560+480×3=?(笑)
本日は気がついたら10月もあっと云う間のファイナルデー。そして”はろうぃん”と云う日でもあるらしいです。既にお気づきになっている方もいらっしゃるとは思いますが、当ブログの本文の左側でいつもにやけたツラしてデレっと突っ立っている”たこちゃんアバター”の方も、”たこヨメ”の画策により、ずいぶん前から”ハロウィン仕様”にされてしまっております。カボチャ柄のセーター着せられて、カボチャ指輪をしてるんですが、拡大しないとなんだか良く分かりませんよね(アバター拡大出来るの、初めて知った:笑)。
・・・そんなハロウィンデーの一日。朝一番は「練馬のHさん」シャマルのファイナルフィニッシュの続きをば、三時間。
その後も東京練馬では爽やかな天候に恵まれたので、その入荷以来”Goo”経由の問い合わせは星の数ほど頂戴しているのに、なぜかチットモそんな皆さんが見に来てくれない(泣)メルセデスベンツ560SEL(W126)を、一段とレベルアップさせるべく再度商品化し直す作業をしておりました。夕方までほとんど一日中コレを触りながら「やっぱ、メルセデスの客層はウチの”愛する”顧客様層とは違うのかなぁー」なんて考えてたら、ちょっとサビしくなってきてしまいました。
ハッキリ申しあげます。総合的に見て、最終モデルの生産終了より22年が経過した現在、このレベルの560はそんじょそこらにはメッタなコトでは存在いたしません。ワタシは今でこそドップリと自他共に認める(ホントにそうか?:笑)”マセラティ屋”ですが、このメルセデス560SELが現役選手であった若い頃にはこの手専門の並行輸入店(しかも業販メインのプロ相手の店)に勤務し、主に新規車検・予備検業務などを担当しつつ、諸先輩からの”愛のムチ(笑泣)”で散々シゴかれながらも一生懸命に勉強いたしましたので、それこそ、この時期(バブル景気直前期)のメルセデスやBMWなどは”新車”から”ゴミ”レベルの中古並行車まで星の数ほど見て乗って触れる機会がありました(新車の並行モノ300PS仕様560をあまりの心地よさに思わず”全開”で乗ってしまい、いたくオコられたコトもありましたっけ←若気の至りってヤツで、当時の諸先輩方にはホント御迷惑をお掛けいたしました:ペコリ!)。
そんなワタシは思います。ホントにバリもんのW126が欲しいなら、飛行機に乗ってでも見に来る価値があるような”素体としての良さ”が満ち溢れている個体なんです、コレ。そもそも見に来てくれなきゃハナシにもなりませんヨ。ホンキで見に来てくださるのをお待ちしております。
本日はたまたま月末の集金日でもあったので、同業他社や協力工場の集金担当者や社長連が次々といらっしゃいましたが、そんな”外車道、この道何十年”選手のプロの方々は、皆一様に「コレすごいよね、22年落ちでしょ?こんないい126はメッタに無いよね」と大絶賛(このヒトたちにホメられてもなぁー:笑泣)して御帰りになりました。所詮マイクロ・デポは”玄人受け”しかしない店なのだよなぁー(と思うと嬉しい様な、悲しい様な・・・ショールームさえあればなぁ:泣笑)。
・・・で、そんなコトを思いつつもジクジクと作業を続けておりましたら”現在の本業(笑)”の方も夕方になって到着いたしました。またマセラティシャマル(ロッソマセラティ)であります。コレでロッソシャマルが、ここに3台集結(現在春日町で作業中の「松戸のAさん」の”赤”←お待たせして申し訳ありません<ペコリ!>と、「港区のAさん」の”黒”を持ってくれば、驚異の”シャマル5台集結”も出来るんだけどなぁー:笑)。
ここ数日ほどは、黒いの赤いのと日々シャマルに”漬かって”おりますが、コレって、やっぱシアワセなんですよね(笑)?
新しく入ってきたシャマルとHさんのシャマルを入れ替えるための”段取り替え”をやっているうちに、何が何だか分からない不思議な心持ちになってまいりました。
マセラティってブランドは、ホントにワタシの心を引きつけてやみません。毎日毎日「コレでもかー、まだヤルかー」と、納車準備や整備作業の中でヒドい目(笑)に遭わされても、何か知らん、ソレでも決してイヤにはなりません。昨日のスパイダーザガートを御見送りする時にも感じたのですが、やっぱ走り去る小粋な後ろ姿を拝みますと、どーにもこーにもカッチョいいんですよね。凝縮された”とある世界”を表現する稀有な存在だと思っています。・・・あっ、シャマルの方も見に来てくださいねー。お待ちしておりまーす!
それじゃー、また明日。「トリック・オア・トリート!!」
2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。
このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。