たこちゃん、三たびの沖縄行き(その11)
いきなり真夏がやってまいりました。いまだツユも来ていないと云うのに、30℃超えとなりますと、ココロの準備が出来てないゆえ、なんだか急襲を受けた気分となり、”してやられた”感を一層強く感じますなぁ。歌丸さんは笑点を勇退しちゃったらしい(嗚呼、昨日は夕方散歩してたので見損ねた!ワタシにとっては青天の霹靂だワ)し・・・あー、なんか一日中モヤモヤしてました。一昨日コメント欄の”イジョーな盛り上がり(笑)”を見て、元気を取り戻しましたケド(相手を思いやるコトバって、少しはキツくても、たとえスパムのようでも(笑)、ホントに有難いモンですね、感謝、感謝!)。
(前回の続き)・・・時間がまいりましたので、案内係のおねーさんの後ろについて、工場内へと潜入して行こうと思います。5月1日(日)午前、ちょうどお昼前のひと時であります。
今までの人生53年弱の間に、ワタシがビール工場を見学したのは、サントリーの武蔵野ブルワリーだけ(当時は”純生”)なのですが、それこそ小学校四年生の時の社会科見学と、オトナになってから(20年以上前?)もう一回あったような記憶がウッスラとあるくらいです。
ああ、でも場内に入りますと、なんか独特の香りと云うか、ちょっと懐かしいようなニホヒがいたします。サスガに清潔で整然としておりますね。
この記事を書くにあたって、ちょっぴり調べてみたのですが、ここオリオンビールは、国内でのビール類生産量が第5位のビール類製造会社なのだそうで・・・本年初頭に発表された”ビール類”の2015年メーカー別出荷量ベースでのシェア:当然、上位の4社は、万年”いつもの4社(笑)”。アサヒビールが38.2%で6年連続の首位。キリンビールが33.4%、サントリービールが15.7%、サッポロビールが11.8%だったのだそうです。ちなみに我が(笑)オリオンビールは0.9%で輝く5位にツケておりますが、国内で0.9%と申しましても、沖縄県内でのシェアは半分以上と圧倒的なのだそうで、国内ビール類産業全体の大きさを鑑みれば、単なるローカル企業の域を超えた一大企業と見るべきだろうと思います。さらに提携先のアサヒビールからは沖縄県内需要用スーパードライの委託生産も引き受けているとのコト(案内のおねーさん談)でしたんで、事実上のシェアはもう少しあるのでしょうね。
残念ながら、工場稼動日ではありませんでしたので、ハイパースピードで動き回るのであろう自動封缶工程をナマで見るコトは出来ませんでしたが、ソレを動画で見せてはくれました(他はドコをどう撮影してもいいのに、そのスローモーションやストップモーションを多用した動画だけは撮影禁止であると事前に云われたので、おそらく封缶技術は各社ノウハウの塊なのだと類推されます)。そもそも、ワタシはいつもこの手の缶を見るたびに、「コレ、どーやって作ってるんダロ」と不思議でしょうがありませんでした。懇切丁寧な内容とはいえ動画で見たダケでは、とりあえずものスゴイ技術であるところまでは認識出来ましたが、瞬間的に封をするための具体的な周辺技術(だって、缶からグラスにビールを注ぐ時を想像してみてください。泡とか立てずに瞬時にしかも正確な一定量を注入して、パカっと封だけ装着して全周ガシメするんですヨ、しかも清潔感を損なわずに・・・凡智を超越してる!)につきましては、やっぱ皆目分からないのでありました。
・・・念願であったオリオン工場の見学も済みまして、”試飲コーナー”ではドライブキーパーであるワタシは”さんぴん茶”を啜らせて頂きました。一方の”たこヨメ”は生のオリオンビールを2杯もグビグビっと飲みやがりました(笑泣)。ビールの方はオカワリが貰えるのです、ホントに太っ腹。
工場の対面で、ちょっと面白そうなところを見つけましたので、そのままクルマに乗せると悪酔いしそうな”たこヨメ”の酔い醒ましも兼ねまして、しばらくコチラで一服するコトといたしましょうね。
どうも、沖縄県農業試験場名護支場の跡地である様子です。小さな川に面した、ちょっとした公園のように設えられております。
かつて、正門であったのであろう門柱が、年月を経てたいへんよい風味(笑)を醸しだしておりました。ワタシは酔っ払ってるワケでもないのに、もんしろチョウチョを追いかけて、しばしヘンなおぢさんと化しつつ遊んでましたヨ。想えば、静かないい処だったなぁ。・・・あー今すぐイキたい、戻りたい(笑泣)。
それじゃー、また明日。
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コメント
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Iです。
今日のアップを心待ちしておりましたよ。何故って?そんなこと聞いてませんよね。
さて、ビール工場見学良いですよね。ビール好きには格別です。私も何度かあります。工場ではなかったのですが、恵比寿ビール記念館で試飲したヱビスビールは旨かったです。はい!
