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2014年3月

2014年3月31日 (月)

とりあえず、ヤマちゃん(笑)の夜

 はい、こんばんは!本日は、週のアタマの月曜日だと云うのに、月末だわ、年度末だわ(ウチの会社は違うケド、一般的に、ね)、明日から消費税の計算が5%→8%に変わるんで、世間ではその準備作業などで、いよいよ大ワラワだったりだと思いますが、このブログは相も変わらずに”マイペース(笑)”でお送りしております。

20140331012014033102 ・・・名古屋への出張から帰ってまいりましたウチの三男工場長より、「みっち」さんから頂戴した数々のお土産が届けられました。

 まずは、由来を記された新聞記事のスクラップとともに、段ボール箱一杯に入った”スターしるこサンド”を頂きました。”たこちゃんズ家”では半ダースを分けてもらっていたので、その中から一袋を開けて早速昨晩食してみました。「うんうん、美味しい!・・・あー、アトをひくな、確かに」中京圏では中年族以上の年齢層にとって”懐かしの味”であるとのコトですが、ワタシにとっては初めてに近い(以前にも一度だけ食べた様な・・・)食体験。ところが”懐かしい”と感じさせるところがとても不思議です。ホンノリとした甘みとビスケットの香ばしさのハーモニーは絶妙です。「とりあえず、アンコ入れてみるか」な感じが名古屋風なのかな。アンコを載せた「小倉ホットケーキ」というのも名古屋オリジンだと聞いたコトがあるよな気がいたしますが、ワタシはコドモの頃からコレが大好き。こんなワタシなら中京圏にも住めるカナ(笑)。

20140331032014033104 ・・・続いては、先日の当ブログで取り上げさせて頂いていたCDの現物までもがやってまいりました。

 嗚呼、何と云う感動!昨日の夜から名古屋に向かって”たこちゃんズ”は拝み続けて(笑)おります。昨晩はコレを幾度もリピートして聞いていたおカゲで、本日午前中の”ぐるぐるミュージックは”「♪サクサクサクサク、”みぞれっこ”」になってしまったコトは云うまでもありません。すんばらしい!エクセレント!!

 ところで、若い頃からワタシのフェイバリット邦楽のひとつとして、このヤマタツこと山下達郎さんの「ビッグウェーブのテーマ THE THEME FROM BIG WAVE」っつーカッチョええ曲がある(同年輩の御同輩ならば、どなたも知ってるコトと思いますが)んですが、ソレの原曲(元ネタ)たる「魔法をおしえて(作詞&歌唱は大貫妙子さん:音出ます、御注意を)」と云う曲の”驚異の即興制作過程”を今に伝える、当時のFMラジオ番組録音をYoutubeに発見いたしました(各リンク先の管理者の方々、本当に有難うございます!:音出ます、御注意を)ので、お時間がある時にじっくりとお聞きになってみてください。当然の様に皆が知る御本人の天才性もさることながら、ソコに集い来たりし凄腕スタジオミュージシャンも、まさに文字通りのマエストロ、コレぞホントのアーティスト。

 山下達郎POPS講座 魔法をおしえて 1/5   2/5 3/5 4/5 5/5

 ホント、一度は聞いてみてください。本物が如何にスゴいかが分かります。時間の無い方は3/5だけでも。

20140331052014033106 ・・・東武練馬のヤマちゃん(ヤマタツ先生は、少年期には池袋で育ち、また同じく東武東上線沿線の”東武練馬駅”を最寄り駅とする地域に御実家があると、コチラのラジオ”大沢悠里のゆうゆうワイド”音源内で仰っております。練馬区の北町か、はたまた板橋区の徳丸か、と云ったところでしょう。東武練馬駅は、マイクロ・デポへの路線バスが出ている成増駅から上り池袋方向に二つ先の駅。ちなみに駅の所在は板橋区内となります。) のハナシのあとは、名古屋(もとい、”世界の”:笑) の山ちゃん であります。

 同じく頂戴したお土産を早速頂きました。世界の山ちゃん手羽先に敬意を表し、普段の発泡酒(Rたろう先生曰く”ビールもどき”:泣)ではなく「すーぱードゥら~い 」 にしてみました。 ビッグウェーブを聞きながら”山ちゃん&ビール”、それはウマいにキマっております。感謝、感謝、感謝!!

 それじゃー、また明日!来月もヨロシク。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月29日 (土)

御客様はカミサマでございます

 あー、長い長い一日、長い長い一週間だったなぁ~(ホッ・・・)。と、云うワケでアパートに帰宅いたしました。皆さん、こんばんよ!・・・ネタが浮かびませんっ(キッパリ)!

 本日は、「山梨県のO」さん、「世田谷のY」さん(お土産をわざわざ有難うございました!お馴染「練馬のH」さんとともに御登場←ワタシも次男もドタドタしていて、ゆっくりと御相手出来なくて申し訳ございませんでした:ペコリ)のダブル超絶ギブリカップと、整備レストアの御相談で御来店になった「中央区のUさん(今後ともよろしくお願いいたします)」のギブリⅡ前期型5MT、と何か周囲にはガンディーニルックのギブリばかりでしたが、ワタシは朝の6時半からマセラティクアトロポルテⅤ(札幌のIさん号←こちらはピニンファリーナ型)のトランクロックユニットとヒンジ部材一切の組立取付&手動開閉動作実験(成功!)をやってたり、クアトロポルテⅣ(世田谷のSさん号)のナビ配線作業とセンターコンソール部材分解清掃組立の続きを行ったりとややこしい姿勢での肉体労働ばっか。次男はOさんのギブリカップ清掃やYさんのギブリカップのタイヤ交換に従事。一方本日出張整備で名古屋にトバした三男は「みっち」さんから地元の名物”ひつまぶし”を御馳走になった上、色々とお土産まで頂戴したり(ホントに有難うございました!)と、目まぐるしい土曜日でした。

 こうして、”細く長く(笑泣)”ではありますが、ワタシたち兄弟が日々どうにか生きていけているのも、当店を支えてくださる皆々様のおかげ。ワタシなど最近では足をむける方向がスッカリ無くなってしまい、立って寝なければならないありさま(ロッソ嘘:笑)であります。

 本音を云えば誰しも”太く長く”生きたいモノでしょうけれど、一発逆転の大博打などは幻想だと考えます。ヒトのサダメって、なんかトータルでは誰しもチャラなのではなかろうか、なんて、最近思うコトしばしば。真摯な”匍匐前進”は這ってるけど前進はしてるワケで、日々「きょうもうまくいった、感謝!」と思いつつ自らを励ましながら寝て、そしてまた明日の朝を迎える。傍から見れば「なーんじゃ、ソレ?」であっても、ソレはソレで仕方の無いコトでしょう。

 イタリア製の旧く高級なクルマたちは、(本来)須らく「分かるヒトだけ、分かってね」の世界に居ますが、そんなモンを販売するコトを生業に択んでしまったワタシたちは、「(本来)分からないヒトたちにも、分かってね、頼むよォ~」と説得する必要にも迫られます。思えば難儀なコトではあるなぁ。

・・さぁ、明日は”大分の大魔神様(文豪→魔人→大魔王→大魔神と、だんだん凄い修辞になってきてるRたろう先生:笑)”のところへと、都内某所に傅きに(笑)イキます。今夜は、もう終わったカナ?某48in国立競技場の方は。ただいま千駄ヶ谷にトンでいけば、文豪先生に会えるカモよ。

 それじゃー、また来週!一週間、ホントーに有難うございましたぁ!!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2014年3月28日 (金)

文豪、突然の東京襲来警報発令!

 はい、こんばんは!本日御来店の「世田谷のSさま」「調布のUさま」に、まずは長時間に亘る”拘束(軟禁?:笑)的”談笑を強いてしまったコトをお詫び申し上げます。楽しい語らいの時はアッと云う間に過ぎてしまうんで、いつもついついこうなってしまいます。御両名ともに引き続きよろしくお願い申し上げます(Sさま、夕方御来店時の御出張土産、有難うございました)ネ。

 ところで、本日は「(コメントがもっとも盛り下がる:泣笑)魔の金曜日」ですが、世間ではハナキンであります。このブログ内での有名人と云えば”大分の魔人(笑)若しくは文豪”であらせられますところの先生でありますが、明日の来京が確定しているらしいです。お目当てはマイクロ・デポなんかでは(当然の様に:泣)なく、”某48”のコンサート見るダケのための強行軍らしいので、アキれる暇も無く、”たこちゃんズ”といたしましても、もはや喝采の中迎えるしかなさそうです。

 ホントは数日前の電話で、文豪先生とちょっとダケおハナシしたんですけどね、「ねぇ、ソレブログねたにしていい?・・・”当ブログ読者のみんなして、この際Rたろう先生(御本人)に会いに行こう!”・・・っての、どぉ?」と申し上げましたら「やだよぉ~」と、珍しく言下に却下されましたので、武士の情けで明日東京での潜伏先(笑)をココでお伝えできないのが残念至極ではあります。

 ときに、先ほどRたろう先生と久しぶりにスカイプ上でおハナシいたしまして、”たこちゃんズ”は今度の日曜日に都内某所にて文豪御夫妻と合流し、ランチの御相伴に預かる予定であります(ちなみに今度の日曜日、東京の天候は”春の嵐”となって大荒れらしいデス。さすがは”魔人来襲”に相応しいシチュエーションですね。御帰りの航空便が飛ぶコトを今は静かに祈るのみ:笑)。

 ソコでRたろう先生ファン(若しくはマニア:笑)であらせられるコメンテーターの皆さんには、ワタシたちから先生にお伝えするコトがあれば(御要望・御批判などなど)、ソレをコメント欄にお寄せ頂ければと思います。皆さんになり代わりまして、そりゃもー全力で以って御本人に直接詰め寄ろう(笑)と考えておりますヨ。御要望を承るのに適したチャンスタイムは明日のPM5時から7時くらい。御本人が間違いなくスマホを手にするヒマがないと思われますんでネ。

 それじゃー、また明日!ホントーに今日は小ネタですまんす(笑泣)。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月27日 (木)

マセラティクアトロポルテⅤのトランクロックAssyを初分解

 はい、こんばんは!本日は事前の予報通りにしょぼしょぼと霧雨の降るはっきりしないお天気でしたが、午後には「Hでございます」さんが久しぶりの御来店、お目に掛かるのは本年初頭の”正月ダメ男の集い”以来です。おすすめの映画は現在公開中の「ラッシュ/プライドと友情(公式サイト←思いっきり音出ます、御注意を!ウィキはこちら)」と云う、ニキ・ラウダやジェームス・ハントが活躍した70年代中期のF1サーカスを題材にしたセミドキュメント物だそうです。俳優は実在人物のそっくりさん、マシンはコレクターから借りてきたモノホンで、1976年の日本GPまでをも再現してるとの由。「最初はバカにして行ったんですけど、結構良く出来てましたし面白かったですヨ、ぜひ、観にイッてくださいね!」とのチカラ強いお誘いに、「可及的速やかに、前向きに善処いたします」と、映画館の大音響が苦手なワタシは後ろ向きな答弁をしてしまいましたが、面白そうだからホントにイッてみようかな・・・(ニホンゴ吹き替え版の方は勘弁してほしいケドね:笑)。

 本日は久しぶりの画像30枚仕様でお送りする、皆さんの反応ウスい”非ビトルボ系本ネタ”でイッてみましょう。マセラティクアトロポルテⅤDS(「札幌のI」さん号)のトランクリッド開閉に関わるハナシですが、昨日午後から本日の朝いちまでの闘い(笑)を「あくまでもワタシ自身の”備忘録”」として残しておくモノです(最近このブログを御覧になった方々からの”禁断の追加的技術相談(笑泣)”が絶えませんので・・・)。

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 ・・・まずは、トランクフードパネル裏のカーペットトリムをハズします。

 これでもかと云うくらいに大量のグロメットが差し込まれておりましたが、一体型成型カーペットの留めは、このグロメットたちだけに依存していますんで、いたし方無いところでありましょう。

 カーペットを裏返すと、結構キチンとした製品仕様の表示ステッカーが貼られていました。カナリアイエロー色の内装はオシャレです。

 このカーペットトリムを除去いたしますと、トランクフードインナースキンに内蔵されたトランクフードロックAssyを、ようやく覗き見るコトが出来る様になります。キーシリンダーにキーを挿し、如何様に回そうともテコでも解錠しない(おそらくは)やっかいなメカトラブルをシュートしてみようと思います。

20140327052014032706 ロックユニットAssyからは、かなり上部に位置するキーシリンダーまでの間にアウター&インナーワイヤーケーブルがあります。

 インナーケーブルの上部先端を引っ張り上げますと通常は簡単にロック解錠となるのですが、ケーブルはスムーズにヒケるのにも関わらず、ロックの方はウンともスンとも反応いたしません。室内や、メインキーの電気的解施錠は出来ますが、バッテリー上がりを起こした時などは、メカ解錠が出来ないとエライ事になります。バッテリーがトランクルーム内右側にある(泣)からです。万一そのような場合でも、ボンネット内の電気回路に通電させてどうにかする策もありますが、セキュリティ確保のため、ここではその方法をお知らせ出来ません。

2014032707201403270820140327092014032710 さてさて、こうして取り出したるトランクロックユニットAssyですが、結構メカ部分よりも電気的な構成要素が目に付くモノですね。

 とは申しましても、大概、アナログの極致みたいなコト(設計・製造)をして、ややこしい動作を実現しているのが、これまでのイタリアン高級車の常でありますから、この際メカ部を全バラシにしてみようと思います。

 なんだけど、イヤだなぁーコレをバラすの。どこからどう見ても、分解を拒絶しているように感じられます。まずは、ロック爪のメイン軸の頭部カシメをスリとって軸を抜くところから開始なんだろな。ケース締結用のタッピングビスにも青く封印マーキングが施してあるし。どーせ分解途中でスプリングとかステーとかピンとかがバラ~ンと出てきてしまうのも目に浮かんでまいります。

2014032711201403271220140327132014032714 ま、とりあえずは、バラす前に各部をよ~く見つめて、アホなアタマの中には、想定される内部構造や部品構成とその組み順序などを叩き込み”イメージトレーニング”をいたします。

 「アレ、これは簡単にハズれそうだな」と樹脂の筒をハズしてみたケド、予想通りにモーターが一個出てきたダケで、コチラは今回のお題”(たぶん)メカトラブル”とは関係なさそうです。

 それでも、作業の途中でコード類などをハズす局面も想定されますので、各部を細かく写真撮影しながら作業を進めます。施錠状態になりっぱなしのロック爪。その奥に見える金具の動きを精密ドライバーの先で突いてみたりしながら、何とかメカ的に解錠させてやれとアレコレ試みたものの、やっぱなんか引っ掛かってる風情。・・・思い切ってバラしましょ。

20140327152014032716201403271720140327182014032719201403272020140327212014032722 ・・・かくして、ロック爪の支持軸頭部をスリとり、軸を少しだけ抜きかけた状態で樹脂本体ケースを挟み込む様に覆うガッチリとした肉厚のステー状金具を取り去ります。

 合計四本のタッピングビスを解き放つと樹脂のケースが左右に分かれますが、内部構造を見るために徐々に、徐々に開いていきます。そうしているうちに、ロック爪の軸がポロッとあっけなく抜け、中からスプリングやら小部品やらが景気よく飛び出してまいりました(大泣)。

 せっかく開けてはみたものの、ドコがどうなると正常な解施錠動作をするようになっているのか、はたまた電気的接点部分と基板の組み合わせ方法などなど無いアタマをシボりにシボって推理して行きます。

 樹脂のケース裏側にしっかりと内蔵するように保持される各スプリングひとつ見ても、一体組み立て時にはどうやってるんだろうと悩む知恵の輪構造なんで、そもそも数学的パズルにヨワいワタシはメカ屋の経験則と、各部に残る摺動痕ダケを頼りにして各部品の組み順序の把握や、動きの再現に腐心いたします。ま、しかしながら、伝統的にカギ屋さんのメーカーだから様々なノウハウがあるんでしょうけれども、コレ組み立てるにはきっと専用治具と工具が色々と必要なハズです。内部には、想定していた部品の破片も見つからず、そもそものメカトラブルの原因探求の結果は「新品時からの組み損ない(いわゆるひとつの不良品:大笑泣)」であるコトに決定。自らの思うところにより組みなおしてみようと思い立ちました。

20140327232014032724201403272520140327262014032727201403272820140327292014032730 構造を把握するために、主にモーターを内蔵する側のケースへと、パズルよろしく小部品の数々をあーでもないこーでもない、アッチに向けたりコッチに向けたりと組み付けてみます。

 これまでの写真には出てきませんが、反対側のケースにもリターンスプリングが一個内蔵されておりまして、ソイツはロック爪が開放状態になった時に、外側に向かって押し出す役割をしてるらしいのですが、二分割の樹脂本体ケースを合わせながら組み立てて行く時にはソレも”宙ぶらりんの状態で(このスプリングのテンションはあとから掛けられる様になってる)”のまま、だいたいの定位置にもっていかなくてはなりません。

 二つの樹脂ケースをピッタリと組み付けるためのガイドとなる軸は、ロック爪の軸とモーター軸の二本。その他数本のガイドピンも相手側の樹脂ケースから生えておりますのでソコもキメなくてはなりません。

 電気的接点に何かが干渉しない様に気をつけながら、すべての臓物を定位置にくる様に保持しつつ、少しずつ樹脂ケース間のスキマを詰めてまいります。ウラオモテに電気接点を持つとともに、ロック爪の動作そのものをすべてキメるための”メイン金具”には、大きな復元反発力を持つメインリターンスプリングの片端を、しかも接点樹脂ベースの裏側に掛けねばなりませんが、スプリングを定位置にキメ、しっかりと内蔵させるためのホルダー溝(スプリングが定位置に組み付けられた状態時のカタチに彫ってある)は、なんと反対側ケースの方にありますんで、コイツの組み立ては本当にやっかいでした。このユニットを製造している工場では、いったいどのような治具を用いているのか聞いてみたいモノです。組み立てフィニッシュのヒントは上の写真や文章の中に大概あります(コレを見ながら作業するだけでも二~三時間はラクに浮きます)が、一般的にはヤラない方がいいと思います。ものすごく困難な作業でしたから。

