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2014年1月18日 (土)

たこたこナゼか雪国へ(その6:ようやく完結篇)

 ぴゅ~、今日も一日寒かったですねぇー。本日は久しぶりにお正月でも三連休でもない、まったく”無印”の土曜日で、まぁー、不気味なホドに静けさを湛えた一日でしたが、無事にクルマは買えた(練馬の”ランボルH”さん、W126もよろしく:笑)し、売れた(比企郡川島町のNさん、早速の御売約&差し入れ有難うございました!)しなので、とりあえずコレでよし。階下のマセラティクアトロポルテⅣ(神栖市のKさん号)もようやくエンジンがカタチになってまいりました。・・・にしてもオモテは寒いっす。

20140115012014011502 ・・・もうそろそろ1月も下旬になろうと云った時期、にも関わらず当ブログの”たこちゃんズ旅行記”の方は、いまだに2013年12月28日(土)の午後に踏み止まっておりますんですが、いいかげんにしないか(笑)?・・・いや、もうこの先は基本的には”帰るダケ”なモンですから、本日のは”いよいよオモロない”です。往路は意気揚々と上越新幹線で長岡までまいりましたが、復路はいつもの”青春18キップ”による鈍行列車行であります。こうして長岡駅の在来線ホームにやってきたものの、この段階では行き先すらもキマっておりませんでした。さらに三条とか新潟など”先”を目指そうかと二人で15分くらいナヤみましたが、「あ、なんかハマりそーだから、やっぱモドろ」と云うコトにして、少しでも東京に近づく路線を択んで乗り込みました。

20140115032014011504201401150520140115062014011507201401150820140115092014011510201401151120140115122014011513201401151420140115152014011516 ホンで、次に降りたところが、とりあえずココ。”じょーえつこくさいスキーじょうまえ”駅であります。こんなところによくもまぁー駅をこさえたモノであるなと感心します。

 降りてはみたものの、掲示板に貼られた時刻表を見ると、必ずしも毎時一本は停まってくれない駅みたいです。冬季シーズンだけの臨時駅なのかな?駅舎も無く、無人だし、降りるのも乗るのも相当テキトーな駅であります。降りる時なんか”ここにキップを入れておいてね”的な箱がぶらさげてあるだけですからね。お互いの公正と信義を信頼してのみ成り立つ、ある意味成熟した社会ならではの未来的(笑)交通機関であります。

 目の前には、当然の様に”上越国際スキー場”があるワケですが、ある意味ソレ(とソレに付随する関連産業:笑)しか無いとも云えます。実は密かに期するところがありまして、ソレは「この際レンタルスキー借りて、25年振りにスキーやったるか!」と云う画策でした。

 チケット売り場でリフト券の価格をチェック・・・「あっ、ヤメとこ(泣笑)」スグに結論は出ました。

 「コレぢゃ、ちーとも”ブログねた”にならんやんけ」と思いましたが、気を取り直して”スキーをする目的が無く、スキー場に来てしまっている自分らの身の処し方”について考察しつつ、ビールでも飲もうと云うコトになりました。

 窓からスキー場のリフトをぼんやりと眺めつつ、くそ寒い中で飲む生ビールもまたオツなものです。「○○○をスキーに連れてって」的な映画があるくらいにスキーが大流行していたのは、かれこれ30年も前でしょうか。

 当時の職場の先輩たちにムリヤリ神田の”ヴィ○トリア”とかに連れて行かれて、アタマのてっぺんからつま先のそのまた先までスキー装備一式を買わされ、いきなり苗場で”たけのこ山”のてっぺんまで連れて行かれた上、ウイスキーをストレートで一杯アオったイキオイだけで「気合と根性で下まで降りてくる」という拷問(笑)にも良く耐えたモノでした。今にして想えば、みんな良き思い出ですケドね。ゲレンデの見えるレストランで生ビールを呑んだくれながら、そんなハナシで談笑してました。あ、そろそろ電車の時間だわ。

