の方もこのノリで完成したら、どんなにか素晴らしいモノになるコトでありましょーか!!

 さあ、皆さん!「Hでございます先生に励ましのお便りを書こう!」

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年5月13日 (月)

たこちゃんズの、電撃!能登半島一周旅行(その6:完結篇)

 はい、こんばんは!本日は夕方に「練馬のH」さん(本物:笑)が御来店くださり、昨日のマセラティイベント参加土産バナシ(と、吉四六♡)とともに、「一松」さんから託されたと仰るたくさんのお土産を頂戴いたしました。お二方とも、本当に有難うございました。H様との爆笑トークはいつも盛り上がると際限が無くなってしまうので、お疲れのところにお引き留めしてホントに申し訳ありませんでした(けど、楽しかったデス:笑)。

20130513012013051302 ・・・えー、当ブログの方では、4月29日(月)の午後からのハナシをまだやってます。

  一昨日の続きをお送りする今日の記事は、当日の午前中より「輪島市街→狼煙→輪島」と戻ってきたところから始まります。またまた街道沿いの琺瑯看板などチェックしつつ、輪島の市街地に差し掛かっても、今度はそのまま素通りいたします。

 もうちょっと時間があれば、塗り物の美術館を見るのもよかったのですが、ワタシ自身にはその手の興味がほとんど無い(ヨメは大好きな領域なのですが:笑)ため、大きな美術館の目の前を通ったけどパスいたしました。

2013051303201305130420130513052013051306 ホントは輪島周辺観光では欠かせないスポットであると思われるお寺(曹洞宗大本山 總持寺)が、ちょっと内陸のその名も「門前」と云う町にあり、ここもほとんど目の前を通ったのですが、コチラも美術館とともに次回(あるのか?:笑)来訪時の楽しみにとっておくコトといたしました。

 途中、その昔「天領」であった「黒島」と云う町を通りました。

 その一帯すべての家が黒塀に黒屋根といった佇まいで、それが海岸線に面してずらーっと並んでいる独特な景観を楽しみます。

 「北前船」で栄えていたと云う、廻船問屋の周辺のみ、クルマを降りてちょっと撮影いたしました。・・・ああ、時間が押しております(笑泣)。先を急いで、海を右側に見つつ、海岸線(国道249号)を南下いたしましょう。

20130513072013051308 ここは・・・あっ、ナンだったか忘れた(笑)。

 確かわざわざ国道をソレて、海岸まで出てみたところだったと思います。

 夏はおそらく海水浴場なのか、シーズンオフのこの日もそれなりに海遊びの観光客が来ておりましたので、管理小屋の屋上に見張りのおぢーちゃんが居て、ビールかなにかを飲みながら監視していた模様です。立入禁止の看板にヒカれて洞窟を覗き込むと、小さな滝を発見いたしました。・・・でも、この場所に来たのって、コレを見るためぢゃ無かったんだよなぁー、なんだったっけココ(泣笑)。あっ、思いだした!「砂浜が”鳴砂”になってる」と云うハナシの海岸だった。実際に歩いてみると「全然鳴かなかった」ので、印象がウスくなっちゃってたのね。

201305130920130513102013051311201305131220130513132013051314 ・・・さぁ、皆さんお待ちかねの「気合の入った崖」、二連発でまいりましょう。

 もう既に、先般来のコメント欄におきまして、一部数名のコメンテーター様から、軽く「推測ネタバラシ(笑泣)」をされている模様ですが。

 ここが、片平な○ささんが海を見つめて佇むのに世界一最適な(笑)場所であり、船越英○郎さんに追い詰められた藤○利子さんが、延々と独白を始める「事件のタネ明かしシーン」にもピッタリと云う、全国的にも有名なロケ地「ヤセの断崖」であります。

 あっ、いやワタシ「サスペンス物」とか「ミステリー物」のドラマってコワくてホント苦手なんで、基本的にほとんど見たコトは無いんですけどね。この地で撮影された実際のドラマにそういったモノがあったかどうかは存じ上げません(笑)。

 実はココ、写真には映っておりませんが、周囲には観光客がたーっくさんいらっしゃいまして、テレビや映画でお馴染のあの荒涼殺伐とした雰囲気は微塵もありません。さらに肝心のガケ尖端部分には、降りられない様に頑丈な防護柵まで装備されておりました(しかも、かなーり手前の方に:泣)ので、大迫力カットが撮影出来ませんでしたのが、いたく残念至極。

2013051315201305131620130513192013051318 続いて、ヤセの断崖の300m程隣り(海から見ると右隣)に位置する「義経の舟隠し」です。

 ここらへんの一連の崖関係は、ひっくるめて「能登金剛」と云われている国定公園です。

 前日までたこちゃんズが廻っていた「内浦」と、本日お届けしている「外浦(輪島以南)」は同じ能登半島でもずいぶん雰囲気が違う印象でした。

 薄曇りの天候もあって、やはりコチラも水○豊さんや本田博○郎さんが「Keep Out」と書かれた段だら模様のテープを張り巡らして現場検証しているシーンがなぜか想像出来てしまいます。遠く源平合戦の時代から、ここに自然が造った不思議な形状の崖があり、ソレがずーっと同じような状態で維持されてきていると云うのも、当地に歴史の重みを感じさせます。

20130513172013051320 一連の崖関係を離れていく時に、横から見るとどーなってるのかなと思って見てみましたが、細かく入り組んだ地形は、外から窺わうワタシの目を拒み、やはりクルマを降りて歩いて行かないとまったく見えないと云うコトが分かりました。しかもココ、クルマじゃないとまず行けません。電車旅の場合などではツアーバスにでも乗らないと無理だと思いました。ソレにしても、本来この旅の目的は「たこちゃんが崖に登り、海に向かって叫ぶ」モノと読者の皆さんに広く思われているフシが初めからありました(旅の予告的独白を事前にしちゃったワタシがワルいのですけれど)ので、とにかく皆さんの期待に応えて「それなりの崖には行かないとカッコが付かん」と云うプレッシャーの中(笑)、なんとか御紹介に漕ぎ付けるコトは出来ました。ただし、前述の様に周囲はヒトだらけ、駐車場もいっぱいと云う有様だったので、さしものたこちゃんも「海に向かって叫ぶ」のトコロは自粛させて頂きましたヨ(チキン野郎と呼んでください:笑)。

2013051322201305132120130513232013051324 ささ、「崖」の方はとりあえず写真に収めるコトが出来ましたので、気分的にも一段落のたこちゃんズ。

 今度はちょっとユルいスポットですが、「世界一長いベンチ」と云うのが設置してあると云う海岸にやってまいりました。

 行ってみた、そして見た、「なーげーぇー!!」確かに長いベンチ。

 まぁ、むりやりくっ付けてあるだけぢゃんとツッコミを入れたくなる御仁もいらっしゃるとは思いますが、確かに500mにちょっと満たないくらいの長さでベンチはつながっている様です。とりあえず海を見ながらタバコを一服。ひと休みしたら確認のために一番向こうまで行ってみようと思って歩き始めましたが・・・ホント結構長いね、コレ(笑泣)。

2013051325201305132820130513262013051327 いささか、ダレてきたところで、素晴らしいネタを発見!

 「岸壁の母」の碑であります。その来歴は写真をそれぞれ拡大してお読み頂きたいのですが、ワタシがコドモの頃にこの歌が大ヒット、二葉百合子さんが歌番組に出てきては「♪はーぁはわきましぃーいぃいたぁー、きょーぉもきぃーいたぁー(すっちゃららっちゃ、ちゃらちゃらちゃっちゃ)」と半泣きで絶唱するので、ソレを見ていた九州出身の我が母はなぜか毎回泣かされてました。

 そんなワケで、ワタシの中での岸壁の母と云うのは「九州のどこかの岸壁で復員船を待つ母」というイメージに長らく勝手に「脳内変換」されてしまっていたのですが、北陸の岸壁でのハナシだったんですね。今回初めて知ったので、コレは大収穫でした。

20130513292013051330 さぁ、だいぶん時間も押してまいりましたので、次々と「最後の足掻き(笑)」観光を続けましょう。

 これは「機具岩(はたごいわ)」と呼ばれる夫婦岩です。

 地元の能登比咩神社の祭神である渟名木入比咩命(渟名城入姫命:ぬなきのいりひめのみこと→ああ、難しい!)が当地に織物を伝える為、織機を背負って通りかかったところで賊徒に襲われ、命が驚き海に織機を放り投げると、その織機が岩に変わったと云うハナシが元で、いつしか機具岩と呼ばれるようになったそうです。

20130513312013051332 そろそろ低い位置に降りてきた太陽に照らされて海は静かに輝きます。ここ「千畳敷岩」を見下ろす位置にはちょうど売店がありました。

 ベンチに腰掛けてしばらくの間は海を見ながら、ソフトクリームを食べました。

 なんだか、アッと云う間の能登半島周遊でありましたので、ちょっと我にかえって「もう、終わっちゃうの?」と一抹の寂しさも感じつつ、海を眺めていました。

2013051333201305133420130513352013051336 ・・・いやいや、まだA級スポットに降りなくてはなりません。

 「巌門(がんもん)」と呼ばれるステキな洞穴があるそうなので、ここは一丁、洞窟探検とシャレてまいりましょう。

 まぁ、幾多の「崖っぷち」の他にも、「洞窟」「洞穴」「奇岩」「白い砂浜」「総天然色の海面」と、実に様々な「海岸線イベント」にはコト欠かない、ここまでの能登半島周遊ではありましたけどね。ガイドブックに拠れば、ここもスゴイらしいので。