 ともあれ、雨がアガったらトランクフードに装着して動作実験してみないとね。ソレでダメなら一からやり直しだぁ。一発でキマりますように・・・。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2014年3月26日 (水)

脳内ぐるぐるミュージック、リアクション

 あー、昨日は脳内をぐるぐると廻ってしまう音楽などのハナシでお茶を濁してしまいましたが、ツカれてるんで今日もソレ(小ネタ御免:泣笑)。皆さんそれぞれに結構思い当たるフシはあるようで、ワタシだけの現象でなくてヨカッタわぁ。

 「I」さんが、「♪きぃらきらぁひぃかぁるぅー、がらすぅざぁかー(笑)」とかコブシをコロンコロン回しつつカラオケでお歌いになってるのを一度聞いてみたいモノです。本日の午後は、納車を待つマセラティクアトロポルテⅤのトランクキャッチユニットをバラバラに分解して再度組み立て作業をしつつ、そんなコトを考えてました。

 「我孫子のF」さんは、とってもヤマタツ周辺事情にお詳しいですね。一度はライブを聞きに行きたいモノですが、チケット取るのもいまだに相当たいへんな様です。ちなみに、昨日の寝る直前、山下達郎CM全集 Vol.1Vol.2なるファンクラブ頒布(とは云っても、売ってるんだけど:笑)限定CDよりランダムに抜粋したと思しき音源を”ニコ動”にて発見(山下達郎CMコレクション1同2)。コレを聞きながら寝たら「♪サクサクサクサク、みぞれっこ(シャッシャッシャァー)・・・ハウスみぃーぞれっこエン(&)シャービック!」っつーのが本日午前中の脳内グルグルサウンドになってしまいました。 

 「Sm」さんは、ハインラインSF小説の方から入りましたか、サスガに文学青年であります。ところで今日はトシちゃんがぐるぐるしませんでしたか?御本人は何でぐるぐるするのかを伺いたいモノです(しないのかな?:笑)。

 「Wさま」さんは、会議の途中で「♪ぶっぱっぱ、ぶっぱっぱ、ぶっぱぱぁー、ズドン(ワタシが書くとこうなる:笑←ドリフ大爆笑より)」とか、「♪みぃーみ、みーみーみーみーみぃーみゃぁーーーー、みぃーみ、みぃーみぃーみぃーみぃーみぃー 、・・・(シメ)んパパパパァ、パパパパァ、パパパパァ、チャァーラァァァーーーッ(提供はロート製薬でございましたっ:笑←クイズダービーのエンディングテーマより←音出ます注意!←ワタシの口三味線は、この音源のイメージとは時代的に違うアレンジの、おそらくは極初期バージョンなんですが、分かるヒトだけ分かってください)」とかがぐるぐるしてしまうのですか、いたみいりやすとしか云い様がありません。今日は「♪あいうぉなどぅー」、キマしたか(笑)?「♪かもめへぇーがとぉんだはぁー、かもめへぇーがとぉんだはぁー、あんなたわっ、ひとりでっ、いきられーるのんねへぇー(笑)」はワタシのぐるぐるレパートリーとしても頻繁に登場します。凄くハヤいバージョンはきっと「ザ・ベストテン」で”マキ”が入った状態の超高速テンポ演奏が耳に馴染んでいるから出てくるのでしょうね。

 「練馬のH」先生の「♪ポーニョ、ポーニョ」「♪さかな、さかな、さかなー」はある時期たいがい脳内に流布(笑)してましたね、せっかく忘れてたのに思いだしちゃったヨ。もう、あしたはきっとコレ。音楽はホントに時代の空気感を一瞬にして呼び起させてくれます。・・・さっ、本日の”寝る前ミュージック”は何にしようかな?いい夢見られるといいなぁ。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2014年3月25日 (火)

脳内ぐるぐるミュージック(笑)

 はい、きょぉーはもう”グロッキー(久しぶりだな、コレ:笑)”ですよ、まだ火曜日なのに。朝も早よから、ほとんど12時間集中力を持続させつつ肉体労働ばっかりヤル事を自らに課した日は、やっぱ終日に亘って修行の様相を呈しているよな生活であります。

 そのような中、「3K、5Kも何のその」と云った気持にさせてくれるのが、心安らぐ音楽だったりもするのですが、実際に聞きながら作業を出来る環境でもありませんので、アタマの中からどういうワケか湧きあがる色々な音楽がぐるぐると終日に亘ってエンドレスで鳴り続けるコトと相成ります。

 例えば、夢などと云うモノは、前の晩の就寝前に見たテレビ番組の内容とか、ソレに出ていた人物とか、ハナシをした内容とか、最近の出来事とか、衝撃を受けたコトとか・・・とにかく何かキッカケになるモンに引っ張られて見るよな気がいたします。

 ところが、ワタシの場合、この「脳内ぐるぐるミュージック」に於きましては「ええっ?どーして今ここでコノ曲が出るわけ?」と云う様な”唐突な感じ”を受けるコトがしばしばで、そんな時ゃ「オレはアタマがおかしいのではなかろうか(はい、そーです:笑)?」と感じます。

 ちなみに、昨日は”高田みづえさんの「硝子坂」”と”山下達郎さんの「夏への扉(オリジナルのヤマタツ仕様が見つかりませんでしたので、サポートメンバー難波弘之さんホントはコッチがオリジナルバージョンの動画にリンクしておきます:音出ます、注意!)」”と云う、超強力でワケわかんないカップリングがA面・B面で交互に脳内を巡ってました。ねっ?おかしいでしょ。今日なんかは、”田原俊彦さんの「恋=Do!」”一本勝負でしたからね(泣笑)。一日中「♪あいうぉなどぅーあいうぉなどぅーぅ、きみのはあとがぁほしぃーいー」・・・コレはかなーりキテますね。同じトシちゃんでも、「哀愁でいと」とか「ハッとしてGood」とかもっとメジャーなのがあるダロに、どうして「♪あいうぉなどぅー」が出てくるのか、脳内のドコにそんなのが引っ掛かってるのかナゾで仕方がありません。ツカれてるのかな、やっぱ(笑泣)。皆さんにはこのようなコトってありませんか?体験談を交えつつワタシを慰めて(笑)くださいまし。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2014年3月24日 (月)

謎のリクレーション部(笑)

 はい、こんばんよ~!本日は日の出とともに出社、そのまま日没過ぎまで、ほとんどマセラティクアトロポルテⅣ(世田谷のSさま号)の車内とその周辺で過ごした月曜日でした。土曜日の夜にアレコレと下準備を施しておいたダッシュボードをえっちらおっちらと運んで行って、いきなり「えいやぁ~」とばかりに搭載、そのあとは配線、配線、嗚呼また配線・・・と、ややこしい格好でのコード&ハーネス締結作業の雨アラレ。同時にナビの配線取り回しと各部のフィッティング作業に従事、気が付いたら周囲が真っ暗になってました。

 闘い済んで日が暮れて・・・アパートに帰る道すがら、さすがにグデングデンにツカれて、デカイ顔をアゲるコトも出来ず(笑泣)に若干うなだれつつ歩いてたら、ムカシ懐かしい”ローセキ”で描いたコドモの絵(?)やら何やら、とにかく路地一面に豪快に書きナグられた”路上のゲージツ”に相見えました。アパートの周辺は、ちょっとコトバでは表現しにくいのですが、とにかくクルマがほとんど通らない”私道”若しくは”準私道”状態なんで、市井のコドモも昔ながらの路上遊びに終日興じるコトが出来ると云うワケです。

 ローセキで路上に何かを描いて、ソコ(ソレ)で遊ぶと云えば、小学校五年生の頃にナゼか加入していた”リクレーション部”と云うのを思い出しました。”リクレーション部”なんてヘンなクラブ、他の小学校にはあったんだろうか、当時。とにかくワタシは出来たばかりの、そのリクレーション部なるクラブに入部いたしました。

 このクラブ、いったい何をするかと云えば、どーでもいーけど、とりあえず”遊ぶ”んです。このコンセプトだけでも、かなーり斬新でしょ(笑)、昭和40年代当時に何かと”おカタい”公立学校側の企画したモンにしては。

 クラブのある日に雨が降ってなければ校庭に出て、アレやコレやと石灰で白線を引き、様々なゲームに打ち興じます。”ろくむし”、”ひまわり”、”天下落とし(リンク先の説明にある図解のゲームは、練馬春日町の子らの間では”ゲンバク”との物騒な名称を以って遊ばれておりましたが、我々が”天下落とし”と称して遊んでいたのは、一般的には”天下取り”とか”天下ボール”とか云ってるみたいですね)”、”けんけんぱ(練馬春日町では単にケンパって云ってた)”、”田の字”・・・思いだすダケでも懐かしい遊戯の数々。ソレらの遊戯は、そのまま近所の悪ガキに御持ち帰り(笑)され、舗装路にローセキでアレコレ描いては、日々メンバーを替えつつ遊んでいたモノです。

 雨が降れば教室内で”ハンカチ落とし”とか、”ネコとネズミ(床の必要線はガムテープなどでバミる:笑)”、”フルーツバスケット”などの屋内競技(遊戯か:笑)で時間をツブします。そう云えば、フルーツバスケットなどと云うお遊びは、今でこそ結構ポピュラー(と云うより、もはやスタれた?:笑泣)だと思われますが、当時はココで初めて教わり、ソレを知りました。

 ああ、「囲碁・将棋・オセロ部(コレもまた、小学校の部活としてはスゴいクラブだけど:笑)」と云うのが別途に存在した関係で、降雨で室内遊戯の場合には、こういったボードゲームや、トランプ・花札・UNOなどのカードゲームは原則的に行われませんでした。とにかく「コンジョーでミンナして遊ぶ」のが”部是(笑)”であるかの様でした。

 もちろん、真冬には”降雪モード”の日もあるワケで、そんな時ゃもー当然の如くに”雪合戦”と”雪ダルマ製造(笑)”、大雪時には”かまくら作り”などを、我が者顔で校庭占拠の上、とり行ったモノでした。なにせ顧問の先生公認でハチャメチャ遊べると云う、夢のあるクラブ活動でしたね。

 そうそう、このリクレーション部からクラスのヤツらに伝来(笑)させて、しばらくの間、大いに流行らせたのが”長馬”ってヤツでしたね。しまいにはクラスの活発な(と云うよりも大概御転婆な:笑)女子まで参加したり、他のクラスとの対抗戦にまで発展したりで、そりゃーもう、二時間目終了時の中間休憩タイムと云い、昼休みと云い、放課後と云い、毎日コレに明け暮れた一時期がありましたっけ。・・・コレはさすがに、あまりにも危険且つ風紀上もよろしくない(色気づく頃なモンで:笑)との”上層部(センセーたち:笑)”の御判断により、いきなり長馬禁止令が発布。その後はおとなしく”トランプの大貧民”が大流行となるのでした。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月22日 (土)

グーグルのストリートビュー見て、思わず笑った。

 はい、こんばんは!本日、御彼岸三連休も中盤の土曜は好天にも恵まれ、御納車、商談→御成約と、久しぶりに意義深い土曜日となりました(横浜のHさま、湯河原のNさま、小田原のMさま、遠くより皆さん有難うございました。皆さんからの心のこもったお土産の数々にも感謝、感謝!)。

 ・・・ぐでんぐでんで只今アパートに帰宅いたしましたが、些かならず、呆けております(笑泣)。

 「なんか、(ブログの)ネタ無いのぉ?」「きょぉーねぇー、ひっさしぶりに御堀端に行ったらパレスホテル(たこヨメのムカシの職場の隣らしい)が建て替わってて、とっても立派になっちゃったの見てビックリしたワヨ」「ふーん、パレスホテルってGHQのなんたらだったところだっけか?あ、そりゃ確か本部は戦前の旧第一生命ビルだったよなぁー」

 で、パレスホテルをググッたら、住所が”丸の内一丁目一番地一号”であると書いてあったんで、「そりゃ、ウ○トラマンタロウの怪獣やっつけ隊、”ZAT”の極東支部住所ぢゃ無かったっけ?」と、ソレもついでにググッたら、”霞が関一丁目一番地一号”って設定だったんだって。練馬人のワタシから見ると、字面の雰囲気ダケはスゴク似てる様に感じるけど、冷静に考えればやっぱ全然別の場所だわ、こりゃ(笑)。ちなみに現在現実の”霞が関一丁目一番地一号”に建ってるのは公安調査庁の庁舎なんだって、こうして色々とくだらんトリビアが溜まってくなぁー、ネットサーフィンって(笑泣)。今のコドモは、ベンキョーしようと思えば幾らでも効率良く知識を吸収出来ると思いますが、こんなのワタシの子供時代にあったら、さぞや一日中ネット三昧だったコトでしょうね。

 「そう云えば、光丘高校(現在のマイクロ・デポ店舗から徒歩5分、デポ前通りを光ヶ丘公園に向けてただひたすらまっすぐ歩き、ドン突きの左角にあります。何を隠そう、ワタシはこのア○都立高校の極く草創期の出身者であります。)って、ムカシは”光が丘一丁目一番地一号”だったんダヨ、オレが通ってた頃」「ふ~ん、そーなんだ」・・・で、今はどーなってるのかと、これまたググッたら、”東京都練馬区旭町 2-1-5”ってコトになってるらしいです。試みにグーグルストリートビューにしてみたら、なるほど、デポ前通り界隈の風景が出てきます。「ぢゃ、今のマイクロ・デポ、ストリートビューで見てみるとどーなってるかな?」と画面上でデポ前通りを笹目通りに向けて進んでみました。「おお、マイクロ・デポが夏になってる(笑)」・・・顔にモザイクの掛ったウチの三男さんが写ってるわ、店舗前のマセラティ430最終型の中には、当時おそらくナビの取り付け作業に従事していたワタシが居る様です。クワルツォドロミテ色のクアトロポルテエボV6もリフト上に見えてますね。

 ・・・こうして見ると面白いケド、プライバシーもへったくれもありませんな。今の世の中、ワルい事はホント出来ないものです。

 それじゃー、また来週!今週も常勤&非常勤コメンテーターの皆さん、日々年度末の御多忙でおツカれのところ、暖かいコメントの数々をホントに有難うございましたぁー!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2014年3月21日 (金)

”文豪”Rたろう様の、私小説(?:笑)まとめサイト:②

 はい、こんばんは!本日の午前中は、昨日記事の最後の写真にありますホーンスイッチ裏を固めたパテにあれこれと削り彫刻(笑)を加えまして、ステアリングパッド内に収まる様に加工作業、一気に組み立てを完成させました。その後はクルマをアッチに持っていったりコッチに持っていったりと近所を徘徊してたのですが、御彼岸もまっただ中なダケあって、ドコも普段とは違うクルマの量でしたね。そのような中で本日予定時間通りに御来店くださいました、「世田谷のYさま」「川崎のTさま」にはホント感謝いたしております。お土産の方も有難うございました!

 思えば本日はそうでなくてもコメント欄が盛り上がりにくい金曜日の夜なのですが、おまけに御彼岸ガラみの三連休初日とキタもんだ。で、どうせこんなブログはダレも見てないだろうと思うので(笑)、ソレでも全国に三人様くらいはいらっしゃるであろう”続き”を待つファン(?)の方々のためにダケそっとお届けする「大分の文豪(Rたろう先生)作、”まともな方の”小説←いまだ、題名は無し」を二週間ぶりにまとめておきました。コレで文豪様のモチベーションもアップするコトでしょうから、見事なシメを我々凡人に見せつけて頂きたいモノではあります。まずは、この小説の初めから読みたい方のために以下のリンクを御用意いたしましたが、同じドクター小説家でも渡辺○一先生の疑似エ○小説(笑)的なモノを期待いたしますと、”ヒザかっくん”となります。あくまでも、正しいエンスージアストの生きざまを活写した内容となっておりまして、クルマずきなら、少々感動してしまうかも知れません(ホントか?:笑)。食わず嫌いをなさらずにお楽しみくださいますよう。

