他のアカウント

マイクロ・デポ株式会社”公式ウェブサイト”「マセラティに乗りませんか・・・」

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2021年7月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリー

無料ブログはココログ

« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »

2013年7月

2013年7月31日 (水)

匍匐で全力疾走の日々(油も目にしみるゼ:泣)

 あー、やっぱり「本ネタ」はヒキが弱い(そりゃ毎回クルマの裏側ばっか見せられてもつまんないモンなぁー:泣笑)なと、一昨日のコメント欄の”盛り下がり(笑)”具合を見てつくづくそう思うワケなんですが、ホントは「マセラティ222SRの裏側拝見」とか、同車の「爆走シーン付きYoutube動画」とか、「クアトロポルテV8のスターターモーター交換手術風景」などのネタ仕込みはここ最近しておいたんですけどね、しばらく封印しよーっと。・・・何かモチベーションが上がんねーなー、暑いし。

 と、云うワケで、今日のワタシは本家ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方に新入荷車の「マセラティ222SR詳細説明コーナー(頼むからコレだけはとりあえず見てね:笑)」をこしらえ、そしてチカラ尽きました。

 大体夏休み直前モードの真最中の月末で、集金人やら、金融機関のヒトやらが代わるがわるごったがえす中で、222SRの写真撮って・・・走行シーン付き動画撮って・・・クアトロポルテV6(渋谷のSさま号)のエアコン直して・・・クアトロV8(湯河原のNさま号)にメーター付けて試運転が済んだら・・・クアトロV8(川崎のKさま号)のスターター交換の続きをやりつつ・・・430最終型(磐田のFさま号)の外装仕上げにも及び・・・夕方には320iA(名古屋のKさま号)を陸送出荷・・・はぁはぁ、大概ここのところの毎日がそんななんです(笑泣)。 

 あと10日か、あと10日頑張れば・・・気が付けば明日から8月ぢゃん(毎年進歩ねーなー、オレたち:笑泣)。とにかく匍匐だけど全速力で肘が擦りきれるまで頑張りまーす!ヨ。今日は小ネタで失礼!

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月30日 (火)

セミしぐれ

 うおー!きょーのマイクロ・デポはマルチェロ・ガンディーニ大会でもやってるのか?といった按配で、こっちにギブリあらば、そっちにシャマルあり、あっ、ソコにもギブリ、あんなところにクアトロポルテ、ここにもクアトロポルテ、ああ、帰ってきたクアトロポルテ、なにがなんでもクアトロポルテ、どこまでやるのクアトロポルテ、なにはなくともクアトロポルテ、続クアトロポルテ、続々クアトロポルテ・・・てな状態です。

 とりあえず整備・修理・車検の部。目黒のSさまギブリⅡは12ヶ月点検完了いたしました。渋谷のSさまクアトロポルテ前期V6は本日鈑金塗装工場から帰ってまいりましたので明日エアコンパネル診ます。川崎のKさまクアトロポルテV8はインジェクションユニット脱着、スターターモーター&一部ウォーターホースの交換作業中(折り返しております)。湯河原のNさまクアトロポルテV8は”勝手にメーター進む病”の修理がようやく終わり、本日夕刻にメーター修理屋さんへ行きメーターAssyを受け取ってまいりました。引き続き継続車検イキます。

 今朝早くデポ前に222SRを置いて商品化作業をしておりましたところ、やおら「ぽとっ」と落っこってまいりました。「何?」と思い、そちらを見ますと今年のお役目を終えたアブラゼミさんが鳴き疲れて地上に落下したものでした。なんかセミさんってアワレと云うか、なんと云うか、とにかく真夏に地上に出でて「ミンミン」とか「ジージー」とか鳴くばかりの生物であります。地中には実に七年も生息していると云う・・・昆虫としては最長寿の部類では無かろうかと思いますが、出てくると一週間程で天寿を全うしてしまうのですね。

 今日なんかは、東京練馬では不快指数30000%、もー、一日中ホントに蒸しまくってましたので、ソコに「みーん・みん・みん・みん・みーーーーーーん」なんてのが聞えてまいりますと暑さも倍増するよな気がいたしますが、ツカれも頂点のある一線を越えますと、このセミの声がなんともいえない心地よさとなってまいります。「もー、どーにでもして(泣笑)!」といった心持ち。

 それで、昼休みにメシを喰いながら「セミって何のためにいるんだろーねー」なんてハナシをそれとなくしておりました。「カラダの中身なんかガランドーで共鳴音を発するコトしか考えてないような”構造”してるよね」「地中にいるときも、ミミズみたいに、なんか土壌改善に寄与するようなコトはやってないっぽいし(もしかしてやってるのか?)」「きっと神様が、真夏に鳴きまくる様にお造りになったに違いない・・・でもナンで(笑)?」

 なにか人間以外の生物に対して「なんらかのお知らせ」でもしているのでしょうかね。熱中症警報?光化学スモッグ注意報?ともあれ、人間の場合もアブラゼミやミンミンゼミが嬉しそうに謳歌している状態の時節は屋外を長時間ウロつくのはヤメておいた方が良さそうです。

 東京ではあまり聞くことが出来ない「ひぐらし」の声。夏の夕方には日暮れのひとときの愉しみなのですが・・・縁台にビールと枝豆、かとりせんこうの薫り、そして遠くにひぐらしの声、そこはかとなく漂うカレーの匂い・・・ムカシはきっと東京でもあたりまえに味わえた真夏の日暮れ時の風物詩なのでしょうけれど、今では達成するのがものすごく難しいモノになってしまいました。あっ、カレーの匂いはしてるわ、ネパールのだけど(ところで、お隣のカレー屋さんは26日にオープンしてビミョーに営業してるみたいです。例によって何のあいさつも無く・・・笑泣)。

 それじゃー、また明日!さすがに今日はバタンキューです。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月29日 (月)

マセラティギブリの下回り定期点検

 はい、こんばんは!本日月曜日の東京練馬もツユに戻ってしまったかのようなシトシト雨の一日でした。気温は全体的に低くて助かりますが、湿気はヒドくて場内や車内での作業では相変わらずカラダ中の水分があっと云う間に”ヌケヌケ”になってしまいます。まっ、それでもやはり炎天下での作業よりは遥かにマシなんですけどね。有難や、有難や。

20130729012013072902 さて、今日の本題。先だっての27日(土)に御預かりしたマセラティギブリ(目黒のSさま号)を早速リフトアップして下回り各部の点検です。

 Sさまと云う方は、もうずいぶん長いこと当店とお付き合いを頂いている”イタ車大好き”なお客さんですが、ヘンにマニアックな方面(笑)にはツッコマず、すべてをワタシたちにお任せ頂きながら、とにかく淡々としてらっしゃる。あたかも仕事帰りに馴染みのショットバーに立ち寄り、顔色ひとつ変えず寡黙にお目当てのカクテルを嗜む様な雰囲気で、マセラティの世界を小粋に愉しんでおられます。また、決して無理な扱いや無謀な運転をなさいませんので、愛車の方も極めて良いコンディションを維持し続けています。

20130729032013072904 「特にコレといってマズいところはないと思いますが、いつもの様に12ヶ月点検を御願いします」とのコトでしたので、まずは下回りを軽く清掃しながら見上げての目視によるチェックを行いました。

 リア左側のサブサイレンサーと、フロア中央に縦に配置された左右キャタライザーケースに御約束の”擦り”を発見いたしましたので、軽くササクレを除去して耐熱塗装を再び施しておきました。こうしておけば次回も問題点の把握がし易くなる(ドコで、どういった状況下で擦ったのかなど)と云うワケです。もちろんこの程度では機能には何の問題もありません。

20130729052013072906 左側の写真がリアアクスルの全体像です(写真の上が車体の後部)。サブフレーム周辺やホイール周りを丁寧に清掃し、耐熱塗装を軽く施しておきました。ブレーキパッドやローターの状態も良好。タイヤのトレッド面にも問題はありませんでした。

 続いて右の写真、オートマトランスミッションオイルパンを中心にしたフロント足回り全体を写しています。エンジン、ミッションの各オイルパン回りや、左右パワーステアリングラックブーツなどの状態、各部配線・配管の状態を清掃しながらチェックします。ナンも問題ありません。

20130729072013072908 ここではリアのハブ周辺を左右ともに拡大して御覧に入れております。

 ホイールの裏側までキレイに清掃いたします。製造時にサビ止めのために塗布された防錆剤が15年の歳月を乗り越えて鋼管アームをいまだキレイに覆っているのが分かります。ギブリの名を持つ新型が4ドア車としてデビューいたしました(今度はディーゼルもあるでヨ:笑)ので、現在のところ、このガンディーニルックを持つギブリⅡが、ギブリの名を戴く最後の2ドアクーペとなりました。これからも10年、20年と頑張って欲しい名車でありますが、日本の中古車市場では残念ながら荒れた個体が多くなってきていると云うところが心イタむところです。こうして、淡々と手入れをし、また淡々とお乗りになれるのは、今となってみればとてもシアワセなコトかも知れませんね。何事も”普通”が一番です。

20130729092013072910_2 現在既に貴重なギブリⅡをお持ちの方々はそれぞれ大事にしてやってください。

 また、レストアやフルリセット整備、日常車化などの真面目な御相談には何時でも真摯な態度でお応え申し上げます。ビトルボ時代のマセラティは走行距離の多寡や登録年度(年式)の新旧よりも、以前のオーナーさんがどういった買い方をし、どういった扱いをし、今までどのような手入れをどういった場所で施していたかといった項目の方が実は重要であったりします。

 中古車の場合、たとえワンオーナー・距離僅少車を謳っていても、前のオーナーさんから直にハナシを聞いて買ってきたり、保管状態や使用状況をいちいち確認したりするコトが出来ない場合が、また多い(業者オークションで落札しての仕入れがほとんどだから)のが実際の中古車市場での一般的な現状だと認識しております。そのようなワケで、目の前にある現状のクルマから見てとれる事象をベースに想像力の羽を最大限に拡げ、そのクルマのヒストリーに想いを馳せつつ査定をしたりする必要も生まれます。また納車時重整備のサジ加減を決定する場合にも、この事は極めて重要なファクターであります。

 たくさんのビトルボマセラティ(それはそれは、上から下まで様々なアレ具合の個体を色々と見てまいりました)を見続けてきた結果、ウチの三兄弟にはある種の「眼力」が備わってしまいました(三兄弟全員がいまや酷い老眼になってマスが:笑)ので、コレを活用しない手はありません。これからビトルボ系マセラティをお探しの場合には、まずは当店にお声を掛けてくださいな。どなた様もお気軽にどうぞ!敷居は低ーくしてお待ちしております(笑)ので。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月27日 (土)

手放す時は気付かれぬように・・・(笑)

 あー、今日はなんだか一日がヒジョーに長ーく感じられました。ムシムシと暑かったのもありますが、なんだか色々なコトやってたケド、やっぱりなにかと匍匐なのです(泣)。本日もお昼頃挙行された「Wさま」さんのマセラティ222 4v納車の儀をメインイベントに、目黒のSさまのギブリ12カ月点検でのお預かりや、デポと同じ町内にお住まいのMさま、クアトロポルテのナビをどうするかのお打ち合わせ等々でこの酷暑の中で御来店を賜りました。皆さん本当に有難うございます。

 そのような中で当ブログの常勤(笑)コメンテーターでお馴染の「Wさま」さんは、マセラティ222SRに乗っての御来店をなさったのですが、東名高速を走行中にVベルト(パワステベルトとオルタネーターベルトの二本・・・どっちが先にキレたかは不明)が切れてしまうトラブルに遭遇してしまいました。まずはバッテリーのノンチャージランプが点灯したので、御本人はベルトが切れたとは気付かずに、オルタネーターがブッ壊れたと思いつつクルマをいたわりながらの走行を続け、環状8号線には無事に降りるコトが出来ました。そして暫くの間はそろそろと走行していたのですが、世田谷区の千歳台小学校ヨコで、電圧計の低下を見てコレ以上の走行は困難と自ら御判断され、即時そこにクルマを停止。大事にいたる前にデポまで陸送するコトが出来ました。

 到着してさっそくボンネットを開きますと、クランクシャフトプーリーの裏側とタイミングベルトケースのスキマやオルタネータープーリーと本体のスキマには破断したVベルトがガッチリと挟まっており、まずはソレらを丁寧に取り除きました。一旦エンジンを始動しようとすると、スターターはほとんど虫の息と云った感じでしたが、「きゅ・・・っる、きゅ・・・っる、きゅ・・・っる、」と眠たそうにクランキングすると、いつもの様に「ぎゃーーーーーん」とエンジンは息を吹き返しました。

 陸送車に同乗して、お昼前には御到着された「Wさま」さん、「いやー、ホントに別れるとなるとスネるんですねー。今日のブログねたにもなりますね!(だからそうした:笑)」と輝く笑顔でローダーを降りてこられました。いやもう、確かにホント不思議。今まで当店の歴史を辿っても走行中にVベルトが破断するにいたったケースは多くてもコレで二例目くらいと思われるレアなトラブルでしたので、旧いクルマに精通した「Wさま」さんの正しい処置には頭があがりませんね(銀座文明堂の”子供会風お菓子セット”のお差し入れを持って帰ったら”たこヨメ”がキャーキャーと喜んでおりましたヨ→有難うございました!:笑)。

 普段あまりマセラティを御使用なさらない皆さんも、各Vプーリーの当たり面のサビには御注意ください。サビがヤスリの働きをしてベルトの当たり面を一気に削ってしまい、結果として”ベルト内径(内周長)”がデカクなってしまうと、プーリーから脱輪(?)してしまう現象があります。御帰りになったあとでSRの方には二本のVベルトを新品に掛け直して、今や何事も無かった様にしております。ところで4vの方では無事に御帰宅されたのかなぁー。途中で雨に降られないかと心配でしたケド。

 それじゃー、また来週!今週も一週間、有難うございました!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月26日 (金)

