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« いざ飲まん!ブラックニッカ”クリア” | トップページ | たこたこ北紀行2014GW(その10:ニッカ余市蒸留所③) »

2014年5月20日 (火)

たこたこ北紀行2014GW(その9:ニッカ余市蒸留所②)

 まーいつものコトながら、一旦始まっちゃうと、なかなかオワんないなぁーウチの旅行記は・・・はい、こんばんは!皆さん御機嫌麗しゅうコトと拝察しております。ここのところもマセラティシャマルやら各種クアトロポルテやらスパイダーザガートやらフィアットニューパンダやらと戯れる(笑泣)日々、専ら”イタリアン漬け”の日常生活ではありますが、今宵も些か強引にスコットランドの風を感じて頂きましょう。

20140520012014052002 えーっと、ドコまでイッてたんだっけか?ああそうそう、余市のニッカウヰスキー蒸留所内のウイスキーミュージアム入口までやってきたところからでしたね。

 驚くべきコトにいまだ旅行二日目、4月28日(月)夕方のハナシをやっとりますが・・・いきなり出ました!ヒゲのおじさん。ワタシら世代にとってはニッカと云えばこのおじさん(キング・オブ・ブレンダーズ)です。初めてラベルに登場したのは1965年発売のブラックニッカからだそうで、昨今流行のゆるキャラとは違い、あくまで重厚ですね。でもワタシがコドモの頃、グラスを摘む様な右手(向かって左側)の仕草がドコとなく可愛いなとは思ってました。

2014052003201405200420140520052014052006 そんなヒゲのおじさん像が温かく見守るのは、かつて使われていたのであろうウイスキー製造のための器材諸々やウイスキー全般の歴史的資料が展示されている「ウイスキー館」の内部。

 元々は貯蔵庫だった建物の内部を改造したと云う薄暗いミュージアム内をより一層重厚な趣きに見せております。なんと云うか、こう、すべてが茶色いか、コゲ茶色いか、琥珀色の世界。

 ウイスキー作りには欠かすコトの出来ない樽。この樽ひとつとっても様々な工具と職人芸を必要といたします。本日ドライバーのワタシ、あこがれの有料試飲コーナーは「見ないようにして(泣)」素通りです。ちなみに「竹鶴35年」は15ccで1700円!!!あちょー。

 さぁ、この先には、このあとドレくらいの分量の展示が待ち受けているのでしょうか。デジカメの電池残量を心配しつつ、この先へとまいりましょう。ナンだかしっとりとした雰囲気の小部屋が待ち受けている様子です。

20140520072014052008201405200920140520102014052011201405201220140520132014052014 このあたりはちょうど二棟目に入るところで、ここから先は「ニッカ館」と云うコトになっとります。

 とにかく、N○K朝の連続テレビ小説では今秋からの放送予定がこのお二人をモデルとしたモノらしいので、当ミュージアム内でも、ここぞとばかり大々的にフィーチャーしてお送りしております。

 周囲には竹鶴夫妻の来歴を示す品々や、数多くのモノクロ写真が展示してありますが、中でも一番感銘を受けた展示がこのあたり。

 「栴檀は双葉より芳し」とは良く云ったモノで、将来エラくなる人はコドモの頃から出来がチガうんですね。尋常小学校三年生で、この完成度の「清書帳」はジンジョーではありません(笑)。

 コレも御本人の自筆なのでしょう、現在のサ○トリー山崎工場(蒸留所)の建設計画書表紙。ジャパニーズウイスキーの夜明けはここから始まりました。

 パスポートにある横文字の方も達筆なること・・・。しかしながら、竹鶴翁も翁でない頃には髪もフサフサ、ヒゲも無い。晩年の威風堂々たる雰囲気とは相当見た目のイメージが違いますね。初期のニッカ製品が並ぶショーウインドーの右端には晩年の竹鶴翁がテイスティングしている有名な写真が額装して飾られておりました。リタ婦人の生家内を再現したステキなリビングルームには残念ながら入れませんが、いかにもヨーロピア~ン(よく分かってない:笑)な感じですね。

201405201520140520162014052017201405201820140520192014052020 ・・・あー、もうこのあたりから先は、しばらくの間ワタシの個人的志向による、旧い企業モノ製品群の自分用記録写真ですから、たいしたコト書いてませんヨ(笑)。

 しかし、ナンだね、創業時からの製品群がほとんど(しかも飲料メーカーであるにもかかわらず)こうして原型を留めているのは極めてマレなコトだと思われます。変質しにくい醸造モノのお酒がメインだから、とっておき易いのかも知れませんね。

