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2014年2月25日 (火)

徹底詳解!フューエルタンクAssy、アゲイン

 はい、こんばんは!いきなり本日は「ド直球」のネタでまいりましょう。

2014022501_22014022502_2 まぁ、いつも思いますが、こういったモンはゴク普通のクルマでゴク普通の年式でしたら、あんまり新品に交換すると云ったシチュエーション自体が出来しないですよね。

 さすがのビトルボ系マセラティでもコレの全交換が必要になってしまうケースはあんまりありませんが、マイクロ・デポ過去17年の歴史の中では何度かヤッてます。こういった物品の新品デッドストックをまだ持ってた(当ブログの”Part2”時代に、確かお馴染み「大分の変○小説家様」のマセラティシャマル、その納車整備時にもほぼ同様の内容を御紹介してました様な・・・)と云うところに当店の”業”の深さ(笑)を感じずにはおれません。養生プチプチシートを剥がして、全体のホコリを拭い去り、撮影に供しました。製造年月日は1995年12月らしいので、18年と少し経過したデッドストックと云うコトになりましょうか。

2014022503_22014022504_2 早速、内部を観察してみましょうね。上記のPart2リンク先と併せて見て頂くと、いよいよ理解し易い構成としております。

 本日のお題であるフューエルタンクAssyは、通常、トランクフードを開けて、ラゲッジルームの最奥部、そのカーペットの裏に隠されて、立てる様に配置されております。車輌側面から透視で見た場合には、ちょうど室内のリアトレー下部の位置に来る感じです。インタンクフューエルポンプに関しても、ほぼ同様の内容で、以前にも御案内したコトが幾度かあろうコトと思いますが、純正新品の写真を使用しての内部詳解は従来おそらくヤッてないと思います。今となってはなかなかお目に掛かれないモノと思われますので、この際ですからよく御覧になってみてください。

20140225052014022506_2 ・・・特に厳冬期や真夏などの極端な気候時に、この位置に手ぇ突っ込んで配管・配線・組み立て作業をするのは、ハタで見ていても本当にイタそうです。左の写真に大きく写る金属管には深々と新品のゴムホースを取り付けなければなりません。もちろんホースバンドの締結もあります。そのゴムホースはフューエルポンプAssyから伸びてきております。そのポンプAssy頭頂部にあるボルトは右の写真にある鉄板ステーの穴に下から貫通させて締結(ステーにぶらさがる)ですので、せまい穴から両手を突っ込んでの作業はやっぱりどうやってもイタいんですヨ。

2014022507_22014022508 内部は広々としているかと思えば、さにあらず。フューエルタンクの内部には、タンクに掛かる負圧に耐える様、また、急激な旋回時にタンク内の燃料が左右どちらかに一気に移動せぬ様に二枚の”リブ付き仕切り板”がスポット溶接されております。今日の写真は燃料が一切残っていないドライな状態でお届け出来ましたんで、一層内部の雰囲気がツカみ易くなってると思います。一応各部には簡単にサビが発生しない様、表面処理がなされている様子です。

20140225092014022510 このフューエルタンク、交換を要するケースには、大きく分けて三つ考えられます。

①:外的なダメージ(衝突)からの損傷によるモノ

②:各部スポット溶接部にピンホールが発生したモノ

③:経年によって発生したサビや劣化燃料などに侵されたモノ

 ・・・①のケースは一応の可能性として書きましたが、コレ(タンク)がヒン曲がるほどに衝突する様な事例では、通常、車輌自体が全損(泣)となってしまうと思われますんで、タンクの需要はほとんど発生しないと考えられます。

 ②の事例は、過去に数回ありました。真夏など、特にシャマル・カリフ・スパイダーザガートなどビトルボ系ショートホイールベース車にお乗りの方は、走行中に突然リアシートの方から「ばっかん!!」とか「べっこん!!」みたいな打撃音(ちょうど一斗缶をスリコギでスッぱたいた様な音質)に見舞われた経験がおありだと思いますが、コレこそが、負圧によって”ぎゅー”と内側方向に引っ張られてたフューエルタンクの外板が、何かの拍子にペッコンと押し戻されている音なんです。その時、プレッシャーリリーフバルブの不良などにより負圧の掛かり具合が通常より極端に大きくなっておりますと、内部の仕切り板自体が変形し過ぎて元に戻らなくなり、タンク外板との接合(スポット溶接)部位に目には見えないピンホールを発生させます。・・・「とちぎ」さん、430懐かしいでしょ。あの時はホントにハマったモンなぁ(懐笑泣)。どこからともなく漂う不気味なガソリン臭、どこを見ても何度見てもモレは無い・・・初めてコレ喰らってシュートするのに大層時間が掛かりましたモノであります。