昨日のコメント欄にビミョーに反応するだけのネタ

 あうー・・・今日の東京練馬は結構ムシてました。それでも気温自体は先々週あたりの”全盛期”よりは低いのでしょう。エアコンが効くもんな、一応。そのような中でもここのところ毎日のようにどなたかが御来店頂きまして、顧客の皆様には本当に感謝いたしております。昨日はフィアットグランデプントを取りに来てくださった「Uさん奥様と御子息(たーっくさんのドーナツの差し入れを有難うございました!)」が、そして今朝早くには、マセラティクアトロポルテV8のスターターが最近の猛暑により”気合”が入って無い(不調時には”80才のじーさんがカキ氷を掻いているような音”で回るとのコト・・・かっっしゅ、かっっしゅ、かっっしゅ:笑)ように感じると仰る「川崎のKさま」が御来店。「”夏のダメ男の集い”の時にでも皆さんで呑んでください」との有難い御言葉とともに一升瓶の高級焼酎を賜りました。ダメ男さん方を僭越ながら代表いたしまして、「有難うございました!」です。本日その後のシュートの結果、スターターモーターは特に酷暑時にはエンジンのコンプレッションが高まっているためにマケている(モーター自体に確かに気合が入ってないコトがある)ものと判断いたしましたので、モーターAssy交換に及ぶコトとなりました。少々御待ちくださいネ。

 ところで、なんか昨日「豊島園」についてあまりにもアツく語りを入れたせいか、本日の午前中にはそちら方面に所用が出来て、ついついイッてみましたよ、裏側の路地の方から(アンタもスキねぇー:笑)。ワタシが”第二通用門”と称していた裏側の入り口は、現在では”プール駐車場”と云うしっかりした名称になってるんですね。コレなら初めて来園しても間違わずに入るコトが出来ます。もっとも、ワタシがコドモだった70年代の頃の様にはお客さんが多くないのかも知れません(今どきではかなりいいお値段ですからね)から、駐車場もコレで足りちゃってるのかな。

 昨日のコメント欄で「おぐ」さんもお書きになっていた豊島園裏側の路地は、はやり現在でも健在で、やっぱ、正真正銘の路地(笑)。いきなり前方から三台やってきて、昨日注意を喚起していた自分自らが真っ先にハマりましたヨ(泣)。グーグルマップで「練馬区向山(こうやま)3-26」と入れたら、このどうにもならない外周路地地帯をストリートビューで見るコトが出来ました(ストリートビューが立ち上がったら、左へ左へと進むと、突き当たりに白い金網があって、その中が豊島園。ソコで右に曲がってずーーーーーぅっと左へ左へと歩を進めると、駅前の正門までイケます)。ちなみに「練馬区向山3-25」は住宅街と路地を挟んで対面にある豊島園そのものなのですが、ストリートビューでは園内ちょうどプール入り口付近あたりの懐かしい画像が拝めました。ソレにしても、ものスゴイ技術と執念をお持ちですね、彼のグーグル様は。

 ところで傍から見れば、同じく”練馬の子ら”であり、略同世代人(トシ一緒にしちゃ、まだちょっと失礼かな:笑)でもあるハズの「おぐ」さんや「練馬のH」さんが、豊島園にほとんど行ったコトがなかったのは、お住まいになってた場所が同じ練馬区内でも、地域性に違いがある(ソレは確かにある)からなんでしょうか。ソレとも遊んでいたのはワタシと「テツヲタ」さん(練馬区中央部の春日町の民:笑)だけなのでしょうか。やっぱり春日町民と早宮・練馬住民あたりまでしか地元意識は無いのかも知れませんね。

 石神井公園の横にあるプールはコドモの頃に時々まいりました(区立の施設で安いから→現在はリニューアルされてキレイになってますが、このブログのPart2時代に取り上げましたね)。もっとも、コドモの足で自転車漕いで行くにはあまりにも遠いんですよね。せっかくプールで涼んでも、帰るまでにはアセでビッタビタになってたモノです。

 夏になると、このブログのコメント欄を賑わすのは「かぶとむし&クワガタむし」を採りにいったり、買うと高かったという甲虫関係(笑)の逸話。ワタシも幼虫から手に入れて一生懸命育てたクチです。カブトムシの幼虫って、おが屑の中にブッ込んでおくだけで、結構テキトーに蛹になってそのうち成虫化するんだよなぁー。コドモ心に(いや現在でも)不思議だったのは、どーしてあのカタチ(幼虫)が、あーなっちゃったり(蛹)、こーなっちゃったり(成虫)するのだろうと云う生命の神秘でしたね。蛹は完全にミルクキャラメルの色してるし(笑)。クワガタはかなーりハードル高かったです。近所の雑木林で「小クワ」でも見つけようモンなら、それだけで三日間くらいはウキウキ出来たモンです。その獲物が「ノコギリ」のでかいヤツだった暁には宝くじにあたったような心もち。「練馬のH」さんが仰るように、なんか人気甲虫のオスは一律600円と云うイメージが確かにありました。小学校三年生の時のワタシは月給300円(笑)でしたから、実に二か月分と云うワケで、こりゃちょっと手が出せないよなぁー。

 ・・・あっ、「”ライダー必殺技とライダー怪人”の人気投票」もコメント欄でそれぞれ(勝手に:笑)粛々と行われているようです。ワタシは「ぶいすりゃー(V3)反転キック!」と「イソギンジャガー」にそれぞれ一票をとりあえず投じておきますが、ダレか集計すんの?・・・ピラザウルス”なつかすい”よな、プロレスラーなんですよね、確か→プレステソフトのライダーで相手にコイツが出てくるとスタミナがありありなので、何やってもなかなかヘコたれないんです。ちょこちょこチョップなんか繰り出していても、そのうちつかまってブレーンバスターとかボディスラムを喰らうのがオチ。ゴングが鳴った瞬間にいきなり”ライダーキック”を五回くらい連続で見舞わないと(ズルだけど)ネ:笑)

 なんだか世の中は半分夏休みムードですが、まだまだヘコたれませんよ、ピラザウルスのように。今度皆さんと一緒に「池袋仮面ライダー・ザ・ダイナー(通称ショッカーカフェ)」にでも行ってみたいモンです。面白そうなんだよなーココ。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月25日 (木)

としまえん、アゲイン

 いやはや、夏も真っ盛りの毎日ですが、地域によってはレコード記録の猛暑あり(Rたろう先生のトコ)、そうかと思えば毎日豪雨が降ってたり、その一方で取水制限が出ちゃうくらいに水源が渇水間近であったり、とかく世の中うまくハマらない物事も多いですよね。万事がピタッとウマイコト噛み合えばいいのですが、コレがなかなかに難しい。豪雨はダムに降ってればいいのにね。

 ともあれ、本日は比較的涼やかであった東京は練馬からお送りする「マセラティでイッてみよう!Part3」でありますが、またまたブログ表題とはぜーんぜん関係の無い”昨日の続きっぽいネタ”で、どーにか渇水間近の”ネタの枯渇”を潤して(ゴマカシて:笑)まいりたいと目論んでおります。

 本当は、昨日の遊園地ネタ、ああなる予定じゃ無かったんです。オチは(どなたも興味の無さそうな)往年の豊島園について、この際だからワタシ自身の老後の楽しみにと、記憶の限りを羅列しておいてやれと思っておりました。で、導入部分を書いてたら気がつけばあんな状態になってしまったので、軌道修正が困難となりまして「全国遊園地巡り」と相成った次第。

 それにしても、ワタシが思いつかなかったスポット名がコメント欄にはたくさん出てまいりましたね。二子玉川園 とか、八景島シーパラダイス なんかは、名前を聞けば「あー、行ったコトあるぢゃん」なのですが、”脳内豊島園度数”が高線量を記録しているワタシの記憶媒体からはコボレ落ちてしまっていた様です。ああ、東武ワールドスクウェア は開場当時に一度だけ行ったコトがあるのですが、アレは遊園地と云うよりもテーマパークといった感じのところ(今は違うのかも)であったので、あえてイレませんでした。御殿場ファミリーランド、日本ランド(現ぐりんぱ)、ともにテレビCMをたくさん流していた時代もありましたね。「修善寺サイクルスポーツセンター」は、サイクルスポーツ誌を浴びるように読んでいた中学生の頃にはあこがれのスポットでしたが、ついに今にいたるまで訪問の実現に漕ぎつけてません。タンデム車とか、四輪車(もちろん足で漕ぐ)などの変り種に一度乗ってみたかったんですけどね。実は長じてからクルマで何度かトライ仕掛かったのですが、修善寺、遠いんですヨ・・・日曜日の日帰りではとてもじゃないけど往還は無理(いやもう混んでてねぇー)でした。

 ・・・あー、またまた導入部分に凝ってると、本題が遠のいてしまいますね(笑泣)。

 豊島園(としまえん)は、練馬区のちょうどド真ん中を占める遊園地。今でこそ、都営大江戸線(旧名12号線)が開通し、都心部へ出るのも楽々と出来る様になりましたが、とにかくムカシの練馬は”陸の孤島”地域が多くて、ワタシの住んでた春日町(旧マイクロ・デポ店舗があったところね)なんかはその最たるモノでした。とりあえずは家から歩いて10分程のバス停に行き、いちおう時刻表は貼ってあるものの、ほとんど時間通りには来るコトがマレなバスをじーっと待つか、ちんたら35分くらい早足で歩いて豊島園駅(西武池袋線)を目指すかといった按配でした。結局どちらを選んでもたいして到着時間に差が無かったりするところも悲しいおもひでです。

 ですから、練馬区中央部に住む者にとっての豊島園とは、遊園地である前に、まず”駅”だったのであります。これから池袋へお買い物に行こうとする場合もまずは豊島園。飛行機での遠出のために羽田を目指して行こうとする場合にも豊島園。もちろん東京駅や成田を目指す場合もそう。斯様に、練馬中央人はドコに向かおうにも須らく豊島園から始まってしまう生活であったワケです。・・・「世界は豊島園から(笑)」

 なんか、練馬区の図書館に蔵書している”ネリマの歴史本”的なものを見ると、この豊島園と云う遊園地は大正年間から稼働しているらしいです。戦前にはすでにウォータースライダーなんかのアトラクションがあったりして、結構時代の最先端を行ってます。

 企業向け(運動会など)に、だだっ広いダケが取り柄の運動場(かつてプールゾーンの隣に在った)の一日レンタルと云うのをやってたのも懐かしいです。よく、この運動場ではアイドル系テレビ番組の収録も行われており、ワタシは西城秀樹さんにここで会えました。収録が終わるやいなや、観客用の木製ベンチをぴょ~~~~ん、ぴよ~~~~んとハードルの様に飛び越えながら、まさに逃げるように何処へかに去って行きましたのを、昨日の風景の様に思い出せます(以前にも書いた様な気がいたします)。当日唄っていたのは忘れもしない「ボタンをはずせ」でした。

 この運動場では、昭和三十年代から四十年代初めにかけての時期には、スタントカー興業というのも頻繁に行われていたと聞きます。燃え盛る炎の環を潜ったり、ドラムカンの上を走ったりといったアレです。オボロゲな記憶では、70年代中期に我が国でも一世を風靡したオートバイスタントの”イーブル・クニーブル(生涯骨折回数433回でギネスに載ってるらしい:笑)”さんも、その全盛期にココでスタントショーをやったコトがあると思います。

 さて豊島園、夏のプールゾーンに行く場合には、”通”の練馬中央人は駅の正面にある”正門”からは決して入場いたしません。また、本園入場券とプール入場券は、あらかじめ近所の酒屋とか菓子屋、小学校に運動着を卸しているような用品(洋品)店において、割引券で入手しておきます。ついでにビールやジュース等々も買い込み、クーラーバッグに忍ばせておきましょう。豊島園はどこぞの○○○○○ランドみたいに、「外部食物(アルコールも)持ち込み厳禁」などのシバりがありませんでした(今もほとんどそうだと思うケド)。ここはひとつ、自作弁当&水筒なんて云うのも、いかにも昭和っぽくていいかも知れません。

 豊島園はその全周に亘って、背の高いコンクリート塀で囲われておりますが、原則的には職員用とされている出入り口が数か所あり、その中の通称”第二通用門(春日神社の対面にある)”からも、そっと入場客を受け入れているのです。クルマで来園した場合、コレを知ってると知らないとでは、駐車場にありつく段階から大違いで、正門を目指して来た”一見の”ヒトビトは、たいがい遠く場外にある提携駐車場などに誘導されてしまい、夏休み中の日曜日などではソレだけで午前中をフイにしてしまいます。更に云えば、豊島園外周路の裏側65%くらい(尾○豊が”盗んだバイク”で遊んでいたと云うコトになっている向山公園のあたり)は、軽乗用車同士がすれ違うのも困難な狭小道路で、にも関わらず一方通行ではありませんので、ヘンにナビなんか見つつ知ったかぶりして入ったら、しばらくの間は相当な地獄を見る(笑)コトでありませう。

 さぁ、もう一度おさらい(笑)です。入場券はあらかじめ”割引”で入手、ついでに好みの飲食料を調達、必ず第二通用門から入場(待機30分の余裕を見て、AM9:30には駐車場の列に並ぶ)・・・うーん、完璧だ。

 ・・・昨日、ミョーにひとりだけ盛り上がったワタシ、この夏こそは25年ぶりの豊島園プール入場を達成したいモノ、「ところで幾ら掛かるのかな?」と公式ページをちょと見たら、ソコに”定価”が・・・「うー、コレは高くてとても行く気にならん」 ワタシたち”練馬の子ら”には小中学生の頃に叩き込まれた”豊島園はタダ券で入るモノ”とのスリこみが根強くありますのでねぇー(当時、春日町の町会からは毎年”入場券+プール券+乗り物なんでも乗れる券×3”と云う極めて実用的なタダ券を家族のアタマ数分貰えたのでした)。

 時代は変わり果てましたね。割引券の購入方法も、色々と調べてみますと”昭和”をまるっきり感じさせない方法になってしまっている様です。要するにメインストリームは”ヤフ○ク”。「豊島園 プール 割引券」とイレたら、出るわ出るわ、法人向け木馬の会(年間フリーパス契約のコト)用の一日フリーパス券がたっくさん出品されてます。いいのか?コレ法的には。まるで人気歌手のコンサート会場前にいるダ○屋みたいだよね。とりあえずここでは、「定価より安いから、コレでいいのだ(byバカ○ンのパパ)」と云う理解に落ちつけておきましょうね。

 さぁ、プールゾーン入場口に最も近い第二通用門から駐車場に入り、クルマを置いたら一目散にプール更衣室を目指しましょう。とっとと着替えを終えたら、”流れるプール”の内側にあるスリ鉢状に掘り下げられたスペースの階段上に、本日の休息場所を確保、ビニールシートか新聞紙で”領土”を主張しておきましょう。目の前には”競泳プール(大プール)”と”小プール”と云う、なんのギミックも持たない地味なヤツしか無い反面、トイレや売店、そして”ハイドロポリス”の入場口は備えているゾーンです。日焼けしたくない方はトイレ近くの木陰を選び、ゴンゴン焼きたい向きは西向き階段のド真ん中にでも陣取りましょうね。

