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2015年11月12日 (木)

エアコン&ヒーターケースの内情、その真実とは(その1:現状把握篇)

 はい、こんばんは!あ~、今日も一日中”白い内装”をどーにかする商品化作業に明け暮れた(しか~も、全然終わらなかった:泣)ワタシですが、本日は昨日行ったマセラティギブリⅡ前期型(「名古屋のG」さん号)のエアコン&ヒーターケース分解洗浄の様子を中継録画(笑)でお届けしようと思いますです、ハイ。

201511120120151112022015111203201511120420151112052015111206201511120720151112082015111209201511121020151112112015111212・・・はい、一気にまいりますヨ。お食事中の方は、食後二時間程度経過してから御覧になってください、いやマジで(笑)。

 まぁ、この個体が特別と云ったハナシではありませんで、逆に「最高レベルの個体でも20年以上経過してるヤツはフツーに見えない中身はこーなってる」と御理解頂けますと、旧車屋冥利に尽きます。

 先日、ウチの電装屋さんから持ちこまれたエアコン&ヒーターケースをまずは自然光のもとに並べて、各部材の現状コンディションを把握いたします。んで、アタマの中で「ん~」っと三秒くらい工程の段取りを考えたら、さっそく戦闘開始です。

 まずはエバポレーター(冷やす機能に関連する方)とヒーターコア(暖める機能に関連する方)の抱き合わせユニットをケースから取り出します。二枚目の画像にありますように、この世代のマセラティでは銅製のカッパーコアが使われておりますので、重量こそありますが、その耐久性と信頼性は現今のアルミコアの製品より遥かに優れております(コレ、意外でしょ:笑)。で、このラジエターの子分みたいなヤツらを強力な洗剤を用いて三度も徹底的に洗浄し、その後約30分程度流水を噴射し続けて濯ぎます。

 内部に二枚あるメインフラップには、動作音を軽減するためウレタンフォームが用いられておりますが、コレが皆、経年変化で完全に風化しておりまして、触るとモロモロに崩れる状態です。ウレタンフォームの劣化した粉は当然の如くにエアコン送風とともに室内に噴霧されますので、幾ら内装をクリーニングしたところで、こういった工程をまずは経ませんと、清浄なキャビン空間などホトンド望めないと云うのが御理解頂けると思います。ソレがイヤならエアコン&ヒーターレスの車を買う事をお奨めしておきます(例えばハコスカGT-Rとかね:笑←な~んも着いてないクセに今や2000万円強!)。

 ケース本体の内部を覗き込みますと、今度はサビサビのベース板(兼ドレーン排水経路)が見えてしまいます(大泣)。コレは本来、鉄板の表面にかなり強力な防錆効果を持たせた溶融亜鉛メッキがしてある鋼板のハズなのですが、これだけサビるにはワケがありました。・・・肝心のドレーン穴がたった一枚の枯葉によって塞がっておりましたぁ(これまた大泣)。ですから、ある時期(運悪く枯葉を吸い込んだ時期)からはエアコンを動作させているあいだ中、エバポレーター表面に結露した水分は充分に車外に排出されるコト無く、常に一定量の水気がこのベース板を覆っていた事が分かります。それでも、コレは相当マシな部類なんです。・・・ここまで済んだところに「杉並のT」さんがエボV8でお越しになったんで、現物を御覧に入れながらウンチクを垂れまくって(迷惑?:笑)差し上げた次第です。「この”ウゲウゲ”たちを通り越してきた風を、”あ~気持ちいいー”なんて、皆さんツユ知らず御顔に当ててるんですヨ」「ホントにぃ~?!うげぇ~」・・・このハナシはマセラティに限ったコトではありません。国産車やドイツ車も含めて経年したエアコン&ヒーターユニットはすべてが例外なくこのような状態(完全屋根保管であったこのギブリⅡでコレですから、通常はもっとヒデェー:笑泣)なので、当店が執拗にこだわって行っているいっけんくだらない作業をお奨めする重要性をあらためて御理解頂きたく思うモノです。どのような車種に於きましても、この工程をすべてヤリ抜くのは、地味ながら最高難度作業のひとつであります。このネタ、次回は”復元篇”をお送りいたします(あくまで予定:笑)。

 それじゃ、また明日。

 マセラティでイッてみよう!Part2・Part3を通したすべての過去記事への一気到達用ページ(このページが便利ですので”お気に入り”にブックマークしてください)を新設いたしました。

 また、2013年3月4日以前の過去記事のみの閲覧は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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コメント

日々お疲れ様でございます。
モロモロのウレタンフォーム・・・
10年ほど前に乗った某独国車でしたが

エアコンON~
ウレタンくずがブワ~

を思い出しました(笑)

爽やかなエアコンの風、ここにあり。
確かに20年以上経つと、ウレタンボロボロになります。
ウレタンが飛んでくる風、これは体に悪いです。

やはりデポ車はお得だと思います。

Iです。
今日もデポ社では、やっかいな作業をこれでもかと徹底的に修復する作業に没頭されているようですが、本日の私といえば150km先の取引先で18時から会食して、今さっき帰宅したところです。今日もビール三昧でしたが、部下が運転してくれたので帰ってこれました。部下に感謝。
で、ポストに投函されていた封筒を開封すると”日本ビール検定2級の合格証”が入ってました。昨年のリベンジができましたー。
それと、明日は北海道を脱出する予定になってます。

ブログはともあれIさま、日本ビール検定合格おめでとうございます。
翻ってブログについて、タコさま、エアコンのさわやか化ありがとうございます。
かくしてうつせみの世にまたかぐわしきギブリさん一台降臨し、もって太平の世のひらかれんことを。いえい。

エアコン&ヒーターケースの分解洗浄作業、お疲れ様です。
見えない部分のお仕事が大事なのですね。
この見えない部分へのこだわり、マイクロデポ社さすがです。
ドレーン排水経路を枯葉がふさぐとは。

・・・最後の写真、鉛色のクアトロポルテもなかなか良いですね。
今日のBGMはスタンダード曲「枯葉」ですな。

うぁーーーあ。締め切り地獄に遭遇中でして、コメント入れる余裕さえないのですが、なぜかコメントいれてますが、全然関係ないことばかり書いています。いつみても、エアコン&ヒーターケースの分解掃除は、地獄ですね。。。。締め切り地獄とどっちもどっちかな。。。。

枯葉の詰まりは意外によくありますねー、どっから入るのかなー?。内側は見えないから辛いです。

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