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2013年11月

2013年11月30日 (土)

懐かしのロード用自転車への道(その1)

 ああー、今日も晴れ渡る空が冴える東京練馬でしたが、今朝もハヨからマセラティシャマルのドア内部艤装の数々を清掃給油調整するばかりの土曜日ではありました。なんだかビジュアル的には一向に変わり映えがしてこない作業なんで、「いったい、オレは一日中ナニやってたんダロか?」と思わず自問してしまいますけれど(笑泣)。

 まぁ、以前にも書いたネタなんですけどね。最近(と申しますか、今のところは先々週と先週の日曜日にダケなんだけど)”たこヨメ”の折りたたみ式実用自転車のセミレストアをやっておったワケなんですが、「焼けボックイに火が点いた(修辞としての語法には多分に問題がありますが:笑)」と云うのか、ワタシ自身も自らの半生を振り返る時に中高校生時代に大いにハマっていた”自転車”について、再びムクムクと好奇心が湧いてきてまして、記憶を辿りながらネット徘徊して情報を得る余暇を過ごしております。

 そもそも、すべての始まりは”スーパーカーブーム”のせい(笑泣)。中学校二年生であった1977年当時のワタシは、その体躯が”ものすご小ぃーさかった”モンで、毎週の日曜日早朝に開催される”とりあえずスーパーカーを見に、自転車に乗って根性で世田谷方面(特に田園調布とか尾山台)に行ってみようの会(長っ!只今、勝手に名付けました:笑)”に参加する場合には、常に圧倒的な体力差のため、同行する友人方からはどんどん引き離されてしまっていたワケです。ソコにスーパーカーブーマーの座右の書たる「サー○ットの娘(ホントはオオカミの方ですからネ:笑)」に記述してある”パワーウエイトレシオ(馬力あたり重量)”なる魔法の言葉が登場し、「じゃ、とにかく車重を軽くすれば、エンジン(自分の脚)が非力でも”風吹のロータスヨーロッパ”の様に活躍出来るワケですね」と相成ったワケです。

 中学校にアガってすぐに、ホームセンター的なお店ではありましたが、安い(初めての)ドロップハンドル車を買い与えられると云う千載一遇の機会においても、なにせカラダが小型なモンで、「コレにしなさい!」と26inホイールの(しかも三流メーカー品:泣)モノが宛がわれてしまっていました。一方で友人方は「ブリジストン・ロードマン」とか「ミヤタ・カリフォルニアロード」とか「ナショナル・タムタムロード(嗚呼、”タムタムタイム”ってAMラジオ番組も懐かしス)」とかの27inホイール付自転車を申し合わせた様に所有しておりましたんで「”直径×3.14”ってコトは(仮にギア比が同じなら)ホイール一回転あたりの前進距離も当然違うワケだよねぇー」なんて”中坊”独特の屁理屈をコネクリ回したりしては、ひとり思い悩むアンニュイな(笑)日々を過ごしてたモンですねぇー。

 このネタ続きます。それじゃー、また!

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年11月29日 (金)

”閲覧注意!”なヤツら(笑)

 はい、こんばんは!本日は全国的に「さっむーい!」一日であったようですね。東京練馬はその中では最も”マシ”な部類。屋外作業での寒さもまだまだギリギリ耐えられる段階でヨカッタです。

2013112801201311280220131128032013112804 ・・・で、本日は「コメントが入りにくーい(泣)」金曜日の夜に相応しい、”ダレも見てない”のを前提としたネタとなっております。「大体なんなんだよ、コノ更新時間(嗚呼、ギリギリ)はよぉー」と怨嗟の声も届こうかと云う時間になってしまいました。待ってた皆さん、ゴメンなさーい。

 ハッキリ云っていきなり”グロい”画像ですから、メシ喰いながら拡大して見るのはやめておきましょう(笑)ね。

 ビトルボ系マセラティの中でも、クアトロポルテⅣ全型と3200GT以外の車種はすべてこの造作(ボディルーフ裏にウレタンフォームを直かに張ってある)でアルカンタラ生地の天井が張られているのですが、このマセラティシャマル(松戸のAさん号)も既に天井が落っこっておりましたので、先日車内から降ろす光景の一端をお届けしたワケです。アルカンタラ生地の前後天井部のあいだには、少し出っ張った部分がありますよね?その中身がこの樹脂製の”生地留め具”とも云うべき部材です。ここにもルーフ裏鉄板に貼られたソレと同様に柔らかい触感を得るためのウレタンフォームが二層入っております。こうしてキレイにしたあとは、経年で発生した変形を修正すべく、ガスバーナーで炙りつつ木片などに押しつけて真っすぐにいたします(今日の夕方はその作業をやってました。寒かったケド、手先だけが熱ーいのです:笑)。

2013112805201311280620131128072013112808 ・・・で、今度は左右のドア内張りトリムを”分子レベル”にまで(笑)バラバラに分解し、取っ手&肘掛部分やドアポケット等々をハズします。

 デ・トマソ期ビトルボやギブリⅡのトリム、旧くなってまいりますと、なんだか”フヨフヨ”と申しますか、”ヨレヨレ”と申しますか、とにかく皮革部と云い、アルカンタラ部と云いフヤけたムードが出てきてしまっています。

 そういった見た目の”ハリの無さ”と触感のマズさを根源的に解決する方法は、やはり内包されたウレタンフォームの張替以外にはございません。コレがまたいつものようにスゴイことになってまして・・・。本日の夕方、たまたまシャマルの天井にウレタンフォームを貼り込む工程を作業しておりましたところにクアトロポルテⅣエボV8のオーダーを頂いている「戸田市のTさん(とっても美味しい高級和菓子の差し入れを有難うございました!)」が御来店くださり、そのあまりの光景に「こんなコトしなきゃ乗れないんですか、やっぱり・・・(苦笑)」とアキレつつも感動なさっていた様子です。

 それじゃー、また明日!・・・今日はホントにギリギリセーフでしたぁー。

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2013年11月28日 (木)

継続車検したり、内装仕上げたり・・・

 はい、こんばんは!東京練馬では事前の予報通りにちょっと冷え込みを感じる夕方の気温となりました。皆さんのお住まい周辺では如何でしょう。くれぐれもお風邪など召さぬよう。

201311290120131129022013112903201311290420131129052013112906_2 ・・・「ぬゎわーんだ!またまた”下回りネタ”かい」。と云う御批判もあろうかとは思いますが、毎日毎日”違うケドおんなじようなクルマ(笑)”を次々とリフトアップしては作業して降ろすの繰り返しがウチの店の日常ですから、まぁ、作業段取りに拠りましては同種のネタを続けざるを得ない時期もあるワケです。

 ゲトラークのマニュアルトランスミッションギアボックスが覗きます。ほぼ見慣れた下回り風景だけど、チョトだけ違う。このマシンは何でしょね。

 継続車検を受けるために下回りをトルクレンチをアテながら入念にチェック、各部をチッピングガード&耐熱塗装、いつものように万全の態勢を調えて臨みました。もちろん、一旦取り外した四本のホイールはウラもオモテもスカッと一点の曇りも無く洗い上げられております。

 そうしてウチの三男は夕方までに継続車検をパスして帰ってまいりましたが、まったくの無改造&どノーマル&フルオリジナル(←ぜーんぶ同じ意味:笑:キマってますよねぇー、”原理主義”で御馴染みのウチの子だモン)であるにも関わらず、ホイールがフェンダーからハミ出てると、あらぬ嫌疑を掛けられたそーです。しまいには意気揚々と分度器まで持ってくるにいたり、さっそく計測してみたら「ピッタリですね・・・」ってヒジョーにバツのワルそーな顔してたんだって(笑泣)。

 陸事のお役人さんも見慣れぬ”GTホイール”付のマセラティは”アレ”号(笑)。オモテで内装仕上げを受けている、ひとつ新世代のクアトロポルテⅤが「オレはぜんぜん大丈夫だモンね」とばかりに”ニカっ”と笑っているようです。そー云えば、確かコチラの方こそ、オプションホイールの一部にホントにハミ出ちゃうのがあって、実際リコール出てんだよな(この個体は大丈夫ですよー:リアタイロッドやエアコンコンプレッサーなど該当リコール項目はすべてコー○ズSCさんで対策いたしましたんで:笑)。

・・・とにかく旧いクルマにゃ世間様の風がツメたいぜーーーーーーーっと!みんな団結しよ(笑)。

 それじゃー、また明日!

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2013年11月27日 (水)

ブロアーモーターとかヒーターケース内部を詳解

 はい、こんばんは。きょぉーは、夕方から急に寒くなりましたねー。なまじ昼間が暖かかったんで、ちょっと油断してたら夕方には”木枯らし”吹き荒れる中での屋外作業となっておりました。皆さんもこれから年末に向けては、何かとお忙しいコトと存じ上げますが、くれぐれも風邪などお召しにならぬよう、お体のほうは御自愛くださいませ。

 そのような中、本日は「仙台のOさん」が予定通りに御試乗のための御来店。ここ数年の間に、今までもたびたび当店まで足を運んで頂いておりましたが、このたびも地元産のお米をウチの頭数分3袋、わざわざお土産に持ってきてくださり、心から感謝するものです(引き続きクルマの御検討の方もヨロシク:笑←ちょっと商売)。

2013112701201311270220131127032013112704 ・・・と、いったところで本日も、ある意味昨日から引っ張るネタとなっております。

 マセラティシャマル(松戸のAさん号)のヒーターケースに新品のブロアーモーターを仕込んで組み立て直す工程の”フィニッシュ部分”をお届け申し上げます。

 ポロポロに劣化したウレタンフォームを剥がしたり、残存する接着剤層を溶剤を用いてネタネタにして取り除いたりする、毎度お馴染みの”グロ系”画像は、当ブログのヘビーウォッチャーさん方の皆さんも飽きている(と云うか、フツー見たくねぇーよなー:笑泣)と思いますので、本日はサワヤカに洗浄と張替えが済んだ部材の特に裏側を御覧に入れながら、ヒーターケースを元のカタチになるまで組み立てていく過程をおハナシしつつ、今まで詳しく御紹介してこなかった(とワタシが思う)部分に注目して御案内してまいろうと考えております。

2013112705201311270620131127072013112708 ヒーターケースの内部にはここに御紹介する四枚のフラップと上の画像にありますリア送風口用の二枚のフラップが配置されております。

 金属板ベースの左側画像のモノは、ダッシュボード中央の二つのエアコン送風口とデフロスター送風をキメるフラップです。新品のウレタンフォームを張り替えた状態では想像も出来ませんが、昨日までは表面”粉(笑)”でした。

 そしてその隣の画像は内気循環と外気導入を切り替えるフラップで、ベースは樹脂ですが、ウレタンフォームを張ったそのまた表面には樹脂シートを張り込んであります。コレも中身のフォームは、やっぱ”粉”でした。一番上にあるリア導入用フラップも、もちろん”粉”でした。ああ、コナコナ(笑)。

 小判型の樹脂製フラップはヒーターケースの左右に配置される、足元への送風とサイドデフロスターへの送風をキメるものです。コレは写真の様に極めてムリなロードの掛かるステー部分がよく折れてます。・・・部品探しにイカなきゃ(泣笑)。

20131127092013112710 コチラは完成時に助手席側のセンターコンソール裏側部分に位置するコトになる三連のエアバルブです。

 バキュームの配管を変化させるコトにより、エアコンの”吹き出しモード”のサジ加減をいかようにも変えるコトが可能なのは、ビトルボマセラティのダッシュボード降ろしで場数を踏んでいる方々であれば、経験則でウラ技的にご存知であるかも知れません。基本的にまったく同じ構造のヒーターケースAssyを使っておりますが、実はデ・トマソ期のヒーターケースとフィアット期のソレでは、このエアバルブ回りの配管が異なるのです。そもそもエアコンコントロールユニットのタッチパネルの絵(人間の体の絵に←とか↓とかが付いてるボタンが二個あるでしょ)がデ・トマソ期、フィアット期で違うのに伴う処置であると考えられます。・・・フィアット期の”仕様”に基づく配管の方が、実際上の使い勝手が優れているので、デ・トマソ期モデルをフィアット期の仕様に改変する場合も多いです。

20131127112013112712 ・・・はい、ゴメンなさい!コレが昨日”訂正”をイレさせて頂いた部分のハナシです。左の画像にありますように、ヒーターケース内に尖端を差し込んで固定される温度検知センサーに繋がるカプラーでありました。・・・気を取り直して本題に戻れば、新品のブロアーモーターAssyを仮組みいたしますと、やはりいつものコトながら(泣)樹脂製シロッコファンの端面がヒーターケースに擦れて干渉いたします。純正の新品をちゃーんと正規ルートで注文して、やってきたばかりのモノを即日開梱しても、結局いつもこうなんですから始末におえませんなぁー、あっはっはははは・・・はぁ・・・。

20131127132013112714 で、アナログで究極的な調整方法はコレしかありません。軸の底にはジクを置き、テキトーにコッツンコッツンと叩きます。電気屋さんとワタシの息もピッタリです。ナニが起こっても驚かなくなりました(笑)。