 真っ暗な洞窟を潜り抜けますと、一転、俄かに明るくなり、我々の目の前に広がったのは、イタリアにある「青の洞窟」に倣って云えば「緑の洞穴」、エメラルドグリーンの水面を湛えた実にミステリアスで美しい空間であります。しかしながら、当日実際の同所には「観光客」の皆々様方が例によって押し寄せており、妄想に耽っている余裕はありませんでしたけど(連休中ですからね:笑)。

20130513372013051338 ああ、この「巌門」見物を以ちまして、今回たこちゃんズが目論んだ、伊能忠敬ばり(笑)の「能登半島全海岸線走破」はコレで一応の完結と判断し、このあとはいよいよ帰路につくコトにいたしました。

 常連コメンテーターの皆さんがちょっと期待しておられた「なぎさドライブウェイ」は、ここから目睫の間ではあったのですが、今回はパスいたしました。まだまだリースアップには程遠い「ウチのコペ蔵」君をサビさせるワケにもまいりませんモノで(笑)。

201305133920130513402013051341201305134220130513432013051344201305134520130513462013051347201305134820130513492013051350 点在する風力発電所の風車を眺めつつ、七尾へ向かいます。地元のフィッシャーマンズ・ワーフたる能登食祭市場に立ち寄り、能登牛ステーキ丼(880円だったか980円だったか、とにかく安価でウマかった!)と能登牛ハンバーグステーキを二人で分けながら食べました。デカイ地元名産の七輪前で記念撮影、ワタシ既にコシが抜けていますが(笑泣)。

 さあ、とりあえず早い夕食も済ませましたので、一気にここから千葉の我が家に帰るコトといたしました。

 まず、先鋒は「たこちゃんヨメ」が務めます。ナビに到着地として千葉の我が家を入力したところ、「582Km」だって(泣笑)。只今ほとんど午後6時なんですけど、こんな能登半島の付け根から、房総半島の付け根までホントにこの時間から帰ろうとするのですから、正しくアホとしか云いようがありません。

 「ねー、また行きに泊まった直江津あたりに泊まらない?」と、既に助手席で戦意喪失しているワタシ。「そんなの勿体無いから、アタシが頑張るわ!」とハナ息の荒いヨメ。

 ・・・でも結局途中でワタシに交替(笑泣)。道順をナビ任せにしてたら、なぜか気が付けば「上信越道」を走るハメになっていたんです。その上、基本一車線でワインディング続きなのでアベレージスピードは下がる一方。

 「あー、やっぱ、どっかに泊まればよかったなぁー」とブーたれつつも後の祭り。あとは気合いと根性のみで走り続けました。釜めしで有名な「横川SA」でお夜食をと思ったら、釜めしは売り切れ(ここまで何とかソレを楽しみに走っていたのに:大泣)。ああもう、ヤケクソになり、行きと同じ「高坂SA」に立ち寄り、こちら上りの車線では、初代ウルトラマンが防衛してくれているのを確認しつつ、ブラックコーヒーを飲み倒し、関越大泉→外環美女木→首都高五号線→首都高環状線→京葉道路→千葉東金道路とチカラの限りに走り続けました。

 正月以来、久しぶりに到着した千葉の我が家。ナビモニターの時計を見ますれば、「AM1:23」で、コレはもう、4月30日(火)になってから83分の超過ですね。結局、練馬出発時と千葉到着時のオドメーター数字を差し引きすると、1495Kmを走破したコトになっちゃってました。

 足掛け4日、実質は丸2日と5時間ホドを費やした「たこちゃんズ、2013GW旅」はこうして幕を降ろしたのでありました。ブログの方も丸一週間のあいだ、皆さん連休明けでお忙しい中での読破、心より感謝いたします!

 それじゃー、また明日。おやすみなさーい!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年5月11日 (土)

たこちゃんズの、電撃!能登半島一周旅行(その5)

 今日は予報通りにお昼ごろからスッカリ雨模様になってしまいましたが、午後までお客さんがひっきりなしで、雨の中皆さん有難うございました。当ブログの方は「GW旅行記」、まだヤッてます(えーん!なかなか終わらないよぅー→たった二日間の出来事なのに:笑泣)。

201305110120130511022013051103201305110420130511052013051106 ・・・いまだ4月29日(日)、午前10時50分くらいの輪島市街から本日は御案内申し上げます。

 昨晩は奥能登最先端の「狼煙」から輪島に宿を求めてやってきていたのですが、その間の見物スポットは「夕暮れの千枚田」を除いて、すべてスットばして輪島を目指してきました。

 この日行われた「たこちゃんズ、早朝ブリーフィング(笑)」におきましても、そのあたりはヒジョーに大きな問題とされ、一旦狼煙まで戻って、すべてをチェックし直すべきか、このまま輪島から南下して、さらに先のスポットを目指しておくべきかと悩ましかったのです。

 で、当初は「永井豪記念館がどーせ10時からの営業っぽいから、ソレまでの時間に狼煙方面を攻め、もう一度午前中に輪島に戻って”記念館と朝市観光”にしようか」などと云っていたのですが、案に相違して、記念館が早めの開館時間であったため、朝市周辺観光が先になったと云うワケです。おかげで輪島には未練を残さず(ホントなら普通の観光客方ですと塗り物関係の美術館を絶対にハズさないと思いますが、ワタシはスパっと切りました:笑)に、もう一度狼煙方面を見直すコトにいたしました。昨日と同じ道を逆走しているだけなのに、走行中に見えてくる風景はまったく違うモノがありまして、このあたりも面白いところです。さっそく、昨夕に取り損ねた琺瑯看板をパチリ!

201305110720130511082013051109201305111020130511112013051112 続いても、沿道のどこかにあったハズだったけど、入り口が分からずにパスしていた「輪島せっぷんとんねる(ネーミングがもう、80年代テイスト:笑)」と云う、恋人達のパワースポットだとガイドブックに記された場所を、あっけなく発見(コレも逆走のおかげ)!

 とりあえずの駐車場代わりには、能登半島地震時に使用不能になった廃トンネル内を利用いたしました。ほぼ海に面したこのトンネルと並行して、若干内陸側に新しく掘られた現行のトンネルがあります。

 思わず赤面モノの看板の数々・・・「んんー!だっせー!!」ワザとやってるのか?書体も色遣いも「今は1982年か?」と思わせるモノです。「恋人の聖地」有名なブライダル屋さんが一枚噛んでる様ですね。

 細くて真っ暗なトンネル(結構長い)を進んでまいりますと、海に出ます。今来たトンネル内を振り返るとハート型の電飾になっていたコトがわかり、またまた「なんだかなぁー(苦笑)」ではありました。まあ、そもそもが若者向けスポットではありますからこんなもんでしょうかね。

2013051113201305111420130511152013051116201305111720130511182013051119201305112020130511212013051122201305112320130511242013051125201305112620130511272013051128 ここ奥能登周辺は伝統的な製法による「塩」の産地としても知られている様です。

 昨日もこのあたりに塩田街(笑)があるのはなんとなく承知しつつも先を急いでしまっておりました(進行方向を輪島側とした時に海側が反対車線となるため)。

 本日あらためて来訪すると、なるほど沿道の海岸線には、続々と製塩業者が立ち並んでいるのがハッキリとわかりました。

 時に、昨夜のペンションディナーでは、このあたりで製塩されたお塩を掛けて、鯛の唐あげなど食する様に促されたものです。コクのあるお味はとても美味いものだと感じました。

 そのような中、一般に製塩工程を開放している道の駅「すず塩田村」と云うところに立ち寄るコトにいたしました。

 モニター画面では、往時の製塩風景を放映しておりましたので、しばらくの間喰い入る様に拝見しておりました。すべては人力による手作業で体力勝負。コドモも大人も力を合わせて作業に邁進しておりました。サスガに今では”地均し”にはロードローラーを使用している模様ですが。

 館内全般はさながら「塩の博物館」・・・ああ、東京渋谷にもJTさんがやってる「たばこと塩の博物館」ってのがあって、ムカシはよく訪ねたものでしたが、「世界中の岩塩塊」の展示とか、洋邦製塩の歴史、様々な製塩方法についての説明など、こちらの塩田村でも充実の展示を御覧になるコトが出来ます。

 しかしながら、何と云っても渋谷に勝ってスゴイのは、目の前でホントに塩田やってるところを屋外で直接見るコトが出来る点に尽きます。

 この地方でしか見ることが出来ない製塩技法は「揚げ浜式製塩」と云うものだそうで、その塩作りに関する一部始終を見ることが可能ですし、望むならその作業工程に体験的に従事するコトも出来ます。

 体験窯からはもくもくとケムリがあがっております。薪が山と積んでありましたので、ソレをくべているのでしょう。冬はともかくとして、真夏はかなーり暑そうだなぁー。

 藁葺き屋根の小屋がありましたので、中に入ってみますと、昔ながらの道具による製塩、抽出などの工程を表現した原寸大実物ジオラマ展示がありました。現代、通常のスーパーで売ってるお塩などはイオン交換で大規模施設において製塩されているモノだそうです。ちなみに先日のダメ男参加賞(笑)のお塩はここで製塩されたものです。