 ・・・で、遅くともPM15:00までには着替えを済ませてプールを出ます。そして、とりあえずはサイクロンかフリュームライドに並ぶ。どっちも待ちの所要時間は40分程度かな。無事にサイクロれたら(笑)、今度はミステリーゾーンです。洋風な外観に似合わず、中身は純ジャパニーズテイストのおばけ屋敷を、徒歩では無くてヘンな動力車に乗せられて進みます。ほとんど場内は真っ暗けで、何を見たのか覚えてないくらいにスゴイです。真夏の昼下がりには、その冷気が心地よいスポットでした。今でも現存稼働中であるのが驚きです。

 あーもう、コドモの頃であれば、大ラスのシメはアドベンチャーゾーンアフリカ(通称アフリカ館)にキマってましたが、今や第一通用門ともども「トイ○らス」になっちゃってる場所にかつては聳え立ってました。それこそ”浦安”が出来る遥か遥か以前から存在した本格的な”ダークライド”施設は、その登場時には、練馬の子らにかなりの衝撃を与えたモンです。実際、その当時の国内にはコレに比肩するライドは無かっただろうと思います。

 アフリカ館に熱い想いを持ったかつての”練馬の子ら”はいまやジジイとなり、2ちゃんなどでアツく語り合ってる模様です(こんなスレッドがある事自体が驚き:笑)。そこで見つけた動画があって、コレがまたレアな映像(音でます、注意!)でした。

 ここらでちょうどPM17:00くらいかな。かつてはここから花火大会なんぞありましたが、いまやソレは夢になってしまいました。日暮れを待たずに帰るといたしますか・・・。

 あー、もうスッカリ豊島園に行った気分になったので、これから無理にイカなくてもいいか(笑)。いえいえ、皆さん機会があれば行ってあげてください。そーいえば、一時期取り沙汰されていた東京都への身売り問題はどうなったんだろな。いつまでも練馬の真ん中で異彩を放ってて欲しいモンです。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月24日 (水)

それぞれの心の中にある懐かしの遊園地

 昨日とは打って変わって、今日は天気こそ相変わらずでしたが、比較的過ごし易い気温でしたね。毎日がこんな按配ならホントーに楽なのですけれど。

 ところで幼少の頃や学生時代に過ごした地域によって様々あろうかとは思いますが、昨日あたりのコメント欄で「練馬のH」さんが”豊島園ネタ”をフッてくださったのを拝見して、ワタシの心の中の”懐かし遊園地”は、やっぱダントツで豊島園なのだよなぁーと、その想いを新たにいたしました。

 東京都内ですと、やはり全国的にも有名なのは”後楽園”、現在は東京ドームシティとか云うんでしたっけか。そして下町系、懐かしモノの番組には必ず登場する、”浅草花やしき”でしょうかね。但しなんと申しましても、後楽園には巨人軍を擁する球場とJRAの場外、そしてプロレスと笑点(笑)の殿堂たる後楽園ホールと云う大きな武器が幾重にもありますが、豊島園にも夏の最終ウェポンたる「プール」が存在すると云うアチラには望めない強みがあります。冬には”流れるプール”をビンボー臭くフィッシング場(いわゆる釣り堀:笑)にしてしまう”二毛作”、なんとも西○系らしく商魂逞しいモノです。

 上に挙げた公式サイトを見ましたら、現在の豊島園ではプールが6つになってるんですね、確かムカシは「七つのプールのとしまえん」と云うのをキャッチにしてたと記憶してたのですが・・・ああ、よくよく見ますと”飛び込みプール”が無くなってるようですねぇー。ココの最上段の飛び込み台から命がけで(でも足からだけど:笑)飛び込まなければならないと云うのが練馬の男子中学生に課せられた「オトナへの階段(あっ、ホレ、バンジージャンプみたいなモンです:笑)」であったのですが、昭和は遠くになりにけり。

 東京の郊外や関東圏の遊園地ともなりますと、”懐かしの”に相当する遊園地は現存していないところが多いですね。向ヶ丘遊園横浜ドリームランド多摩テック朝霞テック、関東地方ではテレビCMであんなにお馴染みだった小山ゆうえんち・・・。夏のプールスポットと云うコトで云えば、池袋マンモスプールとか西新井にあった東京マリンなんてのも懐かしい響きです。東京じゃ無いケド、大磯ロングビーチってのもこのあたりでは有名なプールスポットですね。あぅー、船橋ヘルスセンター(現在のららぽーと)にもムカシはプール在ったな、一度だけ行ったわ、そ-いえば。

 一方、現存組では豊島園と同工異曲の西武園ゆうえんちよみうりランド、八王子の東京サマーランド、もちろん千葉県浦安にある”東京”なんとかランド(笑)、等々が思い浮かびます。こうして見てみると、”浦安”以外は夏のプールを今もって結構売り物にしているところがキモであるような気がいたしますね。夏だけで年間の売り上げをなんとか出来ているのではないかと推測出来ます。あとは関東ではありませんが、やはり富士急ハイランドが絶叫マシンに特化するコトにより、テレビ番組などでよく取り上げられますよね。ちなみにワタシ、エラそうに論じてますが、実は上記のスポットにはほとんど行ったコトありません(豊島園でコト足りちゃうから:笑泣)。

 狭義の遊園地と云うイメージからはちょっとハズれてしまうけど、どういったワケだか横浜のこどもの国というところがワタシの幼少時にはアコガレのスポットで、おそらくは当時はまだ珍しかったフィールドアスレチック的な遊具が充実していたためだと思います。その他まだまだ関東圏には、テレビ埼玉でしかCMをしないイメージのあるむさしの村とか、東武動物公園とか、さらにモーレツにしょぼいところ(でも、好き♡)ではあらかわ遊園など、枚挙に暇無く列挙出来ますが・・・それでもモレてるところはありそうな気がいたしますので、御指南ください。あぁ、横浜のみなとみらいにあるデカイ観覧車でお馴染のよこはまコスモワールド ってのもあるよな、ただしこのあたりのになると、幼少時と云うよりもバブル期の想い出といった感じになっちゃいますが。

 北海道の事情はよく分かりませんが、検索して調べたらルスツリゾートってのが道内最大を謳ってますが、寡聞にして今日までワタシ知りませんでした(北海道の方々、どーもすみません!)。

 東北地方だと仙台の八木山ベニーランド が真っ先に思い浮かびます(っていうか、ここしか知らない:笑泣)。なんでこんなところをワタシが知るに及んだかと云えば、自他ともに認める(認められてない?:笑)コマーシャル研究家のワタシが数年前に購入いたしました「天地総子大全~フーコのコマソンパラダイス」なるCDの中にこの八木山ベニーランドのコマソン「♪やん・やん・ややーん、やぎやまのぉー(上記リンク先に行き、画面下の方にスクロールすると視聴コーナーがあって、ソコで聞くコトが出来ます)」と云うのが入ってまして、ライナーノーツの説明で初めてその名を聞いたというワケです。この歌の替え唄がプロ野球の”楽天”チームの応援歌になってるらしいですが、コチラは聞いたコトがありません。

 東海圏では、長島温泉スパーランドかな?ワタシが地方巡業で伊勢湾岸道を走ると、(下りの場合)左手にその威容を見るコトが出来ます。名古屋にはなんか無いのかな?浜松には浜名湖パルパル (音出ます、注意)がありますね。仮面ライダーの最終回(第98話)で、なぜかショッカーの本部が浜名湖の湖底にあるという設定になっており、主戦場がこのパルパル場内(リンク先の方、有難うございます!)なのです。おそらくは、「タイアップが取れたから、スタッフ全員で浜名湖行って、ついでに”打ち上げ”やろう!」ってなオトナの事情(笑)があってのコトだろうと拝察されます。

 近畿とか関西圏では、エキスポランドとか、宝塚ファミリーランド、この二つは結構近年に”たこちゃんズ旅”で実際に行ったコトがありますが、どちらもいまや閉園となっちゃいました(泣)。廃墟マニアの方々には、かな-り有名な”びわ湖タワー”っつーのもありましたね。

 中国・四国となりますと、もはやサッパリですが、島根県にかつて存在した”一畑パーク”と云うのが、当地周辺では今も語り継がれている模様です。ローカルCM(その1その2・・・それぞれ音出ます、注意)が現地では有名で、ワタシもそちら方面からこの遊園地の存在を知りました。コチラ(関東圏)で云う「♪おやまゆぅーえんちぃー(音出ます、注意→ワタシは往年の”すちゃらか、ちゃんちゃん”とシメが入るバージョンが好き)」みたいな存在なのかな。

 九州ともなりますと、完全にワタシの知識外となりますが、かつて幼少時を久留米で過ごした”たこヨメ”の言に拠りますと、「大宰府天満宮の横の遊園地(だざいふ遊園地)とかぁー、(三井)グリーンランド とかぁー、宮崎こどものくに の三つだよねー、コドモの頃に行ってたのは。プールに限れば石橋文化センターの”ペリカンプール(現在はペリカン噴水)”よねー、懐かしいのは。でも、現地でコレ知ってるのはバ○ァだけらしいわよ」とのコトであります。

 ハナシは元に戻っちゃいますが、ワタシのような”略練馬人”にとっての懐かしい遊園地とは、やはり豊島園を置いて他には無いでしょう。ワタシにとっての豊島園と云えば、夏のプールと週末の花火大会、ローラースケートリンク、サイクロン、フリュームライド、テレコンバット、エレクトリックゴーカート、ミステリーゾーン、不気味な昆虫館、そしてアドヴェンチャーゾーン・アフリカ(通称アフリカ館)であります。このあたりの詳細は、また別の機会に思いっきり書きましょう(もうツカれた:笑泣)。

 DVD「遊園地の記憶(音出ます、注意)」なんてのも数年前に発売されてたらしいです。このネタ、意外にも結構全国的な需要があるのかも知れませんね。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月23日 (火)

雷雨に打たれて考えた

 うわー、今日はもう早朝から湿気てるわぁー、と思いつつ、作業中に全身から吹き出したる汗が乾いては濡れ、乾いては濡れを三回ばかり繰り返し、いい加減にカラダ中がカユクなった頃(きったねーなー:笑)、一天は俄かに掻き曇り、「ごろ・ごろ・ごろ」とカミナリさまが遠くで太鼓を叩いております。そのうち大粒の雨がボタボタと・・・そして”ちゅどどーむ!!”とバケツひっくり返し系のドシャ降りになりました(姪児さんと甥児さん連れて、”豊島園”に行ってたハズの「練馬のH」さんは、大雨大丈夫でしたか?:泣笑→と、あとから昨日のコメント欄見たら、大丈夫だったみたいですね。ヨカッタヨカッタ)。面白いから豪雨の中をオモテに出てみますと、まさに豊島園のハイドロポリスの中を進むに似た”360度全部が水中(笑)”状態なのですが、気温は36度をキープしていると云うなんとも凄まじい気候。事務所にあがると、オモテはドシャ降りの雨なのに、室内のエアコンはほとんど効きません(真下に座ってるのに:泣笑)。とにかくやけくそ気味にウスラ暑いのダケは、そろそろ御勘弁願いたいモノです。

 やけくそモードのバケツ雨は15分ほど続きましたでしょうか、しばらくパラパラと天気雨が降り、そのうちにやみました。20分程経ってオモテのバス通りを見ますと、さっき冠水するほど雨が降ったハズなのに、気温が高いせいなのでしょう、もはやスッカリと乾いておりまして「なんじゃ、こりゃ」とアキれたものです。

 「さあさ、作業再開再開!」と締め切っていたシャッターを開け、雨で中断していた、先程やりかけのホイール洗いをしておりました。ひと通りが終わりかけ、ツヤ出し剤をブッ掛けていたワタシの額にひとしずく。「エアコンのドレーン水でも落ちてきたかな?」と一瞬思う間も無く、またまたいきなりのバケツ雨が”ちゅどどーん!!”と落っこちて(まさに:笑)まいりました。ハヒハヒとズブ濡れになりながら撤収。

 一発目の雨が降っている間に、仕方が無いからと”買出し”に出掛けていた弟さん方がそこに帰ってまいりまして、「ここだけだよーこんなバカみたいに降ってるの。帰ってきて笑った。三郷(埼玉県)の方とか、どピーカンだったよ」なんて云ってます。どうも、練馬区旭町と埼玉県和光市の頭上に掛かる雨雲は、上と下とを行ったり来たりしているだけの様です(循環、早っ!:笑)。ソレもコレも、豪雨が降っても一向に気温が下がらないせいに違いありません。なんかヘンなの!