 それでも、今回は左右のシロッコファンがともにケースへの干渉をしていたワリにはなんとかうまいこと比較的短時間でココを突破出来ました。「すべてうまくいく!」であります。

20131127152013112716 続いて御紹介するのは、内気循環モードにした時に、その”内気”を吸い込む口が上の左右シロッコファン各々外側端面に位置するように取り付けられるのですが、まさにソイツがコレです。

 外気導入時にはなんとなくダラーンと閉まっている二枚のフラップなんですが、内気循環モードにした瞬間からシロッコファンの発する負圧に引っ張られ器用に開きます。普通のクルマにはあんまり付いてるコトの無い(実効性がウスいから:笑)モノですが、ビトルボ時期マセラティ社の真面目な高級車作りの姿勢はちょっとだけ垣間見える部分です。

 ちなみにこのフラップは経年でモロモロに風化する樹脂で出来ておりますので、時期が来ると簡単に千切れ飛んでしまう場合があります。たまたま今回のシャマルでは、フラップのコンディションが最上の部類でしたのであえて生かしておきましたが、意図的に枠ごと撤去してしまう場合もよくあります。千切れ飛んだフラップがヒーターケース内部に入ってややこしいコトになるからです。またDIY系の方に申し添えておきますと、どんなに汚れていてもフラップ部分にはあらゆる溶剤や洗剤などお使いにならないように作業するのをお奨めいたします。一瞬にして”風化”し、粉々にカタチが無くなる場合がありますから(体験的実話:泣笑)。よって本日のワタシはマイクロファイバークロスで水拭きするに留めました。

20131127172013112718 さぁ、ブロアーモーターAssyもシッカリと収まる位置に収まったし、本格的に組み上げてまいりましょう。電気屋さんとワタシのタッグチームでひとつひとつをチェックしながら入念に組立ててまいります。

 バキュームで駆動させる各部のフラップには一工程ごとにダイヤフラムを手動バキュームポンプ吸い上げての動作確認を行いつつの組立作業です。完全に組み上げちゃってから問題が発覚(笑)すると、ものすごエライことになります(コレも体験的実話:泣笑)んで。

20131127192013112720 そして、大体ヒーターケースが組みあがって、ようやく”ドグちゃん化(笑)”してまいりましたら、最後にサーミスタを元の配置に戻します。このサーミスタは製造時期によって装着されているもの(コレにも”抵抗値可変ツマミ”が付いてるのと付いてないのがある)と付いていないものがあり、マイクロ・デポでは未装着時期のビトルボマセラティには追加的に装着する場合も多いモノです。真夏にエアコン全開でゴンゴンに冷やし続けますと、時にヒーターケース内部にあるエバポレーター配管内のエアコン冷媒が凍結してしまい、エアコンシステムそのものの冷却機能を一時的に喪失する場合があります。それをあらかじめ防止する装置と御理解頂ければと思います(さらに突っ込みたい方は”エアコン サーミスタ”でググッてみてください)。

 それじゃー、また明日!

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2013年11月26日 (火)

クライメートコントロール、してその実態とは

 はい、こんばんは!今朝も早よから、昨日の続きのヒーターケースリビルド(シャマル)&ホイール洗浄&磨き(クアトロポルテⅤDS)を交互にやってたワタシ。”例の坐り方(お分かりですね:笑)”で一日中コシを落としての作業は老体にはサスガにコタえますが、本格的な真冬(&お正月)を目前にして、「ここで頑張らねば何時頑張るのか!」と日々気分を引き締めつつ作業に邁進しておりますヨ。

 実際、まーだ11月だと云うのに御歳暮は届き始めるし、カレンダー持って”年末の御挨拶”にやって来る取引先も出始めてるし、そんなに前倒しするこたぁないのではないかと思うのですが・・・。ついにお正月が12月になるなんてマヌケなコトにならなきゃいいのですケドね(笑泣)。

2013112601201311260220131126032013112604 ・・・と、一発タレたところで、とっとと本日の本題の方にまいりましょうね。

 フューエルインジェクションになってからのビトルボ期マセラティにはクライメートコントロールシステム(いわゆるオートエアコン)が標準的に装備されておりますが、現在絶賛ヒーターケース分解清掃リビルド中であるマセラティシャマル(松戸のAさん号)の構成部材をお借りいたしまして、左に掲げた四つの画像を撮影いたしました。以前にアップ(特にPart2の方で)している”ドグちゃん”関係記事を並行して御覧になりますと、より一層理解しやすいです。当ブログの左側メニューバーにあります”ココログ最強検索”を御利用頂き、”ドグちゃん”っと検索式を入れてくだされば一発でソレら記事に到達出来ますのでお試しあれ。

 ああっ、最初の写真の一番左のカプラーに説明書きをイレそこなってます。写真が細かい(編集画面では画像の拡大があんまり出来ないのです)ので分かりにくいなぁー・・・室内温度センサーに繋がっていく経路のカプラーだと思いますです、ハイ。関連した御説明を加えれば、室内温度センサーはデ・トマソ期マセラティの場合、スパイダーザガートを除く全車において、フロントオーバーヘッドコンソールの室内灯兼マップランプのとなりにある樹脂製スリットの中にあります。ギブリⅡもまったく同じ。クアトロポルテⅣではステアリングコラム右側のダッシュボード内。そしてスパイダーザガートでは後部座席の”背もたれ兼用、左右突っ張りケージ”の内装トリム中央部裏側にあります。

 (上記一部訂正:11月27日AM9:25)あっ、その”説明書きをイレそこなってた”カプラーは”ヒーターケース内温度検知センサー”に繋がるヤツでした。お詫びして訂正いたします。詳細の御説明はまたあらためてヤリますから。

 クライメートコントロールなんて申しますと、デジタル技術を駆使して「気候、自由自在!」と云った物腰ですが、そんなに大層なモノでもありません。この時代のオートエアコンはまだまだアナログとデジタルを適度に組み合わせた電気制御系とメカを上手に組み合わせて作られたモノで、経年しても適度に直しやすいから有難いです。但しすべてをパーフェクトに動作させるには、20年モノの場合には色々とドの付く根性が必要とはなりますケドね。あぁ、根性だけではコシや背中のイタみは治らんなぁー(泣笑)。

 それじゃー、また明日!

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2013年11月25日 (月)

マセラティクアトロポルテⅤデュオセレクトの下回りを見る

 皆さーん、こんばんは!!11月もラスト週の始まりである月曜日、今日のワタシはマセラティシャマル(松戸のAさん号)のヒーターケース&エバポレーター洗浄と劣化ウレタンフォーム落とし、そして後述するホイール洗いに終始する一日となりました。そのようなところに「練馬のH」さんより、たくさんの宇和島土産(ミカンだよーん:笑)が到来しビックリ!本当にいつもいつも有難うございます。午後には「墨田区のTさん」がランチアニューデルタ(しかーもディーゼルの)に乗って御来店、ランチアモンテカルロを正式に御買い上げ頂きました。本当に違いのわかるお客さんにまたまたお納め出来る事を本当に有難く、誇りに思います。あっ、そうそう、午前中一番にマセラティクアトロポルテⅣV8のトラブルシュートでお越しになった「豊島区のNさん」もわざわざの差し入れをして頂き、心から感謝いたしておりますヨ。

20131125012013112502 ・・・と、云うワケで今晩は微妙に”暴風圏”に入ってきたと思われる土支田界隈をミカン箱を担ぎつつそそくさと歩いて帰りましたが、どうにか雨に降られる事は無くアパートに到達するコトが出来ました。で、風呂に入る前に本日のブログ書きを完遂しておこうと書き始めましたが、「今年の紅白○合戦、”サブちゃん”50回目なんで、やっぱ”大トリ”で、ソレで紅白は引退するらしいよ」なんてハナシをしながらチンタラやってたら、”ぽっぴっぽー(キュン)、ぴっぽ、ぽぴぽー(スカイプ独特の呼び出し音)”・・・「ああぁー、切っとくんだったぁー」と悔いる暇も無く、「こんばんわぁー!」とモニター画面でニヤニヤしているのは「大分の名門ドクター」にキマって(笑泣)おります。ソコでまたひとしきり、往年のグループサウンズ再結成ネタで40分も切らせてもらえなかったモンで、ワタシの夕食は何時になったら・・・(泣)。

20131125032013112504 ・・・はいはい、今日の本ネタはマセラティクアトロポルテⅤデュオセレクト(札幌のIさん号:たいへんお待たせしておりまーす!ペコリ)の下回りを見るんでしたね(笑)。

 今日の画像もいつものように「後部から前方へ」と進んでまいります。このあたりの年式のマセラティでは、本来下回りの防錆塗装が薄っすらとしか入っていないモノですが、降雪地北海道での日常使用を考慮いたしまして、現在チッピングガードと耐熱塗装を隅々までシッカリと塗り込む作業をしております。

20131125052013112506 先般御紹介したマセラティクーペカンビオコルサの下回りと同様に、ビトルボ期マセラティと比べましても下回りの凹凸を極力無くそうとの努力の跡は見られ、モノコックボディフロアよりも下に飛び出した部位は御覧の様にほとんど見受けられません。トランスアクスルを採用しているので等速プロペラシャフトを内蔵したトルクチューブがエキゾーストの裏(上部にあたるワケですが)に顔を覗かせていますね。キャタライザーも相当小型化されて工業製品としての洗練を感じさせます。

20131125072013112508 このあたり(左画像)のシーンは、通常は単にリフトアップしただけでは見るコトが出来ない、アンダーガードカバーをはずしたエンジン直下からの眺めです。

 御覧の様にエンジン搭載位置は完全に前輪車軸の後ろ(写真では上側が後ろです)となっており、モノホンのフロントミッドシップであるコトが理解出来ます。重量のあるトランスミッション部分は前述のトランスアクスル方式の採用により後部に持ってきてあるので、フロントエンジン・フロントドライブ車としては、これ以上望めない程に理想的な前後重量配分を考慮してあると云えましょう。さっ、はずしたホイールを洗いましょ。

20131125092013112510 ・・・で、午後からのひと時は四本のでかいホイールの表裏に長い年月をかけてコビリついたブレーキダストを完全除去する作業を済ませようとハジめましたが、朝から今にも降り出しそうではあった雨は途中でついに降ってきてしまいました。本来はホイール四本すべてが仕上がった状態をお見せしようと考えておりましたが、まぁ、「使用前・使用後(笑)」風に「洗浄前・洗浄後」の相違をお見せするのもコレまた一興と考えて、こんな画像になりました。前輪・後輪それぞれの左側のみが洗浄された状態のモノです。明日も、もうヒト頑張りしなきゃ!

 それじゃー、また明日!

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2013年11月23日 (土)

ウッドパネルの劣化、お悩みの貴兄に・・・

 はい、こんばんは!昨日はコメント欄でブログ読者の多くの方からワタシ如きの誕生日祝いをして頂きました。本当に心から感謝いたしますとともに、これからも御愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

 一夜明けた本日は、文字通りの”勤労感謝の日”。「さぁ、今日も張りきって働こう!」・・・本来午後だけ営業の祝日なんですが、午前中から事前の予定通りに、ワタシと同い年の50年モノ、往年のスクーター”ランブレッタTV175”に乗って「世田谷のSさん(次週引き続きの御検討をよろしくお願いしまーす!)」が御来店。続いて岩手からは、当ブログにも時々コメントをくださる「木ノ下@・・・」さんが御来店。美味しい差し入れの数々を本当に有難うございました(まだ今晩は東京にいらっしゃると思います。お気を付けて御帰りくださいね。)。

 ワタシと次男さんが二階でお客さん方と談笑している間、三男さんは「札幌のIさん」マセラティクアトロポルテⅤDSの下回り整備に没頭の一日でした。この一週間もワタシなどは結構老体にムチ打って頑張らせてきましたモンで、さすがにだいぶんクタびれておりますヨ。

20131123012013112302 ・・・と、云うワケで、本日は本ネタなれども”写真二枚のみで御送りする超小ネタ”でゴマかそうとして(笑)おりますが、特にビトルボマセラティの中ではエボ系クアトロポルテⅣによく発生するウッドパネル表面白濁問題を解決する根源的な修理についての御案内です。

 本日のモデルケースは只今納車準備中のエボルツィオーネV8(グリジオアルフィエーリ:練馬のUさん号)用に作り直してもらったウッドパネル全14品目です。本来のエボ系クアトロポルテには半ツヤのウッドパネルが採用されておりましたが、今回はUさんたっての御希望により、”バリバリ”ツヤ出し仕上げでオーダーし、昨日ようやく出来上がって、補修業者さんが持ってきてくださったモノです。ダッシュボードのメインパネルにある”Quattroporte”の小さなロゴは、あえてエボ期用の小型書体で再現してもらいました。表面第一層目の”突板”部分にはクラックやハガれなどの問題がないコンディションのパネル群を素体といたしましたので”突板”張り替え工程も省け、補修業者さんがおっしゃるにはコレでも”ハマらなかった部類”なのだそうです。

 こうして再生されたツヤありのウッドパネルに、既に時間を掛けて”ネタネタ層”をシッカリと取り除いたエアコン吹出口を取り付けて、丸ごと元通りの皮革部トリムにおさめれば・・・んーん、想像するだにカッチョいい(手前ミソざんす:笑)!

