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2014年1月22日 (水)

挑戦者という名のマシン

 はいよ~。・・・今日はなんだか”九州デー”。突然福岡県からわざわざお越しになったMさん、無事に御帰りになっていらっしゃるかな。メールをくださった柳川のOさんも御検討をよろしくお願い申し上げます。

 ・・・はい、本日は、超変化球ダヨ!!

2014012201_32014012202_3 シャッター付きの完全なガレージから、いきなりスルスルと(あ、いや実際にはデロデログログロと、相当デカいエンジン音を立てながら)バックで出てまいりましたのは、名にし負う”ダッジチャレンジャー”。と云っても現行型のリメイク版では無くて、正真正銘の当時モノ、1970年代テイストが隅々まで横溢する一品であります。マイクロ・デポの旧~いお客さんは御存知かも知れません。このマシン、当店でレストアをプロデュースしてお納めしていた個体です。

2014012203_32014012204_3 ・・・ああ、こんなにもギンギラギンに光りモノが多いと、さすがになかなか写真の露出がキマりませんね。

 外装色はマセラティで云うところの(云うな:笑)ブルーシルバーとソフトグレーメタの間をとった様な薄~い上品なブルーメタです。濃紺のレザートップがこれまた1970年代初頭に流行したオプションで雰囲気は最高です。写真では、現車の持つ”(ボディの)トンデモ無い薄さ感&平べったん感”が今一つ出ておりませんのが残念至極であります。

2014012205_32014012206_3 当時の日本における製造技術ではおそらく為し得なかったであろう彫りの深い鋼板プレスラインがサイドビューをより一層引き締めています。あたかもニクソンショック以前の”強いアメリカ”をシンボライズしているかの様です。かなりの台数を作った量産車ですが、「1ドル=360円」の時代ですから、我が国においては天上界そのものの価格であったハズです。こういったクルマへのあこがれが、初代セリカやケンメリスカイライン、三菱ギャランGTOなどなどスペシャリティーカーと呼ばれた70年代の名車群を生んだワケですね。

2014012207_32014012208_3 そうやって見てみると、フロントビューなど、ケンメリ2000GTそのものと云ったラジエターグリルです。リアビューは、特にテールランプの造作や配置など三菱FTO(初代)が影響を受けていると思われます。端部が上に反り上がったバンパーは、やっぱり初代セリカですね。しかしながら、それらのエピゴーネン(失礼!)と、このモノホンアメ車は、当然の如くにオーラ感(と云うよりもオラオラ感?:笑)がまったく異なります。なにせかにせ存在感の絶大さが違うんです。

2014012209_72014012210_6 当店でお納めした時には、すべてがフルオリジナルの(なんと)ワンオーナー車でありました。”国際興業大阪支店”扱いの正規ディーラー車でもあります。

 現オーナーさんがイベントに参加するため、ステアリングとホイール(センターロックハブ→「あえて流行りの超扁平のデカいタイヤにはしなかったんダヨ、これならいいでしょ?」とは”原理主義者”で鳴らすワタシに語ったオーナー様の弁)をアメリカに別注し、それぞれ設えてあります。いずれもオリジナルのノーマルパーツはすべてとってありますから、それこそ原理主義者(笑)にも安心です。オリジナルホイールは当然の様に”ど鉄”で、美しいホイールキャップが着いてます。ソレはソレでヒジョーに良い佇まいでしたのヨ。

2014012211_22014012212_2 こうして、完全車庫保管で大事に大事に匿われてまいりましたダッジ。ここまでオリジナル度合いが高くて往時を存分に偲べる個体は、本邦でも本国でもなかなか望めないと思います。

 本当にこのマシンの価値が御理解頂けるお客さんには、リーズナブルな価格で御案内出来る機会です。真面目に御検討くださる方々からの御照会を心から御待ち申し上げておりますヨ。本国ではいまや10万ドル超の個体もあるらしいです。本邦では通り相場が500万円程度みたいです。文字通りチャレンジしてみませんか。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

うわ~っ、眩い!
カッコイイ!
コンセプトカー感満載です。
極端に平べったい宇宙船のようなデザインが素敵です。これはクルマでは無くてUFOなのだな。。。
クルマは見た目が命のはずですが、現代のクルマは何かと要求項目が多すぎるので、こんな贅沢で無駄なデザインのまま販売しちゃう古き良き時代に憧れます。

10年程昔、このブログが始まる以前にデポのホームページで「じいちゃん所有」のダッヂチャレンジャーが入庫したような朧げな記憶が残っておりますが・・・間違ってるかも。

いや~、ダッヂチャレンジャーはカッコいいです。楽しい。

これは初めて目にします。
リヤランプは「クジラクラウン」にも似ているかな?
デポ社が扱った車種として、とても新鮮に映ります。

欲しいです!(って言うだけはタダなので。。。(爆死))
うーーー、こうやって見せられると、やっぱオイルショック前のアメ車欲しいですね~。205は一生そばに居て欲しいので「買い足し」が絶対条件ですが(汗)
500万か。。。搭載エンジン次第ってのもありますけど、十分リーズナブルかと思いますけどね。フォードやシェヴィと違ってMOPERは純正部品が出にくいと聞いたことがあります。ますます貴重になっていくんでしょうね!!

超変化球ですが、フレアが派手でよろしいですね。

この時代のアメ車、ワイパーが隠れていてカッコイーと子供の時に思っていました。
この車がこんな良い状態で残っているのには驚きました。

 光り物の外塗色が凄みを与えています。ヴァニシングポイントでしたっけ?これが出ていたのは。これが格納されているガレージも凄いですね。○○ベースみたいだ。

「挑戦者という名の…」というタイトルを見て、えっダッジ?とまず思い、すぐにいやでもデポさんなんだからイスパノスイザだかモンテベルディあたりに(よくわからないけれど)そんな日本名のクルマがあったのかなと思い直し、本文を開いたら意表を突いてダッジでした。
綺麗ですねえ。

kkmustangさん何とかなりませんか。これならトランクに自転車も入りそうだし。

いいのかみんな本当にいいのか

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