マセラティクアトロポルテⅣ後期型V6が久しぶりに入ったから、見る?
はい、こんばんは!今日は久しぶりに雨がアガった感じがするなぁ。午前中の東京練馬は風もやんで、ちょっと春めいた穏やかな雰囲気でしたが、午後から一転、北風がピューピュー吹き荒れるよな、毎度おなじみの状態に逆戻りでした。もー、とにかく寒いのなんの!皆さんも御自愛くださいね。
さてと、久しぶりに書いとくか(泣笑)。・・・初めて(あるいは、ごく最近になって)当ブログを御覧になっていらっしゃる閲覧者の皆さん、こんばんは。当店こと”マイクロ・デポ”はマセラティと申しますイタリア製少量生産高級銘柄の、特に”中古車”の専門店でして、専ら10年~30年前に製造された旧~いクルマを再生(加修&レストア)し、新車当時のカタログ写真に近い見た目と、(時には)新車当時の信頼性を超える様な作動部の状態を半ば”ムリヤリ”紡ぎ出すのを日常業務としている「タイヘンにヘンタイな(笑)」自動車屋さんです。北は北海道から南は九州まで、あまねく日本列島の隅々まで旧いマセラティを伝播(泣笑)すべく、文字通りに歯を食いしばりつつ頑張っておりますので、以後、お見知りおきの程を。昨日初コメを賜った「demichinnta」さんも、「見てるダケ」と云わずによろしくお願いしますよぅ。 ところで、今日のコレなんか、いきなり如何ですか(笑)。







・・・先日の初お披露目ではまともな画像を載せられなかったんで、本日はとりあえず、まずは画像を御覧になってくださいまし。当ブログのヘビーウォッチャーさん方にとりましては、もはやたいして珍しいモノでもありませんが、「そんな”常態”こそがイジョー(笑)」であるコトをあらためて御認識ください。
なにしろ、本日御案内する個体で1999年登録ですから、齢16年なんです。で、普通に乗られてきているので、総走行距離8.5万キロをオドメーターに刻み、「現在もなお意気軒昂、血気盛んでダンディーな老紳士」然とした風格すらを漂わせております。
ワタシや皆さんと一緒に年を重ねてまいりました”ガンディーニ・ルック”のマセラティクアトロポルテⅣ型なんですが、さすがに二世代も前のモデルとなりますと、状態の良い個体は本当に稀少となりました。
特にこの”エボ前”後期型に関しましては、当時のマセラティ社の製造能力がそもそも低下していた上、本邦に於ける供給期間も短かったために、新車供給が途絶えてから「買っておけば、よかったぁー!!」と地団駄踏んだマセラティフリークも多かったモデルなのではと思います。よって、エボルツィオーネ系の出現後も根強い中古車人気がございましたね。
今どきのクルマたちと大きく異なるのは、どの角度からみても、ある種の”知性”すら感じさせる造形の妙に満ち溢れているところではなかろうかと我ながら感じ入っております。ボディの”チリ”なんざハチャメチャであるにも関わらず(笑泣)、ね。ガンディーニ先生は、マセラティクアトロポルテⅣの外観に関して”ひとつの塊”としての造形美を追求したのでしょうかね、クレイモデルに色塗って、そのまま走ってるみたいなところが、もうスンバラシすぎてあっけにとられます。特に真横からのカットを御覧ください。4ドアサルーンでは空前にして絶後のとんでもないウエッジシェイプを堪能するコトが出来ます。やっぱ天才だわ、天才!



一方で内装に目を転ずれば、当時”皮革とウッドパネルの洪水”と揶揄された空間がたっぷりと用意されております。
マセラティクアトロポルテⅣ後期型に於いては、その”芸風(笑)”を極限まで磨き上げたの感がありますが、ダッシュボードやドア内張りなど内装各トリムのパーツ割りや設計の基本は、ほとんど後のエボルツィオーネ系への一里塚とも云えるモノで、意外にも合理化されております。しかしながら、各部にクラシカルな意匠と派手なウッド装飾を随所にトコトン配する事によって、最高級イタリアンサルーンの威厳をしっかりとキープさせた手腕は見事なモノです。まー、どこまでも”木(合板だけど)”で作り上げようとした心意気の部分は、イタリアの伝統的職人たちの”最後の意地”の発露なのであったろうと、ワタシなりに考察しております。

エンジンの方も、現在のクルマたちの様には”樹脂カバー”などで覆われておりません。白いアルミと美しいロッソの結晶塗装が醸し出す雰囲気は「これぞ、マシーン」と云いたくなる程の”禍々しい”までの造形美です。斯くも美しく見ごたえのあるエンジンルームを持つクルマは、1990年代に於きましてもマセラティのビトルボシリーズ以外にはほとんど無かったのではなかろうかと推察いたします。こういったところも、”いわゆるクルマ好き”の心の琴線に、如何にして”ビロンビロン(笑)”と触れられるかを限界勝負したの感があって、そのサービス精神にココロを打たれるワケであります。