2014011517201401151820140115192014011520 ・・・で、とりあえず南下しながら、色々電車の中で”群馬県内”の観光スポットを探してはみたものの、ワタシらにとっては新味に乏しいところばかりで、今さら伊香保や水上で温泉でも無いし、富岡で製糸工場と云うのもさして興味が湧かないし・・・。

 そんなこんな考えている間には、いっそ大宮まで今日中に戻って、明朝一番から「”鉄道博物館”巡り」と云う突飛なモノまで検討されましたが、当該博物館のサイトを見たら「あしたから休みだよ~ん(要旨抜粋:笑)」だったので、 この窮余の一策もアキラメ。あれよと云う間に、このあたりでなんとか宿が取れそうな”都会”であるところの高崎に着いてしまいました。駅前には、いきなり”中原淳一展”の看板が・・・「ああ、”それいゆ”のヒトだぁ、いいなコレ、行こう!コレ」・・・よくよく看板の小さな文字を見れば「ああ、やっぱ明日からお休みなのね(泣)」ヌカ喜びに終わりました。こうなりゃ潔くホテルに一旦入り、即座に出動!高崎駅から、たこヨメが事前に仕入れた”高崎出身のお友達(まぁ、全国の津々浦々に友達がいるな、このヨメは:笑→自称、全世界にエージェントを配置しているとのコト)”からの情報により、JRの北高崎駅などと云った”どローカル駅(失礼!)”まで在来線でヒト駅を。

2014011521201401152220140115232014011524 ・・・JR北高崎駅からは、さらにタクシーしか交通手段が無いと云う、”とんでもローカル情報(笑)”に従った本日の”ディナー処”は、この「日本の洋食 玉いち」と云うお店。原則的にとんかつ屋さんです。御夫婦と思しきお二人がやってるアットホームかつ品のある佇まいの素敵なお店でした。

 ジャンボエビフライは確かに絶品。カニクリームコロッケ、ロースカツと、ただひたすらに脂肪分を摂取するばかりの夕食ではありましたが、相当量を食しても不思議なくらいにモタれないので、よっぽどアブラが良いのだと思います。店内は、地元の方々からの「今日はちょっとした御馳走をリーズナブルに食べたいな」と云ったニーズをガッチリ掴んでいるだけあって、常連客で満員。ワタシらの様に「わざわざ東京から来ましたぁー」なヒトは普通いないと思われました。行き難いモン、とにかく。

2014011525201401152620140115272014011528 ・・・スッカリ”揚げ物”を堪能したあとは”ハラごなし”と称して、往路にタクシーで来たところを徒歩で北高崎駅まで戻るコトにいたしました。

 いや、訝るワタシにヨメが「大丈夫ヨ、ぜーんぜん歩けるよぉー」と申します、その口グルマに思わず乗せられたダケなんです。いやー、実際のところは”歩けど歩けど”でした(笑泣)。

 とにかく満腹のハラをさすりながら、真っ暗な県道をひたすらにテクテクと。

 途中で、少し灯りを感じたのは、国道17号とのクロッシングと、煌びやかなイルミネーションに輝く美しい結婚式場だけでありました。「ええっ!こっからまだ3キロもあるのぉ?はぁ・・・」

20140115292014011530 ・・・で、JR北高崎駅までは到達したワケですよ、とりあえず。時刻表見て唖然としましたね、ワタシ。「もう、8時台はおろか、9時台にも電車無いんぢゃん(大泣)」

 ”たこヨメ”は駅の窓口のおっさん(とは云えおそらく駅長さんか、最低でも助役さんだと思われる)に喰い下がりましたが、当然の如くにソレは徒労に終わり「9時台は、ナイ!!もう、無いモノは無い!!!」とあえなく一蹴されるに留まりました(そんなに云わんでもいいのにね:泣笑)。