 (前回までのストーリー)”文豪”Rたろう様の、私小説(?:笑)まとめサイト:①

 ここから、その続きデス。では、どうぞ。

 ・・・

 ・・・

 ・・・

 「なあ、クリス坊、こいつが出来上がったらお前どうすんだ?」
 「まだ考えてねえ」
 「その事なんだがな、俺もステファンさんもこいつを譲って欲しい相手がいるのさ」
 「えっ、それってどういう意味なんだよ。死んだ奴には売れないぜ」
 「バカ野郎、そんなこたあわかってるさ。そうじゃなくて、今生きてるある人に、俺もステファンさんもこいつを譲って欲しいって思ってんのさ」
 「ちょっと待ってくれよ、親父。どういう事なんだ?そいつに会ったことあんのか?」
 「いや。俺もステファンさんもない」
 「えっ?」
 「ないけど、俺たちにはわかるんだ。そいつがふさわしい奴だってな」
 「どんな人なんだ?」
 「いや、実はよくわからない。わからないが、たった一人、そういう人がいるってことはわかってる。きっともうじきお前の前に現れるんじゃないかな?」
 「本当かよ?」
 「実はそれもよくわからん」
 「でもね、クリスさん、あなたにはきっとその人がわかります。誰がこの541を見に来ようと、あなたには見分けがちゃんとつくはずです」
 ステファンさんは、541に優しく寄り添い、滑らかなルーフをなぜていた。
 「一体誰がそんなことをあなたや親父に伝えたんですか?」
 「541さ」
 「はあ…、本当にわかるんですか?」
 「そうらしいね」
 まったくはっきりしない、すっきりしない話だ。おれは、努めてこの事は現実じゃない、夢を見てるんだと思おうとした。じゃなきゃおかしくなりそうだった。死んだはずの親父は全く以前の親父そのもので、手を取ったり、触られたりしても全くリアルな感触なんだ。ステファンさんにしても、生きてる実体としか思えない。ミートパイは紛れもなく母さんの味だったし、誰が入れたかはわかんないけど、食後のお茶は思わずお代わりをしたほどさ。
でもな、リアルすぎてリアルじゃないっていうか…なんか現実感がなかったな。そして…俺は親父にちゃんと言いたかったこと、何にも言えなかったんだ。なんせ、最後がああだったろう、俺は思わずクソ親父って言っちまったんだよ。でもよ、本当は、いろんなこと、ありがとうって言いたかったんだ。ゆっくりと休んでくれよって言いたかったんだ。だから、ゆうべも心の中で俺はありがとうっていつ言おう、いつ言おうってずっと思ってたんだ。言えなかったよ、最後まで。
 俺は腹一杯になってすっかり眠くなっちまってな、ソファに横になった。するとステファンさんと親父が傍に来て、にこにこ笑っておれの方を見てるんだ。親父は、
 「じゃあな、クリス坊。お前のことは全部わかってるさ。ありがとよ。また会おうぜ」
 「あなたにお会いできてよかったです、クリスさん。出来上がりを楽しみに待ってますよ」
俺もなんか言いたかったけど、でも何だかすぐに目を開けてられなくなっちまったのさ。目を閉じる寸前、541がにっこりと笑ってるような、いやいや、それこそ見間違いだな。そしてお前に起こされたのさ。
 「そりゃあいい夢を見ましたね」
 「なんだ、お前信じてねえのか?」
 「当たり前でしょ。誰がそんなこと信じるんですか」
 「まあ、そうだな。この部屋も変わってねえし。そうか、やっぱありゃ夢か」
 「そうですよ」
 「夢でもよかったぜ。親父にもう一度会えたからな、あのクソ親父め」

 それから数か月して"Classic & Sports Car Magazine"に写真とともに小さく記事が載った。

 ’ヨークシャー郊外の、戦前モデルのレストアで有名なBritish Green Carsのクリスバーネットが、1959年製の541Rを再生しました。彼としては全く珍しい選択でしたが、仕上がりは惚れ惚れとするような美しさです。すべてオリジナルパーツ、あるいはクリスが制作したパーツを用いてレストアされ、当時以上のスペックだそうです。このニュースは、JENSEN OWNERS' CLUBのクラブマガジンを通じてクラブメンバーに知らされ、わざわざ遠くから見に来る人が絶えないということです。今のところこの541Rを手に入れることの出来た幸運な紳士はいません。というのも、クリスは誰にも売ろうとしないのです…’

 その後はクリスの許に世界中からオファーが来た。見に来る購入希望者も、以前にもまして多くなった。しかしクリスは決して首を縦に振ろうとはしなかった。

 私は本当のレディにしてもらったわ。塗装もメッキも、革も全て生まれたてのようにきれいになったわ。みんな私を見て溜息をもらすの。なんて気高い車なんだって言ってくれるわ。恥ずかしいくらいよ。中に座ってさらにみんなは驚くの。ダッシュやシートは、アンディが精魂込めて作ってくれたわ。いえ、生まれ変わらせてくれたわ。ステッチの色は悩みの種だったの。でも、彼が奥様に相談して、ステッチの色はルーフと同じえんじ色になったわ。うん、こっちのほうが絶対にいい。ありがとう、アンディ。エンジンは最高よ。私が言うのもちょっと恥ずかしいんですけど、でもはっきりと言うわ。何よりも最高!吹け上がり、音、ステファンさんにはちょっと申し訳ないけど、きっとあの頃よりいいわ。バルブもきっちりと揃ってるの。ミッションにはあやふやなところは髪の毛ほどもないわ。
 そして…私は待ってるの。あの人を。きっと私のパートナーだわ。名前もわからない。ジャケットの内側に”H.I."って刺繍があった。あれは彼のイニシャルかしら?でも私はあせってない。だって、きっと来る、私の許に必ずいらっしゃるってわかるから。私はここにいるわ。早く見つけてください。ここにいるわ。

 一体俺はどうしちまったんだ?
 541は出来上がった。我ながらいい出来だ。欲しいって奴もたくさん来てる。中には信じられない金額を言ってくる奴もいる。ガバーデイルさんはアストンと同じだけ出そうと言ってきた。いくらなんでもそんなことは出来ねえから、丁重にお断りしたが…
なんで俺は売りたくねえんだ?
どうしても売る気にならねえ。なんかが邪魔してる気がする。541?まさかな。でも、俺は買い手が来るたび、541に心の中で話しかけている。おい、こいつはどうだ?行くか?って。認めたかあねえが、はっきりわかるんだよ、NOって。
 これって一体何なんだ?
 ラゴンダに取り掛かってんのに、ちっとも気持ちが乗らねえ。しばらく休んだ方がいいのか?アンディも休みましょうって言ってくれてる…まったく、こんなことは初めてだぜ。

 「クリスさん、親方!」
 「なんだよ?」
 「また日本からメールが来てますよ」
 「それが一体どうしたってんだ?前は…どれくらい前だっけ?」
 「え~と、まあ数か月前です」
 「ああ、そうか。それでなんだって?」
 「え~と…」

Dear British Green Cars
This is Mr. ITO writing to you for the second time, hoping my English had improved since.
Resent news given from “JENSEN Owners' club” tells me your restoration work undergoing to the 541R had nearly accomplished.
I can not wait to see the job you had made, thus I’m planning to visit your workshop soon.
Please acknowledge my wish and hope to have your confirmation by return at your convenience.
My best regards.

Hiroaki Ito

 「えっと、何かい、じゃあここまで来るってんだな?」
 「そうらしいですよ」
 「そりゃ遠い所から御苦労なこった。でも、無駄足になるだけだけどな」
 「クリスさんは、全く売る気はないんですか?」
 「今のところはな。そいつが日本から来ようが、地の果てから来ようが、別に売る気はないな。というか、売る気持ちにならねえんだよ。」
 「どうしてですか?」
 「そんなこたぁわかんねえよ。アンディ、お前は俺に売ってほしいのか?」
 「売る、売らないは親方の勝手ですが、そいつの決着をつけてもらわないと、ラゴンダが進まないなぁと思いましたが…」
 「うるさい、アンディ、俺はちゃんとやるさ」

 エンジンのヘッドを降ろしたが、その後は全く作業が進まなかった。アンディは、黙って内装の再生に取り掛かっていた。そのうち、クリスも言い訳めいたことすら言わなくなった。
工房に顔を出すことも減り、クリスは自分を持て余していた。家にいてもすることはないので、亡くなって以来そのままになっていた父親の遺品の整理を少しづつ始めた。実は、父親の部屋で何度か父親に話しかけたり、ついには助けを求めたりしたのだが、あれ以来父親が出現してくれることはなかった。
 服などはもう用はないので捨てるため袋に詰めたが、困ったのは膨大なノートであった。多くは作物などの生育などに関するノートだったが、クリスは自分の父親がこんなにまめに書き記していたことなど知らなかった。非常に驚いたが、こんな事すら知らなかったのかと、ため息をついた。簡単に捨てられなくなった。
 ある日、積み重ねられたノートの間に、革表紙の手帳があることに気付いた。バリバリにページがくっついていたが、慎重にはがしてみると、大戦中の父親の若き日々が細かにつづられていた。粗野で粗暴で、大麦を作ることしか興味がないと思っていた父親が、実は非常に細やかな青年だったことに気付かされた。
 まかないの女性が作る料理を食べながら、その手帳を少しづつ読んでいった。たいていは、日本軍がいかに強力か、また、この戦争がいかに不条理かという事を書いていたが、最後の方に、当時父親が従軍していたオーストラリア戦線のことが書いてあった。

9月28日
 リマウ作戦は10月10日決行と決まった。この作戦が成功すれば、オーストラリア、ニュージーランドにおける日本軍は、ほぼ無力となるだろう。このばかばかしい戦争も終わりに近づいてくれる・・・・

10月9日
 明日は決行の日だ。リマウの日だ。憎い日本兵に死を!! 日本軍に滅びのうたを!!

12月10日
 生き残ったのは俺一人。みんな死んでいった。ああ、なんて皮肉なんだ。この俺は日本兵に助けられた…
シンガポール湾に侵入した俺たちは、日本軍に見つかった。銃撃戦で俺は腕と胸に弾をくらって海に落ちた。そこから意識がなくなったが、俺は湾内のどこかに打ち上げられた。そこでも日本兵に見つかった。俺は縛りあげられ、無理やり歩かされた。日本軍の基地に連行するためだ。
 驚いたことに、この日本兵は英語が喋れ、自分のことを農学者だと言った。名前はケイタロウ・イトウ。こっちが大麦を作っている農夫だとわかると、うれしそうな顔になり、いろいろなことを質問してきた。ヨーロッパの大麦の生育についてだとか、収穫後はまたすぐに種を撒くのかなんかについてだ。ケイタロウは、日本とヨーロッパの違いに驚いていた。
何日もジャングルを歩き、共に食い、共に眠ると、俺たちには友情のようなものが芽生えてきた。俺は、気を許したことはなかったが、いいやつだという事はわかった。
ある日、俺が寝ていると、ケイタロウがあわてて隠れろと言った。俺はそっと転がり、茂みの中に隠れた。誰かが近づく音がして、ケイタロウが緊張した声で何かを話していた。日本兵が来たことに間違いなかった。俺はすっかり諦めて、捕まることを覚悟した。でも、俺は捕まらなかった。ケイタロウが俺のことを隠したのだった。辺りが静かになると、俺が隠れている茂みにケイタロウがやって来た。もうこうなった以上、ケイタロウは俺を基地に連れて行けないし、一緒にいることも出来ないと告げた。俺は最悪のことを考えて目をつぶった。するとケイタロウはナイフで俺の縄を切った。そして、ケイタロウは俺に、少しだったが農業や英国のことを話せてよかった、もう少し話していたかったがそうもいかない。基地は東の方にある。だから西の方に行けと言った。俺は戸惑っていたし、突然得た自由に驚いていた。ケイタロウは笑いながら、こんな時代じゃなかったら、俺たちはきっと友になれただろう、もし大戦が終わって、再び会えることが出来たら、二人で乾杯しようと言ってくれた。
俺はジャングルをさらにさまよい、友軍の駐屯地にたどりついた。そこで俺は仲間たちがみんな死んだか捕まったことを聞いた。野戦病院で何日も熱を出し、俺は生死の淵をさまよった。ケイタロウの後ろ姿を夢に見たこともあった。故郷の草原も夢に見た。やっと死の淵を脱した俺は、イギリスに送還されることになり、昨日ブリスベンに戻ってきた。明後日、イギリスに帰る。

 そのあとは余り記述はなかったが、最後の方に、ケイタロウ・イトウ、1945年戦死とだけ書いてあった。
 クリスは、表紙をきれいに拭いて、父の使っていたデスクの引き出しにその手帳をしまった。

 私の中をゆるやかに時が過ぎていく。

 私をたくさんの人が見に来てくれたけど、でもいなかった。私が待っている人は別の人だわ。私にはわかる。でもどんな人?あの東洋人?私はこのままここにいることになっても構わないわ。クリスさんやアンディさんも時々私を外に連れ出してくれる。風を感じさせてくれる。緑が眩しい季節にアスファルトを思いっきり走るって、なんて気持ちのいいことなの。時々ジーゼルカートとも競争するのよ。あの人たちの言葉は訛りが強くて余り分からないんだけど、でもとても気のいいジーゼルカーだっていう事はわかるわ。「よう、お嬢さん、きれいだね。ご機嫌いかがかな?」なんて言うのよ。私はちょっとツンとするけど、すぐに「気持ちいい日ね!」って返すの。するとジーゼルカーは、大きく汽笛を鳴らしてくれるのよ。
気になるのは、クリスさんは余りお仕事が進んでいなさそうだって事。アンディさんもなんだか元気がない。この間まで私がいた作業台に乗せられたラゴンダなんか不満ばっかり言ってるわ。大きなレースだかショウに出るはずだったのに、このままでは間に合わないって言ってるわ。裏庭で動かないままほって置かれた事なんかないんでしょう。辛抱なさい。私は、長い時を屋根のない裏庭で過ごしたわ。俺は貴重な車だから偉いんだみたいに言ってるけど、お生憎さま、私だって兄弟は193台しかいないわ。それが50人だろうが10人だろうがなんだって言うの?関係ないわ。大切なのは、所有してくれる人がどれだけ愛しんでくれるかよ。
 クリスさんが来たわ。あらあら、今日はいつにも増して元気がないわ。どうしたのかしら?

 さっき、アンディの奴が言ってきた。前からメールをくれていた日本人がエセックスの駅に着いたって電話があったらしい。会う気もあんまりねえんだが、JENSEN Owners’ clubの会長からの手紙を持ってるとなれば会わねえわけにはいかねえな。ああ、日本人なんかに会うのは初めてだな。まさか頭の真ん中を剃って後ろの毛を束ねてるってこたあねえだろうが。日本人なんかに541が分かんのか?あいつらが作ってる車は、トヨタ、ダットサン、マヅダ…どれも、な。
 おお、今日はいつもより調子がいいな。吹け上がりが軽いぞ。いい音してるぞ。今日はどうしたっていうんだ?すごくいいな。戦後の車なんか余り興味はなかったが、こうしてみるとなかなかいいじゃないか。このまま大陸横断してもいいくらいだ。それにしてもなんて気持ちのいい日だ。6月にこういう日はめったにないぜ。よっしゃ、もうひと走りするか。

 「タツヒコ、もうすぐだな」
 「そうだな。それにしても田舎としか言いようがないな。行けどもいけども草原ばっかりだな。こんなところに本当にあるのか?」
 「ちゃんと運転手はわかったと言ったんだろ?じゃあ、間違いないよ」
 「まあ、そうだけど。ところで、ヒロは何でその車がいいんだ?そいつを聞いてなかったな。クラシックカーなら、こんなところに来なくても日本にもいろいろあるだろ?」
 「いやな、前にも言ったろ?俺も何でこの車に執着してしまうんだか、よくわからん。わからんが、これじゃないとだめだって気がするんだ。541を知ったのは去年、なんかの雑誌を見てた時なんだけど、そこからJENSENのホームページで見て、何か感じたんだな。そのうち夢に出てくるようになったんだ。夢だぜ、いくらなんでも変だろ?実車を一度も見たことねえのに。おまけに、夢におじいちゃんも出てくんだよ。何だかよくわからんが、ついふらふらっとオーナーズクラブにはいっちまってな…」
 「まったく話の脈絡が合ってないんですけど」
 「うん、わかってるけどさあ、よくわからん。とにかく、541って車が気になってきてな。オーナーズクラブのフォーラムに売り物とかあったら教えて下さいって掲示したら、この車のことについてインフォメーションがあってさ…」
 「それでこのイギリスのド田舎を走ってるわけだ」
 「俺の英語はとても使えたもんじゃないから、タツヒコについて来てもらったんだけど、良かったよ、ありがとよ。会長の手紙も何が書いてんだか解読するのにすごい時間かかったからなぁ」
 「でも車屋はいい返事じゃなかったんだろ?」
 「来るならどうぞ、でも無駄足になりますよって返事だった」
 「お前もものずきだなぁ」
 「まあ、イギリスって行ったことなかったしな、一度は行ってみたいって思ってな。とにかく、この541が気になってな。送ってもらった写真を見て惚れちまった。すごいきれいじゃないか。見るだけでもいいって思ったんだよ。それにしても昨日の食事は不味かったなあ」
 「そりゃお前がケチるからだよ。ちゃんとしたお金出せばさすがに美味いもんが食べれるぜ」
 「世界共通か」
 「そういう事。おっ、そろそろ着くんじゃないか。なんかあるぜ」
 「おお、きっとここだ。ほら、旧い車ばっかだ。それにしても、なんちゅうか、イギリスっぽいなあ」
 「なかなか雰囲気あるじゃないか」
 「ああ、ついに御対面か。う~、ドキドキしてきた」

 私がBritish Green Carsに戻った時、ちょうどタクシーから二人の東洋人がおりて来るところだったわ。一人は背の高い見たことがない人、もう一人まさに夢に出てきていた人だった。実際に初めて見る人なのに、何故かちょっと懐かしい感じのする人だった。その人は、私を見つけて目を見開き、大きく口をあけて何か叫んでいたわ。何だかその人が子供のように見えて、私は思わずクスッて笑ってしまったの。
 そして私は爆発したの。心の中、エンジンの中、あらゆるところで喜びが弾けていて、どうにも止まらなかったの。クリスさんはブレーキを踏んでいたけど、私は止まらず、その人のすぐそばまで行った。背の高い人もクリスさんもちょっとびっくりしていたけど、その人はちっとも驚いていなかった。ゆっくり私の前にかがんで、手を伸ばしフロントノーズに触れた。その時私には、はっきりとわかった。やっと来てくれたんだなって。ようこそ、私の許にって。

 クリスは驚いていた。

 541が自分が止めようと思っていたところより3、4m先に止まったことにも驚いたが、こっちを向いて何かを叫んでいるように見えた東洋人が、すぐ足もとに541が止まったことに少しも驚かず、かがみこみ、541のノーズを触れたその姿に我知らず心を打たれた自分に驚いていた。まるで一枚の絵のように、しっくりとおさまっていた。
 しばらく声をかけられずにいたが、はっと気が付き、
 「これは失礼いたしました。私はBritish Green Carsのクリス・バーネットです。ようこそいらっしゃいました。東京からの方ですね」
 「こんにちは、クリスさん。私はタツヒコ・イシカワです。こっちがヒロアキ・イトウです。おいヒロ、ご主人のクリスさんだぞ」
 背の高いイシカワはきれいな英語であいさつした。ちっちゃい方は聞こえているのかいないのか、541に静かに手を置いている。ん?イトウ?どっかで聞いたかな?
イトウはイシカワに促されると、あせったように立ち上がり、
 「こんにちは。初めまして。お会い出来て光栄です。私は日本の九州から来たイトウです。今日はとても素晴らしい日です」