 まぁ、小学校の理科の時間に鼻○ソほじって授業に出てた報いにより、ワタシなどは気象に関しては基礎知識のようなモノすらも持ち合わせておりません。ソレでも毎朝起きますと、すぐにテレビのスイッチを入れ、とりあえず天気予報コーナーを見ます。微妙な美貌の(笑)若い”おねーさん気象予報士(ふたりいる→どっちもビミョー)”だとちょっとウレしいものですが、”にーちゃん”や”おっさん”が出てくる日もあって、ちょっと損した気分になる場合があります(笑)。ところで最近、天気のピンポイント的な予報は、コドモの頃では考えられないくらいの精度になっていますね。実際、今朝の天気予報(微妙な”ねーちゃんA”)も「晴れている様に見えましても、午後からはところにより急速にカミナリ雲が発達いたしますので、急な雷雨にはお備えください」くらいのコトは云ってた様に思います。

 一日中、今にも雨を降らそうと云う見た目の暗雲が頭上を覆い尽くしていても、一向に降ってこなくてそのまま済んじゃうコトもあれば、いわゆる「きつねのヨメ入り(天気雨)」と云う現象(今日の”一発目”豪雨の最終段階がそうだった)もあるワケで、地上や海水などから蒸発していったん気化し、空中高く立ち上った”水分関係者”の方々は、如何にすると、液化して地上に落下して来るのかが、まず不思議。また、その「もうガマン出来ん・・・降っちゃうヨ!」という臨界点的なモノ(条件)って何なんだろう。なんだかオボロゲな理科の授業では、確か雨でも雪でも空気中の塵を”コア”として生成され、落っこちてくるのだといったハナシだった様に思うのですが、雨や雪にも色んな種類があるじゃないですか。霧雨もあれば、今日のみたいな超大粒(というか、バケツ:笑)の雨もあり、粉雪があればボタン雪なんてのもあります。あー、だから二発目のヤツはいきなり”バケツ”なんだぁー。空気中に塵なんかほとんど無いハズだもんな、一発目で流されて。

 だいたい、カミナリ様と夏の積乱雲と云うのはセットになってるんですかね。とりあえずは向学のために、なんか調べてみようとウィキペディアの”雷”の項を眺めていたら、”雷に関連する作品・命名等”と云う”とって付けた様な項目”があって、さらにその中には”自動車・オートバイの車種名(レビンだ・トレノだ・・・)”とか”航空機(雷電だ・紫電だ・サンダーボルトだ・ライトニングだ・ビゲンだ・・・)”、しまいにゃ”テレビ番組(イナズマンだ・・・なんでサンダーマスクやサンダーバードは無いの?:笑)”なんて小項目が・・・。コホン、今日はどちらかと云えば気象関係のハナシでしたね。

 はやり、科学の発達していなかった大昔に生きたヒトビトは、種々の自然現象には神がかり的なモノを感じ、それはそれは畏怖していたコトでしょう。「カミナリさんにおヘソとられるよ!」とか「お天道様に申し訳ない」とかね。でも、率直に言って、コレは”自称科学の発達した”今現在でもそうであるべきであるよな気がいたします。科学の進歩で大自然を征服しただの、宇宙にコロニーを作るだのと云ったハナシは人類の奢りであるのかも知れません。やはり大自然のチカラには人間などまだまだあまりにも無力。だいいち、月にはかぐや姫が居て、ウサギが餅ついてると信じてた方がどう考えても楽しいしな。

 いやはや、降ってくるのが当たり前だと思っていました”雨”ですら、ワタシなどにはその降雨メカニズムすらも分からないんですから、あらためてスゴイもんだなと思いますが、そういった人類有史以前から「初めからあるべくして、そこにあったと思われる」モノ、気象のメカニズムも含めて、生物や植物の生態や、化石燃料の所在や埋蔵量と地層・地域の関係、それらと人間がどのように影響し合って歴史を刻んできているのかなど、何か総合的に考える学問の在り方があるといいのになと思います。で、そこのところをあんまり深く追求していくと”修行”しないと分からない方向に行ってしまうと云うのも、さもありなんで、そのくらいに「初めからあるべくして、そこにあったと思われるモノたち」はすべて崇高なモノに思える今日この頃なのです(トシとったあるかな?:笑)。

 夜になって星や月を眺め、ソレが地球上のすべてを同じように照らしているのかと思うと急に親近感も湧いてまいりますし、明日へのチカラも漲ってまいります。曇り空では月も星も隠れちゃう。ソレをも「ああ、織姫とひこ星、今年はダメだったのね」とロマンティックなおとぎ話にしちゃうのがムカシのヒトのいいところ・・・あっ、ところで幾らワタシでも、季節や南半球と北半球の違いで、同時刻に見てる星座が場所によって違うコトくらいは知ってますよーだ(笑)!

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月22日 (月)

メイド・イン・ジャーマニーの裏側にもセマってみよう

 はい、こんばんは!なんだか今日は昨日までの爽やかさはブッ飛びまして、毎度お馴染みの猛烈な”ムシムシ状態”に突入してしまった東京は練馬であります。常勤(笑)コメンテーターの方々の中にも、ちょっと早い夏のバカンスを愉しまれている御様子が窺え、「ゆっくりとホネ休めをしてくださーい!」と心の中で想っておりますヨ。現在の我が国での”夏の日常”は、日々あまりに過酷ですからね。

20130722012013072202 ワタシの記憶が確かであれば、旭町の店舗に引っ越してきてから、実は初めての「BMW」では無かろうかと思います。

 本日は2005年登録、BMW320iA(VA20)ハイラインパッケージ(名古屋のKさま号)の裏側を御覧頂きます。

 世の中に数多く存在する”普通のガイシャ屋さん”においては、おそらくメインストリーム車種であろうこの銘柄を扱うコト自体が、当ブログ的にはトピックスになってしまうところが「外国車番外地」たるマイクロ・デポの面目躍如(いぇい!:笑)と云ったところです。ここから御案内する画像は、車体の後ろ側から前へ前へと進みます。

20130722032013072204 まぁー、8年経過していても、さすがはメイド・イン・ジャーマニーだけのコトはあって、裏側もキレイなモンです(とは申しましても、当店の悲しい性で、一応色々とキレイにはしたのですが:笑)。

 エキゾーストラインのはじめからおわりまでにフロアを掘り込んだ遮熱板が設けられていたりして、常日頃、低すぎる最低地上高と、熱源とフロアの遮蔽問題に苦慮している”ビトルボマセラティいじり隊(笑)”にとっては、「いいなぁー、いいなぁー」と云う感想ばかりがどうしても出てきてしまいます。

20130722052013072206 まぁ、どこをどのように切っても、その設計は整然として、ほとんど迷いが無い様に見受けられます。それでも、国産車ばかりに慣らされた目で見ると、このあたりのドイツ車でも「ええっー!なんでこうなってんの?」と云う感じになるんだそうです。

 こうして見てまいりますと、やっぱり、裏側も美しいですモンね。単なる実用車とは一線を画しております。黒いフロア部分と見た目も造り込まれたアルミ製の足回りが織り成すコントラストはなかなかのモノです。

2013072207201307220820130722092013072210 コイル・スプリングとスタビライザーを持つダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式のフロント懸架機構。

 同様にコイル・スプリングとスタビライザーを持つマルチリンク(5リンク)式のリア懸架機構。

 そう云えば、BMWっつーブランドも頑なにフロントエンジンリアドライブにコダワッてきている銘柄でしたね。こうしてリアドライブシャフトの写る画像を見て、改めて認識した次第。

 そういえば、ここまでプロペラシャフトが一切写ってないモンなぁー。ウマいこと隠すモンです。実はここまで見てきて、昨今のアルファロメオとの(感覚的なモノだけど)近似性すら感じておりました。

20130722112013072212 リフトアップした姿を後ろから見ますと充分以上にたっぷりと”沈みシロ”のあるサスペンションであるコトが分かります。路面の荒れた道路での淡々とした高速ツーリング時には威力を発揮しそうです。やはり”独逸ろまんちっく街道”がシバきあげた足回りなのでしょうか。

 VA20型では、直列四気筒のタテ置きユニットがエンジンルームを占拠いたしますが、御覧の様に上から下から”フルカバード”ですので、ドコがエンジン本体なのかが写真では分かり難いと思います。一見したところでは、とても直四2リッターのユニットには見えず、4リッターのV8でも埋まってそう(笑)に見えるところ(いかにも立派に見える)がミソですね。国産車ではなかなかこうはイキません。

 マイクロ・デポでは「マセラティしか売ってくれない」と思っている方々がヒジョーに多いので、ソコが残念なのですが、日常の足グルマの方も洋邦問わずに取り扱わせて頂くコトが出来ます。ウチの場合は「てっぺん御予算逆算方式」で御購入になれるんですから安心です。どのようなクルマでも一生懸命お探しいたしますので、皆さん御用命くださいね。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月20日 (土)

熱意のアクションはラッキーを呼ぶ

 今日は比較的過ごしやすくて、”酷暑”も小休止といった按配でした。午前中はマセラティ222SEのエアコンパイプ交換の続きを行い、ようやく完遂。続いてBMW320i(名古屋のKさま号)の納車準備作業に邁進いたしました。

 午後になり、「今日の今日じゃ、取りに来てくれないかな?」と電話をしてみると「それじゃーこれから向かいまーす」と「いつかはシャマル」さんは元気よく仰います。そして三時半、まさかとは思いましたが”恒例の”20Kmハーフ自走(まさに自らの足で走ってくる)”で「遅くなりましたぁー、道に迷って5~6キロのロスしちゃいましたヨ。ホントは2時半に着いて、ソコでお風呂(極楽湯)入ってそれから来ようと思ってたんですけどねー」なんて言いながら、いつもの笑顔とともにお越しくださいました。今日は暑さも幾分和らいだとはいえ、よーやるなー(たくさんの飲料まで担いで来てくださって、本当に有難うございました:笑)しかし。ともあれ、エアコンがバリ効き(になったハズ:笑)の222SEに乗り込んで颯爽と御帰りになりました。

 そこに予定時刻より早めの御到着となったのが、「札幌のIさま御夫妻」、実は以前にも当店を訪れてくださった、そう、あの”氷点下の中標津”でガンディーニ・クアトロポルテに乗ってたアノ方であります。札幌への転勤と転居に伴い、QPさんとはとりあえずお別れしたとのコトですが、マセラティに対する熱情の炎はまだまだ途絶えるコトなくメラメラと。そこで、昨年の秋に引き続き二度目の御来店となりました。

 皆さんのマセラティを恋慕する想いに負けない様、ワタシたちも御期待に沿える仕事を進めて参らねばと、感謝とともにモチベーションを高かーく維持していかないとイケませんね。何事にもメゲぬ粘りが肝心だよな(とは思っていても、メゲメゲになる日もあるワケなんですが:笑)。それでも今週一週間、思う様にイッた部分もイカなかった部分もありますが、すべてを前向きに捉えて、今日は早く寝るコトにいたしましょう・・・「えっ?これから千葉の家に帰るの?」・・・まだ寝ちゃイケないみたいです。

 これから”コペ蔵”に飛び乗って、久しぶりに(GW以来)明日一日だけ千葉の我が家に帰ってみようと云う気になりました。涼しいし、ちょっと気持ちの良いドライブになるといいなぁー。あっこれで明日は参議院選挙にもイケそうです。

 皆さん、今週も一週間有難うございました!良い週末をお過ごしください。

 それじゃー、また来週!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月19日 (金)

ダマされても、ダマされても、これじゃーついていってしまうわなぁ・・・

 はい、こんばんは!今日も相変わらず猛暑が続く東京練馬ではありました。階下では、マセラティ222SEの”さーんぼすすんで、ひゃっぽさがるー(泣)”的レアなエアコン修理(高圧パイプ交換)を三男がウナりながらも進めております。

20130719012013071902 本日納車となったUさまのフィアット500C(あー、ホントにたくさんの差し入れを有難うございました!)。左の写真はタッチペン補修のために取り寄せた、正規ルート”純正品”のありさまでございます。

 左側には”クリアー”、そして右側にはお目当ての純正色が封入されておりますが、コレが今どき”ガラス瓶”でして、免税店の化粧品コーナーの方がよっぽど良く似合うと云う、なんともオシャレなパッケージングです。コレ見て、またまたワタシは「イタリア人の”詐術的”なまでの超絶センス」に脱帽いたしました。たかが純正タッチペンのボトルに斯くも凝ってしまうところがステキとしか云い様がありません。「デザインは最高だけど、こんな重たそうなガラス瓶を持って、まともなタッチペン作業が出来るのかな~(右上の写真のように容器を分割して使用する)」とワタシもはじめのうちはその実用性に懸念を抱いておりました。

20130719032013071904 ところが実作業にはいると、ソレはまったくの杞憂であるコトが分かり、いよいよ「ああ、ボクはもう一生コイツら(イタリア人)について行こう」と、またまた思わされてしまったモノです。

 四角い断面の冷ややかなガラス瓶の感触は良く手に馴染み、その適度な重さにより指先の震えもピタリと止まります。先端の筆先の運び、塗料の濃度と流動性、すべてがパーフェクトに素晴らしい。・・・とここまでは良かったのですが、肝心の純正色部分が「色味、全然合ってない(泣)ぢゃん」・・・タッチペンの色は暖かみが出すぎちゃって、些かアイボリー方向に振りすぎております。もう一度、現車のトランクフード裏に貼られた”色番号ステッカー”を確認、周囲のボディ色部分にも御注目を。あ、やっぱ全然違う様に思えますが、果たして実際に色をイレ、クリアーを乗せてみますと「まっ、こんなモンかな」レベルにはなりますからコレまた不思議(笑)。このタッチペンパッケージがずらーっと並んだディスプレイを事務所の壁に埋め込んでみたいモノです。嗚呼、イタ車の世界って、斯くも趣味人の心をツカんで離さないモノなのですね。ダマされてもダマされても、踏まれても蹴られても(笑)、この命ある限りついてイキましょうぞ。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月18日 (木)

今日もビールがウマいぜ!

 はい、こんばんは!東京練馬は昨日、一昨日と、”オホーツク高気圧”様さまの恩恵で、湿気も少なくカラッとした涼しくさえ感じる気候となり、コレはコレで大変に有難かったのですが、本日は”太平洋高気圧”のバカたれ(笑)が湿潤した熱風を送り込んできやがったために、いつものムシムシに戻りつつあります(ソレでも先週までの”激アツ”ほどではなかったのですけどね)。

 今朝も一番で「おぐ」さんがお越しになり、諸々修理でお待たせしていたマセラティギブリGTをようやくお納めするコトが出来たのですが、手土産に「山ほどの(しかーも、キンキンに冷えた)ビール!」をお持ちになって頂いたので、嬉しいやらクルしいやら(いやいや、いつもホントーに有難うございます。:笑泣)。”悪魔の囁き「もー、飲んでしまえぇー」”を振り払いつつ、日没まで作業に没頭いたしました。夕方にも喉の渇きを覚えたのですが、「あ、あと少し頑張れば、あこがれのビールが・・・」と思い、飲料水を口にするのをガマンして帰りました。

 その帰り道。タバコを買いに「セブンイレ○ン」に立ち寄り、そのとなりの”リサイクル屋”をふと見れば「本日定休」の札のとなりに「臥薪嘗胆」と毛筆で認められた”額”(¥1,980也:笑)が展示してあるのを発見。・・・やっぱ、何事につけてもガマンせよってコトなのかな(笑泣)。大体よりによって、こんな文言の額を飾ってモチベーションをあげろってのが無理。どーせ事務所に飾るなら「順風満帆」とか、「天真爛漫」とか、「一攫千金」とか、「焼肉定食(笑)」とか色々あるダロに。ワタシゃ”19円80銭”でも絶対買わん。

 さぁ、まさに”臥薪嘗胆”、一日中ガマンにガマンを重ねて、先ほど我がアパートに帰ってまいりました。「ぱきっ!かしゅっ!こぽ・こぽ・こぽ・こぽ・こぽ・・・しゅわー。っんっ、っんっ、っんっ、っんっ、っんっ、っんっ・・・ぷはぁー!!」・・・嗚呼、男子の本懐もここに極まれりと云った感じです。この喜びは肉体労働者ダケの特権?いやいや、アツい暑い満員の電車を乗り継ぎつつようやく御自宅に帰ってきて、スーツをかなぐり捨て、そして”ヤル”一杯のビールもこの上ない喜びでありましょう(呑めない方には申し訳ない!→氷をいっぱいに満たしたグラスに三ツ矢サイダーを注いで一気飲みするのも盛夏には最高の一杯ですヨ→”氷をいっぱいに満たしたグラス”がキモでーす!・・・ワタシの場合にはルートビアも好きなのですが、コレはキライな方も多そうですね:笑)。

 全国的に、毎日酷暑や大雨、そして落雷の報道がなされておりますが、オヤヂ(笑)の皆さん、くれぐれもおカラダにはお気を付けてお過ごしください。日々楽しみを見つけてなんとかキビシイ盛夏を乗り越えてまいりましょう!