20140115312014011532 ・・・と、云うワケで、もはやモーレツに仕方無く(笑泣)、JR北高崎駅から更にもうヒト駅、JR高崎駅まで歩くハメになりました。

 ほとんど高崎駅周辺に戻ってきたあたりの路傍に”トヨペットコロナ1500デラックス(リンク先、思いっきり音出ます、注意!)”を発見!奇しくも、かなり珍しい”たこヨメ”の旧姓と同じ名前の家、その車庫にジャパニーズクラシックは生息していました。”群5”ナンバーだから、おそらくはワンオーナー。50年間同一のオーナーさんに可愛がられてきたに相違ありません。かなりイイ感じの未再生原形車でした。

2014011533201401153420140115352014011536 ・・・いよいよ、この旅の記録もラストとなりました。結局JRローカル線(駅間距離が長~い)丸々二駅分を徒歩で戻ってきたコトになります。

 JR高崎駅まで”ほうほうの体で”ようやく戻ってまいりますと、そのゴールを祝福する様に「光のページェント」が絶賛開催中!

 年末年始の駅前ビッグイベントと位置づけられていたらしく、その美しさは圧巻でありました。

 いつも思いますが、行きあたりばったりの旅はホントに面白いナ。正味二日半でもこんなに色々と体験出来るワケです。ここから一夜明け、翌12月29日(日)の昼には練馬区土支田のアパートに一旦帰り着きました。そして夕方には千葉拙宅に到達し、ようやく”ホントの正月休み”と相成った次第です。たった2日半に過ぎない出来事を散々時間掛けて申し訳ありませんでした。皆さんも機会があったら”レッツ・トライ!小さな旅”であります。

 それじゃー、また来週!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

短いながらも濃い~旅行なのでしたね。お疲れ様でした。

本日、連休でなまった身体を癒す為、二時間ほどジョギングしました。で、明るい内から味噌鍋とビールをあおるダメ男の一日なのでした。

二度寝から目覚めると探偵ナ○トスクープの再放送が放映されており、金沢大学の伝統「北溟サーキット」で爆笑しました・・・ヤバイ、この高貴なブログに相応しく無いお下劣且つ感動の映像なのでした。

”苗場”たけのこ山”での「気合と根性で下まで降りてくる」という拷問(笑)”
こういうエピソード、大好きです(笑)。

小さな旅は、すごろくみたいに進むので楽しいですね。
今回も堪能させていただきました。

スキーの昔話は良いですね~楽しいですね~
私もバスで車で数え切れないくらい行きました、、、
バスは新宿あたりから出発しました。

今年は子供が「行きた~い!」とのことなので
ひさ~しぶりに湯沢方面に行くつもりです。
どうなることやら、、、

行きはバビューンと、帰りは寄り道しながら帰路につくなんて、さすが旅慣れたたこチャンズですね。年末休みに入っていなけりゃ、もう少し堪能できたカモ。さらに2駅分歩くなんぞは、ハプニングですが、それすら散歩気分で堪能しているのは秀逸! 仲良きことは良きことかな。。。

雪、もうしばらく見ていません、「静岡、暖かくていいですねー」と世間は思っていらっしゃるのですが、厳しい寒風が吹き荒れてます。あっノロウイルスもこわー(息子の学校、当日は米飯給食でセーフでした)。

↑皆々様方、土日だと申しますのにコメントを有難うございました。ああ、ワタシも「一松」さんのところは密かに大丈夫かな?と慮っていたのですが、たまたま米食でヨカッタ。皆さんもお気をつけください。

いつか機会もあるかと思い、ストリートビューで見てみました、玉いち。お店の質素な外観と手当たり次第に拡張した駐車場の対比がただものではない感を醸し出しています。
先週地元の方に連れて行って頂いた会津の飲み屋さんも然りですが、知り合いがいなければ絶対行けないようなところに美味しいお店が潜んでいるものですねえ。

ともあれ旅日記、ああもう終わってしまいました。

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