 ・・・ああ、マセラティ車の車輌本体を、当店と御縁無く(どーしてだよぅー!:泣笑)他所のルートで手に入れた方々もこういったウッドパネルに関する御悩みを多数抱えていらっしゃると思います。ウッドパネルを補修業者さんに出すには、まず正しいパネルはずし(内装トリム分解)工程を最低限理解した作業者や、補修業者さんに「マセラティのココロ」を伝えきるプロデュース能力が不可欠です。良くも悪しきも”マセラティの真実”を長きに亘って、こうして毎日毎日おハナシしてきているのは練馬の(自称)マセラティ専門店だけだと思うんだけどなぁー。本物の味の一端をぜひとも御賞味頂きたく、門戸を開いております。御気軽に現車で乗りつけて頂くか、メールでの添付画像送信により御相談ください。リーズナブルなコストでパーフェクトな仕事を目指しますゆえ。

 それじゃー、また来週。・・・今週も一週間、有難うございましたぁー!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月22日 (金)

めでたい・メデタイ・目出度いナ、っと!

 はい、こんばんは!快晴に恵まれた本日は”怒涛の納車三連発”を無事に済ませるコトが叶いまして、本当に感謝の想いでいっぱいであります。午前中に継続車検を御希望のマセラティギブリGTでお越しになった「おぐ」さんをはじめとして、今日も色々なお客様が次々とお越しになってくださいました。顧客の皆さんには心の底から感謝の意を表明いたしますヨ。

2013112201201311220220131122032013112204 ・・・で、メデタさも最高潮の納車三連発を済ませて、先ほどアパートに帰ってまいりましたら、「こんなサプライズプレゼントが届いてるのよぅー」と”たこヨメ”が申します。

 実は1963年11月22日に”御生まれ遊ばした(笑)”ワタシこと”たこちゃん”は本日ついに「満50才」の大台を迎えるにいたりました。”1122”で「いい夫婦」の日でもあるらしいですケドね。

 長かった様な短かった様な、どーにもスカスカした感じの”軽ーい”50年なワケですが、ここまでなんとか生きながらえてきたのも、少なくともここ18年間は顧客の皆さん御一人御一人のおかげであるコトは疑う余地もございません。そんな有難いお客さん方の中でも最古参(笑)の御一人である「テツヲタ」さんから本日賜わった”銀座木村屋の超巨大アンパン(画像中のサイズ比較用タバコはUさんからの頂き物←コレまたUさん、いつも有難うございます!)”をバースデイケーキ代わりとさせて頂きまして、昨日中野区新井薬師のクルマカタログ専門店”ブックガレージ”の高橋店長がわざわざアパートに届けてくれた”伊集加代子ドライビングボサノバアルバム(コレまた有難う)”をBGMに、巨大なアンパンを切り分けては結構ゴージャスかつササヤカな(どっちなんだぁー?!:笑)誕生日会を挙行しております。ホントに今日はワタシにとっても素晴らしく良き日でありました。

 それじゃー、また明日。・・・祝日土曜ですが、マイクロ・デポは朝からやってますヨ!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年11月21日 (木)

魚肉ソーセージとチロルチョコのおもひで

 はい、こんばんは!!・・・と元気よく出てきたものの、ホントはカラダ中がイタくなってて「運動会の次の日」状態なんです。本日のワタシはオモテでマセラティギブリⅡにガラスコーティング作業をしてもらっている傍らで、昨日内装を”全バラ”したマセラティシャマルの全カーペット洗浄から始まり、ソレらを乾かしつつも、途中からは、朝一番でシャマルの車輌本体を電気屋さんに運んだあとに、続いて保証継承作業を済ませたルノーウインドゴルディーニを埼玉のディーラーから持って帰ってきた弟さん方も合流。前後のシートをはじめとして、ほとんどの内装部材をクリーニングし終えました。そんな夕方には先の電気屋さんがシャマルのヒーターケース(”ドグちゃん”のコトです:笑)をさっそく分解して持ってきたり、ラジエター屋の親父さんが訪れたりと、ホントに夜まで全力疾走の一日でした。・・・そんなワケで今晩はちょっと「うー(トシあるね:泣笑)」な状態なんで”超小ネタ”ですヨ、覚悟(笑)してね。

20131121012013112102 そんな今晩、ヘロヘロ状態でハラを空かせて帰ってきたワタシに「とりあえずハラの足しにしてね」と”たこヨメ”さんから供されたのが、左の二品目。コレでどーやって発泡酒を飲めと云うのでしょ(笑泣)。

 あー、以前にも”魚肉ソーセージねた”は取りあげたコトがあるよな気がしてきたが・・・まっ、いっか。昨今の魚肉ソーセージはホントに美味くなりましたね。かと云って、ギリギリワタシの世代だと”もんのスゴクまずい”物はコドモの頃にも口にした憶えが無く、概して”ウマいおやつ”として食べてた様に思います。今は亡き母親のソデをつかんで買い物のお伴をしていた頃など、肉屋の店頭に並ぶ「(大村)崑ちゃんソーセージ」と云うのを、よくネダっては買ってもらってました(三回に一回くらいの確率だけど:笑泣)。ムカシは歯で引き千切る様にして包装をあけていた(で、歯がオレる:泣)モノですが、今では信じられないくらいに簡単に皮を剥くコトが出来ます(あっ、コレあたりまえなの?今じゃ:笑)。本日のは”西友のPB”だそうですが、クセがないストレートなお味で、「やまやの”ぐぐっと生”」とも相性抜群ではございましたヨ。

 ・・・ああ、もー限界。はい、タッチ!(ここからシメまでを”たこヨメ”が書きます。)

 ♪じゅう~えんあったらチロルチョコ♪チロルチロルチョコレ~ト♪(コレ知ってる人は東京人じゃないのかな~)私の中のチロルチョコは三つつながってて、中にヌガーが入っているモノでチロルハットが目印ね。10円なのでいつも遠足のお菓子にはエントリーされてました。思い出の中では結構美味しかった記憶が・・・・何十年も経ってこんなにメジャーになるなんてワカラナイものですね。写真の物件が全国展開の引き金になったお味らしい。今日初めて食べました。結構いけますッテ今更かしら・・・お試しあれ~・・・以上、たこヨメでしたぁ~♪。

 それじゃー、また明日!・・・納車が三連発なんです(皆さん、応援してね:笑)。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月20日 (水)

マセラティシャマルの内装艤装をすべて分解する

 すべてうまくいく!って毎日唱えつつシゴトをしてると、なんだかモノすごくたいへんなコトになってても、じきにナントカなるように思えてまいりますから不思議です。本日は絶好の天候であった東京練馬。今朝も早くに目覚めたので元気よく出勤し、早速昨日予告しておりました「マセラティシャマル(松戸のAさん号)の内装全バラ」作業に取り掛かり、ワタシは日が暮れるまでコレに没頭しておりました。まさに”シャマル漬け”の一日。

2013112001201311200220131120032013112004 ・・・ホントはこの内装分解作業実演を御覧になりながら、最近急遽御興味が湧いてきたマセラティシャマルについてのハナシを聞きたいと仰っていらした新しいお客様(Mさん)を昨日メールにて御誘い申し上げたのですが、残念ながら本日は御仕事の都合があって御予定がつかない(まぁ、”昨日の今日”では突然云われてもムリですよね:笑)とのコトで、御期待頂いていただけにむしろ申し訳ありませんでした(ペコリ)。まっ、コノ手合の作業、当店に於いては頻繁に行われておりますんで、またいずれ良い機会が廻り来るコトでありましょう。”マセラティ予備軍”の皆さまは、とにかく一度御来店くだされば、「ああ、こーゆーところなのね、この店は(・・・どーゆーところなんだぁぁぁー:笑泣)」と御理解頂けるコトと存じ上げます。・・・ってなコトをおハナシしてる間にフロント左右のシートがとっとと降りてしまいました。ワタシなどは見てるだけで「あーあ」な気分になってくるよな”ダメダメポイント”をひとつひとつ心に留め置きながら、「組み立てる時には、どーしてくれよーか」と構想を練り練りバラし作業を進めます。

2013112005201311200620131120072013112008 ・・・本日はいつもとは異なり、とりあえずダッシュボードとセンターコンソールだけを降ろすのでは無く、夕暮れまでの”内装全バラ”完遂を目指してますので、アレコレとルーティンならざるモディファイを加えられてしまっているために、どれだけ時間が掛かるか(ハマるか:泣笑)分からないダッシュボード降ろしの方は、とりあえず後回しにするコトといたしまして、先に他の部位をバラしてまいりましょう。

 シートを降ろしたあとは、いったん丁寧に掃除機を掛けて、靴を脱いで自在に室内を動き回れる状態を作ります。

 それから徐々に後部シート周辺も分解してまいります。特にシャマルの場合には、分解順序がそれなりの厳密さでありますので、効率よく工具を手にして、同じモノで攻撃出来るところは一気に攻めておきます。

2013112009201311201020131120112013112012 ・・・こうして画像で見ますと、なんだかサクサクっと、いかにもサワヤカに作業が進んでいるように見えますが、ブロック毎にネジやビス等ハズした小部品を分類したり、ハーネス類には後の誤作業を防止するためのマーキングを施しながら(しかも、こうして写真を撮影しながら:泣笑)の工程ですから、ジクジクとしか進みません。

 ハズしたトリムの置き場にコマって、工場内に並べてみました。

 この際どうせならと、室内に配されていた通りにずらーっとトリムやシートを並べてみましたが、如何でしょうね。こうしてハズされたトリム群やシート等々は、このあとひとつひとつが更に分解されたり、劣化したウレタンフォームを張りかえられたりしつつ、掃除や給油・調整を加えられて再度室内の本来あるべきところに戻されてまいります。

20131120132013112014 ・・・通常ですと、いっとう初めに行われるバルクヘッド内部材の分解ですが、本日はこの段階で行われました。

 ワイパーブレードをアーム根元よりハズし、バキュームサージタンクやブロアーレジスターを避け、ワイパーユニットAssyも降ろします。ようやく工具が入る様になったところで、ボディとダッシュボードを締結している四か所のナイロンロックナットをすべてハズしてまいります。で、このあたりで中腰でツカれたカラダを「んんーっ!!」と伸ばしてヒト休み。一服がウマいぜ!

20131120152013112016 ・・・で、続いてはセンターコンソールをハズすワケなんですが、ここで冒頭の”少しウキあがってたセンターコンソールパネル”の意味を噛みしめさせられるハメになりました。

 ”1DIN欧州車用汎用取付金具”はシッカリとウッドパネルを介したダッシュボードの裏側でツメが折られていない上に、ぜんぜん奥行きの長いオーディオ本体をムリムリ突っこんであったので、もう取れないコト、取れないコト(大泣)。裏側の状態を想像しながら手探りでなんとか作業を続行し、ようやくハズすコトが叶いました。「すべてうまくいく!」

20131120172013112018 ステアリングコラムをハズしてダッシュボードを降ろし終え、今度は”ターボタイマー”なるモノや、オーディオの手元操作用スイッチ等々、とにかくワタシの忌み嫌う(笑)ノンオリジナルな後付け装備をことごとく撤去いたしました。

 その作業を行うにあたっては、コラムカバーを割る必要があるのですが、バラしてヨカッタ、パーキング灯スイッチに繋がるコードがどこかにハサまれて皮膜も御覧の様にムケておりましたヨ。ターボタイマーをイグニッションスイッチに結線した折に、コラムカバーを付けソコなっていたのですね。

20131120192013112020 さぁさ、今度はいよいよ天井降ろしの部も開始いたしましょうね。フロントのオーバーヘッドコンソールを降ろして、床下のカーペットとそのまた下にあるフロアインシュレーター群も全部摘出(笑)です。

 カーペットをハグると、意外にもフロア部はキレイであったので、ここは嬉しい誤算でした。そしてステアリングコラムを一旦締結。メータークラスターからもトリム部分を取りはずし、念のための絶縁用にビニールシートを敷き詰めたコラム上にはメーターAssyを再度結線して仮に配置いたします。このままの内装レス状態で走行可能とするためです。

201311202120131120222013112023_22013112024 「おー、ヤバっ!一気に日が暮れてきたヨー!!」・・・この時期になりますと、ホントに午後四時半あたりで日暮れてまいりますので作業をしていても気が急くばかりであります。

 この段階で、左右ドアの内張りトリムをハズしました。

 ドアの内部からは、後日すべての臓物(ウインドーレギュレータやドアウインドーシールドそのもの、ランチャンネル、ドアラッチ金具、ドアストッパー金具、アウターノブ、キーシリンダー、集中ロックモーター等々)が降ろされて、分解清掃給油調整作業が行われます。室内に水が浸入するのを喰いとめるためのビニールシートも、新たに採寸して切り出したモノに貼り直されます。

2013112025_2201311202620131120272013112028 ・・・17:00を過ぎて、いまやスッカリ日は暮れてしまいました。

 この段階になっての”天井降ろし”は”キッツー”って感じですが、とにかくも頑張りましょう。

 まずは、アルカンタラ表皮をハグり、ぶら下げた状態のまま劣化ウレタンフォームを掃除機を使って丁寧に吸い取ります。

 最後はアルカンタラ表皮を完全に取り除き、天井に残った厚手の劣化ウレタンフォームを樹脂ベラで掻き落していきます。そしてもう一度床に掃除機を掛け、作業用の仮椅子を入れて固定します。かくてマセラティシャマルの内装は御覧の様にすべてが降ろされました。明日はこのままの状態で電気屋さんの工場に搬入し、今度はメインヒューズボックスの根源的対策ワンオフ工事とヒーターケースAssy降ろしを並行して行います。・・・長い様な短い様な”シャマル漬け”の一日は、こうして無事に終わろうとしておりますが、このブログも書きあげないと、ワタシは寝るコトが出来ません(泣笑)。

 それじゃー、また明日!

