はい、こんばんは!本日はホントにナミダとハナミズを流しながら、マセラティシャマル(松戸のAさん号)の内装補修作業を日没過ぎまで行っておりましたが、冷たい北風が吹き荒れた一日で、体感的には相当キテましたね。気分は「♪はーるよ来い、はーやく来い!」であります。
ところで、昨日の日曜日も早朝は寒かったケド、普段通りに起きまして、先月から日曜日ごとに気が向いた時だけ少しずつイジってまいりました、ワタシの練馬での唯一の足たる”スズキマメタンカスタム”のレストア作業にとどめをさす(ところがダメなんだコレが:笑)ために、関越の側道にあるオートバイ用品店へとプラプラ散歩がてらに出向いて行きました。まずは電球を幾種類か入手しなければ。
実は、ここ丸一年と五ヶ月くらいの間、マメタン君は動かなくなっちゃってたんです。昨年の真夏に「アツいし、バイク乗るのツラいよなぁー」としばらく乗らずにおりまして、秋になり気候も良くなってまいりましたので、久しぶりにエンジンを始動させようとしたところ、初爆一発で”プスプス”と止まりやがり(笑泣)、「あー、夏のあいだにガソリンがクサっちゃったかなぁー」と少しの時間アレコレと診たものの、なんだか根本的にヤリ直す必要性を感じ、そのうち首尾よく(笑)本格的な冬がやってきたのもあって、当然の様に「まっ、いっか」となり、それからスッカリ”冬眠”状態になってしまいました。
今日のこの記事を書くために、当ブログの先祖たる”Part2”内を検索してみましたら・・・
2012年4月4日の記事 &2012年7月6日の記事
以上の内容で、ドレくらいの期間ホッタラカシにしてたのか思い出せました(結構ベンリ:笑)。
毎朝、アパートの駐輪場で砂ボコリをカブってシケたムードを漂わせつつ惰眠を貪るマメタン君を見るたびにココロをイタめておりましたが、なにせ休日にシゴトっぽいコトをやるのがキライな性分なモンで、ここまでの過酷な放置プレイ(笑)と相なったワケであります。
ところが、昨今のワタシには、とりあえず”歯医者さん”に行くための足をどーしても確保する必要が生まれてしまったので、止むを得ず”マメタン再々始動”ミッションに取り掛かりました。いざ作業を始めてみると、やっぱ「こりゃ、結構きてーる(泣)」な状態であるコトが早速判明。
①:まずはどうにもエンジンが掛からない。
②:クラッチレバーが固まってて微動だにしない(クラッチ切れない)。
③:なんかキャブレターからガソリン漏れてる。
④:すべての電装品(特に灯火類)が、ほぼモノの役に立たない。
⑤:バッテリーもほぼアガってる(新品買ってつけてたのに:泣)。
⑥:前後ともにタイヤの空気がヌケてる(で、空気イレたらフロントフェンダーとタイヤが擦る:泣)。
⑦:とにかく全体的に”見てくれ”がボロい(泣笑)。
・・・「やっぱぜんぜんダメぢゃん(泣笑)」
昨日を含め、隔週三回の日曜日を費やして、①・②・③は完全に解決。
①はガソリンタンク内の経年によるサビでフューエルストレーナーが完全に詰まっており、キャブレターには一滴もガソリンが流入していないコトが判明したので、ガソリンタンクをフレームから降ろし、その内部をワコーズ”ピカタンZ”でサビ落し。③の問題も同時に解決すべく、キャブレターをハズして分解清掃、で再組立。・・・コレにてエンジン一発始動とはなりました。
②はクラッチインナーケーブルの固着によるモノ。いったんクラッチレバーとケーブルをハズして、スキマより高性能浸透潤滑剤を注入し、左手でアウターを握り、右手でインナーを引っ張るのですが、一番はじめは素手では引っ張れないほどに完全固着状態でした。ひーかーひーかーとインナーを引いているうちに、徐々に潤滑剤も浸透し、最後にはスコスコと動く様になりましたので、一件落着。
④からうしろの項目を昨日やってみましたが、④と⑤の電装回りが結構面倒。ありとあらゆるところが腐食しており、コレをひとつひとつシュートしていくと、徐々に症状が改善していくと云う感じ。だいたい、6Vバッテリーっつーところが、しょーもないんですよね。かつては普通に売っていたモンですが、今やそこらのホームセンターではバッテリーも電球も売ってないんです。ウチで付き合ってる自動車部品商社でも、「24Vと12Vはあるけど6Vはバイク屋ルートでないと無理」と云われて電球ひとつ買えません。6V仕様のバイクはバッテリーに電圧制御の機能を(プリミティブに)持たせているので、まずはバッテリーを満充電状態にしておかないと、エンジン回したときに過充電状態となり、すべての電球がトンでしまうんです。かと云って、マメタン用には”6V→12V変換キット”なんてモノは望めません(”発電コイルの巻き替え”はじめ、ものすごくメンドくさいことを色々とやれば、出来ないコトもないのですが・・・)から、36年前の理念で直さざるを得ませんね。
⑥の”擦り”は、オリジナルサイズが製造中止であるために泣く泣く購入したオフロードタイヤの外形がデカいために起こる問題。・・・フロントフェンダーをちょっと上にズラせるように加工し直すしかないんだろな。
⑦を本格的に着手するのは何時の日になるのでありませうか(出来ればワタシが50代のウチには:笑泣)。→イメージ画像はコチラ リンク先の管理者様、有難うございます。
それじゃー、また明日!
2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。
このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。