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2014年8月25日 (月)

ドアノブひとつ(実際には四個なんだけど:泣)に魂込めて

 はい、こんばんは!本日は、ほぼ全国的に雨模様の天候であったと云うコトらしいですが、東京練馬も朝から時おり霧雨が降ったり、やんだかなと思うと、やおらドドッっと降ったりする様なハッキリしない天気でした。昼間にちょっとダケ日が差したら、いきなり本領を発揮してムンムンしてましたが、それもつかの間。先週のサツジンテキな暑さを想えば、昨日の日曜日や今日などは過ごし易いモノです。

 ところで、夏休みをハサみまして長らくアピールするのを忘れておりましたので、”御約束”のフレーズを久しぶりに・・・

 ・・・当ブログを初めて御覧になる御客様、おはこんばんちは(いつ御覧になってるか分からないモンで:笑)。ここはマセラティ専門店のマイクロ・デポがお送りしている「マセラティでイってみよう!Part3」と云うサイトでして、本来は本篇ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」のおまけ的なブログサイトなんですが、本質的には「ちょっと旧いマセラティやちょっと旧いフェラーリ及びちょっと旧いイタリア車全般に関するよしなしごと(ライトなヤツから、かなりディープなのまである)」とお届けするのを是としております。しかしながら、「平日毎日更新」を途中から標榜する様になってしまい(3年半前くらいから:笑)まして、クルマのネタだけでは到底毎日書き続けるコトが難しいと云う判断の下、今では、ワタシ(たこちゃん)のプライベートなネタを丸出しでお届けするヘンなブログ(まぁ、ブログの根源的な意味には合致してるケド)と化してしまいました。おそらく1200ページ前後の過去記事がございます(マセラティでイってみよう!Part2にはPart1時代の記事も”画像抜きで”内包させております。)ので、マセラティに関するディープなヤツは検索の上で遡って閲覧くださいますように御願い申し上げます。

 ググる場合のコツは検索キーワードに「マセラティでイッてみよう ホニャララ」と入れると云う一点です。まぁ、他にも色々とお試しくださいね。

2014082501_22014082502_22014082503_22014082504_22014082505_22014082506_2 さぁ、本題(短いですヨ;笑)にイッてみましょう。

 本日、ワタシに課せられたメインのミッションはコレ。

 マセラティクアトロポルテⅣ最初期型(世田谷のSさん号←Sさん先週は御来店有難うございましたぁ!)専用のドアインナーノブを、いったい総剥離した上で再度塗装しなおすといった匍匐もここに極まれりと云った作業です。

 よく”ネタネタ病”が発生している部位として、”クアトロポルテⅣ前期型乗り”の方々にはつとに知られているドアインナーノブですが、本邦で1996年あたりから納められたディーラー車の場合(”ウチの分類”で云う前期型)には、ベース部分も取っ手部分も黒い樹脂の成型品の上に、”ネタネタ層”が形成してあるだけのモノ(イル・トリデンテのレリーフがポチっと入っているのが特徴)ですが、この最初期型用の場合には、取っ手(ノブ)部分をダイキャストで鋳造して作って(おそらく当初はここまで数が出るとは思っていなかったので、樹脂射出成型用の高価な金型を作ってなかったと思われる)おり、よって樹脂の射出成型品の様な細かい微妙なニュアンス(シャープな彫り)は出せないために”三叉の鉾レリーフ”はありません。ベース部分の樹脂成型色はダークグレーです。と云うワケで、取っ手も樹脂部も黒くありませんので、表面にはいったんサフェーサー(プライマー)を塗ってあり、その上に”黒”を塗って、最後に”ネタネタ層”を纏っています。クアトロポルテは”四枚の扉”ですから、四個のドアノブが須らく溶けて(大泣)おりますんで、御覧の様に一から十までやり直す工程を四個分ヤリます。表面はあえてツルツルに仕上げずに、鋳物の肌の持つ風合い(気泡や若干の鉄工ヤスリ目)を残しつつ作ってみました。

 それじゃー、また明日。”旅行記”を御期待の方々、本日は小ネタで失礼いたしました。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

本日はまた慌ただしく失礼いたしました。たこヨメ様がいらっしゃるなら、この前持って行きそびれた手土産お持ちすればよかったと後悔しています。(何分1本しかなかったのでご兄弟で骨肉相食む争いになってはと躊躇してしまいました)でもどきどきするんですよ、電話すると。