2013051129201305113020130511312013051132201305113320130511342013051135201305113620130511372013051138 さぁ、さらに能登半島の外浦北上を続けましょう。「あー、アレはどのあたりだったのかなぁー」・・・昨日通り掛った時にホンの一瞬見えた「川に於ける超絶の風景」を求めて走り続けました。

 そのうちに、目印に憶えておいた旧そうな神社とノボリの群れを発見!「あー、ここだ、ここだ」

 神社の対面にある公民館の駐車場にコペ蔵さんを置いて、小走りに現地へと向かいます。

 川だけを覗くとなんでもありませんが、その上を御覧ください!「なんぢゃ、こりゃー!」っと驚愕の鯉のぼりの群れ。

 この川は大谷川と云うらしいのですが、川の上には延々と鯉のぼりが泳いでおります。ああ、そうか、川を泳ぐ鯉をそのまま見立てたイベントなのでしょうね。

 たこちゃんも「鯉ちゃん(のつもり)」になって一緒に泳ぎます(笑)。

 ソレにしても「大きな鯉のぼり」って、コドモ時分、端午の節句の時には、どれほどアコガレたものでしょうか。小学校四年生くらいになるまでは毎年の様に親にねだっておりましたが、ついに一度も実現するコト無く50を迎えます(笑泣)。

 しかしながら、このイベントを見るだけで、「200年分(笑)」の端午の節句をヤリ遂げた気分になりました(あとは五月人形大会と、柏もち一気食いかな:笑)。ノボリを見ると「大谷川鯉のぼりフェスティバル」とあります。毎年のこの時期には開催されてきたイベントなのでしょうか。事前情報に拠らずにこういった美しい情景に出会えるのも、また旅の醍醐味でありましょうね。

201305113920130511402013051141_5201305114220130511432013051144 この界隈の海岸線道路は、「奥能登絶景海道」と呼ばれている様です。

 あぁ、もう確かに「絶景、絶景、また絶景!」と云った感じで360度ドコを眺めても、疑う余地無く「絶景」なのであります。

 輪島を背にして、狼煙方面に向かいますと、左手には常に海の絶景が広がっておりますし、ちょっと山沿いに参りますと、春の草花咲き乱れる絶景といった具合です。

 しばらく沿道を黄色い花畑が覆うこのあたりは、天気も良かったおかげでホントに美しかった。

 早く前の無粋なクルマがどっかに曲がっちゃってくれないかなーと思いつつカメラを片手にシャッターチャンスを待ってたら、対向車線に「ふぇらりー」が。

 生きているうちに、「ふぇらりー」か「ませらっち」に乗って当地を再訪いたしたいモノですが、ワタシにとっては手が届きそうで届かない望みである様な気がいたします(笑泣)。いや、さっきのフェラーリだって、一世一代の冒険旅行、本日只今人生ハレの舞台に立っているのかも知れません。内陸側の沿道には、この地域独特の工法で設えられた垣根(間垣)が続いています。そんな風景を心に留めおきながら、人生の機微について考えたりいたしました。

20130511452013051146201305114720130511482013051149201305115020130511512013051152 このあたりでは、ちょっとメインの海岸線道路をソレて、さらにドメスティックな「海っぺり」まで降りてみようと云うコトになりまして、「木ノ浦海中公園」と云う地味なところにやってまいりました。

 はい!皆さんご注目を。ここでようやく「ゴジラ岩」を発見!どの奥能登ガイドブックにも掲載されている「ゴジラ岩」と云うスポットを探して、このあたりまで降りてきたワケですが・・・いや、ガイドブックの写真とは周囲の景観が違いすぎるよなぁー。

 一方で、現前に聳え立つ大岩は、どー見ても「ゴジラとミニラの親子像」にしか見えない。特に若干赤っぽく見える”ミニラ頭部(笑)”にはミニラ独特の二重瞼すら装備されているように見える(ワタシ、トシあるから幻覚を見てるのかも知れないけど:笑)。

 あっ、なんか違うよーな気がしてきたけど、まっ、いっか。

 「ゴジミニ岩」を離れてクルマの方に歩いて行くと、波打ち際がエラくゴミだらけなのに気が付きました。

 ああ、コレが所謂「漂流ゴミ」と云うヤツか。・・・「?」あー、コレは「大陸の半島」の方からはるばる流れてきたモノの様です。異国の文字が書かれた様々な容器、ペットボトル。右の写真など「どーしてシリコンシーラーが(苦笑)」といった感想、いかにも日本海側のさいはてらしい風景でした。やはり絶景ばかりではありませんよね。

2013051153 2013051154

 行きに通った花の道も、帰りがけには他の通行車がまったく居なくて写真撮影には好都合。

 時折、完全にクルマを停止させてはパチリ、パチリと美しい止め絵を撮影いたしました。今回たまたま「春の能登」を訪れたワケですが、季節によっておそらく大きくキャラが異なって見えるのではないかと思います。きっと真冬などは雪景色に覆われるコトになるのでしょうね。それはそれで、また絶景だと思うけど。

20130511552013051156 さらに走り進めるうちに、ようやく看板を見つけましたよ・・・「ここはゴジラ岩」。

 反対車線に立ってるので、ウッカリ見落としそうになりましたが、よかった、ヨカッタ。さっきたこちゃんズが発見した「ゴジラ&ミニラ岩」と出来を比較いたしました。

 で、肝心の「(本物)ゴジラ岩」は「ゴジラ岩」と云うだけあって、やっぱりゴジラには見える。ガイドブックに拠れば「夕日を浴びるといよいよゴジラ」なのだそうです。うーん残念、本日は夕日の時間までここに滞在するワケにはまいりません。オレたちの(笑)ゴジミニ岩の方が、一層表情豊かでリアルだった様な気がするが・・・。

20130511572013051158 続いては山から湧き出でた水がいきなり滝となり海に直撃で落下すると云う「垂水の滝」です。

 この季節では普通に落下している水も、真冬になりますと日本海から吹きつける強風により水が吹き上げられて落下しないという、極めて珍しい現象を見るコトが出来るそうです。この滝も昨日は立ち寄れなかったスポットでありました。立ち寄れてよかったな。

2013051159201305116020130511612013051162 本日のシメは、輪島の市街地にほど近い「御陣乗太鼓之地」です。

 昨日にお届けした輪島の夜篇でも御紹介した「御陣乗太鼓」ですが、その実際の舞台となったのが、この現在「名舟港」となっているところらしいです。

 歴史に残る武将として、全国的には、つとに有名かつ人気の高い「上杉謙信」ではありますが、ここ輪島では完全な仇役扱い、要するに「神をも恐れぬワルモン(笑)」です。

 一昨日の太鼓イベントを本日は短い動画(音出ます、注意。「マイクロ・デポのマセラティチャンネル」)でお楽しみ頂ける様にいたしましたので御覧になってみてください。勇壮なパフォーマンスであります。

 あー、皆さんも連休明けの一週間、お付き合いくださいまして有難うございました。よい週末を!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年5月10日 (金)

たこちゃんズの、電撃!能登半島一周旅行(その4)

 はいよー!一丁あがり!!仕事を終えてからの”写真60枚にキャプション仕様”はホントきついですな(花金だし、ダレも読まない可能性が大だし:笑泣)。

 ああ、久しぶりに云っておきましょう。このブログはマセラティ専門店のマイクロ・デポ株式会社がお届けしている「マセラティでイッてみよう!:Part3」と申しまして、本来は旧いマセラティやフェラーリについての有益な情報をお届けしたり、当店の新入荷情報をお届けしたりするモノでありますが、御覧の様にほぼイタリアと関係無いハナシも多いのが特徴ですから、ネットさぼり(笑)や通勤時間のヒマつぶしにも御利用出来ますヨ。初めてきて面食らってる方々も、これから御贔屓の程を(コメントもよろしく!)。

2013051001_22013051002_2 ・・・もう、連休明けも4日目ともなりますと、つい先日であったハズの旅の記憶も、日常業務の方に”脳内記憶ディスク(笑)”を相当容量割り当ててしまいましたので、今こうしてサムネイル画像を見ていても「?」ってな写真ばかりで、キャプションをどのようにつけようかと思案投げ首であります。4月28日(日)の日暮れ前、輪島市街地に位置する「ペンションかもめ(かもめのお宿)」さんに到着いたしました。この日の晩飯と翌朝の朝食がセットされたプランでの宿泊でしたが、ボーっとしていてどちらも写真を撮りそこねました。夕食は鍋あり、刺身あり、鯛の御頭唐あげありと、大変充実して美味しいものでした。小鉢に盛られた一品料理の数々も、その一つ一つに心がこもっており、地酒を嘗めながらのシアワセなひと時でした。

2013051003_32013051004_2 夕食が終わると、ツイン女将さん(この宿ではお二人のおばはん方ですべてを切り盛りしています)から、「駅で夜になりますとタイコたたきますから、お散歩がてら見にいかれたら如何ですか?」と教えて頂きました。

 ハラごなしと酔い醒ましを兼ねて、せっかくだからとプラプラ出掛けてみました。本来ペンションからはちんたら歩いて7分と云った場所に、ソレは位置していましたが、タバコを買うために方向違いのコンビニを経由したためにトータル20分くらいは歩きましたか。

2013051005_22013051006_2 おー、なんだか、急ごしらえっぽくはあるけれど、「タイコの会場」として観客用のムシロが大きくひろげてあります。

 イベントの開始までにはまだ小一時間ほどあるようです。ちょっとハダ寒かったので、どっかでお茶でも飲めないかなぁーと周囲を見渡すも、御覧の様に真っ暗(笑)。まだ夜の8時なんですが、「駅」のテナントだに一軒も開いていません。仕方が無いので、「駅」に入ってヒマをつぶしましょ。