 こいつの英語はかなりブロークンで、発音もなってない。おまけに声が小さい。おどおどしているのか?さっきの静かな佇まいとの差はなんなんだ?でも、どこか憎めない風情だな。

 「さあ、中に入りませんか?遠くを旅して疲れたでしょう?まずはお茶でもいかがかな?それともスコッチでも?」
 「ありがとうございます、お茶をいただきます。ヒロ、中でお茶でもって言ってるぞ。行こう」
 「タツヒコ、おい、見たか、凄いぞこの車は。なんてきれいなんだ。優雅だ。写真の100倍はいいぞ。まるで俺を待ってたように感じねえか?」
 「いや、全然」
 「ああ、おまえにはわかんねえのか?まるで足許に駆け寄ってくるワンちゃんみたいだったろ?俺を待ってたんだよ、絶対」
 「そぉか?まあいいから早く中に入れ。俺はのどが渇いたんだ」
 「ほら、車ってのは出会いなんだ。第一印象で決まるんだ。ひっくり返してじっくり見るなんて全く必要ない。初めて見たその時の印象がすべてなんだ。俺はその時の判断を後悔したことなんかないぞ。この541は俺を待ってた。絶対そう言い切れる」
 「分かったから早く中にはいれ!」

 この日本人はごちゃごちゃ何かを言っていた。何を話してんだ?でも大体想像はつくな。541の素晴らしさに驚いているんだろう。ちっちゃい方はちょっと興奮している。日本人ってのは初めて見るけど、写真なんかで見るのと全然違うな。見た目は似てるのに、中国人とも全然違うぞ。

 「おい、アンディ、541を中に入れといてくれ」
 「あっ、来たんですね。お茶、淹れましょうか?」
 「いや、いいよ。俺が入れる」
 「イエッスサー」
 イシカワは部屋の入り口近くに立っていたが、イトウは飾っている写真を興味深そうに、いや、嬉しそうに見ていた。いちいち何か言っている。
 「さあ、そこのソファにお座りください。イトウさんは何を言っているのかな?」
 「彼にはこの写真が全部わかるらしいですよ。これは歴代のル・マン優勝車らしいですね。特に戦前のものは全部網羅していると言っています」
 「驚いた。これはイギリス人でもちゃんとわからないのに」
 「彼はマニアですからね。いや、というよりも車がとても好きなんですよ」
クリスはお茶を淹れるために立ち上がり、部屋を出た。キッチンでアンディが待っていた。
 「どうですか?あの日本人は?」
 「一人は紳士なんだが、ちっちゃい方は、なんか…変な奴だな」
 「その紳士が例のヒロアキですか?」
 「いや、変な方だ」
 クリスは変と言いつつ、別に嫌がっていなかった。むしろ親しみを抱き始めていた。心を込めてお茶を淹れた。

 ・・・

 ・・・

 ・・・

 それじゃー、また明日!(とは、申しましても、小説の続きではありません、たぶん:笑)

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月20日 (木)

エアホーンスイッチの問題点を対策

 はい、こんばんは!三寒四温とはよく云ったモノで、今日は殊のほか寒く感じたなァ、とくに夜になったら。明日から世間では”さんれんきゅ~”らしいのですが、んなこたぁマッタク関係無く、ワタシの”弩涛の千本ノック状態”はまだまだ続くのであった。ファイト、オー!ふぁいと、おぉ~!!

20140320012014032002 ・・・と云うワケで、本日も昨日に引き続き、マセラティクアトロポルテⅣ前期型(横浜のHさま号)の”納車前仕上げ”の過程、そのごく一部をダケを抽出してお届けする”本ネタ小ネタ”であります。

 昨日の夕方、すべての電気回り装備品を動作チェックし終え、本日は終日エンジン回りの最終チェックと内装の皮革部クリーニング、そして各部ウェザーストリップの調整&修復作業などを”巣籠もり状態”で行っておりましたが、夕方になって「あー、そう云えば、アレもやっとかなくちゃ」と思い立ち、運転席エアバッグ本体をはずして、ステアリング左右に装着されているホーンスイッチのチェック&対策を行いました。

20140320032014032004 あー、ハズしてみてホントに良かったわぁ。左側スイッチは接点の付いている樹脂の土台にクラックが入り、今まさにヌケる寸前の状態。一方の右側スイッチは既にズッポ抜けてました。昨日の夕方行ったホーンスイッチの動作チェックでは右も左もサワヤカにフィアム製二連エアホーンを鳴動させておりましたんで、右側スイッチはその時スイッチを押したのを最後にクラックが広がり、一気に底が抜けたモノと思われます。ここの画像のそれぞれが左側と右側のスイッチです。このスイッチはそもそもフィアットプント用か何かのモノの樹脂表面に、些か強引に薄い一枚の本革をチマチマと立体的に張り付けてあるシロモノです。とにかく、”どこまでも本革を張り巡らしたい”と云う本能の赴くままに作ってしまいましたと云った感じの、”これぞマセラティ!”との面目躍如たる素晴らしいコダワリ(?)には、とりあえず感服いたします。フェラーリ期のエボルツィオーネ系クアトロポルテⅣからは残念ながら省かれてしまった芸風(笑)です。

20140320052014032006 このホーンスイッチの対策バナシは相当な過去にも取り上げたコトがあったかと思いますが、この作業行うのは久しぶりだモンな、確かに。

 とあるお客さんのクアトロポルテ、あろうことか夜中にスイッチの底が抜けまして、エアホーンが盛大に(バッテリーが尽きるまで)鳴りっ放しとなってしまい、翌日お住まいのマンション住民の方々に菓子折り持って謝りに行くハメとなった・・・というレジェンド(とりあえずバッテリーのマイナスターミナルをハズしましょうね、そういった場合には:笑泣)をキッカケとして生まれた「なんだかなぁ~」な対策なのです。

 妙にバネが太くて強いのは、表皮が張ってあるスイッチをキチンとツライチになるまで押し戻すためなのだろうと思われますが、実際には”表皮レス”のプントやエボ用のスイッチ本体と同じモノ(通常はもっと細くて復元力の弱いバネが入ってます)を、そのままブッといバネだけ代えて流用してしまったところが経年時に問題となったワケですね。

 ま、だいたい、よりによってあたかもアースが落ちるべく造作した様に、わざわざ抜け落ちるスイッチ接点の背景に、コレまたわざわざステアリングフレームの鉄板剥き出し部分がヒカえちゃっているところなんかも”粋”な計らい(バカ:泣笑)であります。マセラティ車御得意のガムテープを一枚貼って絶縁しておいてくれれば、悪夢の鳴りっ放しに毎夜悩まされるコトも無かろうに。で、コレからそうします(笑)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月19日 (水)

コードはハサんじゃ、いかんヨ。

 はい、こんばんは!あーぁ、本日はちょっと昨日のツカれもどっと出て、歯の噛み合わせもマズいせいか、アタマの中が真っ白モードになっちゃってますんで、小ネタで御免!

20140319012014031902 ・・・今日の”本ネタ小ネタ”はマセラティクアトロポルテⅣ(横浜のHさん号)の納車仕上げ途上で遭遇(笑泣)した集中ロックトラブルのハナシ。

 どういうワケか、右のリアドアのロックノブだけが、施錠はすれども開錠動作の方にはピクリともついてきませんコトが発覚いたしましたので、昨夕方に集中ロックユニットAssyを一旦交換して組みあげてみました。しかしながらコレまたどういうワケか、ぜ~んぜん直りません(大泣)でしたので、本日は午前中から再トライで本格的にバラしてみるコトにいたしましたヨ。

2014031903_22014031904_2 ・・・あー、前にもこういうのあったナと思いだし、早速ウインドーレギュレーターのステー締結ネジを開放してみました。

 すると、そのステーとボディインナースキンの間に無残にもハサまれて皮膜のヤブれたコード類がこうして出てまいりました。コレで集中ロックの不可解な不調もハッキリと原因が特定出来ましたヨ。すべてのコードのダメージ部位を切除して完全に繋ぎ換えましたところ、スッカリ正常動作する様に無事復元出来ました。

 ついでながら、この個体では問題がありませんでしたが、クアトロポルテⅣにおけるリアウインドーレギュレーター破損の代表事例を図示しておきました。エンプラ製のチューブが折れると、通常は接合の仕様もありませんが、熱を加えての熔着や、ワイヤー縛り結合、硬化後に金属質の硬度になる高級エポキシパテなどの機械的復元方法を幾重にも組みあわせて、破損状態に合わせた補修をいたします。本来はAssy交換となってしまうところですが、このあたりの部材は、現在”トンデモはっぷん”価格となっておりますんで、ド根性で直す価値は十二分にありそうですヨ。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月18日 (火)

風も吹き荒れ、春が来た(喜)

 はいはい、♪ゆきがァーとけて、かわにィーなって、ながれてゆきますっ。つくしィーのこが、はずかァーしげに、かおォー出しますっ。もーすぐはァ~るデスねェえ(春と云えばコレ:当然音出ます、注意!)・・・本日の東京は、今朝の天気予報で予想された通りに、午前中から”春一番さん”がやってまいりました。”春一番さん”と申しましても、往年の有名プロレスラー兼政治家のモノマネ一筋芸人さんのコトではありません(ソッチの方を、むしろ知らねーか:笑泣)。

 同じ春の強風でも、南フランスあたりで吹けば”ミストラル”ってなコトになって、マセラティ的にもたいへんヨロシイ名前となるのですが、本邦では”春一番”ってコトになってます。”みすとらる”はボーッとしてるあいだに商標を他社に取られてしまった様ですんで、この際”マセラティ・ハルイチバン”ってのは如何でしょう(・・・ってダメ?やっぱ)。いまや、全世界的にジャポネがクールな存在なんだから、こういうのもアリだと思いますけどね。

 コレに一日中晒されながら屋外で過ごしましたんで、夜になったら耳の中までジンジンいたします。目が開かずに視野が狭くなってるせいか、脳天も三回ブツけて、チョットおりこうさん(のハンタイ)になりました。オモテでの作業をなさる御同輩はさぞやたいへんな想いをされたコトでしょう。

 一方で本日、四国の方では桜も咲いたそうです。いよいよ待ちに待った春もすぐそこにやってまいりました。昨日のコメント欄を見て、そろそろみなさんもマセラティなどで春のドライブと洒落込む季節が到来したコトを感じ、嬉しくなりました。どなた様も安全運転でお楽しみくださいね。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2014年3月17日 (月)

懐かしいヒト、懐かしい場所、懐かしい味

 はい、こんばんは!昨日のコメント欄を拝見いたしますと、日曜日なのに、みなさん体力あるよなぁ~と羨ましいばかり。翻ってワタシらの春の日曜日はポヤヤ~ンと、こんな感じでしたヨ。

20140317012014031702201403170320140317042014031705201403170620140317072014031708 ミッション①:年末以来三カ月ぶりにアタマをバリカン刈りしてもらいに光ヶ丘公園の向こう側にあるいつもの1000円理髪店へ行く(徒歩)。

 ミッション②:実母の練馬の墓所に参る(都営大江戸線で豊島園駅下車→墓参済んで、徒歩で西武池袋線練馬駅へ)。

 ミッション③:義父の所沢の墓所に参る(西武池袋線練馬駅から所沢駅へ西武新宿線に乗り換えて航空公園駅へそこからはバス→墓参済んで、西武新宿線でその先を目指し、本川越駅へ)。

 ミッション④:川越ではいつもの”ツボ押し(痛笑)健康ロード”経由で大正ロマン通りの十一屋肉店に行き、メンチカツ、コロッケ、ハムカツを歩き食い・・・ちなみに昨日のハムカツは絶品でした。メンチちょっとチッチャクなっちゃった様な・・・。ホロ酔いで東武東上線の川越市駅を徒歩で目指す。

 ミッション⑤:イトコのおねーさんの朝霞の墓所に参る(東武東上線川越市駅から朝霞駅へ、そこからはバス→墓参済んで、バスで北朝霞駅を目指し、隣の東武東上線朝霞台駅から成増駅へ)。

 ミッション⑥:(成増駅からバスで土支田交番前下車)・・・昼夜兼用でいつもの炭火焼肉安楽亭に行き、最近開発(笑)した”ボンビーセットC”で精進落とし。

 ミッション⑦:(アパートまでヨレヨレと徒歩で)ようやく帰宅。

 ミッション⑧:(カラダ中が抹香&炭火焼肉臭いので)どうにかシャワー浴びる。

 ミッション⑨:(とりあえず5の付く日は”ゴジラの日”なので土曜日に録れてた)キングコング対ゴジラとモスラ対ゴジラを二連発で見る。

 ミッション⑩:サスガにツカれたので寝るコトとする(笑) 。

 だいたい、たこちゃんズは毎年同じ時期になると判で押した様に同じ行動している(あー、昨年は零戦付きだったんだぁー:笑)よな気がいたします。

 ・・・おかげ様で、今日は朝から絶好調に戻りました(喜)!で、朝の6時半から現場仕事を日没までヤリ続けたら・・・あー、やっぱツカれたので寝る(笑泣) 。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2014年3月15日 (土)

本日は、お約束のコレ(笑)

 はい、こんばんは!本日は、朝もハヨからヘンな姿勢での作業を日没までやってたんですが、昼メシ食べに事務所に戻り、整備納車のお客さんと談笑してたら、いきなり立ち上がれなくなって、十五分ほどデポ階段の手摺りにおサルの様にぶら下がり”パッキン、ペッキン、グッキン”っとカラダの各部を自らのチカラで調整するコトに成功し奇跡的に蘇生(笑)、なんとか本格的なギックリ腰の難からはどうにか逃れるコトが出来ました。ふぅ~あぶないところだったわぁ。

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 ・・・とは申しましても、本調子には戻っておりませんモノで、とても長時間のブログ書きには耐えられそうもありません。ホントは本日予定していた”写真30枚付きの本ネタ”があったんですが、今日は二日連続の小ネタ繋がりでユルしてください。

 先日の当ブログでとりあげました、懐かしの原宿ドッグ(チーズドッグ)の雰囲気を今に伝えるニチレイのチーズワッフルが帰宅したワタシを待ち受けておりましたんで、お約束通りに早速御案内申し上げる次第。とりあえず、チンして食べてみました。コレがねぇー、結構ウマいんですヨ。往年のビミョー(な不味)さを味わいたかった身といたしましては、却っていよいよビミョーな気分でありますが、フツーにウマかったです、ハイ。コドモの頃に食べたチーズドッグってもっと臭かったように思います、色んな意味で(笑)。当時、池袋駅地下の構内に”充満”してたアノにほひを想像してたんだけどなぁー。

 ともあれ、明日は当時コレを喰わせてくれたイトコのおねーさんの墓所を含めて、墓参り3連発の予定。年末から伸ばしっぱなしでボーボーの髪にもバリカンあててもらおうと画策しておりやす。・・・ソレにしても、コシが逝き果てなくてヨカッタわぁー、皆さんも御自愛ください。寒暖差の激しい気候が訪れる今の時分こそがアブナイんです。「ボクなんか大丈夫だモンねぇ~」と余裕をブチかましているコシに持病の無いと思っているアナタ、いきなり来るんですから、本当に(一回来たらオシマイよ:泣笑)。

 それじゃー、また来週!今週もたくさんのコメントを有難うございましたぁー!!

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2014年3月14日 (金)

オレがこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー

 ♪く~もーとい~っしょぉにアノ山こぉえ~てー(アーソレソレ←白木みのるサンの合いの手)行けばぁ街道はぁ日本晴れぇ~・・・以下省略・・・あ、ちゃんちき、ちゃかちゃかちゃ(すっぽこぽっこぽ)、じゃん(分かるヒトだけ分かってください:トシあるね:泣笑)。

20140314012014031402 思えば、今は亡き藤田まことサンは歌もウマかったなぁ(さすがに、当時ウマとあだ名されてたダケあって:笑)。・・・と云うワケで、昭和40年以降生まれの方々には何がナニやらまったく理解不能の本日のネタ。大阪発、懐かしのテレビ(ある意味ミュージカル:笑)バラエティー番組”てなもんや三度笠”&同番組と分かちがたく結びついた、一社提供スポンサー前田製菓の伝統的クラッカーのハナシでありますヨ。今晩アパートに帰ってきたら、「今日、スーパーにコレ売ってたから買ってきてみたよぉー」とのコトだったんで、早速ブログねたに抜擢(笑)。そのまんま発泡酒のツマミにと食してみました。結構プレーンな懐かしソーダクラッカーのお味でクセになりそう。クリームチーズとかスモークサーモン、イクラやキャビア(!)などを載せて食べれば相当イケる感じで、保存食にも好適ですネ。

20140314032014031404 ここのところ、なぜか当ブログ内だけで大評判(笑)のアメリカンドッグを今日も懲りずに買ってかえりましたので、コチラの方もついでにアペリティフにしたら、本メシの前に結構ハラがいっぱいになっちゃった。

 お若い方々のために、本日の表題の由来であったセリフが出てくる、この”てなもんや三度笠”冒頭の生コマーシャルと幕間のCMフィルムを今に伝える極めて貴重なYoutube動画がありましたんで、ここにリンク付けておきましょう。以下、二本とも音出ます、注意ですヨ。

 Maeda's Cracker CM  

 よいこの前田製菓のCM 1967

 ワタシがごくコドモの頃の、日曜日の夕方から夜に掛けてのお茶の間風景が今も思い浮かびます。

 それじゃー、また明日!花金の夜、ごゆっくりお過ごしくださいネ。

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2014年3月13日 (木)

なんか、カルシウムでも足りないのかな?

