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2014年8月23日 (土)

たこたこ、九州のド真ん中を横断す(その4:豊後高田・昭和の町を歩く③)

 はい、こんばんは!今日の東京練馬は、ホンットひっさしぶりに涼やかな一日でした。時折パラパラと雨が舞うよな終始ウス曇りの天候でしたが、風も湿気をはらんでなくて、ほとんどアセをかかずにすみました。一方、普通は朝早くや夕方に出没する”蚊”さん方は、終日ワタシの両足首を苛みまして、いまや、クルブシの周囲はストライプを入れた様に”ロッソ化(カユいよ~ぅ:泣)”しております。皆さんもマラリアと日本脳炎には注意いたしましょうね(なにげに昭和的なネタ:笑)。

20140823012014082302 (昨日の続きです)一億円の札束を抱えて気分も大きくなったところで、さらに豊後高田”昭和の町”を突き進む、りゅたろう先生御一家とたこちゃんズであります。

 まーだ、8月10日(日)のお昼を少し過ぎようかといったあたりで、駄菓子屋さんが丸ごと博物館化してしまったと云う難儀な(笑)お店を発見!店頭には”ジャイアントロボ”とか”ロボット刑事のK”とか、当時モノのお面が普通にぶら下がってておまけに売ってる(もちろんプレミア価格で)。りゅたろう次男さんは、”お母様(彼ら兄弟は親御さんをこう呼称する様に躾けられています。サスガです。)”に何かをおねだりしている模様です。

2014082303201408230420140823052014082306 ・・・それにしても、結構静かなモノよのう。一般世間の半分くらいは夏休みのハズだし、だいいち当日は日曜日だし、もっと観光客が来ていても良さそうなモノだけど、まぁ、東京モンのワタシたちにとっては、どこをとっても懐かしく眺めて心から楽しめるのですが、ジモティーさん方の目には単に退屈な田舎商店街の日常風景と映ってしまうのかも知れません。

 あ、そうそう、ここでのBGMは当然クマゼミが「しゃわしゃわしゃわしゃわ・・・」と鳴きまくってる音声なんですケド、コレもきっと西日本にお住まいの方にとっては暑苦しく感じられ、好まれていないのではなかろうかと思うのですが、ワタシたち東日本の人間は「ミンミンとジージーとツクツクボーシ」の三重奏を普段聞きながら過ごしてますんで、クマゼミのユニゾン合唱は「いかにも、九州で過ごす夏休み」と云う感じがして心が和みます。旅が終わって、千葉拙宅や東京練馬に帰ってきて一番寂しく思えているのは、実にコレだったのかも知れません。なんか、夏がオワっちゃった様な気がするものなぁ、涼しかった今日などは特に。

20140823072014082308 そんなこんなで、しばらくはシャッター商店街をなんとなく眺め、風景を楽しみつつ歩いていたら、”昭和の町展示館”と銘打った、いかにも面白そうな建物をりゅたろう先生が目ざとく発見、即入場(笑)。

 で、数分後にワタシも入場したらば、りゅたろう先生は館内周囲の懐かし物件には一切目もくれず、既にカウンターの向こうにいる係のヒトとなにやら話し込んでおります。

201408230920140823102014082311201408231220140823132014082314 「先生、ナニやってるんですか?」「ああ、自分の生まれた日の新聞をコピーしてくれるんだって。だけど大分のローカル新聞ダヨ」「へ~、面白そうだし旅の記念にもなるから、ワタシも御願いしようかなぁ」「はい、たいへん申し訳ありませんが、新聞社に資料使用の手数料を払わねばなりませんので、コピー代として1000円承ります」「(げげっ、タダぢゃなかったのか、まっいっか:笑泣←にしても高けぇーな)あ、はい、ソレでお願いします」「それではコピーが出来るまで館内でお寛ぎください」

 ・・・「あー、和文タイプか、ムカシは免許の書き換えなんかの時は代書屋さんはコレだったなぁ」「あー、この冷蔵庫、”ナショナルジェットサイクル”って書いてあるの、コドモの頃に実家で使ってたヤツそのものだぁ。めっちゃくちゃ懐かしいなぁ。当然冷凍庫は無いんだヨ。」