201305100720130510082013051009201305101020130510112013051012 あー、コンコースを入ってまいりますと踏み切りの向こうにプラットホームが見えます。しかしながら、コレはいまやレプリカの輪島駅。

 七尾線の穴水⇔輪島間が廃線になって以来、ここ輪島には実は鉄路がありません。それでも、先ほどのペンション女将さんの様に、地元のヒトはここを「駅」と云いますし、ちょっと上方の写真に戻って頂けますと分かりますが、廃線後12年も経過しているのに駅前の交差点には「輪島駅」と表示板にはあります。

 やはり輪島の人々にとっては、「バスターミナル&道の駅」となってしまった今でも、この場所は「駅」なのでしょう。

 プラットホームに建つ駅名表示板に「→シベリア」とあるのは、往年の駅にあった”落書き”をそのまま残して再現したモノだそうで、シャレの分かる駅長さんであった事が偲ばれます。その来歴は画像を拡大してお読みください。この現「道の駅」の駅長さんも負けず劣らずシャレの効いたヒトでして、コレを読みながら思わずニヤニヤとしたものです。輪島道の駅の愛称は「ふらっと訪夢(”ふらっと訪れる夢のプラットホーム”といったシャレなのでしょう)」。ガイドブックや周辺各地の案内板、ネット情報などでは「ぷらっと訪夢」と誤った記述を見掛けますのでご注意を。

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 御覧の様に、今ではスッカリ「バスターミナル」ですから、夜の8時になると真っ暗になっちゃうワケです。

 実際、世の中では連休二日目の観光地だと云うのに、ここまで歩いてきた20分の中で遭遇した人間は迂回してタバコを買いに行ったコンビニの兄ちゃん一人だけでしたもんね(笑)。輪島はやはり「朝」の街、夕飯とタバコやお酒の準備は昼のうちに段取りしておくべきモノでありました。で、歩き回ってホロ酔い気分のワタシは恒例の「ゴザ(和室)があったらとりあえず寝る」をここでも実行。

20130510152013051016 そんなこんなで、ようやくイベント開始時刻となりました。「御陣乗太鼓」と云う、この演目は、謂れがちょっと面白いのです。

 能登の七尾城を攻め落とした上杉謙信の軍勢が余勢を駆って当地を次のターゲットに定めやってきた折、地元の古老が発案した「海草をカツラに、樹皮をお面にしてバケモノに扮装し、太鼓をドンドコ打ち鳴らしながら夜襲をかける作戦」が見事成功、「すわ、バケモノ襲来!」とビビッた上杉勢は戦わずして逃げ帰り、この周辺地域は事無きを得たというハナシ。農民漁民の素人集団が天下の軍勢に一泡吹かせたと云う、とっても痛快な逸話です。

20130510172013051018 ・・・ところが、この晩はヤケにしんしんと冷え込んでまいりましたので、風邪をひいたら大変と、太鼓鑑賞を中座して帰るコトにいたしました。

 ねっ?人っ子ひとりいないでしょ。さっきの道の駅でもワタシたちが到着した段階では「この人出でホントにタイコやるの?」と訝ったくらいにヒトが集まってなかったのですが、太鼓がはじまったら、ドコにこんなに大勢のヒトが居たのかと云うくらいにワラワラと集まってきたので驚いたくらいなんです。唯一灯りが点っていたのは、宿泊したペンションの斜向かいにある「イタリアンレストラン」のみ。6月まで予約は一杯とのコト。ここの市街地はどのような業種であってもみな和風の建物です。さぁ、暖かくして寝ましょ。

201305101920130510202013051021201305102220130510232013051024 ・・・夜が明けて、ようやく4月29日(月)の朝になりました。宿泊したペンションは、全国的に有名な「輪島朝市」にも歩いて5分。

 「今晩のお客さんが来はじめる午後3時くらいまでは、駐車場つかっていいですよ」との有難い御言葉に甘えて、コペ蔵はそのまま前夜の駐車場に置いておき、徒歩で朝市周辺まで向かいます。

 今では「東日本大震災」のカゲに隠れてしまいましたが、数年前には「能登半島地震」と云うのがありました。ここ輪島は震度6強を記録しており、もっとも被害の大きかった地域でもあります。

 御覧の様に市中のメイン街路には、電線&電柱がありません。宿の女将さんが云うには、復興時に地中ケーブル化したとの事でした。

 どうりでこのあと街の中を細かく裏通りまで歩いていくと、ところどころに不自然な空き地が散見されたワケです。取り壊したまま戻ってこなかった方々もいらっしゃる様ですね。で、ほどなく「朝市」地帯に突入。

20130510252013051026 ここは左の様な情景と右の様な情景が混在するカオス的風景。

 基本的には地方都市の旧い商店街なんですが、そのそれぞれの店の店先にこうしてブルーシートを敷けば簡易商店の出来上がりです。

 ちょっと意外だったのは、始まる時間が思ってたよりも遅いと云う事。朝の5時とか6時とかに始まるのかと思えば、8時になってもようやくパラパラといった感じです。

201305102720130510282013051029201305103020130510312013051032 仕方が無いので、とりあえずは朝市の最奥部まで歩いてみました。

 今も動態保存された井戸の手押しポンプがステキです。

 輪島の朝市は観光客向けといった側面よりも、ホントに周辺地元民に密着したモノで、実際に駐車場を覗きますと、そのほとんどが地元ナンバー車でした。

 用を足しに入ると目の前に面白いステッカーがあります。「輪島段駄羅(わじまだんだら)」と云う、俳句でも狂歌でもない、輪島の塗り物職人の間で育まれた当地独特の粋な”ことば遊び”だそうです。

 「五・七・七・五」と詠み、中間の「七・七」は韻を踏んでいなければなりません(と云うか、同音異義のダブルミーニング)。かつ前半部「五・七」と後半部「七・五」でまったく別のテーマをうたい、その上、全体を通してみるとなんとなく繋がってる、と云う様に詠まなければならないのだそうです。コレはヒネろうとしても、なかなか一句ヒネるコトが出来ませんね。知性溢れる職人さんならではの粋な言葉遊びです。

 懐かしげな牛乳ベンチやレトロバス、そして赤い鉄橋が雰囲気を盛り上げる、朝市の裏手風景です。このヘンで、牡蠣の炭焼きを焼いていましたので、一旦「たこちゃんヨメ」が列についていたのですが、40分くらい掛かると云われてアキラメました(当日コメント欄における皆さんの御推測にお応え出来ませんで、すみません:笑)。

2013051033201305103420130510352013051036 そして、実はこの旅の「隠れメイン」スポットであった、こちらに「♪うんぱかぱっぱー、うんぱかぱっぱー、うんぱかハレンチうんぱっぱー」とハミングしながらやってまいりましたヨ。

 その名も麗しい「永井豪記念館」であります。

 ここ輪島は、世界的漫画家である永井豪先生の出身地だそうで、この記念館は朝市のメインストリート内に建っております。

 朝市の開催時間に合わせて、この手のスポットにしては珍しくAM8:30からの営業であるところが、タイトなスケジュールのたこちゃんズにとっては大いなる福音でした。一方、やはりこの手のスポットにありがちな「場内撮影禁止」攻撃には、ブログ隊長(笑)として些かならずゲンナリ。玄関ポスター前での撮影のみが許されておりましたので、コレだけでご勘弁を。パソコンによる「お絵描きコーナー」でたこちゃんは「ハニー」ちゃんを、たこヨメは「ヒゲゴジラ先生(byハレンチ学園)」を描き、プリントしたそれぞれを記念に持ち帰ってまいりました。メイン展示の「原画コーナー」は、みごたえタップリで、漫画界の巨匠の筆遣いには驚嘆するモノがございました(ただし、展示されている原画が、デビルマンやマジンガーZ、キューティーハニーのみならず、へんちんポコイダーとかけっこう仮面まであったりするのがウレしいんだけれども、どーしたモノかと:笑)。

201305103720130510382013051039201305104020130510412013051042 永井豪記念館のエントランス近くに設けられたミュージアムショップには永井キャラの描かれた輪島塗製品が数点展示してあります。

 そのキャプションを見ると「塗太郎さんで取り扱っています」とありました。

 一旦記念館を出たワタシたちは「♪まぁじぃんんがぁああああ、ずぇーっと!」と歌いながら朝市のヒトごみに紛れつつ、その塗太郎さんと云うお店を探して歩きましたが、朝市を端から端まで往復してみても、どーにもこーにも見当たりません。

 仕方が無いので、記念館に戻り、どこにあるのかを聞いてみると、「記念館の並び、三本目の路地の奥を入ったところにあります」とのコト。

 「えー、この細いのも一本と数えるのー?」と訝りつつ、三本目の奥を覗くと確かに看板には「塗太郎」さんの文字が。店内はまるで普通に輪島塗のお店で、もちろん御覧の様に結構敷居が高ーい。ショーケース内を一瞥しても、ちょっと買えそうな価格のモノはありませんね(泣)。たこちゃんヨメさんは恐る恐る尋ねます。「あのぉー、永井豪・・・」「あー、ソレはソコのショーケースにありますよ」といっけん気難しそうな店主らしきおじさんは速攻かつ気さくに答えてくださいました。

