フィアットニューパンダ4×4クライミングのあれこれ
はひはひはひ・・・こんばんは!週末のワタシ、なんだかちょっとカゼ気味な感じになってる様でして・・・季節の変わり目は服装が難しいですね。朝早くは結構まだまだ寒いんだけど、日が昇ってくると一気に暖かくなって、そのまま作業に没頭していると、そのうち日も陰ってきて、すでにウッスラとアセかいてるから尚更一気に冷えて、気がつけばカラダ中が縮こまる様に冷たくなっていたりいたします(グスン)。皆さんも御自愛くださいね。
・・・そんな、冷え切ったカラダを一気に火照らせる”ろっそ”なニクイヤツ(笑)を本日は御紹介いたしましょう。
フィアットニューパンダ4×4クライミング(木の下@○△□さん号)であります。この個体、はじめに入荷してきた段階では、キズ・凹み・錆など一切無いにも関わらず、この時期のフィアット系車のロッソ系色に特有の退色現象によって可哀想なほどにボディ表面全体が隅々まで”レンガ色(最初からその色ネラってたかの如くに)”してたのですが、御希望に従い、外装を徹底的に加修いたしまして、御覧の様な完熟トマト色(笑)が蘇りました。
この時期のフィアット車においては、BピラーやCピラーの黒色仕上げ部分にカッティングシート状の素材を貼り付けて造作してあるのが特徴的ですが、たいていは上の方から剥がれ捲れて、いよいよ経年を感じさせるカッチョ悪さを漂わせちゃうモノなんです。そういった部分もカッティングシートを剥がし一旦接着剤を完全に除去してから、オリジナルと見分けがつかない”表面シボ風塗装”によって再現してもらいました。これならしばらくの間は美観を損ねる事なく可愛いパンダちゃわんをお楽しみ頂けるコトでありましょう。
美しく仕上げたボンネットフードを開けば、エンジンルーム内はいつもの見慣れた光景です。しかしながら、このフィアットの水冷エンジンシリーズも信頼性は非常に高く、名機と云えましょう。まずは各部をチェックしながら隅々まで清掃いたしました。
ところで今日は、昨日の夕刻に戻ってきたこのニューパンダとずぅ~~~~~っとにらめっこするハメになった一日でした。運転席のパワーウインドーレギュレーターの樹脂スライダー部分に経年でヒビが入り、四散(あ、いやホントは五分割だったんだけど:泣笑)してゲコゲコと動作していたのをなんとかしようと、一旦レギュレーターAssyをはずして分解し、樹脂スライダーの再生を試みましたが、三時間掛って「さぁ、組んでみよー!」と生き生きと組み立て、「さぁ、動かしてみよー!」と生き生きと動かしてみたら「びぃ~~~~~ん、ゲコっ!」・・・斯くして、一巻の終わり。朝6時半からの労働はまさに徒労に(大泣)。
そんなニューパンダのオシャレな室内をば。マニュアルミッション+四輪駆動の同車は、日本仕様のディーラー車でも左ハンドルでの導入でした。
運転席側の左ドアには、いまだレギュレータ待ちのために内張りのトリムが装着されておりません。そう云えば、集中ロックの方でもハメられた(笑)んだった今日は。すべてのドアがキチンと閉まっているのに、カギを掛けようとするとハネてしまう。だから全然施錠が出来ないのです。で、せっかく装着されてきたすべてのドア内張りトリムを”全パガし(泣笑)”にして、運転席のメインロックユニットまで分解してシュートいたしましたが、「う~」の状態は続くのでありました。すべてがキチンと閉まっているハズなのにメータークラスター内の半ドア警告灯が付きっぱなしなのが、まずもってオカシイ。懇意にしているディーラーのフロント氏に電話を掛けてみる。「もーさぁー、朝から4枚(のドア)”全バラ”にしてヤッてんのよ、なんかコントロールユニットみたいな”ハコ物”付いてる?」「あー、半ドア警告灯点いてます?」「うん」「やっぱり信号入っちゃってマスねぇ、コンピューターに。5枚のドアとも絡んでるんですヨ」「えっ?5枚・・・って、あ、テールゲート!はぁ・・・アレもドアだよなぁ」「頑張ってくださいネ」・・・迂闊モノでした、ワタシ。テールゲートの存在を忘れてたわ(ヒントになったディーラーフロント氏のコトバに感謝、感謝!)。そっちをバラしたら、見事にビンゴで解決しました。斯くして、この闘いはまだまだ続く・・・(のか?:笑泣)。
そんなこんなで一週間おツカれ様でした。皆さんよい週末を。それじゃー、また来週!
2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。
このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。
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コメント
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このニューパンダ、内外色がいいですね。
純正ホイールキャップ、こんなデザインだったかな。いいデザインです。
木の下@さま、いい買い物をされたと思います。
一方、たこちゃんの体が優れないようですね。
巷ではインフルエンザもまだ流行っている様子。
どうぞお体お大事に。
投稿: Wさま | 2014年4月12日 (土) 21時47分
いい赤ですねぇ。
ウルトラマンのようなシートカラーもそそります。
Wさまさん、ホイールキャップは4WDの純正かも。
うちのは形が違います。
2WDパンダはアンテナを外せば機械式立体駐車場も結構いけます。
4WDは少し車高が高くなるので微妙ですが。
昨日、紺メタのパンダと重連になりました。
横に並んだら運転手さんと目が合い、お互いに会釈。over還暦のオジサンが二人乗っていました。
何で若いお嬢さんが乗っていないかねぇ!(って向こうのオジサン二人も思っていたことでしょう)
投稿: テツヲタ | 2014年4月12日 (土) 22時58分
いいなあ、ニューパンダ。外装が綺麗で、いい赤ですね~。内装も御洒落です。
しかも四駆ですから東北の雪にも心強いです。まさにマルチロール機、いいなあ。
しかし外車、旧車、イタ車のメンテは毎日が推理の日々なのですね。
開発思想と構造をイメージする事が大切です。
フツ~のクルマ屋ではなかなか出来ませぬ。
投稿: Sm | 2014年4月12日 (土) 23時36分
皆さんお晩です!
W様、Sm様、練馬のH様、励ましコメントありがとうございます!
それにしても、やばい!ヤバ~~イッス!!
今日は朝から雑用デーと決めて、吹けば飛ぶような
個人事務所のわが社の(従業員なし・・あっ、かみさんが一応
従業員になってたっけ・・・・)決算処理と、そんでもって
夏物への衣替えを一気にやろうとしてたのに
(あっ、かみさんにはやらせません。頼むと終わる頃には
秋になっちゃうんで・・・・笑)
りゅうたろう先生の「541物語」を朝から通読してしまい
胸がキュンキュンしてしまいました。
も~~~うっ、雑用してる場合じゃないじゃん!!
車庫に向かい、ドイツ生まれの我が娘の徹底洗車に
勤しんじちまったじゃないですか・・・・・・
「ごめんね!愛情そそがなくて・・・ブツブツ」
御近所さんがみたら、独り言をつぶやきながら洗車してる
私は、「とうとう行っちゃったか・・・奥さんかわいそうに・・・」と
思われたことでしょう・・・・
いやいや、本当に人外魔境にズブズブと引き込まれていきます!
思い返せば初めて「マイクロ・デポ」さんにお邪魔した際
社長、副社長のお二人がお相手してくださったんですが
お会いして、2分と経たない間にお二人とはもうず~~~と
以前から知り合いだったごとく話が弾んでおりました。
まぁ~私も18年前脱サラして、自分の好きな道に飛び込み
社長様と同じような道のりを歩んできたので(もちろんその努力は
マイクロ・デポのみなさんの足元にも及びませんが・・・・)
社長には同じに匂いを(あっ、加齢臭ではありません!笑)
感じておりました。
そしてマイクロ・デポの歴史を知り、暖かいお仲間のみなさんの
コメントを拝見するにつけ、ますます心の中にじわ~~っとした
心地よさが広がってまいります。
綺麗なお姉ちゃんと、あんなことや、こんなことをするよりも
(不適切な表現とお感じになられた方は、自動削除をお願いします。)
あの、薬師丸ひろ子嬢主演映画の「セーラー服と機関銃」の名セリフ
「か・い・か・ん・・・・・!!」的気持ちよさなんであります。
それにしても、りゅうたろう様の作品には脱帽であります!
是非新たな作品をお願いしたく存じます。
いつもブログ内容に関係のないコメントで恐縮です・・・
あとひとつ、今日の午後雑用がひと段落したので
パソコンで中古車巡りをしていましたら、な~~んと!
我が家から車で10分のところにある中古屋さんに
「クワトロポルテ2000年V8モデル」があるではありませんか?
あの時計がなくなったやつです。
その車屋さんは以前から知ってはいたのですが、おいてある車が
殆ど1500万円前後の奴だったりするんですよ。
にもかかわらず今回はクワトロポルテ185万円で売られてました。
ここで買う気はさらさらないのですが、とりあえずどんなもんか
見に行くだけ見に行ったのですが、そこの店員さんからなんと!!
