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2013年9月24日 (火)

マセラティクーペカンビオコルサの下回りを見る

 「あうあう・・・うー、はぅわいらいよぉー(歯がイタいよぉー:笑泣)」・・・昨晩ディナー時にカレーの付け合せとして頂いた”生ニンジンのマリネ”、それがナマであるためにヒジョーに固く、既に左側下顎の奥歯を喪失している身といたしましては、右の奥歯のみを用いてにゃんにゃんと懸命に咀嚼しておりましたが、なんか噛み進めていくうち次第にズキズキとし始め、「カレーが歯グキにシミてるのかな?」と思いつつ完食はしたものの、右下顎の奥歯の根っこがとにかくイタいのでありました。風邪のせいもあるのかな?

 この上は、なんとかガマンして寝てやれ、と床に就いたものの、あー、もー、歯グキをラジオペンチではさんだ様な痛みになってきて、こりゃ到底ガマンならん。在庫のボルタレンを一錠飲んで、顔だの首筋だの頭蓋骨だのをトリガーポイントマッサージしまくって、もう一度歯を磨いて上下の歯列にマウスピースしたら、どうにかイタみも和らいで寝ることが出来ました。やっぱり奥歯は大事だよなぁー。皆さんくれぐれも歯は大切になさってくださいね。ワタシの場合、虫歯じゃないのにイタい(歯を食いしばるから神経が圧迫されるらしい)んで、マウスピースしておくくらいしか当面の対処法が無いようなんですけどね。

 ・・・といった状況の中、昨日のコメント欄をちょと見れば、「練馬のH」さんから、有難いネタ提供がありました。ホントーにすみませんね、いつも。して、頂いたネタ帳は勿体無いから明日以降にとっておきまして、本日御用意いたしましたのは「ぎょえー、本ネタぢゃん!(泣←なんで泣く?:笑)」

2013092401201309240220130924032013092404 今宵はマセラティクーペカンビオコルサを、”フロアを下から見上げてウダウダ解説するシリーズ”の俎上にのせてみようというワケであります。もちろん実際にはマナイタの上ではありませんで、ウチの工房のピット上に上げております。

 ああ、フロア下の写真、三枚で済んじゃった。左上が一番後ろ、その右画像が真ん中、左下画像がフロントのエンジン直下の図であります。右下はデファレンシャルギアボックス底部の写真です。

 写真では前後に伸びるエキゾーストパイプ(銅色の部分)に隠れて、プロペラシャフトを内蔵しエンジンとミッションケースを繋ぐトルクチューブがほとんど見えておりませんが、このマシンはフロントにエンジンのみを搭載し、リア側にトランスミッション&デファレンシャルギアボックスAssyを配置した”トランスアクスル”と云う駆動形態を採っているところに大きな特徴があります。ですから、一見ほとんど変わらぬ内外装を持つマセラティ3200GTとは、表面的な近似性とはうらはらに、駆動系の設計は根源的に違うと云う事がこの写真からも分かります。

201309240520130924062013092407201309240820130924102013092409_2 ああ、結構最近のクルマだけに足回りも相当美しいコトになってますね。

 上段左側が左前輪を後ろ側から覗いたところ、同様に上段右側は右前輪を後ろ側から覗いたところです。既に中期以降のビトルボ系マセラティでは長らくお馴染みであった”メカニカアッティバ”では無くなり、ステアリングラックから伸びたタイロッドは直接ナックルアームジョイントに結ばれています。

 画像手前に見えている”スタビライザー支持具”は相当低い位置にありますので、バンプ走行時には気を遣う必要があるのは相変わらずです。

 中段の二枚は後輪のそれぞれ左右を後ろから覗いた位置からの画像。

 アルミその他の特殊合金製パーツが随所に奢られて、見た目にもレーシーです。鋳物はロストワックスで抜いてるのかなぁー、どこをとっても非常に繊細な造形です。この個体ではブレンボのブレーキキャリパーに”ロッソ”色が択ばれておりました。下段の二枚は左右後輪をそれぞれ真裏から見たところです。

20130924112013092412 こちらは、エンジンの下に立って左右を覗くと見える”タコ足エキゾースト”部分です。エンジンの左右バンクから各4本、合計8本ですから、まさに”たこちゃん足”と同じです。

 このあたりの排気系取り回しも、3200GTとはまったく異なるモノです。3200GTではこの左右エキゾーストマニフォールドの最後の位置(実際にはもっと上方奥のぜんぜん見えない様な位置にあったのですが)にそれぞれターボチャージャーが配置されてましたもんね。エンジンのすぐうしろにミッションケースも無いので、ソレを逃げる必要もありません。よってほとんど垂直に”たこちゃんパイプ”たちが降りてきていると云うワケです。