 はい、こんばんは!今日の東京は、途中から必ず雨になるとの予報。朝もハヨから勇んで出勤、マセラティクアトロポルテⅣのヒーターケース降ろしをなんとか雨が降って来る前にやり遂げました(この後のハナシは仕込んであるケド、また別の日に:笑)。

 さすがに、朝7時から夜7時までソンキョの姿勢でのシゴトを続けますと、精も根も尽き果てようと云うモノです。帰りがけには、タバコを買うついでにいつものコンビニでコロッケとアメリカンドッグ(またか:笑)を購入。

 ハラも極限まで空いておりましたんで、「さあさ、喰おう!」とまずはアメリカンドッグをガブリで安い発泡酒をキュ~、ぷっはー美味い!続いてコロッケをガブッ!「ん?んんっ??・・・なんじゃコレ」違和感の原因はあろうことか髪の毛でしたあー・・・って、いいかげんにシロ(怒泣)。ソレを買ったコンビニのレジねーちゃんにも、今さらながらにハラがたつ。”のど飴とタバコ”と”アメリカンドッグとコロッケ”のカップリングで「フクロ、お分けいたしますか?」と問う。「フツー、分けるよね」とワタシ。レジ袋くらいケチるなよー、1000円以上も買ってるんだから。だいたい、毎日タバコを買いに行ってるのに、毎度「年齢確認ボタンを押してください」っと強制されるのも、返す返すもハラがたって仕方が無い。「オレはオトナダブルスコア+10才だぞ!!」と叫びたくなる。そんな感覚だから、髪の毛なんかイレちゃうんだよ!!!喰いモンの恨みは恐ろしいぞ!!!!

 なんだか、マレーシアの航空機は未だに行方が知れないし、憂鬱な天候のせいもあって、いちいちがモドかしく、無性にイライラといたします。

 ・・・とどめに、このニュース見て、海に向かって叫びたくなりました。悪かったな、どーせオレはガラケーだよ、ガラケー(笑泣)!!こーなったら、とことんブッ壊れるまでガラケーにコダワッテやるからな。だいたい中学生以下なんぞにゃ携帯電話なんか禁止ぢゃー!!稼ぎも無いスネかじりのくせに携帯電話を持つなど笑止千万!!!そう云えば、ウインドウズXPもいよいよサポート終了なんだってヨ。ああ、コレはなんとかクリアしてるケド、なんかイラつくなぁー、この商法にも。トシあるねのせいなのか、カルシウム不足のせいなのか・・・かくなる上はメザシ丸かぶり&牛乳2リットル一気飲みだぁー!!!

 ・・・あー、ちょっとスッキリしたわぁ(笑)。

 それじゃー、また明日!

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2014年3月12日 (水)

結局、ダッシュボードを降ろしたり、メインECUをバラしたり・・・

 はい、こんばんは!昨日までとは打って変わって、今日の東京練馬は小春日和で風もほとんど吹かずに、なんとも快適な一日となりました。北陸地方では春一番が吹いたとのコト、富山では15.8度だったって。ホントに春がこのままやってくると嬉しいんですが、東京の天気予報では明日は雨なんだそうで、コレはイカンな、あーあ。

 本日は「世田谷のY」さん(いつもお土産を有難うございま~す!)が久しぶりに超絶マセラティギブリカップで御来店、懸案だったエンジンオイル交換をさせて頂きました。続いて午後の夕方前からは、日曜日に横浜八景島方面に行ってたらLLCがいきなりダダ漏れしてしまった「文京区のT」さんマセラティ430前期型がドナドナ陸送(笑泣)で到着。新車時から一度も交換歴の無かったターボ方面への冷却水ホースが”パクッ”と折れる様に断裂しておりましたので、速攻で交換、LLC注入&エアーブリード、ついでにラジエターサブタンク&キャップも交換。幸いなコトにシリンダーヘッドのガスケット抜けなども無く、アッと云う間に完治いたしました。ちなみに、このクルマ、当店が納めてから15年経過した最古参のビトルボマセラティですからネ(いちおうは、云っとかないと:笑)。

20140312012014031202 ・・・とりあえずワタシの方は、晴天無風の日には、元気良くダッシュボードを降ろすに限る(なんで?:笑)んで、屋外での作業に従事。

 マセラティクアトロポルテⅣ(世田谷のSさん号)のダッシュボード降ろし作業とインダッシュHDDナビの配線取り回し&ETCの配線取り回しとバックカメラの配線取り回し・・・って取り回してばっかり(笑)ですが。まぁ、色々なモンを内装トリムの裏側に隠して配線したりいたしますんで、ダッシュボードを降ろす作業と同時に行うのが、やっぱり合理的なのであります。はずしたダッシュボードはエッチラオッチラと担いで運びましたヨ。

20140312032014031204 このたびは、HUD(ヘッドアップディスプレイ)ユニットまでをもフル装備したナビコンポーネントと、同銘柄のETCユニットが持ち込まれておりますんで、内装がバラバラになってる間に各部の寸法の取り合いなどを確認しつつ作業を進めております。元々、旧っる~いインダッシュモニターのDVDナビが付いているクルマなんで、そちらの配線もアタマの先からオシリ(トランク内)まで撤去しながらの匍匐前進でありんす。トランク内にはDVD本体ユニットとCDチェンジャーがありますので、明日以降にはソレもトラなきゃなりません。

20140312052014031206 左の写真はダッシュボードを降ろす前の助手席足元の状態。まさにカオスって(笑)おります。

 この状態の写真をヨコで”たこヨメ”が見てまして、「このウジャラゲた配線って、ドレが何だか分かってるの?」と申しますんで「うー、とりあえずは分かってるにキマってるでしょ!」と返答しておきました。これから撤去されるハーネスとこれから取り回すハーネスが混在した画像であります。

 一方で右の写真は、マセラティシャマル用のメインコンピューター(ECU)内部。内部はやっぱ相当ややこしいコトになってますが、コチラでもここ一週間悩んでおり、やっぱドコまでも匍匐前進なのであります。・・・あーあ。

 それじゃー、また明日!

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2014年3月11日 (火)

あれから、三度目の3.11

 日常は、時に、一瞬にして非日常となり、そうして生じた非日常の状態が、自らの内部で日常化したと思える様になるには長い時間を要します。自身が住み、日常生活を送る東京周辺では地震や津波による大災害の痕跡を普段目にする事はありませんし、原発事故に関しても、相手が放射線と云う不可視の存在ですから、日々線量計を持ちつつ周辺を計測して周らない限りは実感が湧き難い事象ではあります。

 今朝早く、普段と同じに事務所へと出てきて、壁掛け時計のデジタルカレンダーが”3 11”と無機質に表示しているのを見、「あれから、もう三年なのか」と、そのアラビア数字で表示された日付に特別な意味を感じはすれど、いつも通りに寒い弥生の朝でした。

 テレビのニュース報道を見る限り、あれから三年が経過して、東北地方で津波の猛威を被ったそれぞれの地域では、瓦礫の撤去と整理はそれなりに進んだ模様です。しかしながら、ほとんどの人々は変わらずに仮設住宅に住んでいらっしゃいますし、新天地に新しい住居を得た人々も新たな住宅ローンの返済に追われつつ、慣れない薄給の仕事で糊口をしのいでいる状態であるそうです。その精神的、経済的ダメージたるや如何ばかりであろうかと思えば、一方で、比較的に恵まれた環境で生活をし、仕事に従事出来ているはずの自分自身は、この三年間だらだらと何をやってきたのだろうと自省する事しきりです。

 自らが打ち込んできた、農業、漁業、林業の技術や経験を生かす事なく、他所で未知の業種にいきなり転換せよと齢50も過ぎて云われたら、また自らそれを決断しなければならないとしたら、それは大いにストレスフルで過酷な経験だと思うのです。

 お酒の蔵元やお醤油の醸造元など、伝統的に培われてきた根源的資産たるものが流されてしまったケースでは、再起をするのも本当に知恵と工夫を総動員して御苦労なさった事でありましょう。

 本日の午後は、日没までマセラティクアトロポルテのダッシュボードを降ろしながら、「ああ、今頃の時間だったんだよな」と、あの日、光が丘警察署前で信号待ちしていた折の車中で体験した、いまだ嘗て感じた事無き強い揺れを思い出しておりました。自分は悲しいかな頭も明晰ではなく、生き様の方も不器用で、だいたい一つの事しか追いかけられませんし、時流に乗るのも下手くそであります。そういった按配で、この三年間積極的なボランティア活動や募金活動などにも身を投じる事は出来ていません。せめて、身体と頭脳がどうにか働く限り、また、そのような仕事の結果を楽しみにしてくださる顧客様がいらっしゃる限り、顔をあげて、まっすぐに参ろうと思っております。社会には、それが必要とされて色々な役割をする人々がいらっしゃいます。自分はウインドーレギュレーターを直したり、ダッシュボードを降ろしたり、洗車をしたりするのを、自らの使命と感じております。

 なにか、うまく言い表す事が出来ませんでしたが、東日本に限らず、様々な形で被災され、あるいは苦難に遭遇し、あらゆる形で復興や復帰の努力をし、もはや十二分以上に頑張っているんだけども今一つ結果が顕然としていない人々に向かって、さらに「ガンバロー!」と掛け声を浴びせるのは、酷な気がして・・・。一日も早く、「おしなべて日々の地味な努力が報われ、本来の日常生活が出来る国」の姿を取り戻して欲しいと願うのは自分だけではありますまい。ともあれ、東日本の災厄から三年は経ちましたが、彼も我も、とにかく薄紙を一枚一枚剥がすような匍匐の歩みで前進するのみ。”辛い”と云う字は一本スジを通せば”幸せ”と云う字になると申します。まっすぐスジを通しながらも明るく行きましょう、お互いに。

 それでは、また明日。

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2014年3月10日 (月)

○○ドッグ、三連発!

 はい、こんばん・・・ひょぇ~!ま、とにかく寒い、寒い、さ・む・い!!そんな東京練馬のデポ前路地は北風の通り道。本日は終日、体感的には氷点下だったよなぁ。とにかく”乾かしモン”がまったく乾きません。なんとか亢進させようとヒートガンやバーナーでアブってみたものの、硬化反応そのものにまったく入ってイキません。なんでも、一年前の今日は半袖でも過ごせる様な”夏日”だったんだって・・・信じられなぁ~いワ。

 ともあれ、アパートまでの帰宅途中にはセ○ンイレブンに立ち寄り、明日の分のタバコでも買っておこうと店内に入りますと、ついついレジのヨコにある保温ケースが目にトマり、思わず「あ、その71番を二つとぉー・・・」「(ぐしゅぐしゅとハナを啜りつつ)めみうすぷえみあんめんそーるおぷそんひゃくえすわんをにこですね(メビウス・プレミアム・メンソール・オプション・100エス・ワン二個ですねのハナ声バージョン:笑)?」「(間、髪を入れず)あと、アメリカンドッグをふたつ」「(ぐしゅぐしゅ)ぱっくにいれますか?・・・(ぐしゅぐしゅ)ねんれーかくにんぼたんを押してください」「(イライラしつつ、マスクをしたレジ男のパッキング風景に目を遣ると、アメリカンドッグが三つ入ってる)あ、二つでいいのよ、二つ」「(ぐじゅぐじゅとレジを打ち直し)おかいけいは、せんとはちえん(1008円)です」「・・・(無言でお金を出し直す)」・・・あーストレス溜まるヨ、だいたい食料品扱う店のレジにハナ声のヤツなんか置くなよなぁ。

 それでも、発泡酒片手のアメリカンドッグは結構ウマかったです。なんと申しましょうか、懐かしのお味でササクレたココロもホッコリといたしました。小学生の頃、練馬の区立校ではアメリカンドッグが給食に出たモンなんです。月に一度のこの日はホントに待ち遠しかったよな。風疹とか流行って、大量欠席者が出た時分などには、ワレ先にと給食室へと走ったモノであります(イジこい:笑)。

 次、とりあえず、○○ドッグと云えばハズせないのが、伝統の”ホットドッグ”でありましょう。ムカシはそのヘンでは売って無かったモノでしたが、今じゃマックやドトールで安価に提供されてますね。代々木公園とか駒沢公園とかの駐車場に(なぜか必ず”スバルサンバー”のバンで:笑)売りに来てるクルマがよく停まってました。中学生の頃、田園調布にスーパーカー見に行った帰りがけの駒沢公園では、このホッドドッグ車が、そりゃーもーアコガレで仕方が無かったよな。ハラは減ってるし、いかにもウマそうな匂いが漂ってるし・・・でも、値段は高い(確か400円くらいはしていたと思う、当時の金で)しで、ついに食せたコトは一度もありませんでした。南蛮渡来の(あえて名は秘す:笑)専門店も、カレコレ20年前からありますが、カッタ~イパンのヤツや矢鱈と具がたくさん詰め込んであるタイプのモノは、ワタシの場合には、歯が折れるからヤダ。だいたい喰ってるウチに疲れきる様なモン作るなよな。ホットドッグは普通の全長20センチ弱のロールパンに、普通の豚肉系ソーセージを挟み、普通のケチャップとマスタードを塗ったヤツが結局一番ウマい、とぞ思ひまする。

 小学四年生の頃、今は亡きイトコのおねーさんに些か強引に連れられて、かつて池袋駅の地下にあった「すなっくらんど」と云う立ち食いのフードコートに行き、ソコで初めて食した”原宿ドッグ(チーズドッグ)”なるモノ、その味には驚愕いたしました。今にして思えば、ワッフルを幾重にも折り畳んだ様な喰い物だったんですね。内蔵された”具”がチーズであったところも、ちょっとオトナの味と云った感じで、イトコのおねーさんには「美味しいでしょ?カズ君」と念押しされたけど、コイツには馴染めなかったなぁー。もっとも、オトナもすっかりダブルスコア越え(笑泣)の今現在なら、ようやく美味しいと思える様な気がする。何とか喰ってみたいケド、池袋駅地下の「すなっくらんど」はいまや無いらしい。

 色々調べたら、ニチレイの業務用冷凍食品に現在もラインナップされているらしいです。今度必ずや手に入れて、ここで御報告しようと思っております(しなくて、いい?:泣笑)。またも小ネタで御免!

 それじゃー、また明日!

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2014年3月 8日 (土)

チョコになったハチ公を見て、なぜか銀の鈴を想い出すワタシ

 はい、こんばんは!本日もワタシはほぼ一日中露天シゴトに邁進しておりましたが、もうじき春が来るとは云っても、さすがにまだまだ朝一番のホイール洗いにはキビしいものがあります。土曜日の本日は「町内会のM」さんが久しぶりの御来店、”奈良の銘酒”を有難うございました。あー、「松戸のA」さんのタイヤも無事に到着しておりますヨ(以上、ぎょーむれんらくでしたぁー:笑)

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 ・・・ホイール洗ったり、ウインドーレギュレーター直したり、トランクキャッチ直したり、くっそオモいバッテリーをヤヤこしい場所から積み降ろしたりと一週間の溜まった疲れにトドメを差す(笑泣)よな作業ばかりをヤリ抜いて、先ほどようやくアパートに帰還いたしました。

 「あ~、もう今日はアタマん中、真っ白。”ブログねた”なんかぜーんぜん考えてなかったよぉ~ん」「今日ね、渋谷に行ったら”ヒカリエ”の地下にチョコレートで出来た”ハチ公”が居たから写真撮ってきたよぉー。ソレでも書く?」「(即座に)あー、書く書く」・・・で、本日のお題はコレと相成りました。「チョコレート(60Kg超:!)製の原寸大ハチ公」様であります。

 なんでも、渋谷の待ち合わせ場所で名高い”(本来の)ハチ公像”のモデルになった”忠犬ハチ公(ああ、せからしヤヤコシ:笑)”、本日はその命日であるらしいです。

 少なくとも、戦後にあっては昔からの繁華街であり、副都心とも称される渋谷。そんな人々のごった返す街の中で待ち合わせをすると云う行為は、携帯電話の無かった往時に於いて、なかなかに難事業であったコトでありましょう。実際、現在も再開発が進行中で日々表情を変える渋谷の街では、”ハチ公前”と云うのが一体どのあたりなのかワタシなどには皆目見当が付かないと思われます。

 一方、東京での待ち合わせ場所として、古来名高い(笑)処に、東京駅での”銀の鈴”と云うのがありますが、皆さんは御存知でしょうか。今となっては、むしろドコにあるのかまったく分かりにくい場所に埋没しているの感があるので、「新幹線の八重洲中央口改札でね」とか云う待ち合わせの方がよっぽど気が利いておりますが、ワタシがコドモの頃やサラリーマンだった頃には渋谷でのハチ公前同様に、田舎から出てきた親戚のオヂサンや、地方から出向いてくださった取引先の方などと東京駅で待ち合わせするのは、決まってこの”銀の鈴”でありました。

 新宿や池袋の様な、超絶乗降客数を誇る他の副都心地帯での待ち合わせ場所って、現在ではドコなんでしょね。新宿ならアルタ前(ムカシのヒトには”二幸前”って云わないと)とか、タカノフルーツパーラー前とか、比較的ハッキリと区別されて分かりやすい南口の改札かな(場外馬券場とかタイムズスクエアに用事が無ければ不便なところだけど)。

 コレ書いてたら、「今の若いモンは、携帯掛けながら近寄って行くのよ、きっと、徐々に(笑)。だから”スレ違い”なんてモティーフではドラマの脚本が出来ないのヨ」とたこヨメがちゃちゃイレてきます。・・・そのムカシ、ワタシですらも生まれてなかった頃に、「放送時間には銭湯の女湯がカラになる」とまで称された「君の名は」なんてラジオドラマがあったらしいですが、その時代の空気感を知るヒトにしか理解し難い”スレ違い加減(どーして、ソコで逢えないモンかなぁーと毎回聴取者はイライラドキドキさせられると云う趣向)”を楽しむエンターテイメントであったのでしょうね。ああ、”君の名は”は知らなくても「昆虫物語 みなしごハッチ(だいたいコイツには、とりあえず女王バチのママが(本人にとっては生死不明とは云え)居るんだから、決して”みなしご”ぢゃないと思うんだが:笑)」なら、同世代人は分かるでしょ。すんでのところで毎回ママに会えないハッチ、そのココロであります。