20140225112014022512 コチラが③のケース。配管や配線、ポンプユニットの取り回しがこの写真で御理解頂けると思いますが、タンク内のあらゆるところが侵食されておりますね(もう一度、最上段の新品写真に戻って比べてみてください)。こうなってしまいますと、たちどころにインジェクターが詰まったり、ポンプが不動になったりいたします。でタンクがこの状況のままでは、やってもやっても完治いたしません。フューエルラインの途中に幾重にもストレーナーを設ける必要も出てまいります。クルマでもオートバイでも、普段あまり乗らない旧車のタンク内はこのような状態になってしまうコトがままあります。タンクそのものを良品に交換(もちろん中古可)するか、特殊な洗浄剤を用いて内部を完全にサビ取りし、内壁コーティング処理を施すかのどちらかとなります。

 どのようにガレージ保管をしていても、タンク内部の結露を防ぐコトは出来ないものです。こういったトラブルは、頻繁に使用するクルマには通常起こり得ないもので、走行距離の少ない低年式車の場合にこそ、むしろ注意が必要です。 旧車のノウハウを持たない処では、きっと想像したコトも無いトラブルシュートだと思いますヨ。・・・ああ、久しぶりの”本ネタらしい本ネタ”だったから、今日のコメントは少なそうだよなぁ(泣笑)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

おおっ恐怖、クルマ、近頃あんまり乗ってないもんなー、乗ると減りそうで(何が?)。

↑「一松」さん、ここでカラむのお久しぶりどぇ~す!・・・と云うワケで、タマには乗ってくださいね(願)。

最後の写真を見ると、やはりクルマはクルマらしく乗ってあげるほうが良いと思いました。
「製造年月日は1995年12月」ということは、ギブリorクアトロポルテⅣ用でしょうか。

そうそう、小説に目が行きがちでしたが、シャマルが売りに出ている。
ハートを射止めるのは誰か。

↑ああ、「Wさま」さんもココでのカラみはお久しぶりです、こんばんは!アチラの方(笑)ではコメント欄が凄まじいコトになっちゃってマスが、コチラはしっとりと”匍匐前進”でまいりましょうね。

乗らないときはなるべく満タンにしておくとよいとどこかで聞きましたがつい空に近い状態で放っておいたりもしたりして…、うっ…どうなっているものやら。
週一くらいのペースで6速4000回転くらいのペースで走っていれば大丈夫でしょうか。

燃料タンク内面の考察とは珍しい。この絵柄はなかなか見れませんね。
レストアやっているお店で無ければ燃料タンクなど交換しませんから。
交換を要するケース①:外的なダメージ(衝突)からの損傷によるモノ・・・これは敵機の銃撃で被弾した時ですね。対策としては、タンク内面に天然ゴムを張って燃料漏れを抑えたり、被弾すると炭酸ガスを発生させる自動消火装置を装備したり・・・ひこうき班長さま、ご教授願います。
フュエルタンクのべっこんばっこん音は聞いた事はありませんが、想像するに「ペヤングソースやきそば」(←ブランド指定)の湯をステンレス製流し台に捨てた時に発生する「ベコッ!」と言う音に似ているのかな?

↑↑&↑「おぐ」さん、「Sm」さん、毎度あり~(笑)。週一ペースの方はなんも問題ありませんって。確かに”「ペヤングソースやきそば」(←ブランド指定)の湯をステンレス製流し台に捨てた時に発生する「ベコッ!」と言う音に似てい”ます、まさにソレ(う~んコッチの方が分かりやすい比喩だぁ)。寝よ。

例によって筋違いかもしれませんが,
セルフでガソリン入れるにもコツがいるよな~
と思ってるのは私だけでしょうか?

 コメント伸びてルーと思ったら、たこちゃんが。。。あまり乗れて居ないので、フューエルタンクヤバいかな。しかしこの中に手を突っ込んで配管・配線・組み立て作業をするのは罰ゲームですね、三男さんの役?
 いつかはシャマルさん、確かにセルフでガス入れるの難しい時あります。大して入らず、すぐ給油ストップしたり、まだ入るの~、吹きでないだろうなと疑心暗鬼になったり。どこのガススタの給油ノズルがビトルボにあっているんでしょうかね。それともビトルボも給油孔からの作りに結構違いがあるのかな。

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