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月17日 (水)

2013”夏のダメ男”への誘い

 あー、昨日も書きましたように、今日は朝から”エアコン修理三連発”。すべてを午前中にカタ付ける(笑)との堅き決意の下、全員で作業に邁進いたしましたが、「一勝・一敗・一引き分け」といった、ヒジョーにビミョーな結果を得ました。作業工程上一番ハマると読んでいたモノがすんなり済むかと思えば、当初から善戦を予期していた案件が「マイナス50からやり直し」といった有様で、人生とは斯くも深いモノではありますなぁー。

 ところで昨晩には、ここ数ヶ月の間あまりの激務のため音信不通状態となっていた「ひこうき班長」殿から久しぶりに直々の御電話を賜りまして・・・「ブログ見てないでショ?」といたずらっぽく尋ねるワタシに「はい!見てませーん」と元気よくお答えが返ってまいりました。・・・「見ろよー(忙しいから今日もきっと見てないと思う:泣笑)」

 ”はんちょー殿”は相変わらずお忙しい御様子。この春に要職に就かれた(コレは当然世間で云うところの”出世”に間違いないのですけどね)そうで、中間管理職の悲哀をいまや日々一身に味わっておられると云うハナシをされておりました。機械設計の責任者なんて、ハナシを聞くだけでもんのすごく大変そうなんだけど、とりあえずは「楽しくプラモを作る老後」を目指して頑張って頂きたいものであります。

 で、「夏休みは取れそうなの?」と恒例の如くに伺いましたら、「あっ、ソレはだいじょぶそーです!」と嬉しいお答えを頂きました。いまだ正式にマイクロ・デポそのものの夏季休暇期間を決めかねてはいるのですが、8月10日(土)を半ドンにして、そのまま19日(月)までを通しで休みに出来たらいいなと現在のワタシは目論んでおります。

 先日もある新規の御客様から、「”特撮”と”プラモ”って、こんなに自分(御客様)との共通点があるヒトたちがやってるマセラティ屋さんがこんな近所にあるなんて・・・」との御言葉を賜り、無事に御縁を結ばせて頂くコトが出来ました。こうなってまいりますと、このブログで毎日書いている”くっだらねーハナシ”も喜んで御覧になってくださる方々が実際にいらっしゃる事が理解出来ますし、ソレが現実の商売にも繋がってまいりますので、いよいよ”ネタ切れ”にメゲずに頑張らねばと思うものです。当ブログ読者の皆様・コメンテーター諸氏の御愛顧には日々心から感謝するモノであります。

 で、いつものように”プラモを酒呑みながら作る会(いいのか?コレで:笑)”のお知らせです。

 発起人たる「ひこうき班長」殿御夫妻とワタシが勝手ながら日程を考えます過程で、休みの前半に”たこちゃんズ旅”を挙行したり、班長殿御夫妻が御実家に顔を出したりする日取りをアレコレと調整いたしましたら、以下の様になりましたので正式に発表いたします。

 2013年夏 ダメ男の集い 

 開催目的:とにかく(原則的にはクルマ以外の←いまやほとんど有名無実化しておりますが:笑)プラモを作りながら、なぜか”ケーサー”を呑みつつ、童心に帰る行いにうち興じるコトにより、日常の憂さを晴らして頂く。・・・拙宅の庭での”バーベキュー(「テツヲタ」さんが仕切り隊長:笑)”をはじめとして、”駄菓子屋プレーン”を投げたり、ビールの空き缶をずらーっと並べてエアガンシューティングしたり、スロットレーシングに興じたり、部屋中に鉄道模型のレールをひいたり・・・とまぁ、プラモ作りと酒飲み以外にも、過去色々なコトを思いつきでやってまいりました。「そんなコドモっぽいコトやってらんねーよー」とフツーのオトナが思うようなコトばかりを”あくまで上品に”愉しもうという集いであります。

 開催場所:千葉の”たこちゃんズ家”

 開催時間:テキトー(いつも大体、朝8時あたりから夜11時くらいまで)

 開催日程:8月17日(土)

 募集人員:特にありませんが、ウチは狭いのでお手柔らかに御願いいたします(ちなみに前回の大盛況だった”2013GWダメ男”では”五月雨式参加”でありましたが、一番ヒトが多かった時間帯で12名:笑)。

 参加要項:”既にダメ男の方(一度でも参加した方はみんなソレ:笑)”も、この”2013夏のダメ男”において”初めてダメ男化したい方(先着若干名様)”も、マイクロ・デポのメールに参加の可否や御希望をお寄せください(って云ってんのに、確か前回GWの時には皆さんがこのコメント欄に書いてきたから、もう今回はソレでもいいや:笑)。奥さま連れや、お子さん連れでも大丈夫です(あらかじめ御自身以外の参加者人数をお知らせください)。どーせ「ひこうき班長」殿の様に、意外と当ブログを見てない「真性ダメ男」の方もいらっしゃると思います(笑)ので、そういった方々には、ワタシの方から(たぶん夏季休暇直前になると思いますが)順次御声掛けをいたします。どなた様もお早めに御連絡を御願い申し上げまーす。

 さぁ、夏休みまで残り四週間余り、頑張ってまいりましょう。シゴト、しごと!

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月16日 (火)

やっぱ、気になるよな”チェックエンジン”って書かれると・・・

 あーはいはい!昨日はワタシの趣味に(ムリヤリ)お付き合い頂きまして有難うございました。確かにどの怪獣にシボるかと云う問題は、ソレが”一匹”と考えますとなかなか難しいモノではありますね。だから、各チーム毎一匹、都合三匹(三体?)に投票出来る仕組みになっているのだと思います。「今日はバルタン星人、明日はブースカ」と云う様にその日の気分で投票する相手を替えることが出来るところがミソなのでしょうね。

 ところで、毎日呑気に特撮モノや怪獣のハナシばかりしていて、「もっと真面目にやれぃ!」といった怨嗟のお声もそろそろ聞えてこようと云うモノですが、いやいやどうして、これでも結構な激闘の日々を送っているのであります。

 今年は、ツユ明けが非常に早かったせいか、エアコン関係のトラブルに遭遇したクルマたちのお相手をするケースが多くて、毎日何かしらやってるような気がいたします。今日は222 4vのエキスパンションバルブ交換&ガスチャージ、明日は222SEの高圧ホース交換&ガスチャージとアルファ147TSのエアコントラブルシュート、明後日はギブリのコンプレッサー交換&ガスチャージが予定され、毎日一日のどこかでなんらかのエアコン関係修理を行う予定が目白押しで楽しいばかり(マゾなので:笑泣)なのです。

 一方でこの時期(若しくは極端に寒い真冬など)の風物詩的なネタとしては、「チェックエンジンランプの頻繁な点灯」と云うのがあります。該当する車種は、ギブリⅡ、クアトロポルテⅣ(全型)、3200GTなどのフィアット期・フェラーリ期マセラティたちです。ああ、一時期の430など一部デ・トマソ期車にも付いてた様な気がいたします。このインジケーターランプは、あまりにも不正確・不誠実(笑)なモノで、単に乗ってるオーナーさんをビビらす効果しかありません。

 走行中に点灯した場合、まずはエンジンのアイドリング時振動が体感的に通常と違うパルスになっていなければ問題ありません。次に加速して通常通りの勢いで吹ける様であればいよいよ問題はありません。そして一度エンジンを切り、再始動して点灯しなければ、単純な”誤作動”と判断して差し支えありません。再始動時にすぐ点灯する場合にはインジェクションやイグニッションの系統になんらかのトラブルを抱えている”可能性”がありますので、こういったケースの場合には看過せずに、一応”心配(笑)”してください。多くの場合は、インジェクションの吸気温センサーや水温センサー、ラムダ(O2)センサーの先端検知部汚れなどに起因する点灯です。

 専用のテスターに掛けられるチャンスは、このチェックエンジンランプが点灯している時しかありません。ですから「今日は点灯しませんねぇー」と云うクルマをテスターに掛けても原因探求は難しいでしょう。エボ系クアトロポルテや3200GTなどフェラーリ時期のマセラティはテスターに掛けると過去にエラーを観測したデーターが出てまいりますが、デ・トマソ期・フィアット期のマセラティにおいては「今点いてないと」どーにもならん(テスターに掛けられない)と云うコトになっております。

 ビトルボマセラティに装備されている、油圧計・水温計・ブースト計・電圧計等々のメーター類や、”赤色インジケーターランプ(重要度の高い警告を示す)”の点灯と、チェックエンジンランプ点灯はまったく連動していないコトからも分かります様に、この警告ランプは、エンジンに直接関わる補器の汚れや不調を検知して点灯するもので、一番大きなモノでフューエルポンプ不良(燃圧が不足)といったところです。一方で、本当に調子がおかしくなっている様な時には、却ってなんも点灯しなかったりする(笑泣)ので、ほとんど役立たずな警告灯であるように思います。国産車には、このようなくだらない装置は付いてないんじゃないかなぁー?ところで先日、国産車屋さんのフロント氏とお話いたしましたら「今年はラジエターのパンクが多いんですよー」と忙しさを嘆いておられました。思えば昨今の国産車って、水温計が無いヤツ多いんですよね。適正水温を示す、青く光るインジケーターランプはありますが、オーバーヒート時にはコレがいきなり赤く変わったりするワケです。赤くなったらもう遅かったりして・・・ラジエターもパンクするワケですね。欧州車のやみくもに付いてるメーターやインジケーターがいいのか、国産車のほとんどなにも無い計器が優れているのか、こうなるとドッチもどっちだよな。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月15日 (月)

いざ、投票を(政治ネタぢゃないよ:笑)

 よく考えたら、今日まで世の中は三連休だったのですね。どーりで、一日中電話も少なくて、なるほど”デポ前通り”は始終混んでいる(笑泣)。と云うワケで、今日はお休みの方々も多かろうと思いますので、ちょっとお遊びのネタでもどうぞ。

 一昨日、久しぶりに「Rたろうスカイプ」やりましたら、奥さまから面白いネタを賜りましたので、当ブログの主にジジイ関係者(笑)の皆さんには御案内しておこうと思いまして・・・。

 ”総選挙”です。しかしながら、A○B48でもなければ、参議院でもありません。円谷プロ(創立)50周年記念”ウルトラ怪獣総選挙” というのが現在開催中であると教えて頂いたのです。不肖ワタシ(たこちゃん)は、この手の情報にイカにも強い(タコなのに:笑)イメージを持たれていると思いますが、さにあらず。ネットサーフィンを一日中やってるワケではありませんので世の中の最新情報には結構疎かったりいたします。

 さあ、皆さんもお遊び気分で”投票”をどうぞ!本日現在の総合ランキングでは、第一位:バルタン星人(とにかくなんか知らんケド、一番有名な宇宙人「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ・・・」←初代ウルトラマンに登場)、第二位:ゼットン(まぁーなんと申しましても、最終回にて初代ウルトラマンを倒した最強の”宇宙恐竜”さんですからね)、第三位:メトロン星人(ウルトラセブンにてモロボシ・ダンと四畳半の部屋でちゃぶ台をハサみ、胡坐をかいてお話合いをしたと云う珍しいヤツ)・・・と、極めて”予定調和的展開(笑)”になりつつあります。

 一日に一回投票出来るらしいので、ワタシも毎日の投票結果を見ながら、懐かし且つちょっとだけマイナーなヤツ(とは申しましても、ここにエントリーしているヤツらはそれなりにメジャーなのばかりなのですが)を応援してやろうと思っております。

 ”チームエイリアン”・”チームスペース”・”チームアース”とA○Bばりにクラス分けをしてありまして、それぞれにエントリーしている怪獣や星人様に投票する仕組みです。我らが”ブースカ(笑)”は錚々たる有名ウルトラ怪獣達に伍して、現在総合で七位、チームアース部門三位と大いに健闘しております。

 ちなみにワタシは”チームエイリアン”では「ヒッポリト星人(ウルトラマンAに登場、当時のゾフィーからAまでのウルトラ5兄弟をタール漬けにして完全に沈黙(音出ます、注意)させ、絶体絶命の危機にさらした上、”初ウルトラの父登場”を誘発した功績(笑)を買って)」を、”チームスペース”では「キングジョー(ワタシが勝手に最強ウルトラヒーローだと思っているウルトラセブンをマシンの性能のみで窮地に陥れた実力(笑)を買って)」を、”チームアース”では「ベロクロン(ウルトラマンAに登場、全身からミサイルを発射するという、メカなんだか生体なんだか分からない派手な”超獣”)」を”推し”(笑)。

 それぞれの怪獣には選挙ポスターと云うのがあります(例えば現在チームアース首位の”ゴモラ”さんは「もう私、大阪城を壊しません」と、初代ウルトラマン第26話・27話”怪獣殿下”前後篇←大阪朝日放送タイアップ回を御覧になったヒトだけがクスっと笑える”公約”を述べています)のでコチラの方もそれぞれに味わい深いので、お楽しみください。オヤヂの皆さんのココロにササってる怪獣はドレかな?