 「アレ?このコーナーは”宣弘社プロダクション”とタイアップしてるのかな?おお、シルバー仮面にアイアンキング、レッドバロンだ。これまた懐かし・・・アレ?どーしちゃったんですか、先生」「この月光仮面はどーしちゃったんだろうね(あまりにも、”ダブルよれよれポーズ”がキマり過ぎてるんで爆笑)」

2014082315201408231620140823172014082318 ・・・モノクロ写真に写っているのは、おそらく昭和三十年代前半から半ばに撮影された光景でありましょう。このウイリーしてる三輪トラックは”オリエント”?あ、いやエッジの立て方が全体的に”くろがね”っぽいな。地域性を考えても後者かな。ちょー過積載状態で走行してたら橋のたもとのちょっとした勾配で反り上がってしまったのでしょうね。で、その右画像と下画像が現在の同所。往時と寸分違わずにレンガ建築(旧共立高田銀行)が残っており、コレはうれしい限り。 橋上に佇む”りゅたろう先生”は川面を見つめつつ、いつになく真面目な表情を浮かべていらっしゃいますが、「次はナニを喰おうかなぁ」くらいのコトを考えているにキマっています、きっと(笑)。

20140823252014082326201408231920140823202014082321201408232220140823232014082324 橋を渡りきって、さらにその先をズンズン進みましたが、ドコもシャッターが降りていて変わり映えいたしませんねぇー。ソレでも、このワビサビを味わうコトこそが、この”昭和の町”(とソレに続く周辺一帯)を散策する醍醐味であります。どの物件もイイ味出ているではありませんか。

 そんな商店街のドン詰まりには急勾配の階段が見えていました。「アレ、あがってみようか。なんか御蕎麦屋サンが・・・ごにょごにょごにょ・・・」「えっ?まだ喰うんですか」「だって、もうお昼だモン。ボクだけちょっと食べてきていい?」「・・・」

 由来書きの看板を見れば、この坂はムカシ当地にあった高田城の石垣に沿ったモノであるコトが分かりました。豊後高田って城下町だったんですね。ですから、今でこそ人口が少なくなっちゃいましたが、往時はさぞや賑やかな町並みであったコトでありましょう。

 あ、ソバですか?何でもこの地の名物に数えられているのが十割蕎麦らしいので、ワタシも含めてオトナ全員が御相伴に預かりました。サスガにお子さん二人はソトで遊ばされてましたケド(そんなに四六時中喰ってられるかって感じだった:笑)ね。ちなみに、ココの十割蕎麦はとってもおいしゅうございました。「先生、御馳走様でしたぁー!」

20140823272014082328 「あっ、ウチにあった洗濯機はこういうのだったよ。絞り器ローラーのレバーが折り畳み式じゃなくて、引き出したり押し込んだりするタイプ」「さすがに、ワタシの世代ではコレじゃなかったなぁ、遠心式脱水機ちゃんとついてたモン」「ああ、冷蔵庫も最初の頃のはこんなのだった、まさにこんなのだった」50代オヤジ二人の”三種の神器”についての会話は延々とハズみます。こんなところも楽しい”昭和の町”歩きでありますヨ。

20140823292014082330 ワタシが写真を撮るためにちょっと目を離すと、もう何かを飲んだり喰ったりしようとする親子たち(笑)、羨ましいくらいに健康そのものです。

 りゅたろう長男さんは、往路・復路ともに、商店街にあるちょっと小洒落た喫茶店のメニューにあったコーヒーフロートを強く所望されていらっしゃいましたが、どーゆーワケか、コレは親御さんからヤンワリと却下されておりました。ちょっと可哀想なくらいに喰いたがってたのにねぇ、残念。 

201408233120140823322014082333201408233420140823352014082336 さぁ、ハラごなしも兼ねて商店街をチンタラ歩いて戻ってまいりましたが、ここは”昭和ロマン蔵”の中庭です。

 コドモの頃に実家の近所にあった材木屋さんが社用車にしていたので、ワタシの脳裏への”コビリつき度”が高いダイハツの三輪トラックを、もう一度シゲシゲと眺め回します。三輪トラックは長尺物を積んだ状態でも小回りが利いたので、特に材木屋さんや木材加工業、林業などを生業とする方々からは、昭和四十年代半ば段階での生産中止を大いに惜しまれたそうです。

 で、広場にみんなで行きまして、竹馬やら”パカポコ”やらで童心に帰ってしばし楽しみました。

 りゅたろう先生の「シェー!!」のポーズで一週間の締めくくりとさせて頂きましょう。”おそ松くん”・・・昭和三十年代の終わりから四十年代初頭に大流行いたしました。この時期に幼少期だった方々の旧いアルバムには必ず誰かが「シェー!!」のポーズをとっている写真が貼ってあるハズです。ワタシも御多分に漏れません。そういえばイヤミはいつも「おフランス」ざんしたねぇー(「おイターリでは」とか云ってたら面白かったのに:笑)。

 それじゃー、また来週!・・・画像三十枚以上はキツいな。明日は寝るぞぉー、オー!!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

♪たんたん竹馬カラー竹馬ぁ~♪ってCMありましたよねぇ

↑「テツヲタ」さん、いつも有難うございます。その”カラー竹馬ねた”は前にヤッてるんだねー(笑)。
http://microdepot.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-e66b.html

以前の竹馬の回、読み直しちゃいました。
こちとら最近ボケが入ってきて、前とおんなじコメントをしているようなしていないようなですが、よく覚えていらっしゃる。

ちなみに本日の「ささり写真」は、ダブルよれよれンとオート三輪ウイリーです。バランス云々の前に三百馬力くらいあればウイリーできませんかね。曲がれないけど。

弟が石神井川そばのゼ○屋で買ってもらっていました。(ローカルネタ、スミマセン)

↑↑「おぐ」さん、本日は御来店有難うございました。三百馬力プラス主翼でとりあえずはOK(笑)!
&↑「テツヲタ」さん、向山の○ニ屋ですね(笑)、懐かし過ぎて悶絶(カラー竹馬あれどプラモが不充実:泣笑)。

Iです。
今日も、狸小路(札幌市中央区南3条)の西7丁目で、クラフトビールを提供している店で飲んだくれてきました。
苦いやら酸っぱいやら甘いやら色んな国のいろんなビールを楽しみましたー。

”ナショナルジェットサイクル”冷蔵庫、小さい頃ウチにもありました。
写真で「おお、これは」と思い、非常に懐かしく思いました。
普段目にしていたものは、何気に憶えているものですね。

その下の”ダブルよれよれポーズ”、クネクネ感が最高(笑)。

皆さんお晩です!!

昭和の思い出・・・・・・・本当にこれらの物に囲まれて
暮らしていたのですよね~~
年を取るわけです・・・・・・・・・シンミリ・・・
それにしてもまだ8月10日ですよね!う~~~ん、完結するのは
今月中は難しいかも・・・ですね!笑

 豊後高田のレトロな商店街探訪もりゅたろう一族と巡ると楽しそうです。
 同じルートをグー●ルのストリートビューで見てみました。大寅食堂の通りの先で右に曲がり、その先、今度は左に曲がって、左手に昭和の街展示館、その先に桂川にかかる橋、どん詰まりが階段で、右手に蕎麦屋さんですね。世の中便利です。まあバーチャルですが、街全体が昭和のまま止まっているというわけですナー。てれてれ歩くのに程よい距離ですが、往復は疲れたでしょう!ストリートビューで見ながらたこちゃんの写真を見て解説読むと、行った気になっちゃう。なんとかオラが街を盛り上げようとして、各地方では頑張っているんですよね。出張でいく、東北の街も、住んでいた9年前と比べると、なんだかだんだん廃れていて、、、、
 オート三輪のウィリー写真には笑いました!ドラッグレースか?!って感じ。。。

りゅたろう先生一家と巡る昭和の町の探索は楽しそうですね。
町の中に行き交うクルマも昭和だったらもっと楽しいのですが。
三輪トラックのウィリー走行写真がチョロQのヒントになったのかな?
スパイダーザガート改(架空)のスペックならばウィリー走行も可能?
締めくくりは、たこちゃんvsりゅたろう先生の跳ね馬対決ならぬ竹馬対決ですね。
童心にかえって充電されてください・・・ああっ、既に過去の思い出。
もう夏休みは終わってるか(泣)。

コメント遅くなりました。土曜日は30㎞ジョギングを敢行後、ビール&発泡酒で気持ち良くなり寝てしまったもので。あ、糖質ゼロはワタシの体質に合わないようなので主に糖質70%オフを飲むよう心掛けております。
そして日曜日の本日、月例イベントの日帰りフットサル参戦の為、これから浦和に向かいます。

…そして仙台⇔浦和の往復700Kmを走破し日帰りフットサル任務完了。
暑かった~。

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