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2014年4月24日 (木)

「通信」と「情報処理」への関わりのハナシ(その2)

 はい、こんばんは!本日はミョーにムシムシ暑くて、いまだ冬仕立てになったままのカラダの方はチットモついていってくれておりません。今晩のワタシ、もう、なんかバラバラになりそう(泣笑)だわ。皆さんも御自愛くださいね。

 (・・・昨日の続きです)

 昨日のコメントで「いつかはシャマル」さん(ところで、”GWダメ男”への参加の方は如何でしょう:笑)から「たこちゃんのおっしゃるオフコンってN5200モデル05とかでしょうか?」との御質問を賜りましたが、N5200/05って、モニターとフロッピーディスクドライブのスロットが二つ合体してるヤツですよね?さすがにそんなのじゃ無かった様な気がするなぁ。N5200/07ってヤツだったのかな。とにかく会社にはN5200があって、その隣に”PC98”シリーズの機種番は忘れたケドとにかくトンでもなくショボいスペックのヤツがあって、ソレにオーロ○エースって書いてある紙のフロッピーを二枚、出したり入れたりしてワープロにしてました。原初のワープロよりは時代が進んでましたが、「ジコ、じこじこ、ジーコ、ジコ・・・・・。。。。。ガチョーン(とんでもない変換:笑)」みたいな可愛いヤツでした。

 んでも、そんなの相手にしてたら顧客向けの営業資料など三年経っても出来やしません。しょーがないからカシ○のワープロ専用機買ってもらって、とりあえずはソレでしのいでました。で、やはり昨日のコメントで「Sm」さんが言及なさってた「一太郎」ってワープロソフトの使い勝手が良いようだとの評判を聞いて、早速秋葉原に行き、メーカーのデモを見せてもらうコトにいたしました。でも、やっぱりその時代のパソコン用ワープロソフトはまだまだビジネスユースにバリバリ使用するには、色々と障害が多く(とにかくワタシは縦横に自由に罫線を引いた表が簡単に作れるモノを欲してた)て、かと云って「○ータス123」的な表計算ソフトと云うのも(コレは今のエクセルにいたるまでなんですが)、ちょっとカジって、すぐに「うー(泣)」だったので、結局その時はもう一台カシ○のワープロ専用機(上位機)を買い求めました。

 そのような時期の秋葉原では、ラオックスのザ・コンピュータ館(ザコン館と呼ばれてました)とかソフマップに足繁く通ったモンです。エスカレータやエレベータに乗ってるあいだ中聞かされる「ソフマップのCMソング(ハローソフマップワールド:音出ます注意)」は今でも思い出せますが、脳内を無限ループしてしまう逸品(笑)でした。只今もいったん思い出したらループしちゃってコマっとります(泣)。

 そんなある日、ソフマップに行ったらエスカレータの横にある展示の中に、「パソコン起動スピード対決」と銘打ったディスプレイがありました。同じインテル(入ってる:笑)製のCPU同士、それまでのハイエンド(確かDX4)モデルと新しいハイエンド”初代ペンティアム133MHz”の闘いの様子をナマで1日中見せてました。この立ち上がりスピードを見て、今度の「ペンティアムって云うの、スゲー」なんて思ってた時代から幾星霜、結局歴代のペンティアム装備パソコンは一度も手にするコトは無く、コレ書いてるアパートのパソコンすらも「インテル・コアi7 860」なんてなんだかスゴそうなCPUを装備してる有様です。

 ああ、20年くらい前にパソコンを買おうとすると、”98機”か”DOS/V機”か、はたまた”マック”かと云う選択も必要でした。その頃は機種ごとのアーキテクチャの相違により、同じアプリケーションが走らなかったんですよね。ワタシはちょうどWindows3.1が出た頃に、会社で使うパソコンを選定して買えるコトとなったので、「ああ、コレでMSーDOSのコマンド入力と、ようやくおサラバ(厳密にはオサラバしてなかったんだけど)出来るぜぃ!」と意気揚々と買いました、今は亡き(笑)コンパック(Presario:プレサリオっつー激安機種)を。ウインドウズの売りにはマックにはおそらくとっくにあった「マルチタスク」と云うのがあったのですが、この激安コンパックの場合ですと、三つ開けばカタまってました(泣笑)。この時初めて気が付きましたヨ、パソコンのカタログや取説に書いてあるコトくらい信用してはならんと云うコトを(泣笑)。自動車で云えば、「最小回転半径が4.5m」ってカタログに書いてあるケド実際には「7m」あったりとか、「0~400m加速15sec」て書いてあるのが「ホントは22秒だよ~ん」であったりする様なモン。ハッキリ云って限りなくダークグレーな品物です。パソコンって、上位モデルも廉価版モデルも見た目はほとんど変わらないじゃないですか、ソコも落とし穴。色々と分からない点や、製品の不備な点を問い合わせてみようと「サポートセンター」なる電話番号に掛けてみても、ま~~~~~~~繋がらない。パソコン業界ってのは、未完成品でもバグがあっても平気で売る(しかもなぜか必要悪としてソレらの不完全さは是認されてる)と云うモノだとソコで初めて思い知りました。ソレまでは「大塚○会」などのオフコンサプライヤーを通じてコンピュータと向き合っておりましたので(もちろんケタはずれなコスト負担もしてた)、それでヌクヌクと仕事が出来ていたのだなぁ。