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月13日 (土)

トランクラッチ金具の後日談

 はいはい!アツいですよ、はい、アツい。北陸地方や新潟県などでは大雨なんですってね。今日の東京練馬も昼過ぎからは暑い・・・も、そーなんですが、厚い雲に覆われて今にも泣き出しそうな空模様、時おりパラパラ雨も降ってくる様な天候でしたが、夕方までなんとか踏ん張りました。

 ここで当店顧客の皆さんに”ぎょーむれんらく”。すでに本篇ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方でも御案内しておりましたが、本日7月13日(土)いっぱいをもちまして、当店夏季休暇前の御預かり作業は受付を締め切りとさせて頂きました。また、8月20日(火)以降の御預かりについては引き続き御予約を承っておりますので、御希望日をお早めにどうぞ。

20130713012013071302 で、いきなりの本題。コレは今朝のハナシなんですが、「代引きのお荷物をお届けにやってまいりましたー!」と元気の良い声が聞こえますので顔を出してみますと、数日前にオーダーしたマセラティのパーツ群が正規ルートからやってきたのでした。

 さっそく開梱して、いそいそと各パーツを検品いたします。その中に、コレコレ、例のエボ用トランクラッチ金具も三つオーダーしたけど、とりあえず国内にあったと云うひとつだけが入ってました。コレで先日御紹介出来なかった”新品状態”の構造を詳しく説明しようと写真撮影・・・んっ?「コレ穴があいてないぢゃん!(泣)」

2013071303_22013071304 仕方が無いので、袋から出さずに撮影(返品するかもしれないんで:笑)いたしました。ちょっと不鮮明ではありますが、大体の雰囲気は掴んで頂けると思います。

 ソレにしてもねぇー(笑泣)、ワザとやってるんぢゃないかと思うくらいに絶妙なギャグ精神にあふれた逸品ですね、こりゃ。本日たまたま整備のために茨城県からお越しになったマセラティ430前期型のYさま(たまのお休みのところ、有難うございました&お待たせいたしました!)に現物を見せつつ御説明いたしましたら、「わぁ、こりゃー工業製品じゃないですよね(笑)」とさすがにアキレておられました。・・・さて、このパーツ、どーしてくれようぞ・・・あんまり深く考えるの、よそーっと(笑)。本日は”超小ネタ”にて失礼!

 それじゃー、また来週!皆さん、アツいアツい一週間でしたがお疲れ様でございました。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月12日 (金)

再び、「”ぱー”キングブレーキ」のハナシ

 ・・・とは申しましても、「些かオツ○の方に問題を生じて、文字通りに歯止めが効かなくなった王様」についてのハナシではありませんコトは”火を見るよりもアキラカ”ではございます(回りクドい:笑)が、連日続く”酷暑連続記録”とワタシの体内水分総排出量記録更新(笑)を記念いたしまして、昨日の続きのようなそーでもないよーなハナシでお茶を濁そうと思っている次第。

 あっ、そうそう、ここんところのコメント欄でマセラティ3200GTのトランクが電動で開かなくなっちゃったハナシを論じておられますが、3200GT様の名誉のために申し上げておきますと、3200GTはバッテリー繋いで無くても、普通に”キー”でアケることが出来ますよ(まぁ、そのキーまで終わってる様な個体のハナシなら”いたみいりやす”が←ありえる:笑泣)。

 ここのあたり、具体的にハッキリさせておきましょう。デ・トマソ時代のヤツであれば、シャマルを除いて”トランク用キーシリンダーがありません”ので、マニュアル(手動)操作では原則的にはアケるコトが出来ません。しかしながら、セキュリティの関係で、ここには詳細な状況をおハナシ出来ませんが、エマージェンシー用の”裏技”はチャンと用意されていますので、ソレはオーナーになる方々にだけそっと耳打ちしてお教えしています。

 デ・トマソ期マセラティの中で、なぜにシャマルにだけキーシリンダーがあるのかと云えば、トランクルーム内(と云うか、右リアブリスターフェンダー内)にバッテリーがあるからで、これはフィアット期、フェラーリ期のマセラティ(ガンディーニクアトロポルテ&ギブリ全種・3200GT)にも継承されている理念です。逆に、シャマル以外のデ・トマソ期ビトルボを御存知無い方々のために補足いたしますと、原初のビトルボシリーズ、222系、430系、228、スパイダーザガート、カリフなどなどは、ボンネット(エンジンルーム)内にバッテリーがあるのです。さらにしつこく申し上げれば、そのボンネットのリリースレバーに繋がるワイヤーが万一伸びてしまったりキレてしまったりして、その”ボンネット開口動作”が出来なくなってしまった場合(しかもこのトラブルは、あるにはありますが、経験上非常にレアです)に備えて、エマージェンシーワイヤーまで(カーペット裏に隠してあり、取扱説明書にも記載されてない)装備されているのです。まっ、コレも、ボンネットのアタリ調整がうまく出来ていない個体や、フードインシュレーターが”砂”になっちゃってる(もしくはハガしちゃった)様な個体については、「別の理由で」ボンネットが開きにくくなってますので、ワタシの知ったこっちゃありません(笑)。

 で、本日の”本題”は「”ぱー”キングブレーキ(しつこい:笑)」でしたね。イタリア車のパーキングブレーキは特に少量生産車において「効かない」と云うのが伝統芸能でありましたので、ビトルボ期マセラティに限らず、お馬さんも、少なくとも90年代までのヤツはヤッパリ効きません(”牛”の事情は知りません:笑)。とは申しましても、車検場のコースで(ノブを押したまま)レバーを握って瞬間的に背筋運動の限りを尽くせば”合格ライン”に到達する程度の制動力はあるんです。ところが、ちょっとレバーを”ギー”っと引いた程度ではゴロゴロと転がっていっちゃう可能性は否定出来ません。ですから、マセラティやフェラーリ納車の時に必ず皆さんにおハナシするのは、「(トルコンオートマ車の場合)必ずATセレクターレバーを”Pレンジ”に入れてクルマを離れてください」「(普通のマニュアルミッション車の場合)必ず”1”か”R”に入れてクルマを離れてください」と云う文言です。ここまで書いているのを”たこヨメ”がヨコで見ていて「そんな”Pレンジ”に入れないでクルマを離れるなんてヒト居るの?」と訝しげに申しますので、「そんな考えもつかないコトをするヒトが居る(また、そういうシチュエーションになりうる)のよ、世の中には。大体、インダッシュナビモニターなんかを付けてると開閉動作の時にはATセレクターを後ろに逃がさないとならないでしょ、そういうメーカーが想定してないところで間違いは起きるモノなのよ」と説明しておきました。

 さぁ、ここで問題になるのが「練馬のH」さん御指摘の「(インチキ:笑)セミオートマ群」各車において、パーキングブレーキの制動力不足が問題となるシチュエーション発生時の対処法ですね。具体的には、「フェラーリで云うF1マチック・マセラティで云うカンビオコルサ・アルファロメオで云うセレスピード・フィアットで云うデュアロジック」等などの機械式クラッチを電気と油圧で動作させる関係者(車)での場合と云うコトになります。

 コレは、すべて原則的には”マニュアルミッション”なんです。そしてクラッチペダルを踏むのと離すのを(高価で場所をとるトルクコンバーターを使わずに)自動化させているだけのシロモノです。ですから”いわゆるフツーのトルコンオートマ”では当たり前の”クリープ現象”が無い。ソコで”急な坂道”発進などのシチュエーションで、ハンドブレーキを使えなくてはコマると云うことになるワケですが、そのハンドブレーキが役立たずといったところが、いかにも”イタリアン(笑)”なツメのアマさであると云うワケです。

 ソレにしてもスゴイのは、こういった機構をもったクルマの取扱説明書を見ますと、例外無く「クルマを離れる(駐車)をする時には、必ず”1”か”R”にイレておいてください」と云う要旨の文言が書いてあります。「パーキングブレーキを信用するな」と書いてある様なモンです。ですから、皆さんが免許を取得する時に、教習所で習ったコトをもう一度思い出してください。「坂道にクルマを駐車する時には、しっかりとパーキングブレーキを掛け、ギアを(ノボリの坂道では)”1”か(クダリの坂道では)”R”に入れ、ハンドルを左に切っておき、さらに”輪止め”をしておきましょう」であったハズ。たまたま現今国産車のパーキングブレーキ性能が抜群であるダケの事であると認識すればハラもたちませんね。

 一方で、我が国における現実的問題として、坂道の途中でクルマを一時的に離れないとイケないシチュエーションが駐車場の出入口などに頻繁にあるワケですが、コレもほとんどヨーロッパやアメリカでは問題にならない部分なので無視され続けています。まあ、笑い話の様で恐縮ですが、”折りたたみ式の輪止め”を助手席の足元にでも放り込んでおく(そして必要時には取り出して使う)のが一番実践的且つ安価な対処法だとワタシは考えております。

 それでも、最近のフィアット系セミオートマ車においては、坂道発進時に”疑似クリープ”を数秒間発生させると云う”ギミック”が付きました。腕力に自信の無い女性などには朗報だと思いますし、イタリア人も多少アジアンテイストに理解を示す様になってきた(それだけ重要な市場性を感じているのでしょう)と思える昨今ではあります。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月11日 (木)

今日は、マセラティ222 4vを肴に・・・

 レーロヘロ(新語:笑)・・・あー、アツい、アツい、アツい!!!ほースッキリした。やっぱ、アツい時には「アツい!!」と叫んでた方がカラダには良さそうです。皆さんも記録的なこの酷暑(ふじみの市のUさま、こんな暑さの中でわざわざ陣中見舞いを届けてくださいまして有難うございました。いつもいつもすみません)で色々と不調になっていらっしゃるかもしれませんが、自らのカラダの不調は放っておかずに、くれぐれも無理をなさらず御自愛くださいね。

20130711012013071102 一昨日、昨日と、三兄弟それぞれが時間を見つけつつ作業分担してやってまいりました、マセラティ222 4vのカムカバー結晶塗装(あぅー、なかなか乾かなくて、いやーマイッタマイッタ:笑)も夕方にはようやく左右二枚が出揃いました。”浮き文字”部分をすべて削り出していく作業もたいがい面倒なモノですが、今ではスッカリあたりまえの工程と化しておりますのが、ワレながら「思えば遠くに来たもんだ(極北?:笑)」 

 しかしながら、ここからがホントの「地獄の面倒臭さ(なんかスゴイような、そーでもないよーな:笑)」を誇る、”ゴムヒモ状”のカムカバーパッキンを貼り込んでいきつつのカムカバー&周辺カバー装着作業であります。ワタシも作業をする三男の近くに”そーっと(笑)”寄ってはみたものの、いかにもオコラレそうだったので・・・このあいだ新調した新しいデジカメの”光学20倍ズーム”がココで威力を発揮。上の左写真でエンジン本体端面の白くアルミ地が光っている部分は、プラグホール周りも含めて、すべて丸断面のガスケットが載っかるところです。この”アタリ面”もあらかじめキレイに清掃脱脂し、平滑面を作り出しておかなければなりません。

20130711032013071104 下の作業が終わるまでのあいだは、同じクルマのリアブレーキローターをはずした風景で皆さんの御機嫌を伺うコトといたしましょう。

 リアのブレーキローターをはずしますと、御覧の様に、パーキングブレーキのライニングが剥き出しとなります。室内のパーキングレバーを引き上げると、ワイヤーの作用でこの左右ライニングが外側に開き、ブレーキローター裏側の筒状部分に向けて”つっぱる”コトによりブレーキが効く(ちーっとも効かないケド:笑泣)と云う寸法になってます。

20130711052013071106_3 斯くの如くの立派なライニングが付いているのに、「なんであんまり効かない(ように感じられる)のか」・・・その原因は拾いだしたら、設計、材質、精度とキリが無さそうなんですが、まずはライニングの外周”R”と、その相手方の内周”R”がピッタリといってないところが最大のネックなのだろうと思います。要するに”面”であたっている様でいて、実は数本の”線”とか”点”のみで制動しているような感じなのだろうと云うコトです。ホントはパーキングブレーキを時々引きながら、”アタリをつけるための慣らし走行”を行い、表面同士をしっかりと馴染ませた後に、もう一度ここまで分解してダストを掃除し、各部の調整をやり直すと云うのが大正解なのだと思います。

20130711072013071108 ホントはディスクローターの方にも色々と”ネタ”があるのですが、前にもやった様な気がいたしますので、本日は”くどくどしい(笑)”御説明をヤメておきましょうね。

 ・・・とかなんとか、書いているうちに、階下ではエンジンルームに左右カムカバーが花を添えた様です。222 4v独特の、(マセラティ車には極めて珍しい)アンシンメトリックな配管・配線がビトルボマセラティの持つある種の”まがまがしさ(笑)”をより一層際立たせておりますね。コレをガレージに置いて眺めれば、とても旨いサケが呑めそうです(さー、帰ってオレも:笑)。今日もビールがウマそーだ!

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月10日 (水)

しまらないハナシ(笑泣)

 はい、こんばんは!う~~~、今日も全国的にアツ・・・以下省略(笑)。とにかく酷暑の季節が今年は思いのほかにハヤく訪れてまいりました。その分”秋”の到来がハヤければ有難いと勝手に希望しているのではありますが・・・。

20130710012013071002 今朝も出社してメールを拝見いたしますと、「トランクがシマらないよー」とのお話が舞い込んでまいりました。まさに、本日のお題通り「シマラナイ」お話でして、我孫子のF様、マセラティ社に成り代わりまして、深く、深く・・・(いつもコレ:笑泣)。で、言い訳方々で恐縮ではございますが、ひょっとして、このネタは過去に深く追求したコトが無いのでは、と思いいたり、本日は久しぶりの写真付き”本ネタ”をお届けしようと思います。まずはF様のエボV6と同時代に製造されたエボV8の写真からです。トランク側のラッチ金具はエボ期に変更され、御覧の様な形状になりました。確かに金属部分の表面硬度や剛性が増しているのは理解出来るのですが、外周スリーブ部のフローティング機構(?)の設計と精度に問題があり、トランクが閉まりにくいと云う問題が時々発生いたします。

20130710032013071004 そもそも、ガンディーニ型のクアトロポルテと、同じくギブリ(そしてシャマル)におきましては、トランクフードを支える左右のヒンジ(パンタグラフ式)が、そのフード重量に比してあまりにも脆弱なため、トランクの前後左右天地方向のいずれにも位置が定まりにくいと云う構造上の弱点があります。ボディ側のラゲッジルーム開口部全周にわたって立ち上がる様に装着されているウェザーストリップをちょっと立ち上げたり寝かせたりするだけでトランクフードの締まり具合は劇的に変わってしまいます。必ず閉まる様に調整するには、フード裏のカーペットを剥ぐり、ラッチ金具を固定する二本のボルトを緩めて金具全体をちょっと大げさに下方に出してしまえばいい(キャッチ金具に届き易くなる)のですが、そうすると、フード裏側とボディ開口部ウェザーストリップの密着度合が弱くなり、今度はトランク内への雨水浸入の原因ともなりますので、アタマのイタいところではあります。とにかく閉まらなくなった場合には、円筒スリーブを最先端まで引っ張り出し、トランクフードを残り5センチのあたりまでゆっくりとボディに近づけ、その位置から「そーっと、ドスン(コレが意外と難しい:笑)」です。スリーブが後ろに逃げている状態のままでは何度チャレンジしてもキャッチしてくれません(F様、御不便をお掛けいたしました←ペコリ!)。