「この手のマセラティ買うなら、マイクロ・デポさんがいいですよ!」と
言うではありませんか!!!う~~ん、恐るべしマイクロ・デポ!笑
もちろん私から、マイクロ・・・のマ、の字もいってないのにもかかわらずです。
なんか嬉しくなって、スキップして帰ってきたのは言うまでもありません!笑
さぁ~迷っているあなた!マイクロ・デポへ、レッツラ・ゴー!
失礼しました!!
投稿: 調布のU | 2014年4月12日 (土) 23時38分
お世話になっております、飼い主の木ノ下です。
一つの不具合に対し、「全バラ」を通常の作業行程としている様を思いますと、
頭が本当に下がりますm(_ _)m
まだまだお手数掛けると思いますが、宜しくお願い致します。
実はこの車に決めた理由は--
>>「ホントーにカネはないけど、くだらないクルマ(笑)に乗りたいぞー」
>>「みんなで上物の変態グルマを発掘しよう!」という、 いきおいのある方がちっともおみえになってくれないのが寂しいんです(泣)。
という"ネオクラシックイタリアンカーの世界:2"に刺激を受けたとか受けないとか…(笑)
「ランチアを買おうかな?」と相談したら、9割方の力で「汝、思いとどまるべし」と諭されましたのも良い思い出です
`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!! 笑
投稿: 木ノ下@新入社員は一回り下(苦笑) | 2014年4月13日 (日) 00時40分
調布のU様、練馬のH様:
温かいコメントをありがとうございます。最後は無理矢理書きました。物書きには到底向いていません。また、その才能も有りません。ええ、わかっています。どうもありがとうございました。
木ノ下@新入社員は一回り下(苦笑)様:
たこ共は、アルファロメオSZを散々こき下ろしてわたくしに222 4Vを買わせたような奴らですから、どのように言いくるめられたかは想像に難くありません。ご愁傷様です。まあ、4Vはものすごくよかったのですが。思いを抱き続け、いつの日かランチアを買ってトラブルが生じたとき、だからあの時クアトロを買えばって言ったんだよ
としたり顔で言われ、非常に悔しい思いをなさるかもしれませんが…
まずはおめでとうございます。 ランチア、いいじゃないですか。モンテカルロ以外は(絶対に)
投稿: りゅたろう | 2014年4月13日 (日) 01時52分
↑皆さん、連日の暖かいコメント、有難うゴザイマス!・・・ところで、Rたろう先生の”私小説(笑)”はいつの間にか強引に完結させちゃったんですね。通読し直してみると”車好き”には胸がキュンとする名作となりましたコトが分かります。で、題名はどーすんの、結局。ちなみにワタシが以前に御提案した複数の案は著者御本人から「センス、ワリぃなぁ~。ダメ、そんなの」と悉く却下されました(泣)。
投稿: たこちゃん | 2014年4月13日 (日) 06時44分
↑あっ、なに


人の事ほめて、返す刃でさも私がどんなに勝手な人間かを印象つけようとするこのこわざ
なに(泣)なんか入れてんの??
Darksideたこだ
投稿: りゅたろう | 2014年4月13日 (日) 08時33分
ロッソ、4WD、MTのニューパンダ納車までもう少しですかね。しかし色々トラブルという膿がでて、納車がいくといいですネ。
本日は、うちのロッソシャマルでドライブしてきました。チェックランプがついたり、消えたり。どうもブレーキ踏むと点くような。。。もうそろそろ、1000キロ点検かな?!
文豪Rたろうさま、541物語に続いて、シャマル物語もお願いします!もしなにかの機会があればですが。。。とはいってもなかなか書ける物ではないですよね。しかし541物語いいですよ!
投稿: 練馬のH | 2014年4月13日 (日) 19時04分
ニューパンダ、内装がかような「ウルトラマン仕様(byテツヲタさん)」とは知りませんでした。四駆とはいえ街中をくるくる駆け回るのも楽しそうですね。
ところで昨日、久しぶりにギブリさんを洗車しました(水洗いだけですが)。
競技車両と違ってギブリさんはどうしても綺麗でないと切なくなるのですね。
デポさんに入ると綺麗にして頂けるのでうれしいのですが、日ごろから自分で綺麗にしておけば余計な手間をかけさせずにすむのに、と心苦しくなったりもしますし…。
綺麗なギブリさんで走ると心も軽くなるというものです。
投稿: おぐ | 2014年4月14日 (月) 15時09分