 待ち合わせのドキドキはすっかりこの世から消滅したみたいです。

 それじゃー、また来週!日曜日がお休みの方々、ゆっくりとホネ休めしてくださいね。春はもう目の前です。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月 7日 (金)

マセラティクアトロポルテⅣにインダッシュナビを付けた

 はい、こんばんは!昼間はなんとなく小春日和であった東京練馬も、夕方以降になると、北風が吹き荒れてトンデモ寒いコトになってしまいました。全国的にも寒いみたいですね、「長野県南牧村の野辺山高原で7日、最低気温がマイナス25.3度を記録し、1979年3月の観測開始以降、本州で3月としては最も低かった」んだそーです。スゴイ気温ですね、バナナでクギが打てるよな、きっと。

2014030701201403070220140307032014030704 ・・・ちまたじゃ、”マセラティアルフィエーリ(公式サイト)”のワールドプレミアがあったらしく、ついに”100周年記念車”となった創業者の名を頂くマシンの御披露目が話題になっとります。

 一方、ココ極東の島国の中心地のはずれ(どっちなんだぁー:笑)に位置する中古車屋がお送りしている”番外地ブログ(笑泣)”の方では、”82周年”記念車とか、”77周年”記念車のハナシばっかりを毎日やっとります。

 本日は、そのような旧いマセラティに最新型(に近い)インダッシュモニター付きHDDナビを付けようという試みの結果を御報告。いまやフタ世代前の車型となりしマセラティクアトロポルテⅣ(横浜のHさま号)であります。

 「HDD本体ユニットはETC本体とともにグローブボックスの中に内蔵せよ」との御下命でした。・・・で、結局こうなりました。エアコンダクトやヒューズボックスなどでグローブボックス上部(ダッシュボード助手席前部分の裏側)はいつも大混雑なのですが、そこにコレを内蔵させ、且つグローブボックスもそれなりに使え、且つスムーズに開閉出来、且つエアコンダクト(すでにアチコチ抜けてた)の取り回しをやり直し、且つ分解を要せずにヒューズボックスを通常通りに”ダイヤルくるくる”の動作だけで手前に起こせ、且つ略ルーティンの手順で、この界隈の整備や部品交換を可能とする・・・ソレがすべて絶妙のバランスで成り立つと云う、奇跡の様な配置方法を数時間ウナった結果見つけました。グローブボックス本体の奥側壁ダケは、HDDユニットとETCに干渉いたしますので、そのカタチ通りにぴったりとカットしてあるのが写真で御理解頂けると思います。

2014030705201403070620140307072014030708 いまや1DIN規格でインダッシュモニター仕様のナビを作ってくださっているのは、パイオニア様(ああ、さまさま:笑)のみで、しかーも、その中で、同社カロッツェリアシリーズに於けるフラッグシップモデルのライン、”サイバーナビ”の三機種のみなんですヨ。

 ビトルボ系のマセラティにインダッシュモニターを装着する場合、画面を開くアクションの途中と、完全な開状態時のポジションにはいつも気を遣わされます。

 そもそも、インダッシュモニターの開閉動作を行う時には、シフトセレクターを”N”ポジションにあらかじめ持っていっておく必要がありますが、ソレにしても御覧の様にギリッギリを狙って各ポジションでの取り合い寸法を調整いたします。クアトロポルテⅣの場合には、よりによって、このモニター本体ユニットの直後にエアバッグのコントロールユニットまでがイヤがらせの様に鎮座しておりますんで、ソチラの干渉具合までも慮る必要がありますヨ。・・・おわ~、もうきょぉーは首スジがおかしくなっちゃったんで寝ます(泣笑)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月 6日 (木)

小梅ちゃ~~~~~ん!

 はい、こんばんは!本日は二十四節気で云う啓蟄。ムシムシたちも地下から出てきて、イキナリさぞや寒かったコトでありましょう。出てくる時期ちょっと間違えちゃったカナ?とか思ったりして。一方で今日のワタシは、一日中マセラティクアトロポルテⅣ(横浜のHさま号)の中で暮らし(笑)てまして、ナビの取り付け作業に邁進しておりました。

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 寒風吹き荒れる中で”ややこしいカラダの曲げ方(笑)”を色々としつつの作業の数々。夕刻にはヘロヘロになって這う様にアパートに帰宅。

 居間に入って、いつものテーブルに目を遣ると、ソコにあったのが、いかにも懐かしい絵柄。ワタシたちの世代にとっては、ちょうど小学校高学年くらいの時期に出会った”衝撃的な”味でした。・・・”小梅(ちゃん)であります。←どうして、”ちゃん”が付くのかは、同世代人にとって、まったく云わずもがなですが、原初のテレビコマーシャル(音出ます、御注意を)に由来します。 コレ、その後様々にシリーズ化されたんですよね。記憶にあるのは、青りんご味の”小雪”とか、夏みかん味の”小夏”あたりかな。

 ”小梅”を初めて口にしたのは、遠足の途中で友人から「ちょっとコレ喰ってみな」と手渡された折でしたっけ。ひと粒を口に入れた時のあの衝撃(表面にマブしてあるパウダーの”いかにも梅梅しい”香りがスゴかった)には忘れ得ぬモノがあります。この時代、ほぼ同時に「梅仁丹」(買えないヤツは”オリオンのうめミンツ”なんだけど:泣←ワタシのコト) も流行りました。どういったワケか、酸っぱい味がブームだったんでしょうね。

 その後のワタシ、夏みかん味の”小夏”には、たいがいハマりまくり、ある時一晩でその一袋をたいらげたら、翌日には(やっぱり)猛烈にハラをコワしました(大泣)。 そのニガい経験をして以来、「なんでも”腹八分目”で食べる」現在のワタシとなったワケです。 ともあれ本日の”現行味の小梅”、試みに先ほど食してみましたが、記憶にある往年のフレーバーよりも、より万人向けにマイルドな仕立てになってるような気がいたしました。芯に内蔵されているペーストと云うのも出現当時には無かったギミックで、些かの違和感があります。それでも、基本的には”当時モノ味”のヨスガはキチンと残ってる。1974年か75年か、そのあたりの練馬の原風景(土管が積んであって、エ○本の落っこってる雑木林があって、赤土の空き地や造成地がそこいら中にあって、歩道も路側帯も無い幹線道路はホトンド路地同然、そして一面のキャベツ畑にはヒラヒラとモンシロチョウが舞い踊るいまだ肌寒い春、そんな感じ:懐笑)すら髣髴とさせる懐かしいお味ではありました。まだまだ寒いですが、もうじき梅の花も咲く春もやってくるコトでありましょう。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月 5日 (水)

”文豪”Rたろう様の、私小説(?:笑)まとめサイト:①

 はい、こんばんは!実のところ、先月に引き続き今月号にもカーグラフィック誌にはマイクロ・デポの広告が掲載されているモンで、まさにソレを御覧になり、本日初めてこのブログをお訪ね頂いた方々には、いきなり、「いったいココは何なんだろう?」と思われるかも知れませんが、そういうところです(いや、チガウでしょ!:泣笑)。

 たいへん申し訳ありませんが、先月の半ばあたりまでの過去20ページ分くらいを順に遡る様に目を通して頂きますと、「ああ、そういうコトなんだぁー」と、ちょっと”このブログのココロ”の様なモノが御得心頂けると思います。ひとたびツボ(”どツボ”かも:笑)にハマれば毎日の閲覧とコメント書きが日課になってしまうと云うところが、自動車屋のブログとして他に類例少なきところでありんす。

 で、本日は、やっぱりマセラティもフェラーリも登場しない(泣)ネタ。数日前に御約束しておりました、”大分の文豪”こと「りゅたろう」先生御執筆の”あのページ”コメント欄内小説、そのまとめをしておこうと思います。只今継続中の「一番マジメなヤツ(他にもいっぱいあるからな:笑)」は、そもそも以下の様な導入(前フリ)コメントから始まってしまいました。

 まずは、当該コメント欄の再掲をば。

そのころ…悪Rたろう先生はラヂオ局のコネで取ったもらったモモクロのライブでエビぞりジャンプをしていた。何度目かの着地後、彼は足の感覚がなくなっていることに気づいた。

そのころ…ダコはベトナム製ビールもどきで悪酔いしていた。彼の脳裏には水のないプールが果てしなく寒々と広がっていた。

そのころ…匿名希望・仙台在住のSMはおば専門ブルセラショップで60代以上限定お買い得コーナーでおパンツを買いあさっていた。あっsign03万引きしたsign03

そのころ…高級輸入車販売のラペロリポにいたニューハーフは、退社後新宿3丁目のショーパブでミニスカートをめくってモッコリをお客さんに見せつけていた。

そのころ…麻布チョー一流不動産屋の営業マンは、板橋で地元の高校生に袋叩きにあっていた。前歯2本折れたそうな。

そのころ…善練馬のhは顕微鏡でトリコモナス原虫を見ながらよだれを垂らしていた。

そのころ…エセックスの郊外カーショップ裏庭で、錆びだらけのほとんど鉄屑となっていた541Rは、そのまどろみの中に見たことのない東洋人がたびたび姿を現していた。彼女は彼こそが自身の救世主と信じるに至った。

・・・ココに、こうして些か唐突ながら序文と思しき文章が現れています。以下、本文を列記いたしますが、明らかなる誤字脱字、それから御本人様から御依頼のあった訂正箇所については、ワタシが気を利かせて(笑)なおしちゃいました。ところで、いつまでも「一番マジメなヤツ」と云うのもメンド臭くてイケません。大分の文豪先生には、ぜひ気の利いた「タイトル」と「章立て」を御願いしたいと思っております。実にその道のエキスパートである「いつかはシャマル」さん(バルケッタの件、電話を待ってるよ~←コメントを真に受けてマスけど:笑)が、ホントに上製本にしてくれるカモよ(でも、売れるの5部くらいかなぁ:笑)。

 では、ごゆるりと。

・・・

・・・

・・・

 ロンドンから東に60キロ、エセックス州チェルムズフォードは閑静なベットタウンである。
市の中心部から西に延びている国道414号線は、のどかな、何もない田園の中を貫いている。
 誰もが眠くなってしまうような平和なドライブを一時間ほど続けると、日本人には納屋か掘っ建て小屋にしか見えない建物が現れる。ちょっと目にとめてしまうのは、建物の周りにやたらと車が止めてあるからである。それもきれいな車ではなく、なんだかくたびれた車たちだ。
 裏に続く道にも、そして建物の裏には10台以上の錆びついた車たちが停められていた。
その中に元はクリーム色だったとおぼしきクーペがあった。タイヤはかろうじてついているが、車体は左に傾いている。ヘッドライトはない。フロントグリルにはぽっかりと空いた大きな空洞がある。

 そう、私は1959年にヨークシャーで生まれたジェンセン541Rよ。ボディは上品なクリーム色、ルーフはエンジ色に塗られて、そりゃみんながきれいだってほめてくれたわ。エンジンは大きくて、ブレーキもディスクよ。ハイウェイではどんな車にだって負けたことはないわ。オースチンやジャガーも私の素晴らしさには驚いていたのよ。
 そんな私は、ずっと一人の殿方に守られていたの。ステファンアンドリュース、それが彼の名前。毎週私を磨いてきれいにしてくれたものだわ。週末は国道をゆっくりと走る、彼と一緒にね。よく私に話しかけてくれていたのよ。
 「なんて速いんだ。素晴らしい」とか「このエンジンは本当にいい音だなぁ」とか。私はいつも嬉しくなって、彼が踏み込む以上にエンジンを回してあげたものよ。

 そんな彼が、ある日を境に私に乗ってくれなくなったの。そして私は薄暗い車庫の中に何ヶ月もじっとしていなくてはならなかったの。ある日、車庫の扉がいきなり開けられたの。もうまぶしっくて、私はしばらく何にも見えなかった。まぶしい光の中から現れたのは、ステファンじゃなくて彼の息子、スティーヴだった。スティーヴは黒いスーツを着ていた。私のドアを開けて、シートの埃を払ってイグニッションキィを差し込んだ。でも何か月もエンジンをかけてもらってなかったから、なかなかエンジンに火が入らなかったの。スティーヴは汚い言葉をつぶやき、何度もキィを回したわ。何度回したかしら、やっとかかったのだけど、すぐに止まるの。彼は最初チョークのことをすっかり忘れていたの。彼は汚い言葉を何度も言うのよ。ステファンは一度もそんなことを言ったりしなかったわ。やっと彼はチョークに気づいて、思いっきり引っ張った。取れてしまいそうだったわ。エンジンが暖まって動かせるようになると、彼は私を玄関まで進め、奥さんと二人の娘たちを呼んだわ。奥さんと娘さんは黒いワンピースを着ていた。ステファンはどこにもいなかった。私は嫌な予感がだんだんと膨らんでいくのをどうすることも出来なかった。だって、ステファンも何度かそんな黒いスーツを着て私に乗ったことがあったの。そしていつも悲しい場所に行っていた。そんな日は、ステファンは私に何も話しかけてはくれなかった。

 四人で国道を北に走り始めたんだけど、おちびちゃんたちのなんてうるさいこと。何度奥さんのジェニーが静かにしなさいって言っても、二人はそんなことお構いなしだったわ。
でも、スティーヴが言うと少しおとなしくなるのよ。
彼の運転はまだまだね。マニュアルミッションに慣れてないらしいの。ガソリンが古かったから、私はちょっと息苦しかった。でも、そんなことを差し引いてもステファンにはかなわないわね。

 そして、いよいよ嫌な予感が現実のものになってしまった。
私たちが車を止めたのは、郊外にある静かな墓地だった。何度かステファンと来たことがある場所よ。たくさんの人たちが集まっていた。誰の葬儀かはわからなかったけど、前にいたアングリアが教えてくれた。

 「よお、お前さんはステファンの541じゃないか」
 「あら、デヴィッドさんのアングリアね。今日は何の日なの?おかしいの、ステファンが私に乗ってくれなかったの」
 「そりゃお前さん、乗りたくっても乗れないさ」
 「えっ、どうしてなの?」
 「今日の主役はステファンってことさ」
 真っ暗な闇が突然私の前に広がり、私の胸は大きな悲しみで一杯になった。そんな…さようならも言ってないわ、どうしてなの?

 ドスンと強い衝撃を受けて我に返った。ダッシュボードを強く叩かれたらしい。
 「ああ、くそ!この車も古いからなぁ。全然うんともすんとも言わないぜ」
 「叩いたってかからないわよ。ほら、私にやらせて」
 「君がやったって同じさ」

 私のイグニッションキィは、ダッシュボードの中央にある。ジェニーがキィをひねった。すぐに私はエンジンに火を入れた。ジェニーが笑いながらくりっとしたきれいな瞳をスティーヴに向けた。スティーヴはかなり不機嫌そうだ。

 「親父もいなくなっちまったし、こんなボロ車すぐ売ってしまおうぜ」
 「あら、素敵な車じゃない、私は好きだわ」
 「いちいち暖めなきゃ走らねえし、エアコンはないし、ハンドルがやたらと重たいんだ」
まあ、頭にくる。私は強くエンジンを回した。
 「おっと、ほらね。すぐ調子が悪くなるんだ。日本車がいいんだよ」
 「あなたそれでも英国人なの?」
 「車は関係ないさ。ドイツ車だっていいんだぜ」
 「私はドイツ車だけは嫌だわ。私のおばあちゃんはメッサーシュミットに殺されたのよ」
 「別にメッサーシュミットが車を作ってるわけじゃないさ」

 私は、すいている国道を流れるように走った。この道をステファンさんと一緒によく走ったわ。その時の気持ち良さ、私は忘れない。
ステファンさんはラジオなんかかけない。いつも微笑みを浮かべて私のエキゾーストを聴いていた。
 「ああ、なんとも、なんともいい音だ」
そう小さくつぶやいていた。