 コレは、いまだやってみたコト無いですが、スリーブを軸最先端位置に固定する(うしろにズレない)様に、軸側にしっかりした輪ゴムを強く巻きつけると云うのもとりあえずの応急処置的対応としては効果がある様にも思います(10回閉めても締まらなかったモノが、3回に1回成功するようであれば可)。

20130710052013071006 一方で、根本理念は同じでも、脇役がいいので救われているのがコチラ、ガンディーニ後期型のラッチ金具です。

 ワタシの文章表現力では、なかなかお伝えし難いのですが、大体、弧を描いて側面から浸入してくるまっすぐなカタチのモノ(円筒スリーブ→軸を中心に”スムーズ”にクルクルと回れば、”なんとかなる”と思ったのでしょう)を垂直方向に上から留めようとする設計自体に大きな無理を感じます。どうしてもはじめから若干の”逃げ”が必要となっている(円筒の位置がキマらないコトを是とする)ところに問題があるワケですが、この後期型用金具では、樹脂部材に頼らず、巧みにソコをなんとかしようと(笑)しています。但し、御覧の様にこの時期の金具材質はお世辞にも強固なモノとは云えず、金具のぶつかり合うポイントは長年の使用により徐々に削れてまいります。

20130710072013071008 今度はガンディーニの最初期型用ラッチ金具です。コレはもう、デ・トマソ期の222や430、その他の車種とも重なり合う設計。思えばコレも一旦ズレると往生したモノですが、今にして思えばコッチの方が”決まり”がある(キャッチされる部分が動かない)ぶん調整し易かったよなー。ちなみに、受けるボディ側のキャッチ金具やトランクロックアクチュエーター(モーター)の根本的理念にも変遷があるのですが、ソレは一気に出さない様にしておきましょう(ネタ切れ防止策:笑)。

20130710092013071010 今日の最後はガンディーニ型ギブリ(Ⅲが発表されちゃったので、これからはいちいちこう書かなくちゃならないのかな:笑)なんですが、基本的に上項のクアトロ最初期型と軌を一にするモノです。

 トランクといい、ドアのストライカーといい、マセラティ本社工場のボディ艤装最終工程で伝統的にヤッてる「ハンマーでスッパたき工法(笑)」がやはり結局は勝利への近道なのでしょうね。ちなみに只今”エボ用新品ラッチ金具”は在庫確認中であります。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月 9日 (火)

足る事を知るシアワセ

 はい、こんばんは!まぁ、全国的にアツかったコトとは思いますが・・・もうヤメましょうね、あたりまえのハナシすんの(笑泣)。ホゲホゲになってアパートに帰ってまいりまして、今朝「Sm」さんから頂戴(ホントにいつも有難うございます←ペコリ!)いたしましたサクランボをデザートに食しながら、昨日録画していた「変身忍者嵐」を冷房がまあまあ効いた部屋で楽しめると云う境遇は、世界が100人の村だったら、いったい上位何位くらいのモノでしょうね(まちがいなく一位だよな:喜)。

 ヒトは生まれる場所や時代を自ら選べない、本当にこの現実は過酷です。この世界において(たまたま)大成功を収めた人々は本来恵まれぬ人々にもっともっと施してもよい様に感じますが、その「足りる事を知らない」方々にとっては世界の下位99%のヒトビトの慎ましやかな希望を叶えるコトなど眼中には無いのでありましょう。

 ちょうど一年ほど前に開催された”リオ会議(各国首脳が集まり環境問題を討議する会議)”における、ウルグアイのムヒカ大統領と云う方のスピーチ。コレを日本語に翻訳されているページを縁あって読ませて頂き、こんなワタシも非常に感銘を受けましたので、今日はここで御紹介いたしましょう。リンク先の方には感謝いたします。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月 8日 (月)

”手塚”と”石の森”を手っ取り早く堪能する週間

 わー!!今日はもう早朝から本格的に「酷暑!」。夕方近くになると御電話を頂いても、声がチャンと出ない(ガラガラのゼエゼエ:笑泣)状態でお話する感じだったので、「風邪でもひいたんですか?(名古屋のKさま、すみません)」なんて心配される始末だったんですけれど、なんか腹筋にも背筋にも気合が入らないと申しましょうか、とにかく”気圧変動”を直に体感しちゃってる状態でした。なるほど、5時を迎えて、「ブー(お分かりですよね:笑)」が登場。あー、なんか「ジェ-○ス」の向こうで”ゴロゴロ”と光ってるなと思ってたら、そのうち「ゲリ豪(なんか色んな意味でスゴクないか、コレ:笑)」襲来で”ちゅどど雨”が降ってきました。・・・「あー、いかにも”夏の夕立”といった感じで”風流”ですな、わっはっはっ」・・・っと余裕ブチかましていられれば良いのでしょうが、先ほどせっかく拭きあげたフィアットニュープント1.4スポーツ(国分寺のU様の奥さん、今日は御苦労様でした)をさらに”天然ジェット水流”でもう一度洗って頂けて・・・うー(笑)。

 ところで、先週の土曜日から、N○Kの”BSプレミアム”で「特集 手塚治虫×石ノ森章太郎 ~TV作品 初回・最終回大集合!」というプログラムが組まれておりまして、昨日の日曜日はそれを録画したモノを、寝っころがっては自分のカラダを揉みながら(笑)、一気に”見倒し”ました。一昨日土曜日の分は「マグマ大使(実写)・・・♪あーあすぅーがうっんっだぁーせいぎのまっぐっまー」、「仮面ライダー(もちろん初代の)・・・♪しぇまるぅーしょっかぁー、ぅじごくのぐぅんーだぁーん」、「がんばれロボコン(やっぱり初代の)・・・♪でんでんがんがん、ほい!てんがん、がーんばーれーろーぼーこん」、「鉄腕アトム(モノクロ:アニメ版)・・・♪そーらーをーこーえてー、ららら」の四作品・計八本でしたが、いずれ劣らぬ巨匠の代表作品群であります。

 当時おそらくは観た(さすがに”アトム”は再放送でしたが)モノばかりのハズなのですが、いずれも最終回って「こんなのだったっけ?」と云った感想を持ちました。ワタシのコドモの頃の記憶は意外とテキトーです。リンク先を御覧になって頂くと分かるのですが、昨日日曜日には「ブラックジャック」も上映済み(この最近のアニメは見たこと無いデス→だからあんまり思い入れも無いの:笑)となりました。

 しかしながら、本日夜の分からは、まだ間に合います(間に合わなくていい?:笑)。「変身忍者 嵐・・・♪きぃらぁーめぇーくいなーずまー・・・って今日の夕方みたい:笑」「ビッグX・・・♪たーまなーんか、はねかえせー、やー!!」「さるとびエッちゃん・・・♪どーしてえっちゃん、なーぜだかえっちゃん、へんだーなーへんだーなー、えーーーーーーちゃん」「ミクロイドS・・・♪くろーいあくまのーいんぼーがぁー」「人造人間キカイダー・・・♪すいっちーおん!わん、つー、すりー!」「サイボーグ009(初代モノクロ)・・・♪あかーいまーふーらー、なびーかーせてー」「ジャングル大帝・・・♪かぜーきるー、ぎんーのやー、ながーれるーたてがみー(コレはエンディングだけど)」「秘密戦隊ゴレンジャー・・・♪まっかなたいよお、かめんにうーけてっ」「リボンの騎士・・・♪ぼくっのっみっるっゆっめは、ひっみつぅうーだよっ」

 以上が今週これからのラインナップです。我ながらスゴイと自負する”芸(笑)”は、このあたりの曲は、ワタシをカラオケ屋に連れて行き、オケと歌詞さえ出たらばすべて歌わせるコトが出来ます。大体、1980年くらいまでの「アニソン」と「特ソン」主題歌に関しましては一度も見た事ない(よって本編ヒーローがどのようなヤツかさえ知らない:笑)モノまで、ムリヤリ聞き込んで網羅してしまいました(本編がどーでもいい内容でも、歌はホントに名曲ぞろいで、どれも皆素晴らしいのでコマってしまいます)。どなたか一度誘ってくださいな、きっといい仕事しますヨ(この件に関しましては、”三兄弟全員”がイケてます:笑)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月 6日 (土)

ツユ明け宣言(ハヤっ!)やら色々”発令”の土曜日

 はい、こんばんは!ついこの間にゴールデンウイークが過ぎて、「さあ、今度はツユと猛暑の夏を迎え撃とう!」なんて決意も新たに闘ってきたのではありますが、それからアッと云う暇も無く二ヶ月が経過して、「東京のツユは明けちゃったよ~~~ん」と”キショーチョーからのはっぴょー”があったらしいです・・・ホントかよー(笑)。早速本日は強風が吹き荒れつつも猛暑(ギブリでカムシーンでシャマールの熱風シリーズ:笑)であるといった、意味不明な陽気でありました。

 ”猛暑”と云えば、ここのところ「エアコンの突然不調」によるお預かり修理と云うのが”プチブーム(三連発:泣笑)”になっておりまして、関係者各位に於かれましては「どーもすみません(笑泣)」とマセラティ社になり代わりましてとりあえず謝っておこーっと。本日も不良のエアコンリレーを交換して完治した「UさまビアンコエボV8」をお納めいたしましたが、入れ替わります様に「いつかはシャマルさん:222SE」が入ってきて、こちらは先だってのカリフ同様、エアコン高圧ホースからのガスリークが原因と判明。そのまま御入院(泣笑)をして頂くコトとなりました(ちょとまてクダサーイ:笑)。

 ”ガス漏れ”と云えば、ワタシが今朝早く出勤して置き場の作業中車輌を数台清掃しているところに、デポ前通りを「パオパオ系緊急車両」が次々と走ってまいります。幾台ものパトちゃんに化学消防車も次々と、少し遅れて”東○ガス”の緊急車両も走り去って行きました。「どこかでガス漏れ事故でもあったのかな?」と思いつつ、さして気にも留めずに作業を続けておりましたが、シゴトが一段落したところでデポに帰ると、隣の「カレー屋(絶賛”大迷惑”工事中:大泣)」の入る建物の前に先ほどの緊急車両群が集結、周囲は騒然たる雰囲気に。

 驚いた近所の人々もみんなオモテに出てきてしまっていましたので、その中のおひとりに「何があったの?」と伺うと、「どーもガスの警報器が鳴っちゃったみたいですよ、昨日も夜中まで工事やってたけど・・・」とのコトで事故や事件では無い様子、でとりあえずは安堵しました。

 どーせ突貫で”気の抜けた様な”内装工事に使われた接着剤などの揮発成分が暑さと湿気で一気に”雰囲気”となり、室内に充満してたとかの他愛も無い理由なのでしょうが、人騒がせにもほどがありますね。大体において、ビルの管理を請け負う不動産会社、持ち主、工事関係者そのいずれもが事前にワタシんところなどの隣近所に着工開始の旨を一切知らせるコトもあいさつも無く、当店の敷地内に勝手に什器を積み上げるわ、隣のビル住民は何台もの自転車を当たり前の様に置くわで、それでも、「お互いさまの部分はあるから」と、ここ二週間ずーっとガマンにガマンを重ねておりましたが、関係者連中があまりにも目に余る”ずーずーしさ”を発揮しやがります(笑泣)ので、工事請負人のおやぢの一人にちょっと注意を促したら”逆ギレ”されて「アタマかち割るぞ!」と恫喝してくる始末。一昨日も自転車を我が敷地に置こうとしている住民(ガキ連れ)に”ヒトコト”申し上げたら「ここに置いて、何が問題なの?大体自分らも、(工事がはじまり、カレー屋が入って)自転車の置き場が無くなってコマってるし、おたくが越して来る前からここに住んでるし」・・・二の句は継げません。さすがに翌日は、ワタシの不在中にその奥さんだと云うヒトが訪ねてきて、「ウチの旦那が昨日は暴言を吐いちゃったかも知れないので・・・」と謝罪に来たそうです・・・そんなのあたりまえだけど(さらに云えば暴言吐いた”本人”が謝らなくてど-すんの?)。

 このまま開店されたら、毎日カッカとする日々にならないモノかと、ちょっと心配です。今の日本の大人の中には、見た目はオトナ(しかも40代・50代)だけど中身は10才以下の思考回路しか持っていない御仁が居るコトが真実なのだと分かってゲンナリいたしましたヨ。とにかく関係者全員が「オレのせいぢゃ無い」と責任回避の言葉ばかりを考え、くだらないプライドでもあるのか”ちょっとアタマを下げる”事すらも行動様式の中には無い様です。ワタシだって、事前にキチンと話を通してさえいてくれれば、「ソコに置くな」なんてケチな事は云わないですよ。すべてが”済し崩し”で、何か云われなければ”ダマテン”を決め込もうという魂胆が許し難い。

 ・・・と、ここまで書いてたら、先ほど(PM21:00過ぎ)にデポに立ち寄った”岡本三男”からワタシの携帯に・・・「今、デポの横に来たら、今朝とおんなじコトになっててビックリだよ」「えー、また来ちゃってるの?特殊緊急車両軍団」「もうヘンなカタチの装甲車みたいなのがいっぱい居るよ。カドの巡査に”朝のと同じなの?”って聞いたら、”どーも、そのようですね”とか云ってるよ」・・・だって。イ・イ・カ・ゲ・ン・ニ・シ・ロっ!