ともあれあれですね、今日ちらっと眼の端にとまったなんかプラモづくりの続きみたいに見えたの(失礼!)が、こうしてクルマの大事なパーツになっていくのかと思うと感慨深いものがあります。長い長い道のりですね。

ともあれおかげさまで涼しさを満喫させて頂いてます。今夜どこかいっちゃおうかなあ。

Iです。
我がクアトロポルテでも一部にネタネタ病が発症していますが、無視しています。指先にべとべととした感触はありますが、操作する分には問題ありませんし、だからといって自分自身で補修する気もありませんのでね。

ところで我がクアトロポルテのグリージョ・パラディオというカラーのタッチペンを特注しようとソ○ト99さんに発注しましたが、「このカラーは当社で作れないカラーです」との返信がありました。まぁ、ディーラーで用意していないカラーを他社で用意できるとは思っていなかったのでね、仕方ないですね。
今日は一番乗りかな?

おぐさん、私も先日のダメ男会のおみやげお持ちすればよかったと後悔してます。最近はデポに居る事が多いので、間違い電話ではとは思わず、安心して御電話下さい。
Iさん、何時もコメント有難うございます。今日も北海道を偲んで、自宅でジンギスカンを食べました。もちろんタレはソラチです。あ~また札幌ビール園に行きたいです。

ドアノブ1個に魂込めて。
クアトロポルテに魂×四つ。
感謝感激、情熱メンテナンス。
世田谷のSさま、納車が楽しみですね。羨ましいなあ。

岡本三兄弟は強い力の相互作用で原子核に閉じ込められた三つのクォークさながら。
三兄弟の強い絆のおかげで安心してビトルボ系マセラティを所有させていただいております。
その長兄ラオウ(←北斗の拳)の化身、たこちゃん師匠をリスペクトしております。
・・・と言う事は、副社長はトキで工場長はケンシロウか?・・・いやはや、最強三兄弟であります。

Iです。
今日は一番乗り無理でした。こういうコメントをすると絶対一番になれないんですよねー。マーフィーの法則的なことですね。

たこヨメ様、是非また北海道へ来て見てください。札幌には、サッポロビール園だけじゃなくて、アサヒビール園もキリンビール園もありますし、美味しいジンギスカンも待ってますよ。
せっかくですから冬に来ませんか?寒い所は寒い時期に、暑い所は暑い時期にって言うじゃないですか?(誰が言ってたんだっけ)

Iさん、有難うございます。冬の北海道も魅力的ですね。北国を知らない私にとって、とても魅力的です。きっと雪景色の中で飲むビール&ジンギスカンも格別でしょう。是非実現したいものです。

皆さんお晩です!!

流石ですよね~~マイクロ・デポさんの魂!!匍匐前進そのものであります!
Smさんのコメントも、これまた、グーーーー、そのフレーズ、よく思い浮かびますね!
言いえて妙!!「三つのクォーク」笑
そしてそして、本日はタコ嫁さまのコメントも!!
うん?タコ社長は??きっとビールの海に撃沈でしょうか???笑

先日はアポなし訪問の上に、ちょっとだけといいながら実に数時間、失礼いたしました。初めてお会いさせていただきましたたこヨメさまと立ち話。その足元で大兄さまがひたすらドア内張りバラシと内部機構清掃。いやあ、参りましたよ。。ホントに。。そしてインナーノブですか。超絶仕上げっていうのはこういうことなんですね。今さら納得です。

先週の暑さからひと段落、多少涼しくて結構なことです。
だいぶ作業的に楽だったと思います。

Ⅳ型最初期型と前期型でドアインナーノブが異なるなんて。
作業されている方でないと気づかない部分です。
そして丁寧な仕事っぷり、お見事です。

クアトロポルテIVもネタネタ病発症ですか、いやはやこれ4つもやるのは大変。うちのグランスポーツもネタネタ病を発症してきています、まだ指が黒くなったりしませんが、対策考えないとな。。。
今回のコメント欄は、たこ嫁さまの登場で盛り上がっていますね。 Smさんも、700km往復ドライブの次の日もやはり元気!Smさんのおっしゃる通りだとすると、工場長のケンシロウさまは「アチョー、アチョアチョアチョーーー」で、一気に秘孔をつき、ビトルボマセラティを一気にレストア!していますね。

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