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2013年11月19日 (火)

マセラティシャマルは、やっぱミステリアス

 はい、こんばんは!今日も東京練馬は天候に恵まれて、絶好の旧車仕上げ日和となりました。

20131119012013111902 ・・・と云うワケ(どんなワケ?:笑)で、本日のお題は、またまたマセラティシャマルであります。この個体は長らくお待たせしている「松戸のAさん号」です(Aさん、いつもホントにどーもすみません:ペコリ)。「あー、またマイクロ・デポはバ○のひとつ憶えみたいにブログで”シャマルねた”やってるヨー」と怨嗟の声のひとつも聞えて来ようかと云うモノ(笑)ですが、”この手”こそが当店の本線ですから、致仕方ございません。本日は作業の都合上、通常とは前後を反対にしてリフトアップしておりましたので、夜になったら、いつもと逆でシャッター側にノーズを向けた珍しいカットの写真となりました。

 実は先週の段階で、このシャマルをデポ場内に持ってきて内装を全バラシする予定だったのですが、屋外作業場にてイグニッションをONにいたしましたら、前オーナーが装着していた社外品の”メッシュフューエルホース”からピューっと噴水状にガソリンが噴射してしまいました(泣)。よって当日は自走も断念せざるをえず、いったん「ダメだ、こりゃ」となり、即刻、新品の”純正”メッシュホースをディーラーにオーダーしておきましたのが”奇跡的に”届いたので、本日ローダーで作業場からデポに搬送し、フューエルホースのAssy交換を行いました。

 マセラティシャマルには今までの経験上、二種類のフューエルポンプ(インタンク式とサイドステップエアロパーツ内装型)が製造ロットにより其々に存在し、各々フューエルラインの取り回しも異なるコトは純正パーツリストと照合しても従前明らかだったのですが、このシャマルは極めて初期の製造番号を持つもので、今まで我々の経験の中に無い「第三の取り回し」になっておりました。いやー、悩んだ悩んだ。

 仕方がないんで、コー○ズさんやガレージ伊○利屋さんに現在も勤続しておられる、「旧ガレー”ヂ(ここポイント:笑)”伊太○屋」さんから綿々と数十年勤めあげてきた”生え抜きのマセラティマン”方の各位に教えを請いましたら、「一番ハジメの頃に輸入された製造ロットのシャマルだけにサイドステップ内装型で”ツインフューエルポンプ”になっていたものが確かに存在し、おそらくは吐出量過多のために問題が多かったんで、すぐにその構造をやめたのでは無いかと推測される」との有難ーい回答を得るコトが出来ました。ソコで、送られてきていた純正メッシュフューエルホースを通常見なれた場所に配管し、片方のフューエルポンプの電源が入らない様に対策いたしましたら、何事も無かったかの如く、ごく自然にエンジンは粛々と(実際には轟音なんですケドね:笑)回りました。思えば、シャマルの出自を考えますと、ひょっとしてレーシング用途の仕様へと簡単に仕立てあげられる様に、フューエルポンプの増設が容易に出来るフューエルラインをあらかじめ仕込んであったのかな。そう云った意味では初期生産ロットのシャマルは「シャマルカップ?:笑」になり得たのかも知れません。あくまでロマン溢れる突飛な想像ではありますが。

 これだけやってきても、やはり”日々是勉強”であります。たったの400台ほどしか作られなかった少量生産車って、やっぱ奥が深いよなぁー。このシャマルも、明日からは懸案の”内装全バラ”であります。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月18日 (月)

レストア心

 はい、こんばんは!前回のコメント欄を拝見いたしますと、昨日まで港区のお台場で賑々しく開催されていた”20th MASERATI DAY 2013”には、「練馬のH」さんと「Sm」さんがお出ましになった模様で、御両人様ともおツカれ様でございました。実はワタシ自身も「日曜日にちょっとだけでも顔を出してみようかなぁー」と先週末には思っておりましたが、「やっぱ、今日寝溜めておかないと、今週ツラそうだからなぁー」と云う後ろ向きな結論に達し(こんなワタシを”ヘタレ”と呼んでください:笑泣)、結局”ほぼ”一日中ゴロゴロして過ごしてしまいました。

 えー、本日のネタ。先の”ほぼ”の部分に相当するハナシです。

 土支田に於ける”たこちゃんズ家”にあって、近所へお買い物に出掛けたり、光が丘駅周辺まで出向くための唯一の”アシグルマ”は・・・岡本三男家(体格が良すぎて使えなかった)→デポ社用車(ほんじゃ、だだっ広いオークション会場内でのアシにしてみようかと起用・・・結局折りたたむのがメンドくさいので二回くらいしか持っていかんかった:笑→その後数年放置)→「ジャマだから捨てよーかなぁー」「いやぁー、待て待て。ホンジャうちで持ってくから」と”たこちゃんズ家”へ・・・と、こんな具合に数奇な運命(笑)を辿らされてきた”15年も前の折りたたみ式自転車”なんです。

 ソレが先週、後輪がパンクしたとのコトで、「もう、いよいよコイツもダメか?いっそ買い換えようか」と笹目通り沿いにある近所の大型自転車店”ダイシャ○ン(大シャマルンぢゃ無いヨ:笑)”を、”炭火焼肉安○亭(いつものボンビーセット:笑)”でのランチ経由で初めて訪れてみました。

 うー、ワタシが「コレはいいなぁー」と思うと、その自転車は、やっぱお高いモノです。一方で安価な一万円を切るプライスのモノに絞ると・・・「ああ、こんな悲しいデザインのモンは、たとえアパート住まいでも置いておきたくなーい(泣)」な感じの品物ばかり。

 で、結局は300円也の”パンク修理セット”のみ購入して、アパートに戻ったら早速修理作業に取り掛かってみました。・・・だけどよぉー(泣)、タイヤそのもののトレッド面が”ペロンペロン”に薄ーくなっちゃってるのを目の当たりにして「やっぱ、やーめた!」とワタシ。「いやいやいや、ささっ、作業の方を御進めください」とノタまい、作業の継続を促す”たこヨメ”。

 仕方が無いので、とりあえずの応急処置としてパンク修理をしてみました。空気を入れてみるとなんだか自転車そのものも息を吹き返した感じになるから不思議なモンでありますね。・・・サビ取り剤を取り出して、真っ赤に錆びたリムやシートポストを磨き始める(ここからが、悲しいサガなんだけど:笑泣)と、なんだか捨てるのは惜しい気もしてまいりました。さりとて前後のタイヤは内外ともにとっくに限界を越えており、もはやクラックだらけだしなぁ。またすぐにパンク(バースト)するのは目に見えております。

 「ねぇー、ネット通販とかで、”激安前後タイヤ&チユーブセット”みたいのが3000円以下で買えるなら、”起しても”いいよ、コレ」とワタシ。・・・”たこヨメ”根性で探しました。ありました(泣笑)、しかも税込2000円強の価格で。「税込3150円以上なら送料500円も無料!」との謳い文句にホダされて、ついでにカドが破れ、菊座部分が真っ赤に錆びていたサドルとギコギコと異音の出ていたペダルも”ブラウン色でカラーコーディネート”までして発注するコトにいたしましたが、「ホントにいいのかコレで」とワタシが逡巡する暇もなく、”たこヨメ”は「もう頼んじゃったモンねー」であります。

 本日、アパートに帰宅いたしましたら、我が家のベランダにはそのチャリンコが鎮座していて笑いました。聞けば「テレビを見ながら一日中サビ落とししてたんだぁ。こうしてベランダに置けば、いつでも磨けるよねぇ」と御満悦であります。こういった”磨けば(手入れすれば)”モノは輝き、復元するのだと云う厳粛な事実を一度体験いたしますと、結構ヤミつきになるモンです。クルマに限らず、身の周りの日用品で皆さんもどうですか(って、ヤリたくねぇーか:笑)?ワタシ、只今叩いているパソコンのキーボードもどーしてくれようかと思っております。アルファベットの”C”とアラビア数字の”3”がどうあっても出なくなってるんですヨ、実は(泣)。この状態でブログ書くのは結構ムリムリなんですから(笑)。

 それじゃー、また明日!

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2013年11月16日 (土)

班長さんといっしょ:入間基地航空祭2013探訪記(その5:完結篇)

 はい、わんばんこー(by”懐かしの鶴光師匠”)!本日は快晴に恵まれた東京練馬。まさに”デポ・フェスタ”に相応しい絶好の”旧車愛で(めで)日和”となりました。AM9:00のアルファスパイダーNさん(エンジン&ミッションオイル交換)を皮切りに、ほとんど間、髪を入れずに御来店のマセラティクアトロポルテエボV8Kさん(エンジンオイル交換&パワステラックのチェック)の御相手をしつつ作業の完了を待ち、お昼前には納車。正午には「ひこうき班長(本物:笑→たくさんの差し入れを有難うございました!)」さんが勤務先の直属部下様二名をお連れになっての御来店。将来有望な”いい若いモン(Nさん、Mさん、本日は有難うございました。”人外魔境”の世界になんとか入って来てね:笑)”の御二方を夕方までイタ旧車漬けに(笑)してスッカリ”旧車フリーク”に仕立てあげ。PM15:00頃には「川崎のT」さんがマセラティシャマルのお打ち合わせのためにアルファ75TSに打ち跨りの御来店。その後はしばらく春日町の作業場に5人で舞台を移し、即興のスーパーカーショー状態に。とどめに夕方には「Hでございます(これまた本物:笑→雑誌”昭和40年男(一読、ワタシからもお奨め)”の差し入れ、有難うございました!)」さんが、あたかもサプライズゲストの様に元気よく御来店、継続車検を済ませたマセラティ222SRを納車させて頂きました。・・・こんな目まぐるしい土曜日ではありましたが、こうして一日中、次々と大勢の方々にお越しになって頂けますと、いよいよ活気があっていいモンですね!

20131116012013111602 ・・・と、イタ旧車フリークネタをさんざん焚きつけておいて今さらナンなんですが、本日の喧騒をヨソに、当ブログの方は”懸案(笑)”であった”航空祭”ネタの続きを淡々とお届け申し上げます。

 足掛け二週間かけてようやくの完結篇でありますヨ(笑泣)。とりあえずは皆さん御待ち兼ね、当イベントのクライマックスたる”ブルーインパルス展示飛行(曲技飛行)”の様子を御届けいたします。悲しいかなコンパクトデジカメの限界、ほとんどまともに撮影出来てないところには忸怩たるモノを感じますのでお恥ずかしい限りではあります。

2013111603201311160420131116052013111606201311160720131116082013111609201311161020131116112013111612_2 ・・・それでも、こうして拡大した写真を見ながら厳選すると、何とかギリギリ”さま”になってる画像も出てまいりますね。

 当日のブルーインパルスは機体不調のため不参加に終わった4番機を除いた5機編隊での曲技飛行を披露してくれました。

 で、いかにしても当日の熱気や空気感を皆さんにもお届けしたいと思いまして、本日は久しぶりにYoutube動画を「マイクロ・デポのたこちゃんネル」にアップいたしました。

 当日現地にてワタシが撮影したそのほとんどすべてを網羅いたしましたので、その1からその3まで三つの動画に分けてあります。当然の様に現場の”シズル感”を御堪能頂くべく、それぞれの動画は「音出ます、注意!」であります。では、下のリンクからどうぞ!

