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2013年7月12日 (金)

再び、「”ぱー”キングブレーキ」のハナシ

 ・・・とは申しましても、「些かオツ○の方に問題を生じて、文字通りに歯止めが効かなくなった王様」についてのハナシではありませんコトは”火を見るよりもアキラカ”ではございます(回りクドい:笑)が、連日続く”酷暑連続記録”とワタシの体内水分総排出量記録更新(笑)を記念いたしまして、昨日の続きのようなそーでもないよーなハナシでお茶を濁そうと思っている次第。

 あっ、そうそう、ここんところのコメント欄でマセラティ3200GTのトランクが電動で開かなくなっちゃったハナシを論じておられますが、3200GT様の名誉のために申し上げておきますと、3200GTはバッテリー繋いで無くても、普通に”キー”でアケることが出来ますよ(まぁ、そのキーまで終わってる様な個体のハナシなら”いたみいりやす”が←ありえる:笑泣)。

 ここのあたり、具体的にハッキリさせておきましょう。デ・トマソ時代のヤツであれば、シャマルを除いて”トランク用キーシリンダーがありません”ので、マニュアル(手動)操作では原則的にはアケるコトが出来ません。しかしながら、セキュリティの関係で、ここには詳細な状況をおハナシ出来ませんが、エマージェンシー用の”裏技”はチャンと用意されていますので、ソレはオーナーになる方々にだけそっと耳打ちしてお教えしています。

 デ・トマソ期マセラティの中で、なぜにシャマルにだけキーシリンダーがあるのかと云えば、トランクルーム内(と云うか、右リアブリスターフェンダー内)にバッテリーがあるからで、これはフィアット期、フェラーリ期のマセラティ(ガンディーニクアトロポルテ&ギブリ全種・3200GT)にも継承されている理念です。逆に、シャマル以外のデ・トマソ期ビトルボを御存知無い方々のために補足いたしますと、原初のビトルボシリーズ、222系、430系、228、スパイダーザガート、カリフなどなどは、ボンネット(エンジンルーム)内にバッテリーがあるのです。さらにしつこく申し上げれば、そのボンネットのリリースレバーに繋がるワイヤーが万一伸びてしまったりキレてしまったりして、その”ボンネット開口動作”が出来なくなってしまった場合(しかもこのトラブルは、あるにはありますが、経験上非常にレアです)に備えて、エマージェンシーワイヤーまで(カーペット裏に隠してあり、取扱説明書にも記載されてない)装備されているのです。まっ、コレも、ボンネットのアタリ調整がうまく出来ていない個体や、フードインシュレーターが”砂”になっちゃってる(もしくはハガしちゃった)様な個体については、「別の理由で」ボンネットが開きにくくなってますので、ワタシの知ったこっちゃありません(笑)。

 で、本日の”本題”は「”ぱー”キングブレーキ(しつこい:笑)」でしたね。イタリア車のパーキングブレーキは特に少量生産車において「効かない」と云うのが伝統芸能でありましたので、ビトルボ期マセラティに限らず、お馬さんも、少なくとも90年代までのヤツはヤッパリ効きません(”牛”の事情は知りません:笑)。とは申しましても、車検場のコースで(ノブを押したまま)レバーを握って瞬間的に背筋運動の限りを尽くせば”合格ライン”に到達する程度の制動力はあるんです。ところが、ちょっとレバーを”ギー”っと引いた程度ではゴロゴロと転がっていっちゃう可能性は否定出来ません。ですから、マセラティやフェラーリ納車の時に必ず皆さんにおハナシするのは、「(トルコンオートマ車の場合)必ずATセレクターレバーを”Pレンジ”に入れてクルマを離れてください」「(普通のマニュアルミッション車の場合)必ず”1”か”R”に入れてクルマを離れてください」と云う文言です。ここまで書いているのを”たこヨメ”がヨコで見ていて「そんな”Pレンジ”に入れないでクルマを離れるなんてヒト居るの?」と訝しげに申しますので、「そんな考えもつかないコトをするヒトが居る(また、そういうシチュエーションになりうる)のよ、世の中には。大体、インダッシュナビモニターなんかを付けてると開閉動作の時にはATセレクターを後ろに逃がさないとならないでしょ、そういうメーカーが想定してないところで間違いは起きるモノなのよ」と説明しておきました。

 さぁ、ここで問題になるのが「練馬のH」さん御指摘の「(インチキ:笑)セミオートマ群」各車において、パーキングブレーキの制動力不足が問題となるシチュエーション発生時の対処法ですね。具体的には、「フェラーリで云うF1マチック・マセラティで云うカンビオコルサ・アルファロメオで云うセレスピード・フィアットで云うデュアロジック」等などの機械式クラッチを電気と油圧で動作させる関係者(車)での場合と云うコトになります。

 コレは、すべて原則的には”マニュアルミッション”なんです。そしてクラッチペダルを踏むのと離すのを(高価で場所をとるトルクコンバーターを使わずに)自動化させているだけのシロモノです。ですから”いわゆるフツーのトルコンオートマ”では当たり前の”クリープ現象”が無い。ソコで”急な坂道”発進などのシチュエーションで、ハンドブレーキを使えなくてはコマると云うことになるワケですが、そのハンドブレーキが役立たずといったところが、いかにも”イタリアン(笑)”なツメのアマさであると云うワケです。