・・・で、当ブログや当店公式サイト「マセラティに乗りませんか・・・」の在庫車情報コーナーにアップするための写真も、そういった往年のマエストロさん方に敬意を表しまして、「如何にすれば斯くも美しき存在感を、現車を御覧になった事の無い方々に画像を通して幾らかでも御理解頂けるか」と云ったところを念頭に置いての撮影となりますんで、いきおい時間と手間が掛かってしまいます。いつも写真アップまでにタイムラグがあるのをお許しください。
特にこの”ブルーセラメタ”と云う外装の塗色は、ホントにデジカメ上での発色に気を遣います。実は、先週のチャンスを逃していた(途中で雨が・・・)ので、本日もお昼過ぎにひと通りの撮影をこなしたのですが、周囲の風景や建物があまりにも見事に(ちょうど広告でラッピングされた最近のバスの様に)くっきりと映りこんでしまいましたので、100枚以上がすべて「ぱぁ~(泣笑)」でありました。
仕切り直して夕方近くの再チャレンジにより、どうにかギリギリ御覧に入れられるレベルの画像を得ましたので、こうして、あらためてキチンと御案内出来る運びとなりました。・・・ソレにしてもね、現車のオーラ感の再現にはホド遠いんだよなぁ(泣)。すでに数名の方々から軽くオファーが入ってはおりますが、とにかく(なにしろ:笑)御来店頂きまして、旧いマセラティでなければ未来永劫に味あわせてくれないコトであろう「”魑魅魍魎(笑)”の手造りワールド」を御体感くださいね。当日でも構いませんので、必ず御電話かメールで御到着予定時刻をお知らせくださった上、お気軽に御来店くださ~い!御待ちしておりますヨ(フィアット500の高年式中古と同じような店頭御提示価格を考えております。・・・アバルトぢゃないヨ:笑←”695なんたらマセラティ”中古車の半値以下だったりもする、こっちこそモノホンなのに:泣笑)。・・・ともあれ、今晩は金曜日の夜、皆さん楽しくお過ごしくださいね!
それじゃー、また明日!
マセラティでイッてみよう!Part2・Part3を通したすべての過去記事への一気到達用ページ(このページが便利ですので”お気に入り”にブックマークしてください)を新設いたしました。
また、2013年3月4日以前の過去記事のみの閲覧は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。
このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。
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コメント
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ああうちのギブリさんと比べても「木」の部分が(細かいとこから大きなとこまで)随分と多いような。ドアミラーのところの空調吹出口などもう何とも言えませんな。
個人的にはこの鋲を埋め木したようなステアリングの意匠が好きです。
投稿: おぐ | 2015年1月23日 (金) 19時10分
↑「おぐ」さん、「”屋久島”日帰りなんて、まー、アンタはん・・・。もう師走は過ぎてますケド(笑:御自愛くださいとしか云い様がおまへんさかい)」。
投稿: たこちゃん | 2015年1月23日 (金) 20時26分
ガンディーニクワトロポルテは、良いですな!写真では伝わらない良さがあるからな!でもたこちゃんの写真でもその外装、内装の良いところが表現されています!!シャマルと交換したら、町内会のMさんのマネになっちゃうか!!それでも私にとっては上がりの一台になりうる候補です。
投稿: 練馬のH | 2015年1月23日 (金) 21時45分
そうそう、ガンディーニクアトロポルテは写真映えしないんですよね。実写はいつまでも見ていたいオブジェですが、うちは地下に潜る立体パーキングなのでのんびり眺めてはいられないのです。
投稿: 世田谷のS | 2015年1月23日 (金) 22時17分
皆さんお晩です!!
そうそう、皆さんお書きのように本当に、す・て・き!!
でもその美しさは写真ではなかなか表現できないんですよね・・・
是非現物をご覧いただきたい!!きっと虜になること間違いなし!!
さぁ~明日の土曜日はみんなして、マイクロ・デポへ、レッツ・ラ・ゴーーーーー!!
投稿: 調布のU | 2015年1月23日 (金) 22時47分
真横からのカットが素晴らし過ぎます。
なんて美しいデザインなのでしょうか。
真横一直線のプレスラインに対する絶妙な角度の直線の美しさ。
ウェッジシェイプとはまさにクアトロポルテそのものを指し示す言葉なのですね。
本当に天才的なデザインだと感じます。内装も素晴らしい。
いつかは欲しいクアトロポルテ。
しかし、いつまでも手に入るクルマではありませぬ。
欲しいと思った瞬間が買いなのです。
思い立ったらマイクロ・デボへ電話しませう。
投稿: Sm | 2015年1月24日 (土) 00時34分
ブルーセラメタは光の加減でかなり色が変わって見えますね。
キブリでおなじみの色ですが、クアトロポルテでも似合う色だと思います。
”フィアット500の高年式中古と同じような店頭御提示価格”
これだけの程度であれば、とても魅力的な価格設定だと思います。
投稿: Wさま | 2015年1月24日 (土) 01時35分