「航空自衛隊入間基地航空祭2013(その1)」

「航空自衛隊入間基地航空祭2013(その2)」

「航空自衛隊入間基地航空祭2013(その3)」

 ・・・でもねー、ワタシがコンパクトデジカメで撮影した動画だモンで、完成度はやっぱ低ーいモノです。稚拙な動画で申しわけありません。

 モノ足りない方々は、ウチの動画のヨコに出てくる”関連動画”を御覧になって頂けますと、あたかも一本のテレビ番組の様に編集された動画がたくさんありますんで、”バズーカ砲レンズ”装着一眼レフでの大迫力はソチラを御堪能ください。明日の日曜日にユックリとお楽しみ頂けますヨ。

 それじゃー、また来週!今週もお引き立てくださいまして、心から感謝いたしております。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月15日 (金)

あと、もう少し・・・

 はい、こんばんは!今日も朝からサムーかった東京練馬。事前の予報では「次第に寒さは和らぐでしょう」と云ってたハズなのに(だから薄着して、カイロも一枚にしてきたのに:泣)、午後からは小雨がショボショボと降り続け、気温は一向にアガるどころか体感的にはみるみるサガってイッてる感じでした。

20131115012013111502 そんな中、シャッターの前(左写真の白いクーペカンビオコルサ:仙台のMさん号の後ろ)でマセラティギブリⅡのフロントグリルや各スリットを脱着分解しての補修清掃作業、クーペのコラムケースやエアコン吹き出し口を分解してのネタネタ除去作業やら、エンブレム周囲の水垢除去作業やらを先ほどまで延々とやってました。

 黒いクルマと真っ白いクルマを曇天下で一日中交互に眺めて作業していると、なんか目に星が入ったみたいになってて、階上に上がりパソコンの前に座ったら「あー、目がしばしばカスんで、ダメだこりゃ(泣笑)」状態。それでも頂いていたメールの御返事を書いたり、車輌買取に関わる取り交わし書面などを作成したりして、先ほどようやくアパートにヘロヘロと帰還いたしました。

 ところで、上に乗っかってるマセラティギブリⅡ(福岡のTさん号)は昨日外環道に於ける”高速試運転”も済ませて、我が弟さん方からの「このギブリ早ぇー!オレが欲しいヨー!!」コールが出ましたので、次週ボディコーティングやって完成です。Tさん、お待たせいたしました!クーペカンビオコルサの方も明日タイヤ交換してほとんど完成。Mさん、次週御待ちいたしておりまーす!

 ・・・と、ホッとする間も無く、もうじき”明日”がやってまいります。朝から「その場でシュート&修理作業」のお客様を含めて、いったい何名様がお越しになるのか数え切れないくらいの「段取り」を組んじゃったのは、他ならぬワタシ自身(泣笑)。さぁ、鼻はツマリかけてるケド「すべてうまくいく!!」の精神で乗り切ろうではありませんか!お台場では”マセラティディ”が賑々しく挙行される様です。ワタシもイキてぇーケドなぁー(明日はムリ!:泣笑)。しょうがないから、ウチでもなんだか賑々しく”ビトルボ&イタ旧車祭り”を急遽開催でぇーい!マセラティディを見にわざわざ東京にお越しになった方は御帰りに新木場に出て東京メトロ地下鉄有楽町線に乗って地下鉄成増まで来る(そして石02系統バス石神井公園駅南口行きで土支田交番前下車)のも、また一興だと思いますヨ(グッとマセラティを身近に感じて頂けると思います)。

 それじゃー、また明日!皆さん、明日はお気を付けて御来店くださいね。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月14日 (木)

佐世保の牛テールカレーVSボンカレーゴールド21”熱辛”

 おわー、こんばんは!今日の朝も、とっても寒かったですね。それでも東京練馬では昼ごろになってまいりますと急激に気温が上がってくるんで、しっとりと汗ばんできます。一枚、また一枚と脱いでって、かなーり薄着になったところで気が付くと夕方になってて”北風がピュー”・・・かくて「キャッチ・あ・コールド」と相成るワケです。先週のアタマくらいからウチの”たこヨメ”さんが、毎夜「ゲホゲホ」としてやがります(今日あたりようやく”大原麗子モード”の声を脱した:笑)んで、もう、とっくにウツっててもおかしくはない状況なのですが、ワタシゃスッカリ「バ○」なので、それなりに結構な抵抗力があるらしく、市販の風邪薬を飲みながら、なんとか10日間ほど持ちこたえておりましたが、このままでは”薬石効無く(笑)”イッてしまいそうです。

20131114012013111402 ・・・そんな時ゃ「”医食同源”作戦」とシャレ込みつつ、風邪なんか撃退するコトにいたしましょう。

 先日の”納車の儀”の際に「練馬のH」さんがくださった、ありがたーいゴージャスな”お供物(笑)”である「佐世保の牛テールカレー(長崎豊味館製の超高級レトルトカレー)」大魔王様と、ソレを一気に二袋アケるのはサスガに勿体無い(ボンビー性あるからね:笑)ので、おそらくは価格が1/10くらいであろう自前(笑)の「ボンカレーゴールド21”熱辛”」先生を対抗馬に仕立てて”たこちゃんズ”の二人が半々ずつディナーに食するコトといたしました。・・・あん?”航空祭ネタ”はどーしたって?・・・うー、一応云い訳をさせて頂きますと、本日アパートに”ほうほうの体”でヨレヨレと帰宅いたしましたら、パソコンのキーボードの調子がおかしくなってるとのコトで、キーボードを”即分解清掃”するハメになった上、普段愛用のデジカメもデポ工場内に忘れて持って帰っていなかったもんで、これじゃー写真もアップ出来ません(あー、云い訳、云い訳:笑)。仕方が無いんで、”たこヨメ”携帯のおまけカメラで本日の画像は撮影しております。

20131114032013111404 ・・・「あー、ウマかった、ウシまけた」・・・あ、いや本日は”牛”が勝ってるんで「ウシかった(笑)」

 左画像で御覧の様にコブシ程の大きさを誇る牛テール肉はスプーンの先でほぐせるレベルまでトロトロに煮込まれており、もはやカレーと云うよりも骨付き肉入りのビーフシチューと云ったマイルドかつ高級な味わいで、こりゃ当然の様にズルイくらいにウマい(と云うかウシい:笑←なんのこっちゃ)。一方右画像のボンカレー陣営(笑)は、明らかに見た目から悲しげではありますが、”熱辛”の名に恥じぬ「キックゥー!」なカラさが風邪をひき掛けたカラダに気合いを入れてくれます。”生オニオンスライス”を薬味にして交互に食べたらとっても美味でありましたヨ。いつも皆さんからのあたたかい差し入れにはホント心から感謝いたしております。コレでワタシも「明日はホームランだぁ!」

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年11月13日 (水)

班長さんといっしょ:入間基地航空祭2013探訪記(その4)

 いよぉー、こんばんは!今日の東京練馬は「一点の曇りも無い快晴」の朝から始まりました。ソレはいいとして・・・「寒いんだよぉぉぉぉぉー(泣)」。なんでもクリスマス時期あたりの気温であったらしいです。久しぶりに手がかじかむ感覚を味あわされてしまいました。

20131113012013111302 さあさあ、ブログの方は久しぶり(笑)に”航空祭ネタ”の方に戻りましょ。去る11月3日(日)の文化の日に挙行された入間基地でのイベントでしたね(もうワタシ自身も忘れそう)。

 ”自称シルバーインパルス”の展示飛行が済んで、続いて始まった川崎CH-47Jのデモフライトでは、その運搬能力を誇示するためにコンテナを吊り上げての低空飛行や、機内から吊り下げた縄を伝わってスルスルと隊員たちが地上に降りてくる作戦行動の実演が行われておりました。災害時などには大活躍する機体ですね。

20131113032013111304 ・・・午後のお目当てであるブルーインパルスやF-15の展示飛行の前に、「(まだ場内で何とか動けそうな)今のウチに、用を足したりタバコ吸いにいったりしに行っとこ」とワタシがひこうき班長さんに御提案して、ともに格納庫の裏手にある会場内のメイン通路を目指しました。途中で愛嬌を振りまいていたのが「コイツら(笑)」です。黄色い方は胸に”日高市くりっぴー”と名札を付けておりますのが画像から読み取れましたので、まぁ、”くりっぴー”なのでしょう。水色の方は、イベントから10日も経過した現在では「アンタ、だれ?」状態になっております。日高市の公式ページに拠ると”くりっかー”君というオトコの子らしいです。当然くりっぴーの方はオンナの子であります。二次元の絵と立体物の間に、えらい隔たりを感じるのはワタシだけではありますまい。

20131113052013111306 

2013111307201311130820131113092013111310 ・・・ちょうどお昼ちょっと前のひと時です。前方にある西武池袋線のホーム方面から、只今当基地にやってきた方々が群れをなしてこちら(滑走路方面)に向って歩いてまいります。その人の波をサーフィンする様に逆流して歩き、やっとこさ目的のエリアに到着いたしました。

 トイレに行ったり、タバコをまとめ吸い(笑)したりしながら、売店の様子をちょっと見にも行きましたが、どの店の前にも長蛇の列なので、とりあえずハラごしらえの方はアキラメるコトにいたしました。

 そうこうしているウチに、ひこうき班長さんが内心では結構期待していたと思われる”出し物”のひとつ、川崎C-1輸送機の三機編隊飛行が上空で始まってしまいました。

 次々とパラシュート降下を決行する落下傘部隊の実演も、滑走路上では行われている様子です。ワタシも上空を飛びまわるC-1群をなんとかカメラに収めようと一生懸命でしたが、ひこうき班長さんはデジカメを家に忘れてきたので可哀想なコトをいたしました(ゴメン、はんちょーさん:泣笑)。

20131113112013111312 パラシュート降下実演もひとしきり落ち着いたところで、滑走路前の”われらが陣地”まで戻ろうといたしましたが・・・。

 メイン通路に面した管制塔の裏あたりでは、まだ御覧の様になんとか歩ける状態でした。だが、しかーし!メイン通路から滑走路に向う通路の方は”昼メシをなんとか手に入れようと滑走路エリアからメイン通路に出てくる人々”と、”たった今、駅に降り立って、午後のブルーインパルス目当てにひたすら滑走路エリアを目指す人々”がそうでなくてもぶつかり合ってカオスと化しているところに”売店でようやくゲットした昼メシ(しかーも汁モノ:泣笑)を滑走路エリアで待つ家族のために両手にかざしつつウロウロしている人々”が、文字通り”くんずほぐれつ”の状態で、ワタシはただただ「ひこうき班長」さんの背中を追いかけるのが精一杯。ブルーインパルスが始まる前に、”陣地”まで戻れるのかしら・・・。

 それじゃー、また明日!・・・必ずしも”航空祭ネタ”の続きであるとは限らないケド(泣笑)な。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月12日 (火)

ルノーウインドゴルディーニの下回りを見る

 はい、こんばんは!今朝からリフト上には「Hでございます」さんのマセラティ222SRをあげて継続車検のための整備を行い、並行して春日町の作業場では「横浜のK」さんクアトロポルテⅣ前期型ビアンコアルピと「松戸のA」さんシャマルの分解前準備作業。そして「札幌のI」さんクアトロポルテDSの内装仕上げも再開。夕方には本日のネタであるクルマをリフトアップして下回りのチェックと仕上げ作業。「仙台のM」さんクーペカンビオコルサはコー○ズSCに入場中であります。・・・はぁはぁはぁ。とりあえず、本日現在の最新進捗情報でした。

 そして寒さも沁みる夜となり、今日こそは”航空祭ネタ”のその4をやろうと思いつつアパートに帰ってまいりましたが、「アレ結構たいへんなワリにコメント来ないモンな(泣笑)」と云う思いが一瞬(色々なコトがあふれててパンク寸前の:泣笑)脳裏をよぎり、本日も昨日に引き続いての”下回りネタ”でお茶を濁そうとする次第であります。

20131112012013111202 ・・・さて、本日のお題は”ルノー”であります。このブログのヘビー読者の方々の中には「ええっ、マイクロ・デポでルノー?」と云う違和感(笑)を持たれた方も多くいらっしゃると思われますが、創業から3年目あたりからのお付き合いを重ねてきた古くからの顧客の方々や、当時に当店の掲載された雑誌記事や広告をお読みになっていた方々にとってはぜんぜん不思議な事ではありません。

 ルノー・・・”25バカラ”も”シュペール5各車”も”初代トゥインゴ”も結構売ってたモンです、そのムカシは(遠い目をしております:笑)。そのようなワケで、マセラティ専門店のマイクロ・デポがあえて”小粋な足グルマ”として御提案する”ルノーウインドゴルディーニ”の下回りを本日は御覧頂くコトにいたします。

2013111203201311120420131112052013111206 まずは、フロアをリア側から前へ前へと順番に撮影した画像であります。

 このルノーウインド、外観を見るとルーフ部分のうしろ、背中のあたりがちょっと「”ロータスヨーロッパ(初代)”→とりわけシリーズ1と2の初代ヨーロッパは本物アメディ・ゴルディーニチューンのルノー16用OHVエンジンを搭載していたので、コレも何かの因縁かな」風でありますので、いっけんミッドシップに見えますが、下回りから見るとフロントエンジンフロントドライブのクルマである事が容易に見てとれます。

 現行型モデルではありますが、どーゆーワケか日本市場での新車販売はあっと云う間に終わっちゃいました。ですから今や新車を望もうにも買うことは叶いません。

 実は”たこちゃんズ”が久しぶりに興味の持てたクルマなので、「コペンの次はコレか?」と密かに期するところもありましたが、新車の販売台数が極々少ない(非ゴルディーニを含めても)ために、数年後にそのプランを実現するのはちょっと難しくなっちゃいました(泣笑)。ちなみに本日御紹介のウインドは走行距離が1500キロにも満たない新車同様の個体です。こんな最高の個体がよくぞ出てきてくれた(しかもゴルディーニが)モノであります。コレが「ホントに欲しいと思うと、なぜか”奇跡”が起こったかのように手に入る(先日のコメント欄で「磐田のF」さんが仰っていたハナシ)」の実例なのかも知れませんね。