 ステーヴは私を乱暴にガレージの中に入れた。それも頭から。風を感じられないじゃない!
 ガレージの扉を閉め、家族が遠ざかると、何の音もしなくなった。胸の中に繰り返し繰り返しステファンさんとの日々がよみがえってきた。水温が下がるにつれ、私の心も冷え切っていくようだった。とめどなく涙がこぼれた。ラヂエターに小さな穴が開いていたの。でも、私は泣いていたのよ。あんなに優しかったステファンさんがもういないなんて。
ステファンさんとはちゃんと話せているように感じたこと、一度や二度じゃないわ。いつか並んで止まったジャガー240にそう言ったら、ひどく馬鹿にされたっけ。
 「馬鹿なことを言うなよ。僕らは機械なんだよ。人間と話せるわけがないじゃないか」
 「でも、ステファンさんは私が感じていることがわかっているみたいなの。ちょっとお腹が痛いなぁ、って思っていたら、ステファンさんは私を止めてジャッキで上げたの。そして、ドライブシャフトを止めてるボルトが一個折れてるのを見つけたのよ」
 「偶然だよ、偶然。じゃなきゃ君がなんか変な音を出してたんじゃないかい?」
 「私だって気づかなかったのよ。何も変な音なんか出してないわ」
 「ふーん、そうかい」
 「お腹がすいたなぁ、って思った時もすぐにガソリンを入れてくれたの」
 「そりゃメーターが左端になってくれば入れるよ」
 「違うの、その時私のメーターは壊れてたのよ。スミスってすぐに壊れちゃうじゃない」
 「まあ、君の気のせいだよ。人間なんかに僕らのことがわかってたまるもんか」
 「そんなことないわ!ステファンさんはわかるの!」
 でもそのあと240は隣に止まったブリストル407にペコペコするのに忙しくって、私とはもう話してくれなかったわ。シートがビニールだからって、あんなにへりくだる必要があるのかしら?407も、ものすごく気取ってたわ。大きくて威張ってた。
でも、そのあと随分してから出会った407は気さくな方だったわ。私が最近雨が多くて嫌だなって言うと、君のボディはグラスファイバーだから錆びなくていい。僕なんか、ほら、ドアのヘリなんか錆びてきてんのさ、ってとても気取らない良い方だった。彼はステファンさんが私のことを本当にわかっている、心が通じ合ってるっていう話にも理解を示してくれたの。実は僕もそう思ったことがあるんだって言ってたわ。今の持ち主じゃなくて、前の持ち主とはそう感じたことがあるそうよ。
 「思うに、人間だって僕らみたいな機械に心から愛情を注いでくれる人っているのさ。そして、そういう人間は僕らが感じていることがきっとわかるんじゃないかと思うよ。あの人はわかってくれてたんだと思う」
 「まあ、そうなの。どうしてそんないい人と別れてしまったの?」
 「会社がつぶれてしまったのさ。仕方ないよ。僕らにはどうすることもできない。せいぜい売られていくらかのお金をその人に届くようにすることくらいしか出来ないのさ」
 「それは…それはとても残念だったわね」
 「つぶれそうなつらい時期だってあの人は僕に当たったりしなかったよ。いつも気遣って優しく運転してくれた。ほら、僕って乱暴に運転されるとすぐ壊れてしまうんだ。エンジンはV8で大きいんだけど、壊れやすいんだ」
 戻ってきた今の所有者は、ぼさぼさの髪で、あまりきれいとは言えないジャケットを着てたわ。いやらしい目私を見て、しばらく私の周りをまわったりしていた。あの人に後ろのルーフをなぜられた時は、本当にぞっとした。ふんっと言って、407に乗りこんで乱暴にドアを閉めた。ちらっと少し荒れた車内が見えた。
 「なっ、そういうわけだ。僕はちょっと恥ずかしいよ」
私が何も言えないでいると、407はパーキングを乱暴に出て行った。
 「元気でな、541。君がずっと今の所有者といられるといいな。そう願ってるよ!」

 随分と長い時間がたったような気がする。ステファンさんとの思い出をなぞり、なぞり疲れて眠り、また蘇ってきて、その繰り返しだった。
 次に扉が開けられた時、スティーヴのほかに聞きなれない声が聞こえていた。
 「ほら、きれいでしょう?親父が大事に乗っていたんです。距離だってびっくりするほど少ないんですよ。さあ、今エンジンをかけますね。ついこの間乗ったんですけど、どこも悪い所なんかありません。ちょっと待ってて下さい」
 私にキィを差し込み、右にひねった。一回、二回、三回目にちょっと長いクランクの後、スティーヴがアクセルをほんの少し踏むとあっけなくエンジンはかかり、彼はすかさずチョークレバーを引きだした。
 エキゾーストから勢いよく白煙が噴き出した。きっとかなりの時間私は眠っていたのね。勇ましいエキゾーストノートに見知らぬ男はうれしそうにほほ笑んだ。
フリッピングを何回か繰り返して、スティーヴは少しずつチョークレバーを戻していった。今日のスティーヴはどうしたのかしら?いつもはこんなじゃないのに。言葉だってもっと汚いわ。
 「いいですね、アンドリュースさん。きれいだし、エンジンも快調の様だ」
 「スティーヴと呼んで下さい。気に入っていただけましたか、キースさん。きっと気に入るはずだって言ったでしょ。私も本当に残念なんだけど、娘たちも大きくなるし、税金も馬鹿になりませんから」
 「わかりますよ、スティーヴさん。こういった車は、本当に必要としてる人のところに行くのがいいんです。ちょっと乗せていただいてもいいですか?」
 「ああ、どうぞ。乗って下さい。ここら辺は運転するのにとてもいいところですよ」
 「それじゃ」
 キースと呼ばれた男は私の中に大柄な身体を滑り込ませた。
 「欠品はないな」
 小さくつぶやいて、いろいろなスイッチやレバーを動かした。ルーカスのスイッチノブがちゃんとしていることを確かめると、満足そうな笑みを浮かべたわ。
ギアをバックに入れてそっとアクセルを踏んだ。驚いたわ、優しかった。大柄なのに重くなかった。ひとつひとつの動作が柔らかい。私をそっとガレージの外に出すと国道に連れだした。こんなに大事にされたのはステファンさんと走って以来だわ。
国道を少し走るとキースは深く私のアクセルを踏み込んだ。解き放たれた喜びに私は震えたわ。ガソリンを勢いよく飲みこみ、火をつけた。きっとスマウグの吐き出す炎にも負けない。
 今度はハンドル右に左に切り始めた。そして時々キュッとブレーキを踏んでる。こいつ、キースの奴は私を試してるのね。いいわ、見てらっしゃい、私はそんなもんじゃへこたれないわ。四輪共ディスクブレーキよ。市販車じゃ世界初なんだから。あなたこそシートベルトをなさったら?転がるわよ。これも世界初よ、ちゃんと四座にシートベルトを装備しているのは。
もういいのかしら、キースは鼻歌を歌いながら来た道を戻っていった。

 「スティーヴ、この541は素晴らしい。いやぁ、感心した。とても二十年以上前の車とは思えない」
 「キースさん、それでは…」
 「もちろん、うちで引き取らせてもらうよ」
 「ああ、ありがとうございます!」
 「それでだね…」
 二人は話しながら母屋の方に歩いて行ったけど、私は混乱していたわ。引き取る?どういう事なの?スティーヴの奴、私を売ろうとしてるの?他の車たちにはよくあることだって知ってるわ。でも、この私が売られるなんて!スティーヴ、気でも狂ったの?お父さんがなんて言うか…
 そう、お父さんのステファンはもういないのね。だから私は売られるのね。隣のお家にいたEタイプ、来た時には誇らしげで世の中のすべては自分の手の中にあるって顔してたわね。でも二年もたたないうちに売られることになって、積載車に乗せられる時、わざとブレーキをロックさせて抵抗してたっけ。あの時の怒り、悔しそうな顔、そして何もかもあきらめて目を閉じていた。私は家の前の道路から全部見てたわ。胸が詰まって何も言えなかった。しばらくは私のSUキャブもきれいにバルヴが開かなかった。
わかったわ、私たち車の宿命ね。もうこの家にはステファンはいないの。私は自分の運命を受け入れるわ。

 今日も蒸し暑いわね。私の自慢だったペリメーター型フレームも半分くらい錆びてるわ。サスなんかもう固まってるわね。身体が左に傾いているから、いっつも左側が痛いわ。
この裏庭(Backyard)に連れてこられてどのくらいたつのかしら?ここしばらくは新人さんは来ないわね。半分くらいはまだ少しは意識があるみたい。早い車は三カ月くらいかしら、完全に沈黙しちゃうわね。気配が完全になくなるの。死ぬの?死ぬってどういうことかしら?もし死んだら私はステファンさんのところに行けるのかしら?でも、人間は死ぬけど、私たち車は死ぬのかしら?

 最近、ずっと考えることが出来なくなったわ。とても眠い。夢を見るの。嫌な夢も見るし、ステファンさんとの幸せな夢も見るわ。一番嫌な夢はあの雨の日のことね。私の三人目の所有者、コージーは乱暴な人だった…雨が降っているのに隣に並んだアルピーヌにいいところを見せようとして、アクセルを思いっきり踏んだのよ。コージーは目立ちたがっていたわ、いっつも。私を選んだのも、他に滅多に見ない存在だという車屋の言う事を信じたせいだった。それまでの二人が私をあまり可愛がってくれなかったから、いろいろ悪いところがたくさんあった。余り早く走れなくなった私にコージーはいっつもイライラしていたわ。汚い言葉で私を怒るの。私は思っていたわ。ちゃんと見てくれる所に連れて行ってもらったら、まだまだ私はだれにも負けないわって。でもコージー、あの人は馬鹿ね。サスペンションがへたってしまって、踏ん張れない私のアクセルを雨の日に思いっきり踏むなんて。すぐに滑ったわよ。彼に修正できるもんですか。そのまま右側をぶつけ、左側をぶつけ、フレームの一部や左の足まわりも全部だめにしちゃった。でもちょっと彼がかわいそう。右の肩が粉々になったはずよ。そして私はここに連れてこられたの…ああ、この夢は見たくないなぁ。見たあとはずっと身体中が痛い。

 あら、ステファンさんの夢に、この頃見たことない人が出てくるわね。今日はステファンさんと話していたわ。夢の片隅に出てきてただけだったのに。東洋人?いつかエセックスの街で見かけたことがあるわ。あれは中国人だとステファンさんが言ってた。でも、雰囲気が全然違う。だって夢の中の人は、いつも恥ずかしそうにしてる。それにちゃんとした品のいいジャケットを着てるわ。昔の人みたい。死んでる人かしら?

 今日はその人に、まだきれいだったルーフをなぜ(撫で)られた。なんだかとってもうっとりとした。気持ち良かったわ。だって優しくなぜてくれたんだもの。そんなふうにされたのって、もうずいぶん昔のことよ。私に何か話していたけど、私にはよくわからなかった。ステファンさんと話す時は英語みたいな、なんかよくわからないけど。でも、とても優しそうに話しかけてきたのよ。あっ、今日はステファンさんはいなかったわ。いい夢の時は必ず彼がいたのに。どうしたのかしら。ああ、でももう考えるのもきついわ…

 「こいつかい?・・・こりゃひでえな。中も外も全部やりなおしだぜ。全部はがして全部ばらばらにしなきゃな。骨のおれるこった。まあ、193台しかなくて、全部オリジナルで欠品なしだからこいつも幸運だな。じゃなきゃ誰がこんなのやるんだ?もう今日は取りかかんのはヤだぜ。くそったれアルヴィスをやったばっかしだ。来週からにすんか。今日はもうビールだ、ビール。アルヴィスのせいでしばらくジョジー爺さんのパブに行ってねえからな。ああ、こりゃ疲れんぜ」

 汚いツナギを着た男が二人、私を台車に乗せた。身体中が痛い。私は思わず叫んでいた。
 「やめて!私をどうするの!?動かさないで。痛いの!私をほっておいてちょうだい!」
 台車に乗せられた私は納屋の中に連れていかれた。納屋の中には見るからに恐ろしい道具が揃っていた。今まで行った事のある車屋とはずいぶん違っていた。大きなジャッキを私の裏にあてがい、私を持ち上げた。身体がねじれていく。痛い!四輪全部が下がって、恐ろしいきしみ音が聞こえる。気が遠くなっていく。お願い、どうかわたしをほっておいてください…

 「いやぁ、本当にぼろぼろだな。再生できんのか?でも、まあ、先週のアルヴィスや、ほら、いつだったっけ、あの…LM…」
 「ああ、あのアストンですか?あれは大変でしたよね」
 「ああ、全く、あいつはひどかったな。あんないくらでもいい、再生してくれっていう金持ちがいなきゃ俺でもやらないぜ」
 「あの車は、グッドウッドで優勝したそうですよ、クリスさん。さすがです」
 「ああ、ガバーディルさんがわざわざ礼を言いに来てくれたな。ボーナスももらったよ」
 「でもクリスさん、どうしてこの541を再生するんです?別にリクエストがあるわけじゃないんでしょ?」
 「うん…あのな、実はこの541は俺の親父の憧れの車だったんだよ」
 「で、いつかきれいにして親父に乗ってもらおうと思ってたんだけどよ、親父はこいつを引っ張ってきてすぐに死んじまったんだ。なんかこう、がっかりしちまってな、ほったらかしにしてたんだけどな、いっつも気になってたのよ。足の裏についたパン屑さ。取んなきゃ気になってしょうがないし、取ったって何の役にも立たねえ。しばらく何の予定もねえからよ、やってみようって気になったのさ」
 「そうだったんですか。僕はこの車初めてだし、クリスさんがいつもやってる大戦前の車じゃないし、どうしてかなと思っていたんですよ」
 「まっ、そういうことだ。アンディ、手伝ってくれよ」
 「イエッス・サー!まかしといてください」
 「それじゃ、こいつをばらしていこうか。おっと、その前にのどを潤しとかねえとな」
 工場の隅に置いてある木箱から取り出したフラーズを取り出し、栓を抜くと一気に飲み干した。大きなげっぷを一つ響かせ、ドアの取り外しに取り掛かった。
 うーん、こいつはひでえゆがみ方だな。ドアはやわらかいアルミだから仕方ねえか。両方だめだな。叩き出すか。ボンネットは使えるが、サイドは両方だめだな。ジョンのとこに確かあったな。あいつンとこにゃ動かねえ541が二台だっけ?あったぞ。やっぱ戦後の車はいろいろ細かいもんがついてるな。ああ、中は全部さびてんぜ。ちょっと気合い入れなきゃなんねえな。でも意外と全部外しやすいな。このブレーキは全部だめだな。四個取っといてよかったぜ。
 「アンディ、お前もうエンジン降してんのか?」
 「ああ、クリスさん、意外と楽ですよ。ボンネット外せばもろ出しだし、ラヂエターは使いもんになんないだろうから、ちょっと乱暴に外しましたよ。ミッションも一緒に降ろしてますが、重たいですね」
 「ああ、このオースチンエンジンはでかいからな。ラヂエターは使えんだろう。そこらへんの何かが使えるんじゃないか。だめでもジョンの奴んとこにゃあんだろう。シートや内貼りも全部やり替えだから、俺も荒っぽくやってるぜ。先は長いからな。気楽にやろうぜ」

 ああ、私をバラバラにしている…でもこの人たちは決してひどくしてない。私が感じないところは乱暴だけど、痛いところは優しく扱ってくれるわ。
 えっ、私をきれいにしてくれるの?本当なのかしら?でも信じられないわ。今まで私をほったらかしにしていたのに…
 ああ、少し私は眠くなってきたわ…どうせ私にはどうすることも出来ないから、眠っていた方がいいわね。

 ボディはシャーシーと完全に分離され、横に置かれていた。シャーシーそのものには修正機にかけなければならないようなひどいゆがみはない。アンディは小さくいいぞとつぶやいた。細かい部品の汚れ落としと再メッキを行い、ボデイの使える部分にはサンドペーパーをかけた(といっても、ほぼ全範囲だったが)。
 クリスはエンジンをボルト一つに至るまでばらし、錆を取り、サンドブラスターなどで磨く。エンジンそのものは戦前のものと大差ない。クリスは、無駄のない動きで一つ一つの工程を進めていく。錆のため触っただけでもぼろぼろと崩れるところもあり、クリスは継ぎはぎをしたり、新しく同じようなパーツを作っていった。

 ドアは、結局二枚ともジョンのところから調達された。それにしても、細かい修正が必要ではあったが。ヒンジの部分が微妙にずれていた。ほとんど手造りのような車だから仕方ない。クリスはヒンジを取り外し、補強しながら溶接した。このように細かな修正、再生が必要であった。

 私が少しづつ作られていく…不思議だわ、他の車から持ってきた部分も、私に取り付けられるとまるでずっと前から私の一部分だったように感じるの。クリスとアンディは安心できる人間だわ。痛くないの。優しく扱ってくれるわ。それに、私を決して粗末に扱わない。そりゃ、女王様の様にとは言わないけど、でもちゃんとレディとして扱ってくれてるの。私はそう感じる。
 また最近、少し夢を見るようになったわ。ステファンはあまり出てこないけど、名前のわからない東洋人はいつも出てくるの。きれいになった私の周りを歩きながらもうすっかり感じ入っちゃってるの。驚き過ぎて声が出ないのね。ある日は、私のドアを開けて乗り込もうとするのよ。でもまだ乗れないの。何故なのかしら?
 ステファンと一緒の誰かわからない人もいるわ。ちょっとクリスに似てるの。でも、もっと小柄でやせてるの。にこにこしながら私を見てるわ。誰なのかしら?
最近見ている夢の意味はわからない。わからない夢だけど、でも、決して怖い夢じゃないのよ。嫌な夢は見ないわ。もう全然。それだけでもいいわ。身体がきりきりと痛んだりしないもの。ああ、また眠くなってきた。いつも寝てるわ。今度目を覚ました時、本当に素敵なレディになれてればいいのに…

 「えーっ、このミッションの面倒なことといったらないぜ。全部張り付いていやがる。はがさなきゃなんねえのかよ、まったく。ああ、俺はいつもつくづくこんな仕事にゃ向いてねえと思うんだけど、これしか出来ねえもんな。因果なこった。親父みてえな農夫だけは嫌だと思ったから、この仕事始めたんだけど…もうひっ返せねえな。ああ、やっと剥がれた。これを磨くのか。磨くのは好きだぜ。きれいになってくんのがなんだか嬉しいんだ。待ってろよ、ツルツルピカピカにしてやんからな」
 「アンディ、サンドのスイッチを入れな」
 「イェッサー。シートの革ももう少しですよ。黒にちょっとクリーム色のステッチを入れましたよ」
 「おい、ちょっと待てよ。なんでクリーム色のステッチなんだ?」
 「だって、こいつのボディはクリーム色に塗るんでしょ?」
 「えっ、俺はシルバーにしようかと思ってたんだけどな」
 「ああ、だめだめ、クリスさん。絶対にクリーム色がいいですよ。少し落ち着いた色目で。そしてルーフは臙脂(エンジ)」
 「それじゃあ、来た時の色じゃねえか」
 「そうですよ、その組み合わせが一番ですよ」
 「勝手に決めやがって。まあ、それもいいけどよ」
 「じゃあ決まりですね」
 「おい、このサンドが終わったら昼にしねえか?」
 「いいですね。女房の作ってくれた”BENTOU”が待ってますよ」
 「なんだ、その”BENTOU”ってのは?」
 「今はやってんですよ。どうも日本が発祥らしいんですけど、小さな箱にいろんなおかずなんかを入れて持ってくるんです。もう揚げた魚とポテトだけなんか食べれたもんじゃありませんよ」
 「そいつぁ悪かったな。俺のはそれだぜ。そういや日本からなんかメールが来てたな。俺はコンピューターの扱いがわかんねえから、お前、後で見といてくれるか?」
 「イエッサー」

