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2014年10月22日 (水)

都会に出でて、マセラティと邂逅す(その3)

 ・・・まぁ~よくよく雨も毎日降り続いてくれるコトよのぉー。はい、こんばんは!あまりに空気がシットリしているんで、半日クルマの中でルークリ作業などヤッてますと、カラダのアチラコチラがフヤけてきてしまいそーです。

20141021132014102114 そんなワケで、本日も本ネタで”ゲンジツトーヒ(泣笑)”と洒落込みましょう。・・・さてさて、赤坂サカスでのマセラティ紹介イベント、その御報告の続きをば御送りするコトといたしましょうね。クラシックギャラリーの最後に御案内いたしますのは、マセラティクアトロポルテⅠ、初代のピエトロ・フルアルックを纏ったマシンです。コレは結構台数がある様でいて、実際には残存数が少ないらしく、国内で見るコトが出来る機会はほとんどありません。

20141021152014102116 しかしまぁ、いつも申し上げております様に、マセラティ社の作る歴代のマシンと云うのは、ドレもコレも本当に可哀想なぐらいにフォトジェニックではありません。

 これから色々と撮り方を変化させての画像をアレコレとお届けいたしますが、とにかく機会がございましたら、一度は現車に触れて頂きたい造形美を湛えておりますので、「コレはカッチョいいんだ」と自らに言い聞かせつつ(笑)御覧になって頂きたいモノです。 

20141021172014102118 内装の方も、正しく1960年代イタリアンスーパースポーツGTの文法通りにレイアウトされており、奇を衒ったところが無い上に、後の同カテゴリー車の様には北米市場を意識した仕立てになっていないところも、今となっては一層好ましいところです。当時、過去に先例の無い超高級世界最速4ドアスポーツサルーンを目指した初代クアトロポルテですから、ダッシュボードはもとより、ドアトリムにいたるまで美しいウッドパネルで彩られています。こういった部分は英国の高級車勢をも意識した仕立てだったのでしょうね。50年余りの歳月は、皮革のシートを苛みましたが、正しく年を重ねた本物だけが持つ風格を備えております。

2014102119201410212020141021212014102122 とりあえずワタシの場合、こういった抜き文字の金属製エンブレムには、本当にあっけなくヤラれます(笑)。

 このエンブレムと云うアクセサリーはダレが考えたのか知らんケド、斯くも重要だと思うワケであります。繊細で躍動感溢れる書体や三叉鉾を見ているダケでも、数時間のあいだウットリするコトが出来ます。

 ソレにしても、ワタシがフェラーリでもランボルギーニでも無くて、いきなり”マセラティ派(笑泣)”にさせられてしまったのも、こういったエンブレムデザインの素晴らしさにあったかも知れないコトを考えます時に、近年のモデルに初代クアトロポルテに付いていたモティーフを若干のアレンジを加えただけで復活させてくれているのは大いに歓迎するところでありますヨ。

201410212320141021242014102125201410212620141021272014102128 ・・・とかく男性がトシをとると、足首とかお尻の方から眺め回す様になると申しますが・・・あ、クルマのハナシですからね(笑)。

 ワタシの様にドの付くス○ベおやぢともなりますと、クルマを見る時には、まず何をおきましても後方やら裏側から拝見するコトがフツーとなっております。初めて見る新車の場合もそうですが、こういったヴィンテージカーに於いては尚更のコトでありますヨ。

 ソレにいたしましても、このトランク周辺の複雑極まる造形は普通に写真を撮ってもなかなか分かりにくいところです。幾重にも面と線を織り交ぜた、繊細複雑な造形の妙をまずは拡大写真で御堪能ください。

 ここまで凝りに凝った造形をいったんこしらえておきながら、そのすべてをブチ壊すかの様に、有り物のテールランプとリフレクターをテキトーに貼り付けて、マルミッタ・アンサを左右に豪快に突き出させ(バンパーから出ちゃってるコトに御注目ください)、裏側を見ればリーフリジッドであると云う・・・こんな”イタリアン仕事”の粋がこのマシンの各部から馥郁と上り立つのをワタシは愛してやみません。

2014102129201410213020141021312014102132 ヒストリーを地味ながら確かに刻んできたマシンには、細かい見どころも多いモノです。

 SAINT-GOBAIN(サン・ゴバン)のTERMOVISって、熱線(デフォッガー)入りリアウインドーのコトかな?わざわざ目立つステッカーで大書してあるところを見れば、こういった現在では至極あたりまえの装備も当時は立派に高級メカ扱いだったコトが偲ばれます。