2013111207201311120820131112092013111210 今度はリアの足回りとフロントのドライブトレインです。御覧の様にウインドの中でも”ゴルディーニ”では”カラード・アルミホイール”が標準装備です。

 ゴルディーニ用としてコレ一色だけが設定されたボディ外装色”ブルーマルトメタリック”と同じ色がホイールにも入っております。裏側までがブルーになっているのはちょっと珍しい光景です。実際の走行感覚は超扁平タイヤも相まって、かなりハードな味付けでゴルディーニの名に恥じません。

 ・・・と、ここまで書き進めてきたところで、突如として「Rたろう」スカイプの呼び出し音が・・・「あー、あとちょっとでブログを書き終えるところだっだんだけどなぁー。なんというグッド(ばっど:泣笑)タイミング、ワザとでしょ。」「やっぱわかるぅー?ちょうどそんな感じの時間かなーっと思って掛けてみた」

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 ・・・「あうー、再開、再開!」としばらく書き進めていたら、アパートのブレーカーが落ちてパソコンがシャットダウン&お部屋が突如真っ暗に(大泣)。

 あー・・・思えば、足元が冷えるからと先ほど入れたばかりのヒーターがトドメを刺しちゃったみたいです。食器洗い機が”乾燥行程(これもヒーターですね)”になったとたんに”バスン!”となったのでした(うー・・・)。

 さて、気を取り直してシメを書きましょう。ルノーで面白いのは、イタリア車とも、同じフランスのプジョーやシトロエンとも異なる独特の”イズム”を堅持し続けているコトです。何と申しましょうか、いっけん整然としている様で「ドコとなく、なんかカオスってる(笑)」んですね。本日最後の画像に代表されます様に「とりあえず”思いつき”でこうしてみましたぁー」的な部分は、ある意味イタ公様以上のスゴさであります。そのムカシのカーグラ誌で読んだ記憶のある「エコール・ポリテクニーク出の秀才の灰色の頭脳から生み出された・・・」なんて、格調高く才気溢れる文言が思わず想い出されました。以前”Part2”時に取り上げさせて頂いた「Wさま」さんの”ルノーフエゴ”も、とりわけエンジンルーム内のカオス感はスゴかったモンね(内外装の方も、どこをとっても”ヘン!”だし:笑)。

 それじゃー、また明日!・・・はひー、結局通算3時間掛かったワイ(笑泣)。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月11日 (月)

マセラティギブリの下回りを、またもシツコク(笑)見る

 それにしても、”秋のゲリラ豪雨”っつーのも最近では普通になっちゃったんですかね。フィリピンにも台風30号が上陸して甚大な被害をもたらしている様子ですが、ニュース番組を見るだけでもその凄惨な現地被害映像には心を痛めております。午後には東京都内でもトンデモない風を伴った豪雨が夕方近くに降りましたので決してヒトごとではありません。皆さんのお近くはでは如何でありましたでしょうか。

20131111012013111102 そんな本日の東京練馬も、いったん雨のアガった早朝から、今にも再度雨が降ってきそうな天候でしたが、午前中に作業の段取り替えを行いまして、夕刻までにはコー○ズSCから帰ってくる予定であるマセラティクアトロポルテDS(札幌のIさん号)の受け入れ態勢を整えつつ、マセラティギブリⅡ(福岡のTさん号)の「最終ファイナルスーパーハイパー(笑)下回りチェック&仕上げ」を行いました。Tさんの御厚意にスッカリ甘えさせて頂き、ここまで本当にじっくりとお時間を頂戴してしまいましたが、予備検査も済ませ、名義変更書類も無事に到着いたしましたので、現在は残された”小ネタ”、”中ネタ”の総叩きファイナル工程を行っておりますヨ。

 ああ、まったく対照的に、昨日のコメント欄には久しぶりに「大分の後出し大魔王様(笑)」からの「心無き御宣託(泣)」を頂いているようです(アレは”独特のエスプリ”が理解出来ないと、ちょっとなぁー→削除対象一歩手前か:笑)。まぁ、いずれにいたしましてもマセラティを購入すると云う行為は一般的には人外魔境で冥府魔道でイバラの道であるのでしょうケドね。・・・だけどウチのマセラティ顧客の皆様には本当のイバラ道(それはそれは想像を絶するモノです→足の裏にトンガラシ塗って、剣山の敷き詰められた炎天下か氷点下の道を延々と歩くようなモンです:笑→あ、エスプリ効かせ過ぎた)を歩いて頂いたコトは一度も無いと自負して(いいんだよねぇー?:笑泣)ます。

20131111032013111104201311110520131111062013111107201311110820131111092013111110 ・・・ともあれ、本日のネタはこれ。実は前にも”マセラティギブリⅡ下回りネタ”は数回取りあげているのですけれど、ホイールを修正塗装した上でタイヤを新品交換し、各部も”大ラス仕上げ”になっておりますので、一層美しく見える様になっていると思われます。

 以前の記事中画像と見比べながらお楽しみ頂けます様に撮影角度を替えてみたり、画像内各部の御説明も今まで取りあげていない”小ネタ”中心にしてお届けしてみました。

 もう一つ過去記事のリンクを付けておきましょう。こちらは点検入場時の別個体を撮影したネタでした。

 それにしても、こうして毎日毎日ブログでネタにしてまいりますと、ワタシ自身も”読者目線”で読み返すコトがあり、マセラティ中古車を専門的に扱う事の至難さを、いまさらながらに日々勉強させて頂いております。

 様々なトラブルのシュート。根源的な改善を要する部分への対策。可能であれば新品に交換しておいた方が安心な部材の調達と交換作業。「如何にすれば新しいオーナー様により一層可愛がって頂けるか」、そのように考えて施される数々の見た目や艤装の操作感に関する”小ネタ””中ネタ”作業。経年した中古車ゆえ、実際に動作が不安定であったり、不正確であったりするメカへの分解調整作業。それらはすべて、車輌自体の延命とアンチエイジングに寄与するものと信じております。

20131111112013111112 ・・・面白い事に、奇しくも本日の夜には北海道行きのマセラティと九州行きのマセラティが重なっているカットを撮影出来る状態となりました。

 どちらのコンディションも少なくとも見た目の上ではほとんど申し分ないレベルに近づいております。夕方には”我らのハイパーモデラー(笑)→ダメ男の星”たる「Hでございます」さんが継続車検のためにマセラティ222SRでお越しくださいました(お土産:陸上自衛隊のロシアンルーレットクッキー被弾率1/6:笑→いつも有難うございます!)。このギブリⅡとクアトロポルテⅤを御覧になって「二台ともホントにキレイでございまさぁーねぇー」と仰ってくださいましたが、ワタシの中では、いざ納車と云う段階の一分前まで(笑)まだまだ予断を許さぬ状態であります。

 今日は若干内輪ネタで失礼いたしました。それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月 9日 (土)

”マセラティシャマルが4台の朝”から始まった怒涛の一日

 はい、こんばんは!今日は今にも雨が降りそうなビミョーな天候のもと、朝からシャマル、続シャマル、続々シャマル、嗚呼シャマルといった按配の”マセラティシャマル大集合”みたいな一日でした。途中でマセラティクアトロポルテⅣも加わり、デポ前の路地はガンディーニ祭りの様相を呈しておりましたヨ。「麻布のA」さん(”大好物”を有難うございました!無事に新居の駐車場パレットには入れたかなぁ)、「横浜のH」さん(引き続き前向きな御検討の程をヨロシクお願いしまーす!)、「練馬のH」さん(これまた、たくさんのお土産を有難うございました&たーいへんお待たせいたしました!)、「川崎のT」さん(超絶速攻の御売約に心から感謝しております。メールをお待ちしておりまーす!)、「板橋のO」さん(遅くまでお引き留めして申し訳ありませんでした。今後とも御検討をヨロシク!)と時間刻みで次々とお客様が御来店、俄然活気ある土曜日となりました。

20131109012013110902 ・・・で、そんな一日の始まりの図がこの二枚。今朝はこんな感じで4台ものシャマルが集結しておりまして、本日の午後にお納めする予定のシャマルは、この段階ではいまだ右側ドアの内張りトリムがはずれており、昨夜に突如として不調を来たした集中ロックモーターユニットとウッドパネルを交換し、再度組み立て直したりしてました。継続車検を済ませた黒いシャマルの方は、これから御引き取りにみえるのを待って外装を仕上げています。・・・ビトルボマセラティというクルマは、何しろ気まぐれ屋さん(笑)。これだけ長く、そして多くのコレ(ビトルボマセラティ)ばっかり専門的に取り扱っていても「まーだ、こんなコトあるの?」みたいなコトが普通に起こり得ます。けれども、散々”小ネタ”の手入れを積み上げていって、ソレがどこかのある”一線”を越えますと、コレがまた”いいとこ取り”の権化みたいなマニアック・アイデアルカーに変貌いたしますので、ワタシたちのド根性を刺激してやまない(かれこれ18年、こんなコトやってきてます:笑泣)のです。そんな深さこそが”クルマ好き”の皆さんに知って頂きたいマセラティの魅力であります。「思い立ったら・・・ネっ(ちょっと商売:笑)」

 それじゃー、また来週!今週も一週間有難うございました。日々ブログ読者の皆さまからのコメントを楽しみにお待ちしておりますのでどうぞよろしくお願いしまーす!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月 8日 (金)

班長さんといっしょ:入間基地航空祭2013探訪記(その3)

 あっ、ヨイヨイ!昨日は”雪村いづみネタ”なんて、かなーりトリッキーな内容(笑)であったにも関わらず「bibinko」さんからは(おそらく)初コメも賜りましたし、やはり様々な事象を取り上げるコトが重要であると再認識いたしました。 もっとも、本日も御来店になった「Uさん(たっくさんの差し入れを有難うございました!いつも本当に感謝しております。)」、クルマに乗り込むとCDから流れていたのが「”奥村チヨ”の終着駅・・・♪おちばのまいちるていしゃばにー」であったので、「よし、この”方向性”は決して間違ってない(笑)」とヘンに確信いたしましたケド(やっぱ間違ってる?:笑)。

 而して、常勤・非常勤(笑)コメンテーターさん方も、日々の激務でおツカれのところ毎日毎日”喰いつきづらーい内容”になんとかついてきてくださりホントに有難うございます。・・・って、やっぱり久しぶりに書いておこ。このブログを初めて御覧になった方、こんばんは。当ブログはマセラティ専門店のマイクロ・デポが御送りしている、本来は主に旧いマセラティやフェラーリ、そして旧車のハナシをアレコレと書き綴るハズのサイトだった(おいおい、すでに過去形か?:笑)んですが、回数を重ねるうちに、”クルマねた”だけでは、とても平日毎日更新は無理とワタシ(たこちゃん)が勝手に判断し、「こんなコトも、あんなコトも」(本日も”雪村いづみ”をBGMで聞き倒しながら:笑)書き飛ばしている次第であります。極くタマに有益な情報も書いておりますので、これから毎日のチェックと時に一行コメントをお願いするものではありますが。

20131105092013110510 ・・・ってコトで、今日もマセラティとは直接的にまったく関係の無い”航空祭ネタ”を再開するコトにいたしましょう。

 とにかくどこまでも続く広い広い滑走路の脇のスペースは所定の時間か来るまでは”ゴザ”や”ブルーシート”を敷いてピクニックモードにしてもよい場所なのだと云うコトが判明いたしましたので「ひこうき班長」家・たこちゃん家、それぞれが持ち寄ったカラフルなシートを”イーグル(F-15)”と”ブルーインパルス機”の置いてあるあたりの前に(とは申しましても、相当離れているんですが:泣)敷いて、とりあえずの居場所を確保いたしました。

20131105112013110512 ・・・ちょうど、そんな頃に始まったのが、50代の佐官級士官の方々が乗機する”自称シルバーインパルス(場内の紹介アナウンスでそう云ってた)”の展示飛行です。次々とタキシングして滑走路に入っていきます。そのうちに次々とテイク・オフ!!