 ソレにしてもスゴイのは、こういった機構をもったクルマの取扱説明書を見ますと、例外無く「クルマを離れる(駐車)をする時には、必ず”1”か”R”にイレておいてください」と云う要旨の文言が書いてあります。「パーキングブレーキを信用するな」と書いてある様なモンです。ですから、皆さんが免許を取得する時に、教習所で習ったコトをもう一度思い出してください。「坂道にクルマを駐車する時には、しっかりとパーキングブレーキを掛け、ギアを(ノボリの坂道では)”1”か(クダリの坂道では)”R”に入れ、ハンドルを左に切っておき、さらに”輪止め”をしておきましょう」であったハズ。たまたま現今国産車のパーキングブレーキ性能が抜群であるダケの事であると認識すればハラもたちませんね。

 一方で、我が国における現実的問題として、坂道の途中でクルマを一時的に離れないとイケないシチュエーションが駐車場の出入口などに頻繁にあるワケですが、コレもほとんどヨーロッパやアメリカでは問題にならない部分なので無視され続けています。まあ、笑い話の様で恐縮ですが、”折りたたみ式の輪止め”を助手席の足元にでも放り込んでおく(そして必要時には取り出して使う)のが一番実践的且つ安価な対処法だとワタシは考えております。

 それでも、最近のフィアット系セミオートマ車においては、坂道発進時に”疑似クリープ”を数秒間発生させると云う”ギミック”が付きました。腕力に自信の無い女性などには朗報だと思いますし、イタリア人も多少アジアンテイストに理解を示す様になってきた(それだけ重要な市場性を感じているのでしょう)と思える昨今ではあります。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

そういえば我が家の隠れた珍車C30も坂道では下がっていきますね。
あれはクラッチが二つあるとか何とかと読んだ記憶がありますが、仕組みはわかりません。走った感じは普通のオートマなのですけれど。

ギブリに関しては、坂道発信は有り余るトルクを活かした半クラッチができるのが、マニュアルのよいところですね。最初は死ぬほどサイド引いてましたが、どれだけ引いても引き足りない状態ですし。
坂道駐車は極力避けています。万が一ギアがすっぽぬけたら、と思うとちょっと怖いので。
まあ、要は止まらなければ万事OKということですね。

トランク内のバッテリーキルスイッチの話は勘違いしてました。3200GTじゃなくてマセラティスパイダーだったかな?


パーキングブレーキの効きについては皆さん気にしていたのですね。
坂道で止まらない事が肝心。
坂道発進はなるべく傾斜の緩い場所を選ぶこと。
坂道で停めざるを得ない時はギアを入れること。

念のため車留めを購入しとこうかな。

 3200GTの場合、エンジン掛けているときは室内からトランクが開けられないんでしたっけ?なんか面倒なことがあったような。。。
 昨日のグラスポでの駐車場入り口での「ずり下がり事件(別に事件でもないか、超焦ったけど)」の補足です。フットブレーキをしっかり踏み、カンビオコルサ(セミオートマ)を1速に入れたまま、サイドブレーキをしっかり上げて、エンジンオフにしたんですが、ズルズル後退したんです。外に出ようとしなくて良かった(マジ危ないっす)! いつだか、坂道に停めたポ○シェから、出たところ、車が動きだし、慌てて車に戻ろうとしたが戻れず、車を押さえようとして轢かれて死亡したという記事を読んだことがあって、怖いなーと思っていたんですね。たこちゃんの言う通りに、車止めを購入しようと思ってます。マセラティ純正ないかな、ある訳ないか(サイドブレーキ効きませんっていっているようなもんだし)。ほんと其れ以来、とにかく坂道での駐車は避けています。坂道での発進は、カンビオコルサは問題ありません、なんかロックみたいなのが掛かるんです、そしてアクセル踏むと自然に解除されるのです。だからエンジン切っても大丈夫と考えたんですけどね(坂の勾配がきつかったか)。。。
 Smさん、良い車止めあったら教えて下さい。マセラティのステッカー貼ってみよ。

北東北は寒さが厳しいので、冬のパーキングブレーキは凍ったままに…(苦笑)

アウトビアンキの時代はしゃあないにせよ、バルケッタでさえも。
ええ、周りの日本車乗りからは「あり得ない」と笑われましたけどね。

それでもオイラはイタリア車が好きです ( ^ω^)

車止めと云えば、観光バスで見かける舞妓さんの下駄をひっくり返したような木製?車止めをイメージしてしまいます。
全く気にしたことがないのですが、普通車用はカー用品店に売っているのかな。
今度気にしてみよう。

むー。傾斜のきつい駐車場の入口で、エンジンかけたまま車を降りてチケット取る(か、金払う)という状況がやばいですね。長崎は坂の町。佐世保も相当なモノです。

あれどうですか、空母に艦載機が下りるとき引っ掛けるフック、あーでも駐車場にワイヤーが張ってないとダメか。

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