 有鉛ハイオク使用車であるコトを示すステッカーや排出ガス対策済デカールからは、まさに昭和の歴史が丸出し(笑)になって見えてまいります。

 愛知県警察本部の発行したステッカーが貼ってあるところから類推して、この個体はそのムカシのカーグラフィック誌に取り上げられていた(デビューしたばかりのマセラティクアトロポルテⅢとマセラティキャラミとを連ねて、小林彰太郎翁が名古屋の老オーナーの下にある初代クアトロポルテを詣でに行くと云うモノだったと思います)本邦入荷一号車の新東洋企業(当時の正規ディーラー)モノであるのではなかろうかと勝手に想いを膨らませておりますが、真偽の程は如何でしょう。いずれにしても旧いクルマ好きには堪らないロマンに溢れておりますなぁ。

2014102133201410213420141021352014102136 ボラーニでありましょうか、繊細なワイヤースポークホイールはセンターロックハブ。

 フェンダーミラーにいたるまで、デザインの神様は宿っている様です。造形と云い、表面処理と云い素晴らしいの一語に尽きます。

 各部のディテールの観察から、ようやくキャビン全体の造形にも目が向く様になりました。大書すべきは、この前後ウインドーシールドに於ける驚異的な曲率の深さ。コレは、ある意味マセラティクアトロポルテの名を与えられた歴代のマシンにとっても隠れたアイディンティティーでは無かろうかと密かにワタシが思うところです。

2014102137201410213820141021392014102140 最後になって、彫りの深い顔立ちを吟味いたします。少しはにかんだ様な若干のタレ目はクレバーでスマートな雰囲気を漂わせます。口元も口角がキリっと引きしまったハンサムなものです。

 超絶技巧のボディ造形を施してあるのは、リアビュー同様で、このフロントスモールランプユニットの”納め処”など、いったいどーしてくれようかと云った按配です。

 ああ、離れ難いヨ、この空間。とかく、一度にずら~っと数十台の名車・珍車が集うイベントでは却って目移りして個々を味わい尽くせないモノです。一台一台を細かく鑑賞出来る確かな空気感が、このギャラリーには溢れておりました。思えば”柵”がありませんでしたものね。本当に感謝、感謝であります。・・・嗚呼、本日もギリギリでセ~フ(PM11:30:笑)!

 それじゃー、また明日!

 マセラティでイッてみよう!Part2・Part3を通したすべての過去記事への一気到達用ページ(このページが便利ですので”お気に入り”にブックマークしてください)を新設いたしました。

 また、2013年3月4日以前の過去記事のみの閲覧は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

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コメント

Iです。
実は、月曜・火曜と出張先でブログは拝見してはおりましたが、コメントは控えさせてもらいました。というのも、皆様の予想通り酔いが回ってネットを見れるような状態ではなかったのと、そういう状態ですから、ブログを拝見するのが次の日になっていたので、コメントするのを逸したというところです。
で、やっと本日自宅から、コメントさせてもらいましたー。
ところで、アクセス地域ランキングに、北海道が返り咲いてますね。

これも綺麗でしたねえ〜。。
すぐに毛ばたき兄さんがパタパタしに寄ってきてましたがw

あー総じて彫塑的なフォルムのイタリア車は、写真より実車が断然イイ、と思っております。

この初代クアトロポルテを初めて見たときには、そのリアの造形にすっかりやられてしまいました。
このクルマなら4ドアでも欲しい、と本当に思いました。(無理だけど)

今日は一日雨で憂鬱でした。昨晩の雨が降っていない時にシャマルが戻って来ていてラッキーでした。
たこちゃんの詳細な説明付きでみると面白いですネ、このクワトロポルテは何度もみていますし、オーナーさんも存知あげています。このオーナーさん、もう一台、色違いのクワトロポルテをお持ちです!そして夢の1台は5000GTだそうです。この車が走っているところが、また素晴らしい。一度軽井沢に乗っていらっしゃたことがあって、その威風堂々な姿に感動しました。で、新東洋企業の本邦第一号であるかどうかの真偽は今度確かめておきます。たしか、金沢の日本自動車博物館にもクワトロポルテIがありましたよね?日本に何台現存しているのでしょうか?!