 で、おそらくこの商家の取り扱い品目の中で最も安価な商品であると思しき一組千円のお箸を2セット、旅の記念に買うコトにいたしました。「それじゃー、マジンガーZの黒とぉー、キューティーハニーの赤をください」「はい、こちらがマジンガーZ黒、そしてキューティーハニー赤でございます」と麗々しくお店のお姉さんが箱をひとつひとつ開きつつ、極めて丁寧な接客態度で見せてくださいます。ヨメとお店のお姉さんとの一連のやりとりは、極々普通の会話であるにも関わらず、この空間が空間なだけに、「マジンガー」とか大真面目に云ってるのを聞くと、横で見ていて笑いをこらえるのに必死でした。

20130510432013051044 もう一度、朝市の雑踏に戻りましたが、永井豪記念館訪問を終えて、スッカリ大仕事を達成した気分のたこちゃんズは、もはや朝市はどーでもよくなってまいりました。

 そんなところに、そのあたりで購入した海産物などを、七輪で炭火焼出来るコーナー(無料)を発見いたしました。いつもだったら、必ずやってみたくなるイベントですが、今朝のペンションで朝食があまりにもウマかったため三杯メシを食べてきてしまっていた我々は御辞退申し上げました。

2013051045201305104620130510512013051052 その後は、いよいよ本格的にヒトが増えてきた朝市のメインストリートをわざとハズした行動といたしました。

 またまた恒例の「普通の街歩き」に突入です。

 脇道に入って行くのも、「勘」がモノを云います。「どーも、ここがくさい」と云う予感に従い、入って行った路地の先は、果たして結構”ささる”物件が多数見られるエリアとなりました。

 格調高い古いお寺、格調高すぎる医院(ココ、現在も営業してるのかなぁー→入院応需とあるが:笑)、格調高く下卑た飲み屋(潮風に晒されてアレた感じが風流)、看板建築の自転車屋さん(ブリジストンの黄色い看板に70年代テイスト横溢→今でも”ドレミまりちゃん”売ってそう:笑)。うーん、コレはなかなかいいものを見せてもらったわい。

2013051047201305104820130510492013051050 ・・・と、格調高すぎるお医者さんの対面に、いっけん極々普通なお肉屋さんを発見!

 ちょっと街歩きをしてたら、ハラがこなれてきたので、初めは「コロッケ」の文字にヒカれておりました。コレを肴にビールを、とイキたいところですが、このあとには超ロングランが控えておりますので、グッとガマン。

 ふと店の傍らにあるノボリを見ると、「かかし」の文字と絵が。

 店内から出て来た「たこヨメ」が申しますには、「なんか、”かかし”ってぇー、輪島人のソウルフードらしいワヨ」とのコト。コロッケとともに購入してまいりました。ここのお店は注文を受けてから目の前で揚げてくださるのがいいところ。そのままアツアツを咥えてみると、コレがウマイ!先日の「ダメ男の集い」でも、ヨメはコレのレプリカを作って皆さんに振る舞いましたが、「あんなふうに厚くコロモが付かないのよねぇー」と嘆いておりました。ダメ男の皆さんには申し訳ありませんでした。”本物”はこういった感じであったのです。

2013051053201305105420130510552013051056 ちょっとまた、ハズれているけど案外メジャーなスポットにまいりました。

 「輪島工房長屋」さんです。黒塗りの長屋が二棟、並んで建っております。

 本来ですと、オモテから職人さんのシゴトを覗き見るコトなどが出来る様子でしたが、連休で職人さんもお休みの様です(まだ朝早かったからかな)。

 観光看板にも「永井豪」色が出てまいりますのが輪島というところ。豪先生も漫画家にならなければ、輪島塗のハイパー職人になられていたかも知れませんね。そのような長屋の脇に見つけた「新作輪島段駄羅」を一句、画像で御紹介。このような形で、街のあちらこちらに掲示してあると云うので探してみたのですが、なかなか見つからないと思ったら、こんなに小さいプレートだったのですね。

2013051057201305105820130510592013051060 工房長屋の対面には、こんなにステキな市営の「足湯」がありました。もちろん天然温泉がジャブジャブ湧出しております。

 メイン建屋の右隣にあるサイロ状の塔が「冷却塔」となっており、ラジエターの様な原理で温泉を適温まで冷却して引いています。源泉掛け流しってヤツですかね。

 「ワンダふろ」っておやぢギャグのも、はじめは意味が分かりませんで、「ここで足を洗えってコトなのかな」と思っていたりしましたが、ああ、お犬様用の温泉なのね、と10秒後にようやく気がつきました。

 ワタシたちが入って行くと、そこには元気のいいじーちゃんがお二人と、別の観光客御夫婦がいらっしゃいました。はじめは様子を伺う様にしていた85才だと云うぢーちゃんが、色々とこの足湯の効能や来歴について自慢めいたハナシをしはじめました。「あー、奥さんは足が真っ赤になってる。コレ健康な証拠!健康なヒトはここに入れると真っ赤になるんです。(もう一人の歩き回って足裏ツボ押ししているジーチャンを指差して)コノ人なんかは、ここにこうして毎日来てるんですから、もうケンコーそのもの!」・・・ワタシはニヤニヤしながら聞き入っておりました。「このジーチャンたちは、市の職員とかボランティア説明員のヒトなのかな」と聞き始めのウチは思っておりましたが、さにあらず。よくよくハナシを聞けば、単なるヒマじいさんたちでありました(笑)。こうして毎日ココに来ては、観光客相手に輪島温泉の魅力を力説しているのでありましょうね。

 ・・・さぁ、そろそろ輪島をあとにしなければなりませんね。この段階でもまだ午前10時くらいなんですけど、中身の濃い輪島朝市紀行とはなりました。読む方もツカれるよね(笑)。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年5月 9日 (木)

たこちゃんズの、電撃!能登半島一周旅行(その3)

 あー、本日は連休が終わってまだ三日目だったワケですが、ワタシもいきなり”根詰めて”たらアッと云う間にカラダの各部がバラバラになっております(笑泣)。トシあるね関係者の皆様は、カラダを労ってあげてくださいね。

2013050901201305090220130509032013050904 ・・・今日は昨日の続きで、いまだ4月28日(日)の午後のおハナシ。

 「おーい!たこちゃんヨメやーい!!」っと、海にハマらぬ様に時折足元を確認しながら、石台の上をピョンピョンと小走りに進みます。

 長い年月の間に、波が穿って少しずつ複雑な造形に形造られてきたのであろう岩肌の洞穴。岸壁に沿ってしばらくの間はこの洞穴内を進んでまいります。

 昼もなお薄暗い空間ですが、ところどころ漏れ差す陽光により、一種幻想的な雰囲気を醸し出しております。歩行者用の通路をはずしてしまえば、足元は本来すべて日本海の水面なのでありましょう。

2013050905201305090620130509072013050908 このあたり、満潮時の水位はどのあたりになるのかと思いますが、ところどころに池の様な水溜り(と云っても、めちゃくちゃキレイで透明度の高い海水なんですが)が形成され、「フジツボ」とか「アメフラシ」系の生物観察にはもってこいのスポットです。

 コケなのか、岩海苔の類なのか、そのスジの知識に疎いワタシには皆目分かりかねますが、キレイな海水のせいで、どれもドレッシングかけて今すぐに食べられそうに見えるルックスの海草がそこらへんに群生しています。

 たこちゃんヨメは「コレ、どー見ても海草サラダに入ってるヤツよねー」とか云いつつ喜んでおりましたので「拾うんぢゃねーぞ!」と一応クギを刺しておきましたが・・・ホント、実際喰えそう(笑)。

2013050909201305091020130509112013050912 一方、ひたすら喰い意地の張った夫婦とは対照的に、子供さんを連れてきていたお父さん方は、この場所で海洋生物の生きた勉強をさせていらっしゃいました。

 夏休みなどは、さぞや観光客が多いのだろうと思われますが、宿題の自由研究などにはもってこいのネタがそこいら中にあります(生物・植物・地層・地形などなど、その切り口は多彩)し、「クジラの形をした遊覧船」も別途料金で航行しておりますので、御家族皆さんで行っても楽しめる好スポットと云えるでしょう。

 但し、足元はあくまでも海(踏み石の表面にもコケ生してたりいたしますし)ですから、お子さんの行動には目を光らせてないとイケないかも知れませんね。あまりにも凪いでますので、つい油断を生ぜぬ様、老婆心ながら。

20130509132013050914201305091520130509162013050917201305091820130509192013050920 次に目指したのは「恋路海岸」とその名もロマンチックなデート用スポット。

 写真はわざと他の人々を避けて撮影してきましたが、結構多くの観光客で賑わっておりました。

 夫婦岩に擬した天然の岩、日時計なのかな、不思議な青いオブジェ。

 そして、海岸を歩いてまいりますと、「えんむすびーち」と書かれた鐘。

 ・・・うーん、ちょっとベタな観光地だな、ここは。

 ところがさらに砂浜を進みますと、波打ち際のすぐ近くに屹立する小さく背の高い島(と云うか、大岩)が我々の目を奪いました。

 遠くに見えていた時には、アタマに髪の毛を生やした大岩にしか見えてなかったのですが、正面まで到達してみると、切っ先の鋭さがわかり、なかなかオツな天然オブジェであります。

 本名は看板にある様に「見附島」と云うらしいのですが、ガイドブックによると、やはり一般には「軍艦島」なのだそうです。

 干潮時であれば、島に触りに行けそうな通路(「見附島」看板の裏手)が水面上にすべて顔を出しているモノと思われますが、ワタシたちの来訪時には、とぎれとぎれになってる様だったので、ヤメておきました。水位がさがれば、ひょっとすると島の基部には岩の浜が出現するのかもしれません。

20130509212013050922 続いては、ガイドブックを見ながら「須須神社」にまいります。

 この奥能登の最先端部分は、現在「珠洲市」と云う名前になっております。読みは「すず」です。このネーミングの起源になっているのが、そもそもはこの神社の名前である様です。・・・関係無いけど、向かう道すがらに往年のモペット「リトルホンダ(自転車の様にペダルを漕ぐコトも出来る)」を発見して思わずパチリ。そんなコトしながらすぐに着いちゃいました。参道入り口脇では可愛い花々が出迎えてくれます。

201305092320130509242013050925201305092620130509272013050928 さっそく参道を歩いてまいりましょう。

 きっと、ここに掲げた写真では、とっとと本殿まで行けてしまう様に見えているコトでありましょうけれども、どーしてどーして(笑)、まー、登りの急勾配は果てしなく続きます。

 そうして、ようやく本殿前に到着。何事も苦労をしないと功徳は無いモノかも知れません。

 歴史の旧い由緒正しき神社です。やはり、幾度も再建されてきたのでしょうけれど、周囲の古木が醸し出す雰囲気は荘厳なものです。皆さんの安寧を御祈念申し上げてまいりました。

 ・・・そして、よせばイイのに(笑)、このたこちゃんズ旅ではスッカリ恒例となりました「たこちゃんヨメのおみくじ引き」。

 まずは中から可愛いお守りが出てきてちょっとウレシイ気分。肝心のおみくじの方は・・・「末吉」で、思わず「ザ・ハンダース」を思い出してしまったワタシはスッカリおやぢ。「商売→損にもならず利無し」「相場→損をする、あせるな」・・・どこをどう読んでも、またまたやっぱり「匍匐」の様です(「Wさま」さんからツッコマれないように予防線:笑泣)。 

2013050929201305093020130509312013050932 はい!ようやく「崖らしい崖」に到着いたしましたヨ。

 別枠料金を支払えば、特別展望台と称する「断崖宙ぶらりん」の味わえるコーナーに入れたのですが、上から覗き込むダケでも充分に堪能出来ます。

 絶壁ギリギリに建つ「四連小屋」は予約制の座敷であるらしいです。ここでプラモを作れば「ダメ男・能登篇」となるワケですが、コンプレッサー用の電源車が必要です(なにもここまで来てプラモ作らんでも:笑)。

 断崖の底を見ますれば、黒屋根の集落があります。ここは「ランプの宿」と云う旅館なのだそうです。ホンの15年程前までは電化が進んでおらず、テレビも見るコトが出来る様になった現在でも、ランプを灯して夜を過ごすのだそうです。オーシャンビューの部屋はきっと高いんだろうけれど、潮騒を耳にしながら、酒を嘗めつつ夜の海を眺められたなら、至福のひと時ではありましょう。

201305093320130509342013050935201305093620130509372013050938 そして、本日の「白眉」とも云うべきスポット、能登半島さいはての地に建つ「禄剛崎灯台」のふもと(?)までやってまいりました。

 まずは、灯台の登り口の対面にある「狼煙(のろし)道の駅」にクルマを停めておきます。

 「400m 8分」と入り口表示にありましたので、ナメて掛かっておりましたところ、途中でたこちゃんズ撃沈寸前まで追い込まれました(笑泣)。

 「看板に、この先の”斜度”を書いておけ、斜度を!」・・・ココロの準備はかくも重要であります。

 ともあれ、ハヒハヒしつつも、どうにか登山は成功(8分は80分に感じる:笑)し、目の前に突然広がる広場の奥には、彼の灯台が鎮座しておりました。通常の灯台の頭部のみをチョップして置いてある感じ・・・「うーん、ビミョー(笑泣)」。ともあれ、ここは紛れも無く断崖絶壁の上、心ゆくまで(と云うか、カラダに叩き込まれる様に:笑泣)崖から眺める日本海を堪能させて頂きましたヨ。

 これで、能登半島の「内浦」をとりあえず海岸線に沿って走破したコトになり、ちょっと安心(実はこの時、コレで”ブログねた三日分”にはなるな、と内心思ってましたら、本日ホントにそうなった:笑)。 

201305093920130509402013050941201305094220130509432013050944 ・・・さぁ、そろそろ日も暮れてまいりました。さいはての地「狼煙」をあとにして、本日の宿泊地「輪島」の市街地を目指します。

 本当は、この「狼煙」と「輪島」の間の海岸線が「いよいよ崖スポット(笑)」なのですが、予約しているペンションでの夕食タイムに間に合わないと大変ですので(とは云っても、狼煙を出る段階で到着遅延は確実であったので、既に詫びの電話をイレてあったのですが)、とりあえずは先を急いで、中間はぜーんぶトバし・・・トバ、トバ・・・「わー!!千枚田を発見!!」で、緊急停車(笑)。

 ちょうど夕日が降りていくタイミング、田植えを前に水を湛えた水面は妖しい光を放ち、これまた幻想的な美しさ。コレは「大吉」だろ、やっぱり(笑)。

 しばらくクルマを離れて千枚田に見とれているうち、いよいよホントに時間が押してまいりましたので、今度こそ真面目に輪島を目指します。といったところで、本日の御報告はこれまで。・・・あー、ツカれた(けど、楽しかったなぁー)。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年5月 8日 (水)

たこちゃんズの、電撃!能登半島一周旅行(その2)

 はいよー!今日は午後から所用で出掛けまして、夜になって帰ってまいりました。朝早くから当ブログ用に使用する写真の仕込を一部行っていたのですが、時間が少ないため本日のボリュームはちょっと少なめと云うコトで勘弁してください。

20130508012013050802 ・・・えー、いまだ4月28日(日)、PM13:00あたりの状況をお届けしております。

 こう云った地方の海岸線を走ると、ワタシがキョロキョロと探すものに、「琺瑯(ホーロー)看板」と云うモノがありますのは、一部顧客様にバレて(笑)おりますが・・・。

 ・・・あー、あったよ「金鳥」に「キンチョール」。ちょっとマニアックなハナシをいたしますと、右と左のキンチョールはいっけん同じに見えますが、デザインと書かれた文言が違うバリエーション物です。キンチョールには他にも様々な書体文言違いが確認されている模様です。ここでは関連サイトをひとつだけご紹介しておきますが、グーグルで「琺瑯看板」の検索式を入れれば、同種のサイトがワンサカ出てまいりますヨ。

201305080320130508042013050805201305080620130508072013050808 そうして、美しい海を眺めつつ気分よく走ってたら、そんな海岸線の風景の中でも、なにやらモノすごいオーラを発しつつ、異彩を放つ海岸を発見!で、やっぱり緊急停車(コレばっかり:笑)。

 五色ヶ浜海水浴場と看板にあります。クルマを思わず路肩に寄せてしまったのは、この見落としてしまいそうだった白い小さな砂浜とまさに「五色」の海のコントラストに目を奪われたからでした。まるで異国のプライベートビーチ(サンダーバードに出てくる”トレーシーアイランド”そのもの→ちなみに昨日のコメント欄で、ワタシが半分寝ながら戯れに書きました「F・O・B」は「F・A・B」の誤りであると「Hでございます」さんからご指摘メールを頂戴いたしました。日本で云う「ペネロープ号」は、原語では「FAB 1」と云われているんでしたね、失礼いたしました。らじゃー:笑)!

 こんなに素晴らしい場所ですが、決して全国的にメジャーな感じのスポットでは無さそうです(石川県の観光課から事前に送付して頂いていた沢山のガイドブックの中でも、載ってたり載ってなかったりいたします)ので、感動のあまり思わず撮影してしまった動画の方も、ユーチューブ「マイクロ・デポのマセラティチャンネル」についでながらアップ(音出ます、御注意を!)しておきました。海水浴シーズンになると、地元の方々できっと賑わうコトでありましょうけれども、シーズンオフにはオフならではの美しさがあるものですね。

20130508092013050810 続いて九十九湾園地という、云わば海浜公園と云った趣きのスポットですが、東京周辺のその手のスポットとはケタはずれに規模と美しさが違いますし、干しイカは超高速で回転しています(シャッタースピードがハヤ過ぎて止まっちゃってマスが、”ゲソ部”が外側を向いてるのは遠心力に拠るモノです:笑)ので、周囲にはもんのすごいイカ燻臭が撒き散らされております。コレにより、「今オレって、ひょっとしてニューカレドニアに居るのか?」といった仄かな錯覚から目を覚ますコトができました。

20130508112013050812 駐車場周辺にも、春らしい花々が咲き乱れ、緑色とのコントラストはまったくもってツカれた目の保養になります。

 何が、ラッキーかって、この日の天候ですよね。練馬に帰ってきたら、今日も昨日も暴風が吹き荒れていて、このブログを書きながらも画像に残した一枚一枚の風景が、もはや懐かしく、羨望とともに思い出されます。この場所は、先ほどの五色ヶ浜と同じく能登半島のほとんど先端部(奥能登)ではありますが、内海側と申しますか、東側(富山湾側)の地域で「内浦」と呼ばれる部分に属します。海はどこまでも凪ぎ、風はそよかです。とにかくも、海の方に向かって歩いてみるコトにいたしましょう。

20130508132013050814 いやー、とにかく見てくださいよ、このズルいロケーション(笑)のキャンプ場を。ゴールデンウイークだと云うのに、御覧の様にキャンパーはコレだけ。目の前は第一級のビーチですよ(水面の色を画像拡大して御覧あれ、超絶の透明度です)。ワタシなどは、もーここに段ボールを組合わせた仮設テントをガムテープ張りにて建造(笑)し、日がな一日海を眺めてはビールを飲んでたい気分でしたが、それでは、まったくもって「ホー○レ○」のおぢさんと見た目(普段から、ヨメにそう云われております:泣笑)もやってるコトも同じになってしまいますのに気付いて自粛いたしました。

2013050815201305081620130508172013050818 キャンプ場の”ビーチ”からは、ヒトが海の上を歩けるように踏み石がどこまでも続いております。

 地球が長大な年月をかけて造り上げてきた天然のオブジェにワタシが驚嘆しつつもウットリとして写真撮影をしているうちに、「アレ?たこちゃんヨメさんはドコ?→あー、もうあんなところに」

 既にここまでの風景でも結構ハラいっぱいに海の情景を堪能してきたワケですが、ガイドブックに拠れば、奥能登と云うところは海に沿った「絶景」「奇岩」などのスポットには事欠かないらしいので、この先がどのようにスゴイ事になってるか、楽しみにしながら歩を進めてまいりたいと思っております。本日は、右手指の先がジンジン痛くなってきたので、この辺で。

 まだまだ続くこのシリーズ、例によって一体いつまで続くやら(笑)。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年5月 7日 (火)

たこちゃんズの、電撃!能登半島一周旅行(その1)

 はい、こんばんは!ゴールデンウイークの連休を頂戴(もっとも、我が弟さんたちは、連休中にも数日出てきてマセラティ3200GTの組立ヤッてたそうですが)して、元気バリバリ!本日から通常通りの全開営業を開始しております。当ブログの方も、久しぶりのパソコンによる本格更新です。パソコンの使い方がスッカリ分からなくなっちゃってるんではないかと昨日までチト不安ではありましたが、ワタシ、まだまだボケてはいないようで、まずはヒト安心。

 本日、朝早く店に出てきてメールをチェック。まずは顧客の皆さんにも、この連休中には何事も無かった様でこれまたヒト安心・・・と思いきや。つい先だってお納めしたばかりの「中央区のT」さんマセラティギブリにあれやこれや大小の問題が発生しているコトが判明(ホントに申し訳ございません!ペコリ)。早速その対処に取り掛かる幕明けとなってしまいました(ワレながら情けないなぁー:泣)。まぁ、それがマセラティらしいと云ってしまえばそれまでなんですが、この上はどこまでも喰らいつきましょうぞ(T様、御安心あれ)!

 ・・・と、いきなり我が身のハジを晒しつつ・・・。

2013050701_22013050702 はい!旅行記イキますヨ!!まずは、時計の針を4月27日(土)に戻しましょう(ああ、戻りたい・・・ナンチャッテ:笑)。当日は、店の営業時間が過ぎても、あれこれとワタシには雑事が残っており、ソレをこなしてたら予定を大幅に過ぎた時間の出発となってしまいました。

 ちなみに、前回の夏休み旅行時には、はじめの出発の遅れがあとあとまで響いた上、特に「とりあえず一泊目」の宿泊地に到達するのには大概難儀いたしました(到着がAM3:30頃だった:泣)ので、今回の旅行(まっ、予告通りにプチ旅行であったので)では、ヘンに「最長不倒距離」を狙わずに無難な行き先を設定しておきました。

20130507032013050704 関越道に乗っても、いきなり早々にピットイン(ヤル気無ぇー:笑泣)。”ウル○ラマンなんとか(名前不明)”が平和を守る「高坂PA(下り車線)」で、とりあえずは夜の腹ごしらえとしてラーメンとソーキそば(どちらも些か好みの味ではなくて残念至極)を注文、掻き込む様にとっとと食す。

 そして、あとはいつもの様に走りまくるコト数時間、新潟県は上越市(ムカシは直江津と云ったあたり)のビジホに到着はPM11:30頃。ああ、今日はうまいコトいったなぁー。これでゆっくりと寝るコトが出来ますヨ。

20130507052013050706 一夜明けて、4月28日(日)の朝。いつものクセで5時には目が覚めてしまいました。

 昨晩到着した時には周囲が真っ暗で、点在する倉庫群のシルエットを眺めては「なんか、ここ、埼玉の戸田あたりみたいだよねぇー」なんて悪態をついておりましたが、明けて窓からオモテを見てみると、ああ、キチンといかにも直江津っぽい風景です。なにしろどこまでも空の高さを感じるところが戸田あたりとは大きく違います。敷地内には大衆食堂(というか夜は酒場らしい)があり、そこでホテルの朝食も供するそうです。ホテルのすぐ隣にはガソリンスタンドも併設されていたんですね。早速ヒトもクルマも満タン給油して先を急ぎましょう!

20130507072013050708 ・・・「さぁ、行くぞ!」と、ガソリンスタンドを出て、進行方向を変えるために、宿泊していたホテルの裏手に回りますと「おおー!カッチョいい、イイ味の出た機関車が走行しているのを発見」で、早速緊急停車(まだ走り出して一分:笑)。

 いつもキマリの無い旅ばかりをしているので、ついつい興味のあるモノには喰いついてしまうクセのあるワタシ。しかしながら、本日はこの先の行程も晩の宿も、”たこちゃんズ”には珍しく、あらかじめガッチリ固めてきちゃっているので、とにかく先にイカないとね。

20130507092013050710 ・・・ともあれ、まずは「日本海側」を目指します。「北陸道」に向かうのも、一体何年ぶりだろうなぁ。

 当日は天気も良く、気温もちょうどいい按配。道も空いてるし、絶好のオープンカー日和です。

 ここ北陸方面では、既にスッカリ4月のはじめには終了してしまった東京周辺とは対照的に、「桜関係」がまだまだこれからといった感じで、ところどころに咲き乱れるの図も圧巻でした。キョロキョロと周囲の風景を楽しみます。

20130507112013050712 ところが、本格的に「北陸道」を西進いたしますと、そのほとんどがトンネルであるコトが露見してまいりました。ほぼ景色は見えなくなっちゃいます(特に運転に集中してると)。

 それぞれ数キロもの長大な長さを持つトンネルが、掘りも掘ったり「26本!」、抜けても抜けても立ちはだかってまいります。左の画像はラストひとつ前のモノ。右の画像は大ラストンネルの入り口看板です。画像をそれぞれ拡大してご覧になってください。「分母」の数字がこの「シリーズトンネル」の本数なのだと思います。ムカシのヒトは本当にスゴイよなぁー。名だたる難所の名前を戴いたトンネル群26本を走破しての率直な感想です。

20130507132013050714 ねぇー、「黒部」って、あの小学校の国語や社会の時間に習った「黒四ダム」の黒部なんだよな。かなり以前になりますが、極々初期の「たこちゃんズ電車旅」において、宇奈月温泉から電車(なぜか西武のレッドアロー号初期型が払い下げられて走ってた)に乗って、さらにトロッコに乗ったんだっけな、黒部では。そんなコトを考えながらアクセルを踏むワタシ、顔がスッカリ「赤茶けた」色になってますが、オープンにしてると、たった半日でこんなに焼けちゃうんです(長いトンネル区間でススけてもいますしね:笑)。ちなみに肩に背負ってるのは、いつも「たこちゃんズ旅」のお伴である「指圧棒(トシあるね:笑)」。肩甲骨の内側に先端を食い込ませつつの”健康維持”走行です。

2013050715201305071620130507172013050718 「北陸道」をあとにして、今度は「能越道」と云う、関東人にはあまり聞きなれない自動車道に入ります。

 あいかわらずに道は空いておりますので、左右に広がる美しい景観に目を遣りながらのオープン走行は快適そのものです。

 そんな具合で、直江津を出てから、かれこれどれくらいの時間が経過したのでありましょうか。

 とりあえずは現時点における終点と思しきインターまで走り抜ければ、目の前に「あこがれの日本海」が広がる一般道に出られるといった手筈なのですが・・・。

 ・・・海、見えないね。さらに突っ走るコト数分、最後にまたも真新しいトンネルが出てきてソレをくぐれば終点IC。

20130507192013050720 あー、あったよ、ついに「日本海」。今度は一般国道でさらに西進し、「石川県」を目指します。

 房総半島の根元に本来の拙宅を持つ身としては、九十九里などの太平洋には些かならぬ免疫があるのですが、やはり同じ海でも日本海は一味も二味も風情がありますね。インターを降りてすぐの導入路にあった消防団の倉庫シャッターには、なぜか(今どき)「忍者ハットリ君」の精微な絵が描かれており、「なんで、今ハットリ君?」と訝るワタシにヨメが云うには「藤子不二雄先生は、A先生F先生も、このあたりの御出身なのヨ」とのコト、で、ようやく得心。

201305072120130507222013050723201305072420130507252013050726 日本海に沿って、しばらく国道を走ると、海を眼下に見渡せる道の駅がありましたので、ちょっとここで休憩をとるコトにいたしました。