 キャップを開けていないのに、量が減っているところにも御注目ください。長い年月を経過するあいだ、徐々に揮発してしまうのでしょうね。

 コレに関連して、日曜日にネット徘徊していたら、こんなサイトを見つけてしまいました。昭和47~48年製の”ハイハイニッカ(ハイニッカの初期バージョン)”を35年振りに開詮して飲んでみようと云う、ムカシ大阪発のテレビ番組探偵!ナイトスクープでやってた「37年前のボンカレー(大塚の研究所で検査した結果、生物学的に無菌であった:笑←でも、食べちゃダメよ)を開けてみるネタ」を彷彿とさせるハナシ(リンク先の管理者様、有難うございます)です。開詮するにあたっては、子供を授からなかった竹鶴政孝翁の養子(血筋的には本来は甥)となった、竹鶴威さん(元ニッカウイスキー社長にして、同社二代目マスターブレンダー)のテイスティングによりお墨付きを拝領した上で飲んだそうで、コレ以上のシチュエーションは考えられない「イイ話」です。このサイトの読者向けに分かりやすく云えば、35年モノのマセラティ・・・カムシンとかキャラミってトコか?(あ、いやハイハイニッカは当時二級酒扱いの最廉価版ニッカだったんで、ここはメラク2000にしとこう:笑)を、今は亡きグェリーノ・ベルトッキの子息(居るのか:笑)の操縦で助手席に乗せてもらい、「フムフム、なかなか良いではないか」と云わしめた上で操縦を代わってもらう・・・そゆコト(やっぱチガウ?:笑)。

201405202120140520222014052023201405202420140520252014052026 些か壜の写真ばかりで食傷気味になってきたと思いますんで、一旦趣を元に戻しておきましょう。

 このあたりは、竹鶴政孝翁とリタ夫人の遺した思い出の品々を展示するコーナーです。

 これだけ国産ウイスキーの基礎作りと発展の両方に手腕を発揮し、実績を残した方ですから、竹鶴政孝翁がニッカウヰスキーの社長であった時代にも叙勲の話はあったそうなのですが、初めに叙勲を打診された「勲四等」は丁重に断ったそうです。

 なんでも、その当時までにビール業界のある方が「勲三等」を叙勲されていたそうで、「叙勲は有難いんだけれども、ここでオレが勲四等をモラったら、この先のウイスキー業界で、関係者はどのように頑張って実績を積んでも勲四等止まりになってしまう(要旨抜粋)」との意向であったらしい。ちなみに数年後に勲三等の話が来た時には「有難くお受けいたします」と快諾されたそうです。いかにも骨のある竹鶴政孝翁らしいスジを通した話ですね。

20140520272014052028201405203120140520322014052029_22014052030_2 さあさ、またまた”瓶ばっか(笑)”のコーナーが出てまいりました。

 ボトルの一本一本を慈しむように磨きあげて、各々ガラスケース内に陳列してあります。

 ヒゲのおじさんがラベルに初デビューした「ブラックニッカ」と戦前の第一号ニッカウヰスキー。

 実に一日にボトルを一本(晩年でも三日に二本:笑)アケていたと云う、γGTP数値もナニするものぞ、な”プラチナ肝臓”を所持していた竹鶴翁が晩年まで最も愛し、晩酌の友としたのが、当時の二級酒(ト○スの対抗商品と申し上げた方が分かりやすいか)であった最廉価版の「ハイハイニッカ」なのだそうです。発売当時のボトルは二級酒ながら威厳たっぷり。

 「スーパーニッカ」の初代モデルでは、一本一本が手吹きにより制作された”カガミクリスタル”製のボトルを採用(中身よりボトルの原価の方が高かったのでは?と云う逸話も)すると云うコダワリ。「ノースランド」とか「G&G(オー○ド憎しの気分が横溢:笑)」あたりになると、ナニかドコかで見たよーな?と思わせるボトルデザインに堕してると思うのはワタシだけ?

201405203320140520342014052035201405203620140520372014052038 本日はミュージアムを最後まで御案内するコトが出来ませんでした。

 コレでも、「ウイスキー館」の方では”ほとんど素通り”に近いイキオイで目をツブって通り過ぎた様なモノでしたが、ワタシの大好物である”企業モノ博物館”の体が丸出しな「ニッカ館」では、見るモノ見るモノ写真に収めなければと、足も目もトメなきゃイケないところが多過ぎてコマってしまいます。相当端折ってコノ分量ですからね。

 ラベルの数々もキチンと残されていて、ドレも素晴らしいコンディションです。

 ところで、昭和三十年代にはニッカのキャラクターは”熊さん”でした。北海道特産の”木彫りの熊さん”をイメージしたものなのかなぁーと常々思っていましたが、どうもそれだけでは無いらしいです。ホレ先日も出てきたでしょ、「熊の血」のハナシが(笑)。ところで、日本のテレビ草創期にはヒッチコック劇場と云うドラマ枠があって、そのオープニングに流されていたと云うコマーシャルがコレ(クマさんの縫い包みが樽を引っ張って歩く映像←早送り出来ないのがツラいですが1:40くらいで出てきます。この動画での歌詞は”ニッカウヰスキーの歌(リンク先の下方に在る視聴コーナーでの22番目、音源の最後、ビミョーに消えかかる一番歌詞のラストは「どうです?一杯如何です?」です)”のおそらく二番。どちらも音出ます、注意!)。そして本日の掉尾を飾るのはオーソン・ウエルズの「G&G」(音出ます、注意!)、いと懐かしス。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

皆さんお晩です!!

まぁ~それにしてもタコ社長の文章力には恐れ入ります。
毎度毎度仕事の後のブログ打ち込み作業、並大抵の努力ではありませんね・・・
本当にお疲れ様です!!いつも楽しませていただいてます(それも無料で笑)
さて、ヒッチコック劇場、あれは夜なん時頃からだったでしょうか??
子供は見せてもらえなかったとおもいます。あの頃は「夜の10時劇場」という番組が
あり、深夜の放送のイメージでした。良い子はみんな8時には寝てましたから・・・
さて、ヒッチコックさんの声は「熊倉一雄」さんがやられてました。
熊倉さんと言えば、私が子供のころ「ひょっこりひょうたん島」の「海賊トラ髭」の声や
「物知り博士」のケぺル先生の声などを担当してました。
それ以外にも、たくさんの吹き替え、声優、俳優として活躍されています。
ここ何年か前はエルキュール・ポワロの声と言えばお分かりなるかも・・・
あっ、忘れちゃいけない「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌も歌っています。
このブログを見ていると、忘れていた子供のころが思い出され、楽しくなります。
これからも「イニシエ」ネタを楽しみにしています!!

↑「調布のU」さん、いつも有難うございます!ファニーヴォイスの熊倉一雄さんは”顔出し”でもゲバゲバシリーズなんかに出ていらっしゃいましたね。ケぺル先生にズボっとハマりました(笑)。「ヤアこんにちは、元気かね? なんでも考え、かんでも知って、なんでもかんでもヤッてみよう!」みたいな決まり文句とともに、ちょっと不気味なギニョールが思い出されます。今週の土曜日のUさん御来店を(迎撃用クアトロポルテを御準備して:笑)お待ちしておりま~す。

土曜日よろしくお願い申し上げます。
午後1時くらいに伺います。
うーん,迎撃されちゃうのかなぁ〜笑

熊倉一雄さんといえば、「特ダネ登場」の「このかたはぁ~」で始まるナレーション(っていうのか?)が耳に残っています。
さらに昨日ネタで恐縮ですが調布のUさんのコメント(ボトルキープのハナシ)を見てクレージーキャッツの「こりゃシャクだった」を思い出しました。

今回はニッカウヰスキーの歴史をマセラティの歴史になぞられた教養ネタなのですね。勉強になります。酒に関してお子ちゃまだったボクも今やバカボンパパよりも歳上の43歳。久々にニッカウヰスキーを飲みたくなりました。
オーソン・ウェルズは火星人襲来ですね。火星人ゴーホーム!(byフレドリック・ブラウン)。
B級映画「エド・ウッド」で、ジョニー・デップ演ずる史上最低の映画監督エド・ウッドが偉大なるオーソン・ウェルズに対面し敬意を表するシーンが目に浮かびました。

ボトルの写真を始め、アンティーク感いっぱいの写真が昔のよき時代を偲ばせます。
ラベルのコレクションなんて洒落てていいですね。
ニッカ、通好みの渋い選択かと思います。

 ほんとブログの内容濃過ぎです。全国博物館巡りの本が書けますね!よーく思い出しても、ニッカは飲んだことがないなー、今度是非飲んでみたいと思います。しかしオーソン・ウェルズまでCMに出ていたとは、驚きです。そしてこの熊さんのCMはコマ送りの手造りCMですね。
 そして35年もののハイハイニッカを、二代目社長さんと飲むくだりを、マセラティに喩えるところは上手い!座布団3枚!そしてワインのラベル集める人は見るけど、さすがにウイスキーのラベルを集めるのは、個人でも意外に少ないでしょうね、会社だから収集するのは当然?なのかな。その会社の歴史ですからね。ほんと膨大なコレクションですね。
 今週土曜日は調布のUさまが、デポ緊急召集!超絶ガンディーニクアトロポルテにてお迎いで撃墜、撃沈でしょうネ(笑)!

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