20130924132013092414 そしてコレがフロア中央を縦貫するトルクチューブ。トランスアクスル方式の駆動系では、減速されていない回転数(クランクシャフトの回転数と等速)でプロペラシャフトが高速回転いたします。で、ありますゆえ、プロペラシャフトに真芯が出ていないと不快な振動が出るコトこの上ない。そこで、あらかじめエンジンとミッションを繋ぐ頑丈なトルクチューブ(それ自体もシャーシ剛性に寄与する)の中にプロペラシャフトを内蔵して仕込んでおくという手法(コレは、すこぶる高級な在り方であります。←フェラーリ275GTBの途中から365GTB4デイトナ・・・456GT、550などなど、フロントエンジンフェラーリの系譜ではポピュラーな設計で、コレをそのまま現代のマセラティに持ってきたと云う感じです)が生まれました。これはトルクチューブを製造するメーカーの手腕と技術力に掛かっている非常に重要な部材と云えましょう。

20130924152013092416 フロントの足回り、右側よりちょっと上を覗きますと、エンジンオイルフィルターが顔を出しております。フェラーリ製マセラティエンジンの潤滑はビトルボ系マセラティとは異なるドライサンプ方式。ですから今までのウエットサンプ車のエンジン底部にあった、あのフィンの付いた御馴染みのオイルパンはもはやドコにもありません。エンジン直下は、いまや二個のキャタライザーの住処となりました。まっ、3200GTベースで、よくもここまで造り替えたよね、流石にフェラーリ様。デザインしたジウジアーロもこれじゃビックリだぁー(笑)。

 それじゃー、また明日!・・・「あぅー、よういなっららイラくなっれきら(夜になったらイタくなってきた:泣笑)」皆さん、奥歯はお大事に。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

歯が痛いとおっしゃりながら、この執拗な本ネタ(個人的には「待ってましたっ」ですが)、相変わらずのど根性に頭が下がります。

それにしてもタイや太いですねえ。Y10とかトゥインゴと比べると(明らかに比較対象間違い)夢のようです。
それにトランスアクスルにドライサンプですか。これまた夢のようで…。

ところでこの「フロアを見上げてうだうだ解説して頂くシリーズ」、いろんな車種の同じアングルの写真を並べて比較論考とか、拝見したいですねえ。
歯、なくなってしまいそうですが。

うわ~っ、下から見るとクーペのタイヤは極太ですね。
これならグリップするはずです。まさにグランドツーリングカーの鏡。
高速道路で長距離をカッ飛ばすのに都合が良い。
マセラティとはかくあり・・・と言うモダンマセラティのコンセプトを印象付けられます。

ジャイロを彷彿とさせる足回りのリンク類の複雑な造形美が素敵です。
下から眺めてもカッコいいではないですか。

歯痛の中、また丁寧な解説、痛み入ります。
外見は3200と変わらない様に思えるのですが、メカが違うっていうのもマニアックな世界ですね。

風邪に歯痛、西の方から落ち着いてくれることを祈ってます。

クーペの下回り、外見同様に洗練されていますね。
タイヤの溝が縦に入っているのが興味深かったりして。
程度のよさが下回りからも伺えます。

あとブログねたですが、いつでもいいので恒例の”動画タイアップ曲”を教えてください。

 風邪だけでなく、歯痛にもなっていたなんて。歯を食いしばってやる作業が多いんですね。ご自愛ください。クーペの下回りは、一度見たことがあります。グランスポーツもほぼ同じですね。トルクチューブ横のワイヤーってなんなんですか?サイドブレーキ?トランクオープナー?
 自分の車の下回りもどこか擦れているのかな?
 確かにビトルボ期に比べるとガッチリしているように感じますが、スタビライザーとかも太くなっているのでしょうか?タイヤ幅は前で235 後ろで265ですから太い訳です。最近の極速な車(F12)は、前255、後ろ315ですからこんなもんじゃないです。。。。
 

3200GTとクーペが全く違う車になっているのですね。走った感じもどんな風に違ってくるのか興味深いです。
いつかは所有して見たい一台ですが、その前に在庫車のロッソオリエンテのクワトロポルテ、あれもイイ‼

やっぱりサイレンサー前の屈曲部分、こすりますよね。
仕方ないかな。

タイヤは太いですが、ビトゥルボ系よりクーペ系の方が高速は退屈、山道のワインディングがひたすら楽しいです。

私はデトマソ期までの壊れそうなくらいきゃしゃで複雑怪奇な足回りが好きです。
複葉機が好きなんです。
ジェット機より。
「カリ立ちぬ」で出てくるゼロ戦も好きなんですが。

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