 とにかく、ここは「地元中年ライダー集団」のパラダイス(笑)。

 ハーレーやらゴールドウイングやら、超重量級の高級オートバイがズラリと居並びます。で、云っちゃナンだが、そのほとんどが往年のヘ○スエンジェルスばりの風体をした方々ばかりなので、些か距離を置いてクルマを停め、とりあえず用を足そうと、トイレに向かう途中、その「エンジェルさん」のお一人が極めて丁寧且つ申し訳無さそーな感じで、「あのぅー、コレ、シャッター押して頂けませんかね?」とワタシに云うので「は?はぁー」と云う感じで、記念写真のシャッターを押して差し上げましたが、さすがは「エンジェルス」さんたちですから、あーでもないったら、こーでもないとポーズをキメたがるので、なかなかシャッターを押させてもらえずに、コチラは思わずチビりそーになりました。その後、道の駅を出てからも、しばらくの間、山間部では彼らを追走して市街地に出るまで走るコトに。

2013050727201305072820130507292013050730 中年ライダー軍団に別れを告げ、ちょっと早いけど「昼メシ」を考えようというコトになりました。

 今回の旅では”たこちゃんヨメ”がめちゃくちゃ詳しく下調べをしていてくれたので、どのようなパターンになっても喰いっぱぐれが無い様に段取りが付けられました。

 この先の「穴水町」と云うところに「食べログ」で高得点のお寿司屋さんがあるとのコトで、急いでそのお店を訪ねてみました。

 店の前につくと、さすがは人気店だけのコトはあり、いまだ正午前の時間であるにも関わらず、既に駐車場は満車。3分程店の前でどうするべきか考えておりましたところ、ちょうど一台のクルマが駐車場から出て行きましたので、すかさずイン!いたしました(セーフ:笑)。

2013050731201305073220130507332013050734 ああ、「くるくる」でないお寿司屋さんには一体何年ぶりに入ったコトでありましょうか。

 とにかくコチラでは、「能登丼」と称するチラシ寿司を喰わなきゃならないらしいので、「くちこ・このわたは入りません」とあえてキャプションのあった「コンパク丼(笑)」と「握り一人前」をオーダー。

 ふたりで分けながら食べたのですが、ウマいんだけど、何かこうヒト仕事足りないっつーか・・・。いや、ウマいんですけどね(やっぱ値段がほとんど倍の”くちこ・このわた入り”じゃないとダメだったのか→ボンビー人なモンで、つい:泣)。

 でもやっぱり、いちばん驚いたのが、陶器のスープ皿に注がれて出て来た「スープ」。ここはやはり渋いお味の「赤だし味噌汁」を期待していたので、「具がネギとワカメの透明スープ」では、まるで「(韓流)焼肉屋」だよなぁー。大体塗り物の器でないところも地域が地域だけに興を削がれます。ワタシ「じゃらん」における宿の口コミ点数は、経験上かなりの精度があると思っておりますが、どーも「食べログ」の方は信憑性がウスい様な気がいたします。メッタに見たコトの無い高得点だっただけにチト残念。

 この続きは・・・まだまだあるよぉー(笑)。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年5月 6日 (月)

はーやーくぅー、こーいーこーいー、夏休み(笑)。

 今日でゴールデンウィークも「完全に(笑泣)」終わりです。心は既に、来るべき「夏休み」への恋慕の情でいっぱいだったりいたします(笑)が、一方で昨日の我が親父の暮らしなど見ますと、コレからずーっと「毎日が日曜日」の生活というのも、ソレはソレで結構キツいモノがありそうです。

 さぁ、また明日から、激闘の海へと、いざ往かん。ひとりでも多くのお客様に喜んで頂けるクルマ造りに励む日々を送ろうと思っております。

 パソコンでの更新、また明日から出来るかなぁ。目下の問題点はコレ(トシあるねの場合、何日間か空けちゃうとね・笑)。

 それじゃー、また明日!

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2013年5月 5日 (日)

館山の親父、鋸山、帰りに見つけた千枚田。

 長かった様な、短かった様な、ゴールデンウィーク連休もいよいよ大詰めの日曜日。

 昨日は夜の8時半に寝て、今朝は8時半に起床(笑)。さすがにコレだけ寝ますと、気合いが満ち溢れてまいりましたので、ついこの間に開通したばかりの「圏央道(東金木更津)」の試験飛行(笑)を兼ねて、館山に住む実父を訪ねるコトに急遽決定いたしました。で、只今帰還。

 圏央道の便利さもさることながら、館山の帰り、鋸山(ほとんど登山・笑泣)に立ちよったあと、渋滞を逃れてあちこち流浪するうちに、またまた房総半島の名所を発見してしまいましたヨ。このあたりは写真入りでそのうち色々ご紹介しようと思っております。

 それじゃー、また明日!

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2013年5月 4日 (土)

ひとり、庭でボー。

 昨日は、この狭い千葉の拙宅に12人の大人が立錐の余地なくいらっしゃったといった感じでしたが、一夜開けていつもの「たこちゃんズ」だけになってしまうと祭りの後特有の一抹のさびしさを禁じ得ませんね。

 午後になったら、ヨメまで近所の仲良しグループのところへお茶しに出かけてしまいました。

 ひとりで我が家の庭に出て、ひなたぼっこしています(笑)。

 昨日のコメント欄を拝見いたしました。「上京FMt」さん、ご心配無く。御神酒は十二分に足りております。ほとんどの皆さんがクルマでお越しになっておりましたので、「一口ずつね」とさせて頂いたモノです。到着して箱から出した瞬間に、ウチのヨメも「このお酒、佐々木蔵乃助の実家のだ!嬉しー!!」と叫んでおきましたが、ホントにそーだったんどすね(笑)。

 ・・・皆さんもそれぞれ無事にご帰宅なさった様です。御神酒は霊験あらたかでありました。さぁ、ワタシもコレからひとりで「いっぱいやっか(笑)」

 それじゃー、また明日!

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2013年5月 3日 (金)

まだまだヤッてる、ダメ男(笑)。

 本日の早朝より、「ダメ男」の皆さんが次々と千葉の拙宅に集い、この時間になりましても結構真面目にプラモ作りに励んでおります。

 時々テーブルを囲んでの談笑ともなりますと、ご参加の皆さんより「りゅたろう先生(昨日も後だしコメントを有難うございました。→ところで、息子さんの○○○を拭いてあげた後に、きちんと手を洗ってからお料理をなさったのかどーかが心配で、ワタシ夜も眠れません・笑)」のクルマ選びはどーなっているのか、など先生にまつわるハナシのオファーがヒジョーに多いので、「客観的事実」に基づいたご説明を面白可笑しくおハナシさせて頂きました。→一同大爆笑。

 昨日頂いた「御神酒」も安全運転を祈願しつつ、夕方にホンの一口ずつ振る舞わせて頂きました。→その後はたこちゃんズで呑んでます(笑)。

 「練馬のH」さんも、ご帰宅後の感想を早速昨日コメント欄にくださいまして有難うございます。短い間の御滞在でありましたので満足なおもてなしもできませんで恐縮しております。「世田谷のY」さんともども、コレに懲りずにまた次回もお越しになってくださいね。

 さあ、ワタシもまだまだ頑張らないとね。・・・「Wさま」さんは、どこまで帰られたかなぁ。お疲れ様でした。

 それじゃー、また明日!

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2013年5月 2日 (木)

御神酒も届いて準備万端

 今日も今朝からずーーーっとタイレルP34を研き倒すばかりの一日を過ごさせて頂いております。

 庭にテーブルセッティングをいたしまして、そよ風を受けながらのプラモ作りはなかなか快適です。

 そのようなところに「たっきゅーびん」がピンポーンと。ヨメが玄関口を覗きますと、とても嬉しいモノが到着した様です。

 開梱すると、中からはイカにも立派な酒ビンが2本も。京都在住の「上京FMt」さんからの「御神酒(笑)」が届いたというワケです。

 せっかくだからと、明日開催の「ダメ男の集い」に間に合う様にわざわざ本日に到着予定を合わせて頂いたモノで、ダメ男の皆様方を僭越ながら代表いたしまして(ダメ男の中のダメ男だから・笑)、心からの御礼を申し上げます。

 さぁ、明日参加予定のメンバーは、安全運転でお越しくださいね。皆様方のお元気そうな笑顔を楽しみにしております。

 ちなみに、今回は、ワタシからの直電話はどなたにも差し上げておりません。参加意思を表明なさったという自覚のある方(笑)は、全員お越しになって頂くモノとして、着々と準備をしておりますので、「たこちゃん家の行き方が分からなくなった」という方は、このコメント欄でSOSを発してくださいね。

 それじゃー、また明日!

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2013年5月 1日 (水)

モスラにキングコング、そして南海の大怪獣とタイレル

 はい、呆けてます(笑)。今日は一応、朝から一旦起きましたが、朝食食べたら、やっぱ寝た(笑泣)。

 コレではいかんと起きだして、景気付けにと流している映像が「懐かしの東宝特撮モノ」大会。ちょっと前にケーブルテレビでやってたヤツのトリだめDVDです。

 手元のプラモ(タイレルP34→以前ブログにエンジンのみ載せたモノ)は、ただただボディを研がれるばかりで、一向にカタチになってまいりません。

 「ダメ男」までには、なんとか見られる様にしなければ。

 ところで、「練馬のH」さんはご予定変更の可能性があるとの由、承りました。詳細がわかりましたら、ご連絡くださいね。

 それじゃー、また明日!

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