 一方当時の「通信」のハナシ。バブルがハジけて、独占企業体(公社及びソレに類するも組織)の分割や解体、規制緩和などなどが進み、それまで旧電電公社のNTT独占であった電話及び携帯電話市場はこの時期一気に開かれました。「IDO」とか「日本高速通信」とか「ツーカーセルラー」など色々とありましたよね。テレビのコマーシャルでは朝から晩までこの手の新規参入組電話会社の新設告知が流れていました。そして昨日も触れました廉価なPHSも登場。NTTパーソナルとかアステル、東京電話なんてのがありました。まさに金のなる木に群がる虫の様です。機種そのものも、家電メーカー、通信機メーカーの多くが参入し、すべてがほとんど玩具トランシーバー以下の大きさにまで小型化され、充電時間もようやくガマン出来るレベルにまで短縮、電池の持ち時間もまあまあレベルにまでようやく到達しました。各キャリアの携帯電話カタログには、ノキアなどの海外メーカーも含めて実に多くの機種が並ぶ様になりましたね。コレでやっと、あの忌まわしき「ポケベル」から解放されると云うワケです。何がイヤって、「ポケベル」と云うのは、主に上役からの一方的な呼び出し道具に過ぎないワケで、ピーピー鳴ったら、即公衆電話を探して会社に電話を掛けなきゃならないと云った不文律がありました。高速道路上での渋滞中などにコレが鳴ったら、さぁ、たいへんです。ようやく最寄りのサービスエリアに到着してはぁはぁ云いながら電話を掛けると「どーして電話して来ないんだぁ!!」と電話口では上役が怒鳴っていたりします。このポケベルに10から20文字ほどのメッセージが入れられるヤツは高校生を中心に一時期巷を席巻いたしました。東京テレメッセージなんて会社もありました。ホンの数年でこういった企業のほとんどが(極めて無責任に)消えたり合併したりしました。なんと云う不安定な業界だったんでしょうか。

 それじゃー、また明日!もう、肩も背中もバ~リバリ!!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

皆さんお晩です!
いや~~私も体バリバリで、夕方近所の整体に行き揉んでもらってきました。
さて「ポケベル」ありましたね~~私も持たされました。
今でも思い出すのが出先でトイレに入り(大きい方の用を足してました・・笑)
トイレの中にポケベルを忘れ、会社に帰ってから気づき大慌てしたもんで
ございますよ!!泣笑(さりげなくパソコンネタには触れず・・・・)
あっ、社長26日よろしくお願いいたします!!

↑「調布のU」さん(&迷える子羊様:笑)、土曜日の御来店をお待ちしておりま~す!お気をつけてお越しくださいね。お目に掛かれるのを楽しみにしておりますヨ。

通信事業は顧客層の裾野が広いので業界の進歩はめざましく、栄枯盛衰、世代交代、自然淘汰が目まぐるしく、進化についていけない企業は淘汰される厳しい世界なのですね。
一方、W1ND0W5は欠陥商品だよな~。フリーズ頻発の上に、数年ごとに買い替え・載せ替えが必要なのは・・・何?
過去、長時間かけて作成した書類がフリーズや強制終了で台無しになった事数知れず(泣)。
コイツが自動車や航空機の安全面を担うOSだったら甚だ心もとないのですが、コイツが無いと仕事にならないのも事実。しゃ~ないか。
産業機械やガラケー用のOSの方が信頼性は高いよな。。。

当方、昨日たこちゃんが書かれた”この手のプロ中のプロ”ではありません。
いわゆるハード屋なのですが、ソフト関係はたこちゃんの方が滅茶苦茶詳しいと
思っております。

携帯会社、懐かしい会社のオンパレードですね。
どのように合併して今の会社に至る、なんてすぐに思い出せません。
ちょっと脱線しますが、メガバンク(銀行)なんかも合併の繰り返しで、一部の銀行は
統合前の銀行が何だったかすぐに思い出せなかったりします。

 ラオックスのザ・コンピュータ館、ソフマップは懐かしいですねー。このCMも!そして私が、よく行っていたのが「秋葉館」ってとこでした。
 ポケベルねー、仕事で持ってましたが、鳴るとロクなことなかったなー。ただメッセージを入れるのはしなかったです。もう少し下の世代だ! PHSは今も仕事で使用しています。。。
 本当に、便利さが人間をダメにするような気がしますネ。人間甘やかされるとダメになるんでしょうか、それとも便利になって甘やかされているうちに、人間は進化?退化?して、人間を超えた超人間になるのか?ダメ人間になるのか???