 ここで、マニアの皆さんが抱えてるバズーカ砲みたいなレンズを装着した上に連写機能を備えた一眼レフ高級デジカメと、ワタシが日常的に使ってる安物コンパクトデジカメ(光学20倍ズーム・疑似40倍ズーム機能付)との間には圧倒的な性能差があるコトをはじめて認識した次第です。飛行中の写真は”円○プロ”の特撮映像みたいですね。逆に常々結構バカにしている向きもあると思われる、怪獣特撮モノの飛行機操演(テグスでミニチュアを吊るして動かすヤツ)は、むしろ現物の動きに(今流行りのシャープで動きがなめらか、かつデフォルメのキツい3次元CGなどよりも)よっぽどそっくりであるコトも分かりました。「○谷英二先生、すみませんでした!」

20131105132013110514 ・・・ちょっとタバコも吸いたくなったし、ついでに用も足しておこうと、我らが陣地をしばし離れて各格納庫内展示コーナーを道すがらに冷やかしてまいりました。

 ここでは、さっきも”シルバーインパルス”がトバしてた「川崎T-4中等練習機」の実機をジャッキアップしてあり、一時間に一度ほどのサイクルでランディングギアの上げ下げとかフラップの動作などをアレコレと見せてくれるコーナーであったらしいです。残念ながら実演時間まで待っている時間的な余裕がありませんでしたケド(何しろ売店とかトイレのある場所がほぼ一か所しか無いモンで遠いのヨ:泣笑)。

2013110515201311051620131106012013110602 それでも「T-4練習機」の各部ディテールにつきましては、こうしてキチンと押さえてまいりました(なにせ、いつも申し上げております様に、ワタシは”ステンシル大好きっ子”なモンで:笑)。

 ”翼胴結合フェアリングー下部・後方””バッテリ位置は左玄(この云いまわしが、すでに如何にも軍用:笑)空気取入口前方下部”などなどのステンシル。沈頭リベット&ビス。

 ランディングギアなどの部材ごとに貼られたシリアルプレートやコーションラベルの数々。クルマの場合でも大切でしょ、こういうのは。旧いアンサマフラーに貼られた”ANSAステッカーや赤テープ”とか、カロッツェリア名を示す”ベルトーネ”とか”ピニンファリーナ”といったエンブレムと同様の「効果(何の?:笑)」があると思われます。”本物感”を演出するのはこういった脇役だったりするワケです。プラモでお馴染みの”マスターグレードガ○ダム(架空のモビルスーツなワケですが)”なんかはこういった演出により、実在感をより一層デフォルメしてニジリ出しているワケですね。

 それじゃー、また明日(必ずしもこの続きでは無いような気がするが:笑)!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年11月 7日 (木)

今はバラ色が好き

 はい、こんばんは!今日も結局一日中雨模様で過ぎちゃった東京練馬。黒いシャマルと赤いシャマルのあれやこれやをやってたらトップリと日が暮れました。・・・あっ”航空祭ネタ”の続きはビミョーに仕込んであるのですが、ちょっと手間が掛かりますんで、コチラを期待(機体:笑)なさっている方々はもうしばらくお待ちください(あんまりいない様な気もするケド:泣)ね。

 さて、本日のお題は久しぶりの”劇伴ネタ”であります。

 昨日は久しぶりに”Rたろう先生”とスカイプしました。昨夜もこのブログを懸命に書いていた時分、ちょうど”お呼び出しコール(笑)”が掛かってきた時に、ウチのパソコンのディスクドライブではブログ書きのBGMとして「雪村いづみ ’70s&’80s ゴールデン☆ベスト」っつーのを掛けておりました。

 (Rたろう先生)「ソレ何聞いてんの?」・・・(ワタシ:カメラに向って)「あーホレホレ、今コレ聞いてるんですよー」とCDジャケット見せながら「なぜか今、ワタシん家では”雪村いづみ”がマイブームなんですよ」と申し上げましたら、そこはRたろう先生、「ボクなんかコレだモンねー」とカメラに向ってかざしたのは”ジミーヘンドリクス(通称:ジミヘン)”のアルバムジャケット。「もう、オレたち完全に”ムカシは良かった”モードに入っちゃってますねぇー」

 まぁ、”ムカシはヨカッタ”と過去を振り返って呑気に云いあえるのは、お互いに現在も充実してる証拠なんだろうからシアワセではあります。最近のワタシは、ようやく1950年代・1960年代からの呪縛(笑)を脱して、1970年代、それも後半の事象に惹かれる按配となっております。ちょうど中学生から高校生の頃の思い出がどういったワケだか日々脳裏に去来しているワケです。

 10日ほど前に、たまたまいつものネットサーフィン遊びをしていたところ、何がキッカケなのかは皆目分かりませんが、本日の表題曲である「今はバラ色が好き」と云うのをフト思いだしたんです。ワタシの記憶の中では、中学生の頃にテレビ放映していたドラマの主題歌で、東京では”土曜日の午後9時枠(熱中時代とかやってたグランド劇場枠)”に4チャン(日本テレビ)で放映してたモノとなっておりました。主演は近藤正臣さんで、二人のヒロインが松坂慶子さんと中田喜子さん、細かい内容はぜーんぜん憶えにないのですが、とにかくこの三人がくっついたり離れたりといったラブコメ的なモノだったと記憶してました。

 ところが、裏をとるためにネット情報で調べてみたら、実際には”木曜日9時枠”での放送で、東京でのネット局は日テレではあったものの、ドラマ自体は大阪の”よみうりテレビ制作”であったとのコト。そのハナシを読んだら、またまた(アホ)脳内ディスクドライブが稼働しはじめて、同じ主人公三人で「暖流」って暗ーい感じのドラマ(二人のヒロインはいつも看護婦さん<あっ、今は看護士さんって云わなきゃならないんでしたっけ←でもソレぢゃー気分が出ん>の格好をしてたと思うので、病院を舞台にした物語だったんだと思いますが)が思い出され、ソレも同枠の前々番組であったコトが判明。主人公の御三方はスピンアウト出演であったワケですね(ちなみに頼みの綱であるウィキペディアさまにも”暖流”の項目はあったけど、”今はバラ色が好き”の方はありませんでした。それくらい”どマイナーな番組”だったんですね。)。

 で、肝心の主題曲の方なんですが、ワタシが35年近く経過しても憶えているくらいですから、とにかく脳みそへのコビリ付き度が高いモノでして、雪村いづみさんの超絶歌唱によるサビ部分だけはシッカリと想い出されました。

 とにかく詩にもメロディーにも癒されます。作詞は詩人の谷川俊太郎さんだったのだと知って、その完成度の高さを得心いたしました。詩がまず美しく、それを歌いこなす雪村いづみさんの歌唱力も驚嘆に値するものだと今さらながらに思いました。

 残念ながら本日現在のネット上には同曲の動画が存在いたしません。Youtubeには女優の松雪泰子さんによる”詩の朗読”動画があがっております。実はワタシ、この曲自体の動画がアップされておりませんでしたので、”たこヨメ”に命じて(ホントは「お願いだからさぁー」なんだけど:笑)練馬区の図書館検索をし、最寄りの練馬区立稲荷山図書館までCDを届けてもらうサービスを利用してCDを借りるコトが出来たんです。本日の一番上のリンク先(アマゾン)の視聴コーナー、ディスク;1の9曲目でたったの45秒だけサワリを聞くコトが出来ます(ホントは切れちゃってる後半部こそが真髄なんですケド:泣)。

 こうなったら、この際ドラマ本篇の方も懐かしいから観てみたいモノですが、CSでの放映実績やDVDの販売実績も今のところ無い(人気が無かったんだろな:笑泣)様子ですので、ひょっとしたらフィルム(ビデオテープ?)自体が散逸してるのかな。・・・本日は小ネタで失礼しました。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年11月 6日 (水)

ウチの御客様、その”芸風”は洋の東西を問わず(笑)

 はい、こんばんは!今朝は一番から「練馬のH」さんが書類を持って御来店。ワタシの方があとになっちゃって申し訳ありません(AM8:30にいらっしゃると思って、ぶっちゃけ”寝坊”しました!:笑&ペコリ)でした。ウチの三男が先に出ていてくれたので、何とかなりましたが。

 「練馬のH」さんが御帰りになったあとは、近所に電話工事に来ていた”おっさん軍団”が、店の前にあるマセラティシャマル群を見て「すげー、スゲー!」としばらくの間は大騒ぎ。そんなコトやってるうちに、いかにもラテン系の風貌をしたオシャレでカッチョいい外国人の御客様(仙台市在住)が遠巻きに店を眺めながらおずおずと御来店。ワタシが一声掛けて伺えば、昨日仙台を出て、夜にはブルーノート東京でジャズライブを観て一泊。今日は当店ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の地図をプリントして(刷ったのを見せてくれた)、その地図を見ながら朝からわざわざの御来店。ウチでマセラティのハナシを聞いていったあとには横浜へドゥカティを見に行くと仰ってました。

 仙台では留学予定のある御医者様などに二カ月ほどで英語やスペイン語を短期速成で教え込む語学教師をなさっているとの事。V8エボのガンディーニクアトロポルテを御所望でしたが、現在は在庫が無いので、とりあえず目の前にあったマセラティシャマルを単に”V8繋がり”で御試乗頂きました(キャラ全然違うでしょ!:笑)。加速イッパツ・・・「ビューティフル!ベリーファスト!エキサイティング!」と賛辞の嵐であったコトは云うまでもありません。

 クアトロポルテⅣに限らず、ギブリⅡなど一連のガンディーニデザインに御執心とのコトでしたので「やはーり、ガンディーニ。このデザインはドレもスバラシ」と仰います。「ああ、アメリカ人の方にも、ガンディーニの信望者はいらっしゃるのだなぁー」とつくづくと思いましたヨ。この際クアトロポルテⅣでもシャマルでもいいから買ってちょーだいのココロ(だけど、シャマルの場合には、ウッドパネルにしてとのコト→このあたりの御要望も、イカにもウチのお客さん的でむしろ笑った:笑)。オートバイの方はベネリに乗ってると仰るし、”デ・トマソ繋がり”もあるワケですね。そのあとの難しいハナシは、アメリカのド田舎大学を出てるウチの三男にすべてお任せ(笑)し、急場をしのぐコトが出来ました。・・・やっぱ、ホームページもこのブログも”いんぐりっしゅバージョン”作らなきゃダメかなぁーと考えさせられる一日ではありましたヨ。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年11月 5日 (火)

班長さんといっしょ:入間基地航空祭2013探訪記(その2)

 いつもうまくいく!・・・皆さん、今日も強引なプラス思考(笑)で何とか乗り切られたコトと拝察しております。当ブログの方はいまだに日曜日のハナシで申し訳ありませんね。

20131105012013110502 ・・・はい、”スゴそうなの”その①は、かつて”FS-X(次期支援戦闘機)”導入問題で色々と長きに亘って、政治的に物議を醸した、基本は国産、”三菱F-2A(複座型がB)”戦闘機さんなのですが、垂直尾翼基部を見ますと”TAC MEET2013”とありますので、本年9月27日から開催された百里基地での戦技競技会出場機で、この機体の塗色は、その競技会用のスペシャルマーキングなのでしょう。そのスペシャルなペイントを施した人々の御名前も貼られている様子です。 ”3RD TACTICAL FIGHTER SQ”ともありますので、第3飛行隊(三沢基地)所属機なのかな(サード・タクティカル・ファイター・スコードロンだから、直訳すれば”第3戦術戦闘飛行隊”と云ったところか)?こう見えても、ワタシゃ戦闘機&自衛隊オタクぢゃありません(笑)から、あんまり詳しい御説明は出来ませんのですいませんね。それにしてもモノの本でしか見たコトのない機体ですから、「ひこうき班長」さんともども、「すげー、スゲー!」を連発してました。

2013110503201311050420131105052013110506 ・・・続いてコチラは、”スゴそうなの”その②であります。

 あまりにも有名な”マグダネル・ダクラスF-15J(単座)&F-15DJ(複座)戦闘機”であります。現在航空自衛隊が運用している”J”型は日本仕様を意味いたしますが、コレは主に三菱重工がライセンス生産した機体です。

 ”イーグル”の単座・複座を一度に見せてくれるとは、さすがに”航空祭”、太っ腹であります。おそらくは小松基地あたりから飛来した機体なのでありましょう(ホンの12分30秒くらいで:大笑)。

 もちろんワタシは初めて実機を見ました。本日主賓(笑)の「ひこうき班長」さんは、会社の出張時に小松空港で並走するF-15を見たコトがあるそうで、もっぱら羨ましい限り。いかにもモノすごくイイ音がしそうな機体ですね。これぞモノホンの戦闘機と云った佇まいデス。

20131105072013110508 ・・・そしてそして、”スゴそうなの”その③は、この手のイベントの”華”である”ブルーインパルス”であります。

 普通の感覚のヒト(ワシらは違うが:笑)にとってはコレの”展示飛行”が一番の御目当てだったりいたしましょうね。本来のブルーインパルスは6機編隊で展示飛行をするらしいのですが、当日は一機が不調だったらしく、5機での演技となる模様です。彼らのホームベースは松島基地のハズですから、当日もソコから25分くらい(・・・にしても速ぇーな、ヒコーキ:笑)でやってきたモノと思われます。前にも書きましたが、ワタシは戦闘機よりも武装の無いジェット練習機の方が好き。川崎T-4中等練習機のアクロ仕様、しかもブルーインパルス塗色は、ストライクゾーンにブッ刺さりであるコトは云うまでもありません。もちろん実機は初めて見ました。ああ、感動!・・・今度”ハセガワ”のプラモ買お(笑)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年11月 4日 (月)

班長さんといっしょ:入間基地航空祭2013探訪記(その1)

 はい、こんばんは!本日の東京練馬は、「昼ごろからはアガるでしょう」との事前の天気予報に反して、一日中アメが降ったり止んだりを繰り返し、「あ、いま拭いた。あ、もうヌレた(往年の九州限定コメディアン”ばってん荒川”さん風味で音読すると雰囲気出ます:泣笑)。」の方も繰り返し。そのような中、朝から「町内会のM」さんマセラティグランスポーツの懸案であったエンジンオイル交換と下回りチェック。そして、午後からは「川崎のK」さんマセラティクアトロポルテⅣのブレーキ周り整備と、メンテナンス作業の方はそれぞれ粛々と行うコトが出来ました。御二方ともわざわざの御来店、誠に有難うございました(ペコリ!)。