世田谷のSさんの言う通り、ジロジロ、シャマルをみたり(なかなか綺麗な照明が当たっているところではみられないので)、写真を撮っていたりすると、A6を毛ばたきで綺麗にしながら、なにげに監視されていました(うーむ、職務に忠実で、よろしい)。でもって、シャマルから離れて、クワトロポルテの方をみたりしていると、シャマルをパタパタしてくれて、怪しいオヤジに見えたんでしょうかね(泣笑)。なんか中学の時に、本屋で立ち読みしてると、店のオジさんがパタパタして(いつまで読んでるんだ!買わないなら早く出て行け!って)、追っ払われている感じとちょっと似ている状況でしたネ(笑)。

妖しい時間(笑)にコメントです。
仕事の接待で酔って帰ってきて、一眠り後のコメントです。

たこちゃんのマセラティクアトロポルテⅠ解説、お見事です。
余すところなく魅力を伝えています。
迫力あるフロントと控えめなリアの対比が絶妙、控えめなリアといってもマフラーやトランク周辺の複雑極まる造形がスポーティさを主張し、実車を観てもカッチョいいと思いました。
シルバー外装+黒内装も組み合わせバッチリでした。

今回展示されていたクラシックカー部門3台、どれも実車を拝見して魅力を堪能させていただきました。
外では現行展示車の試乗空ぶかし音がクウォンクウォン響いていましたが(笑)。

クアトロポルテIをここまで詳しく解説していただきありがとうございます。
ピエトロ・フルアルックに威厳を感じます。貴重です。

フロントだけで無く、リアも長~いんですね。
その長いリアから更に長いマフラーが突き出しております
・・・アフターバーナーか?マフラーから豪快な炎が吹き出しそう。

・・・会社行かなきゃ。

皆さんおはようございます!!

う~~ん、11時半まで待てず、寝てしまいました。・・・・笑
なので後出しコメントで失礼します。
私が伺ったときは平日の昼間だったこともあり、展示場内は
私一人だけで、スタッフの男の子と談笑しながら、「練馬のH」さんの
「シャマル」とのツーショット写真を撮ってもらいました。
毛バタキは持ってなかったなぁ~~笑

こんな美術工芸品に近いものを、普段使いする生活がイタリアにはあった、というのが凄いです。庶民には想像つかない生活、あっそういうのがドルチェヴィータってやつ?、
後で「グレースオブモナコ」を見に行きます。

ううう、どんなに自分に暗示をかけようと、このフロントマスクはかっこよく見えない。
やっぱかっちょ悪い。
全体のフォルムやリアはすごく素敵なのに、フロントマスクは変。
ここだけイタリア人がデザインしたのとは違うんじゃないsign02

もしかして、私の先輩のお車でせうか??
今度の同門会でお会いするので、ソートー怖い。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
でもかっこ悪い。

↑ま~た、アト出しでイランこと云ってるだな(ヒトが見て無いと思って:笑泣)。・・・そんなにコワいなら云わなきゃいいのにね、ソレをわざわざ全宇宙に晒すところが男気溢れるRたろう先生ではありますが。

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
でもカッチョいい。

だって、目を開いて口突き出してるカッパに見えちゃうんだもん。

そりゃ2週間後にお会いする偉大な先輩、教授ですから、俺だってこんなこと書きたかねぇ。
こりゃたこポンの写真の撮り方が決定的に悪いsign03
俺をしてそんな風に感じさせる写真が悪いsign03
いや、ほんとはかっこいいんだろうけど、今までの俺の記憶をすべて消し去り、カッパに見えるようにしたたこポンの罪だsign03
贖罪せよsign01贖罪せよsign01贖罪せよsign01

先輩sign01真相はこうだったんですsign03

ちょっとタレ目なのが情けなさを倍増してんな。
突き出した口は刺さりそうだぜsign03

かくなる議論を経てマセラティκ(カッパ)が誕生したのである…ロッソ嘘。。。

りゅたろうさま、Sさんは先輩だったんですね!私も11月にお会いする機会がありますよ!やっぱ世間は狭いな。。。

河童というよりは変身忍者嵐にキョロたんの目をくっつけちゃったという感じでしょうか。

何かこういうの好きなんですよ。かっこいいという言葉が適切かはわかりませんが。
水平基調のフォルムの中に薄いグリルへの面を擦り合わせて、辻褄の合わない造形を、ここで敢えてやっちゃうと。
バロックっぽい感じがして好きです。こういうの。

ここらの所謂「洗練されてない感」がグローバル化前のイタリア色かと思います。

練馬のHさま、私も11月末予定しています、お話聞かせてください。

一松さん、11月末とはdayですか?参加されますか?

↑「そーでーす」って、まだ仕事の調整が出来ていませんので全日程参加は?ですが、最悪でもいつもの如く見学にはいけるかと。
あ、ついでに今週末のランチアランチも見学予定。

お!そうですか。是非是非!お目にかかれるのを楽しみにしています!後は天気に恵まれることを祈ります!今週末は締切仕事があり、自由がききません、残念。

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