ウッドパネルの劣化、お悩みの貴兄に・・・
はい、こんばんは!昨日はコメント欄でブログ読者の多くの方からワタシ如きの誕生日祝いをして頂きました。本当に心から感謝いたしますとともに、これからも御愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
一夜明けた本日は、文字通りの”勤労感謝の日”。「さぁ、今日も張りきって働こう!」・・・本来午後だけ営業の祝日なんですが、午前中から事前の予定通りに、ワタシと同い年の50年モノ、往年のスクーター”ランブレッタTV175”に乗って「世田谷のSさん(次週引き続きの御検討をよろしくお願いしまーす!)」が御来店。続いて岩手からは、当ブログにも時々コメントをくださる「木ノ下@・・・」さんが御来店。美味しい差し入れの数々を本当に有難うございました(まだ今晩は東京にいらっしゃると思います。お気を付けて御帰りくださいね。)。
ワタシと次男さんが二階でお客さん方と談笑している間、三男さんは「札幌のIさん」マセラティクアトロポルテⅤDSの下回り整備に没頭の一日でした。この一週間もワタシなどは結構老体にムチ打って頑張らせてきましたモンで、さすがにだいぶんクタびれておりますヨ。
・・・と、云うワケで、本日は本ネタなれども”写真二枚のみで御送りする超小ネタ”でゴマかそうとして(笑)おりますが、特にビトルボマセラティの中ではエボ系クアトロポルテⅣによく発生するウッドパネル表面白濁問題を解決する根源的な修理についての御案内です。
本日のモデルケースは只今納車準備中のエボルツィオーネV8(グリジオアルフィエーリ:練馬のUさん号)用に作り直してもらったウッドパネル全14品目です。本来のエボ系クアトロポルテには半ツヤのウッドパネルが採用されておりましたが、今回はUさんたっての御希望により、”バリバリ”ツヤ出し仕上げでオーダーし、昨日ようやく出来上がって、補修業者さんが持ってきてくださったモノです。ダッシュボードのメインパネルにある”Quattroporte”の小さなロゴは、あえてエボ期用の小型書体で再現してもらいました。表面第一層目の”突板”部分にはクラックやハガれなどの問題がないコンディションのパネル群を素体といたしましたので”突板”張り替え工程も省け、補修業者さんがおっしゃるにはコレでも”ハマらなかった部類”なのだそうです。
こうして再生されたツヤありのウッドパネルに、既に時間を掛けて”ネタネタ層”をシッカリと取り除いたエアコン吹出口を取り付けて、丸ごと元通りの皮革部トリムにおさめれば・・・んーん、想像するだにカッチョいい(手前ミソざんす:笑)!
・・・ああ、マセラティ車の車輌本体を、当店と御縁無く(どーしてだよぅー!:泣笑)他所のルートで手に入れた方々もこういったウッドパネルに関する御悩みを多数抱えていらっしゃると思います。ウッドパネルを補修業者さんに出すには、まず正しいパネルはずし(内装トリム分解)工程を最低限理解した作業者や、補修業者さんに「マセラティのココロ」を伝えきるプロデュース能力が不可欠です。良くも悪しきも”マセラティの真実”を長きに亘って、こうして毎日毎日おハナシしてきているのは練馬の(自称)マセラティ専門店だけだと思うんだけどなぁー。本物の味の一端をぜひとも御賞味頂きたく、門戸を開いております。御気軽に現車で乗りつけて頂くか、メールでの添付画像送信により御相談ください。リーズナブルなコストでパーフェクトな仕事を目指しますゆえ。
それじゃー、また来週。・・・今週も一週間、有難うございましたぁー!
2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。
このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。
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コメント
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Iです。
クアトロポルテの作業状況確認できました。
こちらは受け取り準備OKです。引き続きよろしくお願いします。
気になるのは天気予報です!
投稿: I | 2013年11月23日 (土) 20時56分
私の友人にもランブレッタ好きがおります。奥が深い。デポもランブレッタの取り扱いを始めるのか・・・?
しっかし、デポで再生されるウッドパネルはクリヤー層がテッカテカの艶々ですね。
デポはリーズナプルなコストでパーフェクトを目指す特異なお店・・・その通り!
思いたったらデポに行かねば。いつ行くの?今でしょ!
・・・いやいや、今は営業時間ではありません。デポにも都合がありますのでアポを取ってから訪問すべし。
投稿: Sm | 2013年11月23日 (土) 21時19分
エボ系半ツヤウッドパネルから”ツヤツヤ”仕上げが出来るとは。
もーなんでもござれですね。
ウッドパネルは”見た目が命”ですから、これぞ”デポ・マジック”の1つです。
そーいえば、昨日(日付が変わったのでおととい)ホームページのカウンターが”1234567”
を超えてました。
この”1234567”に出くわした強運の持ち主はどなただったのかな?
メーターも数字並びや5万6万といった節目に出会うと、何気に嬉しいものです。
投稿: Wさま | 2013年11月24日 (日) 00時41分
この時代のウッドパネルは本当のウッドパネルだから、こういうツヤツヤも素敵です。半ツヤもいいですが。DIYで、ウッドパネルの白濁症状を直している強者もいますが、やはりプロとの違いは歴然のような気がします。ただそれ相応の対価が発生しますが、出来上がりに満足すればネ。
本日、早朝、やっとギブリカップ様と、大黒方面へ久しぶりに、出陣!シャマルとの初ランデブー走行を遂行し、先程任務完了(なんの?)にて帰還。ボディ各所の拭車(洗車じゃないんだな)終了!やはりグランスポーツに比べ、そのショートホイールベース故のコーナリングが全然違います。ギブリカップとの加速対決は今回は見送りました(笑)。。。よーくみるとギブリとシャマルは外観も違うことが良くわかりました。。
ホームページのカウンターが、1234567を過ぎていたなんて、さすがWさま注目していたんですね。気がつかなかった。。。
投稿: 練馬のH | 2013年11月24日 (日) 12時59分
スレ違いも良いところで恥かしいのですが、
やっぱり一言言わずにいられないので、
ひとまず最新の記事へひっそりとコメントさせていただきます。
お誕生日おめでとうございました。
投稿: いつかはシャマル | 2013年11月24日 (日) 22時59分