20131104012013110402 ・・・で、昨日の日曜日。ワタシは頂いたお休みを利用して、久しぶりの”イベント”参加を画策しておりました。

 この10月の初めごろにウチの”たこヨメ”が仕入れてきた情報に拠れば「今年の入間基地のお祭りは日曜日みたいだから、たこちゃんもイケるわヨ」とのコト。入間基地と云うのは、埼玉県にある航空自衛隊の基地ですから、”お祭り”と申しましても御神輿や山車が繰り出すワケではありません。「ヒコーキが飛ぶんですヨ!とりあえず(たぶん)!!」・・・昨日は日曜日だと云うのに目が覚めたのがAM4:30。いくらなんでももう一回寝た(笑)。もう二時間経って起きたら、いてもたっても居られなくなり速攻で着替えて出動いたしました。で、基地内にある西武池袋線”稲荷山公園駅”に到着したのはAM8:00ジャストくらいでしたが、駅の構内からオモテに出たら、すでに”大ギョーレツ”でヒトヒトヒトの波(大泣)。バス停に居た西武バス職員の方に伺ったら、列は基地の入り口まで400mくらい続いていると云います。しかもこの列、最後尾がドコだかも判然としないくらいのカオス。ちなみにあとから調べたら、昨日のこのイベント、来場者は32万人(!)だったらしいです。基地の所在する狭山市の通常人口は16万人ですから、ほとんど一気に人口が3倍になっちゃってる勘定です。このような状態下で、どうやって現地集合の約束をしていた「ひこうき班長」さん御夫妻と巡り合えばいいと云うのか・・・。

20131104032013110404 ・・・あっ、携帯電話掛けました(笑)。班長御夫妻は西武新宿線の狭山市駅から西武バスに乗って当地を目指しましたが、あまりのズドド渋滞のために”稲荷山公園駅前”まで来るのを断念して”稲荷山公園正門前(ビミョーに違う:笑)”で下車してコチラに向っている御様子。こういうコトもあろうかと、土曜日に寝る直前には”たこヨメ”が「朝食用お稲荷さんセット(4人前)」をこしらえておりましたので、「あー、もうせっかくキレイな公園(稲荷山公園)が目の前にあるから、ここでシート敷いて、とりあえずハイキングしよ」と云うコトに相成りました。ここですべてが見られるのなら、一日中ここに陣取っているのもいいなと一瞬思ったのですが、オモテの「ジゴク県道(笑)」の方も基地の開門時間を過ぎるとビミョーに行列が動いているみたいです。

2013110405201311040620131104072013110408 ・・・あー、ヨカッタ。こんなモン駅からまともに行列に並んでたら、入場までの道のりはトンデモないコトになっていたでしょう。

 しばらく時間を掛けて、ゆっくりと”ハイキング朝食”を済ませた「ひこうき班長」さん以下ワタシたち一行四人は目の前にある”入間基地北口”からの入場になんなく成功いたしました。

 ところが基地内に入っても、行列は遅々として進みません。ここは入場料こそ無料ですので、チケットを買うとかモギるとかの手間は無いのですが、場所が場所だけに、セキュリティーチェックに時間が掛かるんです。空港のアレとまったく同じ、金属探知機を身体にアテられ、不審な荷物は中身まで見せるコトになります。ワタシもロクなモンが入ってない(デジカメとそのチャージャーとかSDカード、携帯電話とそのチャージャー、キーホルダー、財布、各種のど飴、予備のタバコとライター、なぜかスーパーボール、いっぱい入ってるのに全部カラの目薬等々)”たこちゃんの秘密マジックバッグ(笑)”のチャックを開けて、女性自衛官のおねーちゃんに見せるハメになりました。

2013110409201311041020131104112013110412 ・・・探知機に引っ掛かっかったか、なぜか入場に手間取ってたワタシを尻目に御三方はとっとと前にイッてしまいます。

 「たこちゃんは一人で居るといかにも”アヤしい”んだから、一緒に通らなきゃダメでしょ!」と”たこヨメ”からはイマイチ素直に納得のいかない御指導(と云うか、罵声:笑泣)を賜りつつ三人のあとを歩きます。

 大きく赤いタンクローリーが目に入り、そこには”航空自衛隊”の文字が輝きます。やはり下界とは隔絶された空間に入りこんだのだなと実感出来るひとときです。何気なく通路の横に並んだ潜水艦のようなケース群。何かのタンクなのかな?と思って良く見れば、ジェットエンジンAssyが一基まるごと入っている保管用コンテナであるらしいです。やはり、かなーり浮世離れています。

201311041320131104142013110415201311041620131104172013110418 ・・・しばらく歩いたり用を足したりして、広い広い基地内を歩き続けますと、ようやく飛行場施設内エリアに突入いたしました。

 これでこそ「入間基地航空祭2013」といった感じです。実機展示の数々が見えてまいりますと、気分はいやが上にも盛り上がってまいりますね。

 ”前座”を相務めますのは、やはりちょっと地味目な(でも実際に現実のミッションではコチラの方が主役であるコトが多かろうと思いますが)支援機や練習機、そして輸送機やヘリコプターの数々です。

 自衛隊呼称「U-4多用途支援機」の本名はガルフストリーム IV(Gulfstream IV) と申します米国製ビジネスジェット機。

 前座組の中でも一際戦闘的でカッチョいいのは「T-4中等練習機(川崎T-4)」ですね。コンパクトな機体なんだけど、なんと云うかクルマで云うところの”ライトウエイトスポーツ”みたいな機種で、ワタシゃ目の前では初めて見たケド一目でホレちゃいました。現在の”ブルーインパルス”もこのT-4のアクロ仕様(戦技研究仕様機)を編隊としている様です。その隣りにあったのは「T-7初等練習機(富士T-7)」です。いかにもプリミディブそうな機体ですが、それでも軍用練習機ですから2億3000万円するそーです。ロールスロイス製ターボプロップエンジンもダテではありませんね。

20131104192013110420 屋外の”地上展示”の先にはいよいよ滑走路を目の前にした”飛行展示(飛んでるのを見物するのをココではこう呼ぶらしい)”が行われている空間が広がります。

 空間はドカーンと広がってマスが、ヒトの波の方も切れずにズドドーンとどこまでも続いております。お目当ての”ファイター(戦闘機)”群はまだまだ遠くにあるみたいだけど、ここに来ている32万人のうち30万人くらいはお目当てが同じだと思われますんで、今後の展開はキビしそーだなぁー。まずは、”重爆撃機”体躯(笑)の「ひこうき班長」殿が前方を索的しながら切り開く様にすすんでくれますので、残りの”練習機”体躯三名はそのあとに「すいませんね、すいませんね」とヘコヘコしながら目的の地へと突き進むのでありました。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月 2日 (土)

何しろ、思い立ったが吉日なんです。

 はい、11月に入って最初の土曜日・・・まーた”さんれんきゅー”だヨ(泣笑)。まーなんだか、数年前にハッピーマンデー法とか云うのが出来てからは、特に秋口には毎月やたらめったら三連休がありますんで、デポ前のバス通りは終日ズドド渋滞だし、ワタシらには”さんれんきゅー”なんかそもそも無い(泣)し、レジャーに出掛けたり行事があったりでお客さんもお忙しいのでなかなか来ないしで、ちーともイイことはありません。

 そのような逆境の中で、朝一番から「秦野のIさん」がマセラティクアトロポルテⅣ前期型のエキゾースト交換のためにわざわざ御来店。その作業を午前中にコナしながら、午後一番にコレまたわざわざ神奈川県の湯河原から初めてお越しになった”当ブログの超ヘビー読者(笑)”である「Nさん(あー、ホントに大好物のお土産を有難うございました&御売約に心から感謝しております!)」に御覧に入れるためのマセラティ222SRの試乗準備。夕方には「練馬のHさん」がマセラティシャマルと”とりあえず御対面の儀&最終打ち合わせ”をなさるために御仕事でお疲れのところをおして御来店くださいました。皆々様のおかげを以ちまして、こんな練馬のハズレのイタ車屋がこうして終日賑わっているのはホントに有難いコトであります。

 初めて当店にお越しになりますとね、そのあまりの”行状(笑)”と申しますか、とにかくマセラティ各車種の現車や膨大な部品や部材が狭い店内にゴロゴロとスゴイ事になってるサマを目の当たりにするコトとなりますんで、大概の方は、まっアキレ果て(笑)ているコトとは拝察いたしますが、先の「湯河原のNさん」などは、”隣のカレー屋”のハナシまでしっかりとこのブログでチェックされていらっしゃいまして、「あー、アレが”例のカレー屋”ですね?」なんて仰るし、その上「(たこちゃんのように)コペンで九州にイケるんだったら、自分もイケるよね」とクルマでの九州行を決行したそうです。・・・ここまで来ると、ちょっと責任感じちゃう(笑)ケド、この”ド根性ブログ”を毎日続けてきた甲斐もあろうかと云うモノです。

 今まで毎日のようにこのブログをチェックしてきた”イタリア旧車予備軍”の方々も、なんとか、どーにか、練馬までたどりついて(笑)くださいな。相当な難題でも、ともに考えて「こねくり回せば」スッキリと解決出来るモノです。当店ではキレイなショールームもステキなおねーさんも御用意出来ませんが、キレイなクルマとステキで息の長い自動車趣味生活の御提案とその実践法には多少なりとも自信があります。「案ずるより産むが易し」、イタリアの車は旧くても付き合い方次第でどうにでもなるモンです。敷居はいつも”低ーくして”お待ちしておりますんで、思い切って御来店くださいますよう、御願い申し上げますヨ(ペコリ!)。

 それじゃー、また来週!・・・あしたは”ヒコーキ”見に行くんだぁー、うっれしいなっと(笑)。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月 1日 (金)

最近、またラジオにハマってるワタシ

 はい!今日からは11月と相成りました。ハヤいね、もう。毎年この時期あたりから年賀状の手配なんかも考え始めなきゃならなくなってくるし、コンビニには「おせち料理の御予約を承ります」なんて横断幕が掛かるようになるし、そのうちあと二週間もすれば、気の早いラジオ番組は”クリスマスねたソング”を流しやがる(笑)コトでしょう。皆さんもいよいよ気忙しくなってくる残り二カ月ですが、季節の変わり目なんで、くれぐれもお体の方は御自愛くださいますようお願い申し上げますとともに、安全運転の方もお願いいたしますヨ。

 ここのところ、毎日楽しみに見ていたN○Kの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」が終わっちゃったので、とりあえずBSのAM7:30「あまちゃん」を見終わってから出勤すると云う流れが無くなってしまい、ソレでも夜明けとともに目が覚めてしまうので、そのまま朝食を採りながらN○Kニュースを見るともなく垂れ流し、浮世の出来事をなんとなく大ヅカみはしているつもりだったんですが、なんだかモノ足りない情報量。

 ソコで最近は思いだしたように、東日本大震災の時に買っておいたトランジスタラジオを傍らに置いて作業をしておりますと、ラジオの方が硬軟取り混ぜての情報が多くていいわ。

 ここ数日の間でも、”野球の神様”が天に召され、二人の日本人投手が大活躍でワールドシリーズ優勝のアメリカ大リーグ、日本シリーズの方も”マー君”の活躍により明日の仙台でキマるかも・・・等々の野球ネタ。こんなのはもちろんテレビでもやってるんだけども、ラジオの方が音声だけなのに、はるかに深く掘り下げた情報をくれます。

 近頃では、radikoなどでインターネット配信もしてますし、各局の主要な番組には無料のポッドキャスト配信なども用意されておりますので、色々と楽しめます。ですからラジオをお持ちで無くても、パソコンや携帯電話で自由にラジオ音声を楽しめるんです。

 シゴトから御帰りになってのひと時、昼間にやってるラジオ番組を聞きながら料理の支度などなさるのも一興です。あたりまえのようで最近気が付いたコトは、ラジオは耳から入ってくる音声だけで勝負するメディアであると云うコトです。コレは”ながら聴取”には絶好と云えましょう。最近のテレビにおいては、意味の無い”テロップ攻撃”で画面を賑わせているダケで、ちっともソレが効果的でなく五月蠅いだけなんで、スッカリ見る気が無くなっちゃうんですよね。

 ちなみに、現在ワタシのお気に入りは、東京でTBSラジオの平日午後にやってる「たまむすび」と云う番組で、気分がスグれない時などに聞きますと抱腹絶倒で一気に立ち直れたりいたしますのでこちらの公式ポッドキャスト配信でお試しください。今週はメインパーソナリティーの赤江珠緒ちゃんが“夏休み”で出ておりませんので、ちょっとテイストが違ってましたが、先々週だかに具志堅用高さんがゲストに出た回をアパートに帰ってきてポッドキャストで聞いてみたら「趣味はなんですか?と聞かれて、”ソーキそば!”」のハナシで久しぶりにハラの底から三分くらい笑えました。木曜日の”ピエール瀧”さんアシスタントの日が一番面白いと思います。今日はいつもコメントが少ない金曜日なんで、”どーでも小ネタ”で失礼いたしました。

 それじゃー、また明日!

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