 “Dear British Green Cars
I male for you from Japan. I heard about you from my England agent, member of Jensen Owners’ Club. Long time, I was looking for Jensen541. So,I want make sure, you think you can sold 541 for me. Please sold to me.
Best regards,  Hiroaki Ito 

 「クリスさん、メールを読みましたよ」
 「で、なんだって?」
 「いや、それがひどい英語で、うちん坊主でももうちょっとましなこと書きますけどねぇ」
 「で、何なんだよ、用は」
 「どうもここに541があるって聞いたらしくって、それを売ってくれって言ってきてるみたいなんです。まあ、なんていうか、ひどい」
 「いったい誰がそんなことをそいつに言ったんだ?」
 「ジェンセンオーナーズクラブの誰からしいですけど」
 「まあほっとけ。そんな日本人なんかに売りたくねえわ。アンディ、お前日本人を見たことあるか?」
 「いや、テレビでしか見たことないですけど。みんなメガネをかけてるんでしょ? 女の子はかわいかったですよ。”BENTOU”を紹介してた雑誌に載ってましたが」
 「おやじは大戦で日本人を見たんじゃねえかな? なんか嫌ってたような気がするけど。どうせこいつは売らねえんだから関係ねえな。さてと、ちょっと昼寝してからやるか」
 「いいですね。そうしましょう」

 私は自分の中に少しだけ力が戻ってきているのを感じる。身体の芯がしっかりとしてきた。セミモノコック構造、ペリメーター型フレームのゆがみがなおり、防錆塗料が塗られ、細かく溶接しなおされている。今や黒く、作りたての様になっている。少し長く考えることが出来るようになった。あんなに眠かったのに。
 クリスとアンディの仕事は見ていて楽しい。大きな熊の様なクリスと、背が高く、細いアンディがきびきびと動いている。それにしてもここはなんて乱雑なところなの? もう少し片づければいいのに。あんなに恐ろしく見えた機械や道具も、今ではちっとも怖くないわ。この子たちが私をきれいにしてくれるってことが、はっきりとわかっているから。理解は出来ないけど、この道具たちも話している。使われる時は息を殺してるけど、うまく出来た時のなんてうるさいこと!一生懸命私にも話してる様なんだけど、ちっとも意味がわからないわ。でも、ありがとう、道具さんたち。これからもよろしくね。

 「だいぶ出来上がったな、アンディ。お前のやってるダッシュボード周りはどうだい?」
 「ちょっと凝っちゃって、時間がかかりましたが、順調です。グローブボックスの蓋にプライヤーウッドをおごりました。どうです、いいでしょ?」
 「おお、こりゃいいぜ」
 「キャブはどうですか?」
 「最初、ウエーバーをつけようと思ったんだけど、この541にはやっぱりちょっとおとなしいSUの方が合ってるかなと思ってな。SUは相性は言うまでもねえ。それよりミッションだぜ、問題は。どうもいまいちジョンのところのと組み合わせが良くねえ。で、元のを苦労してきれいにしたらぴったっと合いやがった。まあ、そんなもんだけどな」
 「そうですね」
 「よし、最後にエンジンかけて見るぜ。良かったら今日中にシャーシーに乗っけちまおうぜ」
 「イエッサー」
 エンジンのわきに取り付けたプッシュボタンを押すと、すぐにエンジンは目覚め、規則正しく動き始めた。スロットルバルブを動かしてフリッピングさせる。吹け上がりにわずかな息継ぎはない。滑らかである。
 「キャブもいいじゃないですか。もうこれ以上の調整は必要ないんじゃ…」
 「いや、ちょっとな…ちょっとだけ気になる音がかすかにするから。もう少しだけどな」
 クリスはすぐにキャブをはずしてフロートを見始めた。彼は、この頃老眼が出始めている。
 「僕が見ましょうか?」
 「いいんだよ。おまえはそっちのことやってろ」
 「イエッサー」

 私の心臓は、今までにないくらい、いえ、もうきっと忘れていたのね、力強く動いた。ほんの短い間だけど、近頃エンジンをかけてくれる。まだ身体中に力がみなぎる感じはしないけど、だんだんと感覚が戻ってきているのを感じるわ。ありがとう、クリス、アンディ。早く私を再生させて!私は風を感じたいの。感じたくてたまらないわ。

 「クリスさん、起きて下さい。どうしたんですか、こんなところで寝ちゃって。起きて下さいよ」
 「おお、アンディか・・・どうした?」
「どうしたもこうしたも、あなたがこんな床の上に眠っていたんですよ。フラーズの飲み過ぎでしょう。大丈夫ですか?」
 「床の上?いや、そんなはずはないんだが…」
 「一体どうしたんですか?」
 「いや、ゆうべな…」

 俺が細かいやつを磨いて、あのモールだよ、そろそろ帰ろうかと思ってたら、工場の方で話し声がするんだ。いったい今頃何なんだ、誰もいないはずだがと思って見に行ったんだ。そしたら、なんか知らない奴がいて、541を見てるんだ。あんた誰なんだい?と聞いても返事しないんだ。ふざけた奴だなと思って近づくと、ほら、そこのソファに死んだ親父が座ってんだよ。俺はもうびっくりしちまってよ、肝がつぶれたぜ。でも不思議と怖かなかったな。で、一体何の用だって聞いたら・・・
 「クリス坊、久し振りだな。元気でやってたか?このステファンさんがな、お前が再生してる541を見たいっていったもんだから、俺が案内したのよ」
 「いや、でも、親父…」
 「このステファンさんはな、この541の最初の持ち主だったのよ。で、心配になって見に来たんだ」
 「心配だなんてとんでもありません。初めまして、クリスさん。あなたの仕事は素晴らしい。本当に私は心から感服しました」
 「いえ、とんでもありません、あのう、」
 「ステファンです。あなたにお目にかかれて本当に光栄です」
 「お前、こいつを最初は俺にくれるつもりだったんだってな」
 「親父、どうしてそれを?」
 「ステファンさんから聞いたんだよ。おまえがそんなことを考えていたとはな。あんなに俺の言う事なんかちっとも聞かなかったお前がよ、クリス坊」
 「私は偶然わかったんです。でも親父さんがお亡くなりになって、どうなるんだろうと心配してました。でもこんなにきれいになって、本当に安心しました。でも、御苦労なさったでしょう?」
 「はあ、いやそれは…それより親父、一体何で出てこれるんだよ?死んでんだろ?」
 「そりゃそうさ。ちゃんと死んでるぞ。なにをいまさら言ってるんだ?見たろ、俺が死んでるとこ」
 「そりゃ見たさ。最後の言葉覚えてるか?俺に向かってなんだお前かって言ったぞ。そしてため息ついて死んだんじゃねえか」
 「あの時は母さんとの夢を見てたんだよ。そしたら真っ赤な顔したお前がいるじゃねえか。あ~あ、と思ったら一瞬真っ暗になって、すぐにまた母さんに会えたんだ。母さんは若かったころのかわいい母さんのままでな」
 「母さん?母さんは元気か?」
 「元気というのとはちょっと違うが、まあ、元気だ」
 「母さんは何でここにいないんだ?」
 「そんなのわかるわけないじゃねえか。大体、お前が俺のこと見えてるのだって今までなかったんだからな。今どうして話せるのかもわからねえ」
 「まあまあ、偉大なる神の御心ゆえにお会い出来てるんだと思いますよ」
 「そういうこった」
 俺は何が何だかすっかりわかんなくなってオヤジの隣に座りこんじまった。それなのにあのクソ親父はビールでも飲んで頭を冷やせなんて言いやがる。
ステファンさんはずっとにこにこしててな、穏やかな人だった。ボディを乗せたばかりの541をそりゃ愛おしそうに撫ぜてるんだ。なんか541も喜んでるような感じでな、ますます俺はわかんなくなっちまった。フラーズを1本明けたら、なんか俺もまあいいかって言う気持ちになってな、ステファンさんにこの車のことをいろいろ聞いたりしたんだ。で、親父が飯でも食おうやって言うと、いつの間にか部屋が広がっててな、その壁んとこだ。テーブルにミートパイとプディングがあってな、母さんの味だった。母さんは最後までいなかったけどな。ミートパイ食べてたら、昔親父に怒られた後食わしてくれたのを思い出してな、俺は思わず泣けちゃったよ。同じ味だったんだよ。そんな俺を見てあのクソ親父がけらけら笑うんだぜ。信じられるか?死んでも何も変わってねえな。
 思いっきり鼻かんで、ミートパイは全部おれが食べた。なんて言うか、俺はすっかり心が満たされてな、お茶を飲んでると・・・

 ・・・

 ・・・

 ・・・

 はいは~い!ここからいつもの”現実世界”ですよぉー。まったくもって、その続きが楽しみになってまいりました。ワタシ担当の本文よりも面白いでしょ。今までコメント欄を読みとばしていた方々も、コレを機会にちょっとだけ御覧になってみては如何でしょうか。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月 4日 (火)

久しぶりの”動画”がよりによって、コレですか(笑)

 はい、こんばんは!本日は午前中には買取査定で出張、午後は御試乗の準備、夕刻にはお客様にお越しになって頂き、商談と相成りました。・・・ああ、今日も一日ワレながら良くやった(ダレもホメちゃくれないんで、自画自賛:泣笑)。ちなみにカラダはバ~ラバラだよ~ん。

 久しぶりに”動画”を作りましたんで、本日はソレの御案内。”例の”メルセデスベンツ560SELをリフトアップしてホイールをハズしましたんで、ソレならばと、裏側を執拗に洗ってみました。・・・ただソレだけの動画です。相変わらずバカか?オレは(笑)。ウラだけを洗うんでも、一本あたりタップリ30分は掛かるんですヨ、動画ではアッと云う間に見えますケドね。ま、とりあえずは御感想をどうぞ!

 マイクロ・デポのたこチャンネル メルセデスベンツ560SELのホイール洗い風景(思いっきり音出ますので、御注意を!)

 それじゃー、また明日!本日”も”・・・超小ネタで、まったく失礼いたしましたぁ。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月 3日 (月)

ひなまつり2014

 ♪(イントロ)キキンカキン、カカ、キンキラキンキンキン、、カラ、チャラチャラチャラチャラ、チャラチャララ、ホゲレェー、あかりをつけましょぼんぼりにぃー(笑←当然、この曲をイメージしとります:音出ます、注意!)・・・って、ダレかハヤくトメないと。 

 昨日曜日の午後、テレビを点けたら「”ぼんぼり”の語源について」がクイズになっており、その正解は「ぼんやり→ぼんぼり」なんだそうです。そして、漢字表記での”ぼんぼり”は”雪洞”と書くらしい・・・ワタシ、コレは初めて知ったんですが、確かに優秀な日本語変換MS-IMEで”ぼんぼり”と入力すると、変換候補にチャンと”雪洞”があった。スゲーな”雪洞”、季節柄もあってか風流この上ない”アテ”であると感じられます。表意文字の面目ここにあり。「ニホンゴ、ウツクシーデス(今日、隣のカレー屋のオモテ黒板に”しーめじとチキンのカレー”ってメニュー書きしてあって笑った。・・・にしても、しーめじ:笑)」

 え~、と云うワケで、毎度のコトながら年中行事を欠かさず実行する”たこちゃんズ家”では、本日も”ザンギョーザンチャン(泣笑)”でスッカリ遅い時間となってしまいましたが、ちゃんと”ひなまつり”は挙行しているワケですヨ、ウチにはそもそもコドモも居ないのに(笑泣)ねぇ~。調べてみると、昨年は、たまたま3月3日が日曜日であったために”ひなまつり”ねたをヤッてなかったんですね。あのハシゴ車動画を撮影したり、超絶アニソンライブを見たりした日から、もう丸一年が経過しちゃったのか・・・ホントにハヤいな、月日が経過するのは。昨日の日曜日はガラっと変わって「寝日曜(寝正月みたいなモン:笑)」ではありましたが。

 ところで、本日の夕方以降、このブログサイトのプラットフォームであるココログにアクセスを試みるも「メンテナンス中につきしばらくお待ちください」とかフザケタ事云って、どのページにも繋がらなくなってる現象を発見いたしました。本日のワタシ、午前中から一秒もパソコンの前に座っていませんでしたので、一体どのあたりの時間帯からこうなってたのか不明ですが、本日このブログに御来訪頂いた方々には多数御迷惑をお掛けしたものと思われます(Rたろう先生からも「どーなってんの?」と御電話をチョーダイいたしました。ウルせーヨ!・・・なんてツユほどにも思ってませんから、ツユほどにも・・・:笑泣)。夜になっても、まだかなーりヘンな表示(本文部分が、とんでもなくページの下ぁ~~~~~~~の方に描画されている)になったりする場合があるようで、安定していない様子ではありましたが、とりあえずまったく繋がらないと云った状態は免れた模様であります。一度このブログを見て表示がヘンだった方は、画面上でマウスを右クリックし、出てきたメニューの中から”最新の情報に更新”スイッチを押してみるか、ブラウザを再起動させてみてください。おそらくまともに表示される様にナオると思われます。

2014030301 2014030302  ・・・ハナシは戻りまして、今日はウレしいひなまつり。オトコ三兄弟であった岡本さん家(ワタシの実家のコトです:笑)では、”ひなまつり”と云うイベント自体とり行われたコトが無い。一方の”たこヨメ”さん家はオンナ二人の姉妹であったので、毎年マジメに雛人形を飾りつけ、この日を寿いでいたと申します。ダレも居ない千葉の拙宅にも、この時期になりますと、雛人形(なんか、それなりに銘品らしい)がキチンと飾られているらしいです。ワタシ自身は、この光景をほとんど”写メ”でしか見せてもらったコトが無いんですけどね。こちら練馬区土支田の拙アパートに於きましても、ミニミニヒナニンギョ(佐土原人形の)をテーブルに飾り付け、これから甘酒ならぬ発泡酒で乾杯!ようやくこれから、ちらし寿司とハマグリの椀、そして桜餅でも楽しませて頂こうと思っております。

 あ、ところで、本日おみえになった、いつも御世話になってる協力業者さん(自称、当ブログのヘビーウォッチャー)が、「アノ、”りゅたろう先生の小説”は何時まで続くんですかねぇー」「(ワタシ、あっけにトラれて)・・・あんなのマジメに読んでるんかい、ホントにアンタは(苦笑)」「あ、結構アレの続き、楽しみにしてるもんで」「ああ、じゃコレ、そういうふうにブログに書いておきますんで」・・・いやはや、読んでるヒトは隅々まで読んでると云うコトなんですね。ゆめゆめコメント欄の方もテキトーには出来ないよなぁ・・・。一度ある程度たまった段階で、ワタシの方でも”まとめ”作りますんで。確か、ハナシが三つか四つくらいに分解したままドレも完結してないように記憶してるんですが・・・今や、なんだかよくわからない感じになってますよねぇ、あのページのコメント欄(昨日も今日も続きが載ってるみたいですケド:大笑)たら。

 それじゃー、また明日!本日は超小ネタで失礼いたしましたぁ。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月 1日 (土)

とりあえずカレーは”普通”なのが一番!

 はい、こんばんは!3月の初日は雨のショボショボ降るあいにくな天候の土曜日と相成りました。光が丘公園外周路と関越&圏央道を使用した路上教習(!)などの紆余曲折(「ひこうき班長」さん、本日は仕事で御疲れのところでわざわざ練馬までワタシをお送り頂き有難うございました!・・・ホント申し訳ない:ペコリ!:笑泣)の末、バルちゃん(”班員さん”のフィアットバルケッタ)の納車の儀もどうにか無事に済み、先ほど練馬のアパートに帰ってまいりました。そんな納車の儀と並行して、名古屋の「みっち」さんにも色々と御迷惑をお掛けいたしました(ホント申し訳ない:ペコリ!)。

 そんなこんなで、”四方八方に土下座モード”であった本日のたこちゃんは久しぶりに「いやぁーなアセ」が腋の下から分泌して、ちょっとツカれたわい。

20140301012014030102 ・・・「ひこうき班長」さん御夫妻にアパートまで送って頂いたら、ちょうど”たこヨメ”も帰宅していたところでありました。

 これから千葉ニュータウンの御実家に向かわれると仰るハンチョー御夫妻をお見送りした後は、さしものワタシもキンチョーの糸がキレて急速に「あー、ハラへった!」・・・実は昨日の帰宅途中に、道すがらに”超絶ウマそーな”カレー臭を漂わせたお宅があって、ソレを嗅ぎつつ考えたのが「明日は極々普通な、ホントにオーソドックスな・・・あホレ、ニンジンとジャガイモとタマネギと豚肉だけで構成されているよなカレーがいいな」と云うささやかな希望。で、そのように所望しておいたところ、本日ソレが実現していたと云うダケのハナシです。「スーパー行ったら、”ハコ単”で売ってたんで思わず買っちゃったら重かった」「・・・って、アンタはこの段ボールをこうやって抱えて帰ってきたの?あほ?」「もー、ウデがパンパンよ」

20140301032014030104 そんなヨメの苦労の甲斐あってか、本日の極々フツーなカレーはコトの他ウマかった(ウシまけた:笑)です。

 このブログには幾度も登場してきた”カレーねた”ではありますが、やはり日本人のソウルフードのひとつとしてスッカリ定着しているワケですね。たこちゃん家では、付け合わせに”ラッキョ”なんです。”福神漬派”のヒトや”ピクルス派”もいらっしゃるかも知れません。ハラがいっぱいになって、ちょっとシアワセな気分になりました。

 あ、ちなみに、まだアッチはやってるみたいなんで、コメント欄を読んで差し上げてくださいな(笑)

 それじゃー、また来週!疾風怒濤であった今週も無事に過ぎました。感謝、感謝!!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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