 ところで昨日、”当のカレー屋”さんの店主になるヒトと初めてお話いたしましたら、ネパール出身であると云うこの方が一番まとも(笑)。「(逆ギレしてた)こうじやさん、おかしいヨ。この人は今日で終わりですから、許してください」とワタシに向かって手を合わせます。ワタシも「開店したら、美味いカレーやネパール焼そば喰わせてね」と握手してきました(コレが普通にあるべき姿だよなー、ホント)。かなり本格的なネパール料理を供する予定らしいので、こちらはちょっと楽しみですヨ。デポに御来店頂いたお客様方にもお楽しみが増えそうです。

 それじゃー、また来週!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月 5日 (金)

”型録世界”の深淵

 まあ、常日頃「色んな意味でイジョーなコンディション(笑)」の15年~30年落ちイタ車に囲まれて生活しておりますと、スッカリ時空が歪んでいる人生にならざるを得ないのです。ですから五年前のモノはワタシにとっては「全然新品」ですし、十年前のモノでも「大体新品(笑)」です。昨日ネタにしたデジカメも”たったの”五年振りに更新したら「機能充実・質感低下」と云うのが丸わかりで、例えば今までの機種が「光学6倍ズーム」であったのに対して「光学20倍ズーム、しかも、より薄型で軽量」になったりしておりますので、コレはハッキリと”進歩”であるコトには間違いないのだろうけど、手にした時の”充足感”とか”安心感”と云う漠然とした官能的要素に於いて圧倒的に足りてない感覚を覚えました。ああ、なんか、クルマと云い、IT商品といい、新しいから万事OKというモノでもないらしいです。実際、スマホは”タッチパネル”式というところに抵抗があるので、今の携帯がブっ壊れるまでネバろうと思ってますし。ワタシ、液晶タッチパネルを押しても反応し難い体質なんです。ナビなんかだともうお手上げで、ほとんど無反応なんでコマっております。きっと指先から「イジョーな電磁波」とか「ヘンな油」が出ているからに違いありません。

 先日、中野新井薬師の自動車カタログ屋である「ブックガレージ高橋君」から久しぶりにメールが届き、何かと思えば「こんな本出てるよ、オレは買った」との自慢&インビテーション(笑)。

 添付の”写メ”で送られてまいりましたのが、「メイド・イン・ジャパンのデザイン!70年代アナログ家電カタログ」というムック本の写真。・・・「オレ(高橋君)は買ったのか、うー、オレ(ワタシ)は買おうか買うまいか、どーしよかなー」3000円弱の価格も躊躇するところです。

 世の中には色々なヒトがいるもんで、とある東北地方に住む「家電カタログコレクター(って云うか、そんな世界があるのがスゴイ)」の方が、東日本大震災で被災したのを契機に、カタログの保管場所を喪失したため期せずしてコレクションを公開するハメになったモノが集大成された本なのだそうです(とは云っても、ぜんぜん一部なのだと思いますが:笑)。

 カタログって、何のカタログでも、時代の生き証人的な資料たり得ますよね。表題に在ります様に漢字をアテると、いみじくも”型録”、「カタチを記録する」と読み取れます。その上、その時代時代に”旬”であった女優、歌手、タレントを映し出す鏡でもあります。

 クルマでも、家電でも、現物を手に入れる直前にはその検討資料としてカタログを読むのは結構ウキウキするものです。最近はネット上でもウェブカタログを(しかも3Dなどのヴァーチャル仕様で)存分に見るコトが出来ますが、一方この世界では完全なるペーパーレス化を推し進める気持ちは無いらしく、いまだに家電量販店でも、新車ディーラーでも、夥しい物量のカタログを置いています。ところが、そういった新品を扱うところでは”現在と未来”しか見ておりませんので、型が遅れると(古くなると)、アッサリ捨てちゃいます(Cー○ズさんでも、”マセラティ・フェラーリのカタログや取説”みーんな処分しちゃったらしいです。あー勿体な、あー、もったいな:笑泣)。

 さぁ、皆さん今からでも遅くありません。カタログ集めって結構面白いですよ!ただし、お住まいの床が抜けない程度にホドホドにね(なにせ現行の品物のであれば無料ですから、際限が無くなるのです:笑)。押し入れに仕舞って、一旦存在を忘れます。そして20年も熟成させますと、きっと”いい塩梅”に味が沁み出てまいります。ちなみに本業が自動車カタログ屋である高橋君は、相当な自転車カタログコレクターでもありまして、「ロードマン」とか「ドレミまりちゃん」とかの当時モノ本カタログを普通に持ってます(昭和20年代のからあるからスゴイ→あ、いや、ヘタすりゃ戦前モノも:笑)。

 「ね、ドレミのカウルが黒くなってて、細い目ん玉付いてるヤツって何だっけ?」と電話口で聞きますので、「あー、そりゃーねー、”ドレミ7(セブン)”って云って、少年仮面ライダー隊員の社用車(笑)になってたヤツよ。V3劇中にも登場するからプロップ的な価値もあるよ」なんて”サブカル炸裂バナシ”が出来る友達と云うのも有難い存在ですね。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月 4日 (木)

にゅーデジカメ(笑)が速攻でヤッてきた。

 はい、こんばんは!昨日は”かなーりどうでもいいネタ”で、コメントのしようも無いといった感じだったのでしょうね。まぁ、当ブログ読者のほとんどの方々からは、無視された(泣)格好になりましたが、本日も云わばその続編なので、きっときっと無視してください(笑)。

20130704012013070402 ・・・で、やってまいりましたヨ、新しいデジカメ(早っ!)。近頃のネット通販はスゴイですね。

 昨日の15:00頃にデジカメの終焉を確認(泣)した後、速攻でオーダーしたら、今日の午前中には、もう新しいのが届いちゃいました。いったい、この素晴らしい流通の在り方はどーなってるんだろうと不思議に思いますけれど・・・。

 で、210分の初期バッテリチャージを終え、新しいデジカメで初めて撮影した写真がよりによって(笑泣)上の二枚。「Rたろう先生とのスカイプ画面(ライブ)」と、今まさに傍らに置いてビールのつまみにしてた「枝豆」・・・あああ、なんたるちや、初めての写真が”コレ”かぁー。先生様からも「初めての写真がオレぢゃー、そのデジカメの運命もキマったな」と誇らしげに云われてしまい、「5年保証をわざわざオプションで付けといたから大丈夫だモン!」と、一応反駁しつつ”粋がって”おきました(笑)。

 さぁ、五年間の時を経まして、久しぶりにキレイな画像で静止画・動画ともにお送りするコトが出来る様になりましたので、当ブログも公式動画サイトの方も、いよいよ一層のグレードアップを果たせるかなと”ちょっとだけ”期待しております。「だったら、一眼レフを買えよ」といったお声もあろうかとは思いますが、「オレに使えるワケねーダロ!!&高くて買えねー」でありますので、ソコは”どーかひとつ”御容赦くださいネ。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月 3日 (水)

デジカメ、あぼーん(泣笑)

 うー、このブログやウチの動画サイトを”ヘビー”に御覧くださっている常連さんの方々にはウスウス気が付かれちゃってたとは思いますが、時に画像や動画に”モアレ”と申しますか、”シミ状の斑点”が何時の頃からか出る様になってしまっておりました。特にソレは光学ズームを使用した場合に顕著にあらわれていたので、せっかくのキレイなマセラティもコレじゃー”台無し”だよなといつもヒソカに思ってたんです。

 ソレでワタシもこの問題がなんとかならないものかと、ここのところずーっと思案しておりまして・・・コレが単純にレンズ表面の問題では無くて、内部の多層レンズや光学フィルター表面のヨゴレによるものと断定し、本日思い切って分解清掃作業に及びましたが、液晶とメイン基盤をつなぐ”フレキ”部分も断線しているコトが先ほど判明し、”パナソニックLUMIX DMC-FX150”型デジカメは速攻で退役となるコトが確定してしまいました。かくして、昨日アップした”クアトロポルテ後期型のダッシュボード降ろしの図”動画が彼の「遺作(笑泣)」と云うコトに急遽決定してしまいました。この五年間、日常のシゴトに、旅のお伴にとスッカリ手に馴染んでいたカメラですが、別れは唐突に訪れてしまいました。

 ああ、ワタシの日常業務にとっては”命のデジカメ”ですから、早速後継機はオーダーいたしました。同じメーカーのモノですが、今後しばらくの間は、少しはまともな画像をお届けできるかなと期待しております。

 次、”マセラティ微妙小ねた”イッてみましょう。

 昨日の「練馬のH」さんからのコメント・・・

 「ダッシュボード降ろしも、同じクアトロポルテといっても、生産時期によって微妙-に違ったりしているのでしょうか。」へのお答え。

 ガンディーニルック・クアトロポルテにおいては、97年前半くらいまでの前期型V6とエボ前後期型、そしてエボ系では、まったくと云っていいほどに段取り(分解工法)が違います。前期型V6においては、すべてのメインハーネスがダッシュボードの裏にメインヒューズボックスごとくっ付いてきちゃいますので、山ほどのカプラーを解き放つ作業が(組みたてる時はそのひとつひとつを確実に念入りにチェックしながら締結する必要があります。→コレはギブリⅡ中期型以降も同じ理念です。)追加されます。ハッキリ云ってハチャメチャに難しいです。他所でブロアーモーター交換歴のある個体をバラすと、大概「こんなんで、ホントにいいんかい?」なコトにそこかしこがされちゃってます。バルクヘッド側からの攻撃方法も、昨日の後期型やエボ系では、画像の通りの位置にボルトのアタマが出ておりますが、デ・トマソ時代のビトルボ系マセラティ同様に、前期モデルでは、一旦ワイパーユニットを降ろしてから、その奥にあるロックナットを攻めるヤリ方となってました。さらにダッシュボードのウインドーに近い部分が別ピースのパーツ割となっており、コノ部材を留めているナットもバルクヘッド内から勝負しなければなりません。前期型クアトロポルテや、デ・トマソ期マセラティの方が、”手数”と”作業スキル”を必要とする(特に再組み立て時には)コトは云うまでもありません。まっ、このあたりのおハナシは、新しいカメラがやってまいりましたら、またまた存分にお届けしようと思っておりますので乞うご期待であります。

 それじゃー、また明日!

2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月 2日 (火)

さあ!ダッシュボードを降ろそう!!

 ・・・と、景気よくはじまりましたが、本日も結構ボロンボロンなの、ワタシ(暑かったなぁー、今日は本格的に:泣笑)。と、いうワケで、コマッタ時の”動画頼み”で「Youtubeマイクロ・デポのたこちゃんネル」に新ネタを仕込みました。本日ワタシがオモテでやってた「文京区のD様(いつも有難うございます&お待たせして申し訳ありません←ぺったんペコリ:笑)マセラティクアトロポルテ後期型V6」のダッシュボードを降ろす風景(音出ます、注意)を”超ダイジェスト版(許してちょーだい!)”でお送りいたします。

 このクルマ、あんまりキレイな内装なもんで、バラしていくのも気を遣う遣う(笑)。それでも天候に恵まれて、なんとか午前中には”えっちらおっちら”と完遂させるコトが出来ました。

 ソレにいたしましてもビトルボ系マセラティ、中でもクアトロポルテは、本当に”コレでもかー、コレでもかー”と内装にイタリアンな職人芸を傾注して造られておりますので、この部分だけでもたいへんな価値があるといつも思います。皮革部縫製の妙、ウッドパネルの凝った形状とパーツ割、そして艶やかな光沢。

 まっ、その工芸品(民芸品?:笑)的”価値”をハラの底から分かるヒトは世の中にそう多くはないと思いますが、こんなにスゴイデザインの内装をほとんど天然素材を張り巡らせる工法で勝負し、実用車に装着してると云うコトは、この時期のマセラティの専売特許とも云える特徴であります。少なくともワタシは、彼の国の往年の職人さん方に畏敬の念を以って、いつも慈しむ様に接していこうと思っておりますヨ。本日は小ネタにて御免。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年7月 1日 (月)

懐かしい特撮三連発

 そりゃそーと、今年のツユは少なくとも東京練馬では「からツユ」に近い状態なのかな。2月~4月の方がよっぽどツユっぽかったけど、雨が降らないのは、お待たせしている作業を少しでも進めたいと日々願うワタシにとっては却って有難いコトなので、一日中目一杯の”屋外現場仕事”に従事する事となり、朝一番から日没までずーっとオモテに居るせいで、日焼けと虫さされでカラダ中ハレハレ(笑泣)になっております。よく見るとイタいワケだよ、左右の指先もハーレハレ。まぁ、ワタシの”ハレハレ度合い”が進むにつれ、お客さんのクルマはバリバリ(笑)になっていきますから、やはり、やりがいはあるシゴトだよな。

 今日もデポ場内では、「浜松のMさま」カリフのエアコン真空引き&ガスチャージ作業と、エアコン高圧ホース交換のためにはずした右の目ん玉ユニットの取り付け。「Uさまビアンコエボ6」の継続車検整備が粛々と進み、ワタシの方は「文京区のDさま」クアトロポルテV6の外装仕上げとダッシュボード降ろし準備作業をばジクジクと進めておりました。

 あーもう、月曜日から両腕ホゲホゲなので、”今日はとびっきりの小ネタ(笑泣)”で御機嫌を伺って、ごまかす(笑)コトにいたします。

 実は現在のワタシん家では、Youtubeの東映特撮(公式)チャンネル(いきなり音出ます、注意!)がマイブーム。”特撮バカ”のたこちゃんズにとっては、この上も無い贅沢な”迷作”メニューの数々を無料で(しかも、今どき合法的に:笑)見るコトが可能です。以下いずれも”音出ます、注意”です。ここには現在宇宙刑事ギャバン(若き日の叶和貴子がイジョーなの)なんかの人気どころもあったりするのですが・・・。

 只今アップ中動画の中でお奨めは、なんと申しましても「仮面の忍者赤影ウィキ解説)」と「有言実行三姉妹(シスターズ)シュシュトリアンウィキ解説)」、そして「5年3組魔法組ウィキ解説)」のファンタジックな三作品ですね。

 「赤影」は、子供の頃にはほとんど見てなかった(面白さがイマイチ理解出来なかったのでキライだった)のですが、今見るとその荒唐無稽さがむしろ心地よいくらい。足利将軍が出てくるし、”豊臣秀吉が、まだ木下藤吉郎であった頃”なワケですから、室町時代末期、安土桃山時代の萌芽の頃と云う時代設定のハズなのですが、巨大ロボは出てくるわ、UFOは出てくるわで、もー考証もへったくれもありません。現在50前後のトシあるね関係者の方々には懐かしい映像であるコトでありましょう。

 「シュシュトリアン」はハッキリ言って”超クダラネー”な設定なのですが、不惑を過ぎた方々が見ると、非常に考えさせられる”カリカチュア”の数々が魅力的な、ちょうどバブル景気がハジけた20年前の特撮ファンタジーモノです。ロケ地がほとんど光が丘公園内や旭町など現在のマイクロ・デポ周辺(冒頭主題歌のタイトルバックで”お母さん”が犬にオシッコを引っ掛けられるシーンにおいて背景に映る白い建物は二年前までワタシが仮住まいにしてたアパートだったりするし:笑)であるところも”デポフリーク(笑)”にとっては見逃せないポイントです。”御教訓モノ”なので、人生にお疲れの時には結構効きますよ(何に:?笑)。

 「魔法組」は、いつもおもちゃ屋の隅でホコリを被って売れ残ってたプラモデル(マジッカー→大概”強プレミア”になっている”70年代キャラプラモ”の中にあって、今でもたいしてプレミアが付いてないのが、より一層の哀愁を漂わせております)が懐かしい作品。この番組のおかげで”3組”のヤツが羨ましくってしょうがなかったモノです(ワタシゃ4組だった:泣)。

 今日は久しぶりに”懐かしい想い”を抱いて寝よう。それじゃー、また明日!

 それじゃー、また来週!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »