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2016年3月16日 (水)

マセラティギブリⅡのメータークラスターとマセラティクアトロポルテV8エボルツィオーネのウッドパネルを直すハナシ

 あー、今になってハラ減ったなァ。さすがに、たぬきうどんダケでは、夜までパワーが保ちませんワ。いやね、昼間はあんまり食欲が湧いてこなかったモンで。ずぅ~っと、ソンキョの姿勢のまま両膝で掃除機のノズルを挟んだ状態を保ち、左手には相手部材を、右手にはエアーサンダーを握って研削作業し続けると、騒音と微振動と立ち上る微粒子も相まって、そりゃもー、食欲など無くなろうかと云うモノです。

201603160120160316022016031603201603160420160316052016031606・・・そんな本日のワタシのパートナーを一日中ツトめてくださったのが、コチラの方でぇ~っす!

 この画像は、マセラティギブリⅡ前期型(「名古屋のG」さん号)に装着するメータークラスターに発生している経年による熱変形をどうにか直していく作業であります。

 特に、黒やネイビーの内装色を持った個体の場合には、いつも納車前に避けられない項目の作業なんです。濃色系の皮革が、真夏の陽光を燦々と吸い込みまして、経年する間に縮んでくるワケですが、メーカーでの製造時に革の端をガッチリ接着&固定していない個体では、革が届かなくなって中身の樹脂が見えてしまう様になり、一方で、ミョーにガッチリ固定が利いてる個体におきましては、土台の樹脂クラスター自体がオニの様に変形いたします。で、本日のクランケは後者の状態を呈しておりました。なるほど、画像にはありませんが、このクラスター裏側では、革の端っこ(のりしろ部分)に親の仇の様にタッカーが何十発も打ち込まれておりまして、まずはソレをすべて抜き取るのに往生しましたばい。

 ①:まずは表面の皮革部材を出来るだけ丁寧にダメージを与えぬ様にハガす。

 ②:内部でモロモロになってる劣化ウレタンフォームを真空掃除機で吸い取る。

 ③:ガストーチで直したいクラスター変形箇所のウラオモテを炙り、素手若しくは足の裏で修正する。

 ④:それでも出きらない表面に生じた凹み部分には豪快にパテをてんこ盛りする。

 ⑤:オリジナルのカタチを想像しながら、樹脂クラスターのウラオモテをエアサンダーで研削する。

 ⑥:だいたい雰囲気が出たら、もう一度炙って細部を調整→パテ盛り→研削の繰り返し。

 ⑦:メーターの機構部分やダッシュボードなどとの形状整合性を何度もチェック、ダメなら⑥に戻る。

 ⑧:表面に新しいウレタンフォームを張る。

 ⑨:皮革部材を元通りに被せて、裏側ののりしろ部分を強力に接着する。

 ⑩:とりあえず完成!

 ・・・本日の画像は、作業前の状態と③と⑩のみですね・・・他の写真なんか撮れるもんかぁっ(笑泣)。

20160316072016031608 ・・・続いて、ここのところワタシに課せられているミッションには、マセラティクアトロポルテⅣV8エボルツィオーネ(「戸田市のT」さん号)のウッドパネル表面修理作業と云うのが、あります。Tさんからのスペシャルオファーは”楽器のように艶やかな水も滴るワインレッドであって、且つ木目が透けて見えるように”と云うモノ。テストピースを数回トライして作ってみました・・・赤みがなかなか出し難い。ようやく少し雰囲気が出て来た様な気がしてますが、こんな感じでは如何(写真より現物の方が赤みが強いデス)でしょう。

 それじゃー、また明日!

 マセラティでイッてみよう!Part2・Part3を通したすべての過去記事への一気到達用ページ(このページが便利ですので”お気に入り”にブックマークしてください)を新設いたしました。

 また、2013年3月4日以前の過去記事のみの閲覧は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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コメント

地道な作業、お疲れ様です。
メータークラスタとウッドパネル、普段から目にするところなので、キレイに仕上がっているととても嬉しいものです。
デポ仕上げのクオリティの高さが伺えます。

本日のデポはまるで本革職人の工房のようです。
とてもクルマ屋さんとは思えません。
マイクロデポのブランド名でオーダーメイドの革靴や鞄を造った売れるかも?

このメータークラスターの経年変形の修正のくだりを読むたびに、毎度ああこれこれ実物大のプラモづくりみたい、と思うわけです。
でプラモですとその細かさゆえに大変なわけですが、実物大ですとそのでかさゆえに大変だなあと思うわけです。
「足の裏」のよる造形というのはスケールモデルのプラモではなかなかありますまい。鶴亀鶴亀。

神は細部に宿る、とはよく言ったものですが、デポの車が美しいと感じるのはやはり妥協の無い作り込みから来るのでしょう。それでは私も鶴亀鶴亀。

内装のこういうところは重要ですよね、ここをしっかり直せるのがデポの真骨頂です。メータークラスター単品修理の依頼が舞い込みそうです。
戸田市のTさん号のウッド直しも、拘りあっていいですね。楽器のように艶やかに水も滴るワインレッドなんて、、、昨今のマセラティではなかなか味わえないですから。

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