でも今は訳あって土曜日から禁酒状態です。今週の土曜日には解禁したいと思っております。
投稿: I | 2016年5月23日 (月) 20時11分
試飲にビアナッツがついてくれば、たこヨメさまも2杯いっちゃいますね。
これから暑い日が続きますが、仕事終わったあとはクイッといっちゃってください。
キンキンに冷えたビールを。
投稿: Wさま | 2016年5月23日 (月) 22時49分
缶の封入技術が確立したからビンビールが駆逐されちゃったのでしょうね。
アウトドアは缶、屋内ではビンが雰囲気出ます。
その昔、アサヒでZと言うビールがあったのですが、もう1回飲んでみたいです。
それと、キリンのファインピルスナー。
投稿: テツヲタ | 2016年5月23日 (月) 23時05分
ビール工場見学は大学のときだっけかな、サッポロビールの千葉工場に行きました。あとは、ヨーロッパのある国を訪問したとき、地ビールを作って売っているお店の一角がガラス張りで、仕込みの釜が置いてあって、雰囲気が凄く良くて、ビール美味しかったのを思い出しました。。。そうそう小樽ビールの醸造所みたいで。。。
あービール飲みたくなって来た。。。さあ寝ましょ。
この後の沖縄旅行記は、りゅたろうさんセレブ一家が登場して大盛り上がりしそうです。。。
投稿: 練馬のH | 2016年5月23日 (月) 23時13分
ビール工場の配管のレイアウトがカッケ~。
工場プラントの配管構造はSF的で好きですよ。
20年前に静岡県富士市に就職したのですが、田子の浦港界隈の工場プラントの夜景が好きでした。チョーSF的光景でしたので。
その昔、山部赤人が読んだ百人一首の「田子の浦に・・・」の風景を思い浮かべると、昔と現在のギャップとミスマッチが味わい深いですなあ。
でも、そのギャップとテキトーさが、懐の深い、おおらかな日本。
いやいや、日本人に生まれて良かとです。
コメント欄の充実が、たこちゃんの元気の素。
皆さま、どうか、どしどしコメントをお寄せいただき、このブログを盛り上げましょう。
ビールメーカーの国内シェアは勉強になります。皆、美味いです。
ビールの美味さを知った当初の定番は麒麟の一番搾りでした。
その後、ラガーが定番になりました。
そして、ちょっと贅沢なエビスを知り。
アサヒのスーパードライは、なんか発泡酒っぽいな~って感じでしたが、でも、アサヒのキレの良さも最近理解し、喉が渇いたらアサヒ・エクストラシャープ。
あと、糖質カットではアサヒ・ザ・ドリームが良く出来ているので最近の定番です。
サントリーは、プレミアムモルツが革命的でした。取敢えず一杯目の贅沢はプレミアムモルツで。
定番品のクオリティが高く美味いサッポロが業界4位だったとは。おそらくはセグメント別の戦略商品を充実させてのシェア拡大よりも定番品の品質重視を図ったからでは。
・・・すみません。酔っ払いの夢想でした。真夏の通り雨。
土曜日の仙台は涼しく、北海道30℃越えに、ありえね~っと驚いたのですが本日、仙台は真夏日和の31℃越え。ありえね~っ!
たこちゃんの本日のブログもまた、真夏の通り雨。
つかの間の休暇の一時の思ひで・・・。
投稿: Sm | 2016年5月23日 (月) 23時29分
ここしばらくジムでのトレーニングがきつくてへろへろとろとろでした。
)、お腹を引っ込ませ、NEW愛人獲得を目指します。
とうとうダイエットを決意致しました。
スクワットや腹筋がああもきつかったなんて…死にそうです。
ここは頑張って(ガッツだぜ
前の愛人はこのお腹が可愛いと言ってくれてたんですが…
捨てられました…紙屑のように…ポイっと。
皆様のお祝い、激励、本当に骨身に染み、肝に銘じ、心いたします。
誰もご注意なさらなかったので…小雨の日の高速入り口はフルスロットル、という事でよろしいのでせうか?
雪が降ったら、犬のように喜んで、多少は滑ってもよろしいのでせうか?
阿蘇のミルクロードでV6ターボの前後をぐちゃぐちゃにしたことがありまして、そのリベンジをと考えているのですが、よろしいのでせうか?
911はV6ターボのような危ない車じゃないので(ポルシェスタビリティコントロールが介入してくるそうです)ワタクシの運転技術ではそうそう破綻しないと思います。
限界高そうです。
だがしかし
喜んで車買ってたら見事にお金が無くなってしまいました。
沖縄なんかでヘラヘラしてる場合じゃなかったんですね、実は。
541の整備代は出るのでしょうか?
今月のカード代金はちゃんと引き落とされるのでせうか?
たちまち不安になってしまうド田舎のおセレブです。
投稿: りゅたろう~一文無しは目の前よ | 2016年5月24日 (火) 00時41分
そうですねえ…、まあノンターボ二駆とはいえ天下のポルポルさんですから、あまりのんびりだとエンジンに蜘蛛の巣はってしまいそうですしねえ。
小雨の日の高速入り口はフルスロットル
料金所通過後ならよろしいのではないでしょうか。周りも広いですし。ランプのカーブは自分も以前ガードレール代を払ったことありますのでお勧めしませんが。
雪が降ったら、犬のように喜んで、多少は滑って
これもよろしいのではないでしょうか。限界を超える速度が低くなりますし。低μ路で色々試してみる分には。
阿蘇のミルクロードでV6ターボのリベンジを
まあ何をもってリベンジとするかでもありますが…、V6ターボさんからすると相当世代が新しいと思えば大体大丈夫なようにも思いますが、電気仕掛けに命預けるのはなあとも思います。まあお好みに応じて、というところでしょうか。
すみません色々余計なお世話を申しました。
更に余談ですが、先週末またMG-Aを運転させてもらいました。
この前は家の周りをちょろっとだけで、興奮しっぱなしであまり記憶がないのですが、今回は北の丸公園あたりと皇居の廻りをくるくると、色々観察しながら走れました。
オリジナルの4速ということもありしっかり上まで回さないと加速が途切れてしまうのですね。音はすごいですがパワーの出方は非常になめらかで気持ちよい。
徐々にスピードが上がって行って、これでもギブリのつもりで走りはじめたらそれはそれでくるりんしてしまうのかもな、と思ってやめました。
人のクルマだし。
秋の(日本の)ミッレミリアに出るのだそうです。
投稿: おぐ | 2016年5月24日 (火) 12時59分