気がつくとたこちゃんさんは地面に倒れ臥していました。
ひんやりとした石か土の感触を左の頬に感じながら目を開き、さてここは…?などと朦朧とした頭の隅で考えながら、のろのろと上体を起こして体についた土かほこりの類を両手で払い、のろのろと立ち上がりました。

そこは洞窟の底か何かのようでした。
ほぼ真っ暗で日の光も照明器具も何もないけれど周りの地面か天井か空間がうっすらと光を放っているようで、暗闇に包まれているけれど目を凝らすとぼんやりと廻りの様子が見て取れる、といった感じの明るさでした。
足の下には土か岩の地面が自分を中心にしてまあるく広がっていて、振り仰ぐと頭上にはこれまた土か岩のようなテクスチュアの、ドームか大きなお椀のような形の天井がぐるりと覆いかぶさっておりました。
その空間の大きさは、ちょうど家よりは大きく、村よりは小さいくらいの広がりでした。

ふと目を起こすと、少し離れた壁にたくさんのドアが並んでいるのが見て取れました。
それらは上下に十四段、横に三十七段くらいあり、ひとつひとつのドアはそれぞれに独特の形と風合いをしていました。
とても整然と論理的に並んでいるようで、とはいえ冷たい感じではなくて懐かしい感慨も呼び起こされるような、情熱と理知が相克しているような光景でした。

ここには自分が欲しいものはない、たこちゃんさんは目を細めて凝視しつつ、直観に近い速さの思考でそう結論づけました。ここにはもう何度も来たことがある。そして、必要があれば明日も来月も来年も。
他を当たろう、何を自分が捜しているかは定かではありませんでしたが、たこちゃんさんはそう思い定め、ぐるりと頭を振ってあたりを見回しました。

相変わらず薄暗く、足の下も頭の上も黒ずんだ土か岩に覆われて、なんだか自分も闇に溶けてしまいそうな心細さがわいて来ます。
それでも一回り見渡していると、四時の方向にトンネルの入り口らしきものが見て取れました。といっても(それはもしトンネルだとしたら)もう長いこと使われていないようで、壁面にへばりついた蔓性の植物が上からだらんと半ばを隠しており、奥行もどうなっているか定かではありません。

たこちゃんさんはでこぼこな足元に注意しながら、それでも吸い寄せられるように近づいていきました。入口から中を覗き込むと、トンネルは緩勾配で下りながら少し行った先で急なコーナーを描いて回り込んでおり、ラニョッティのサンクならかなり手前から横を向いていそうな塩梅で、奥の方は見渡せません。
それでもたこちゃんさんは意を決してトンネルに入り、奥に向かって歩き始めました。足元は土か岩から草か苔の類いに変わったようで、ふんわりと柔らかく、踏むと湿った音をたてます。
件のコーナーを軽いドリフトでクリアして先へと進んでいくと、しばらく行った先にまたブラインドコーナーがありました。
きっとこの先が終点だ、たこちゃんさんは勢い込んで角を曲がると、まさにそこにはひとつのドアがありました。それはさきほどの整然と並んでいたドアの群れとは異なり、大分昔から開けられていないようで、仕上の素材もなんだかよくわからない有様です。

たこちゃんさんはおずおずとノブに手をかけ、まわしました。以外にも軽くそれは廻り、薄くドアを開いた途端…。
ドアの隙間から大量の何かが外に向かって流れだしました。それらはそれぞれに発光しながら飛ぶ粒粒のようで、次から次へとあふれ出してきて、そのいくつかはたこちゃんさんの顔にぶつかりました。
そのはずみでよろけたたこちゃんさんは、その場にしりもちをついて、頭上を飛びトンネルの出口に向かっていく奔流を、ぽかんと口を開けて眺めておりました。
それらが全て出尽くした後、のろのろと上体を起こして体についた土かほこりの類を両手で払い、のろのろと立ち上がりました。
なんだかぼんやりしてしまった頭で、ふとドアをもう一度よく見ると、そこにはこう書いてありました。

「オフコン(2199年使用予定)」

ああ、もう使っちまった…。たこちゃんさんは力なくひとりごちて、少し肩を落として、ゆるゆると、またトンネルの坂を上り最初の洞窟に戻っていくのでした。

おしまい。

おぉーおぉぉぐぅぅさんまで、デポブログコメントノベルデビューですかヵ。。。

そうです、モデル05はそんなモデルでした。
8インチFDでした!

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