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カテゴリー「ガンディーニのクアトロポルテ」の30件の記事

4代目クアトロポルテ関連の記述。ホームページ用の原典。

2015年11月 5日 (木)

とにかくカッチョいいぞ!クアトロポルテⅣ

 あ~今日もスッキリした良いお天気でしたねぇ。はい、こんばんは!ホントに一年中こんな気候であったなら、我が国は今以上に発展するのではなかろうかと思いますが・・・そのうち、やっぱり極寒の真冬がやってくるんダロな(トホホ)。

20151105012015110502 ・・・で、真冬が本格的にやってくる前に、精一杯頑張らねばと、毎日朝から晩までギッチリと予定を詰め込んで作業を進めてはおるのですが、まぁそうして、クルマを次々と出しても、またまた次々とやってくる(予定もてんこ盛り:泣笑)。今朝一番はマセラティ222SR大会だったのですが、午後からはクアトロポルテⅣ大会の方に切り替わっております。商品化作業中の白い方は下回りのチェックを済ませたら、明朝リフトから降ろしまして、今度は控えていたロッソオリエンテ(「小田原のM」さん号)の方をリフトアップしてエンジン回りと足回りの本格的な作業を行います。

 こうして日々色違いや年代違いのクアトロポルテⅣを上から下から色んな角度で眺め回しているワケですが、本当に現今のモダーンマセラティからは想像出来ないほど、各部は手造り感覚に溢れています。一方で、登場当時”ウルトラモダーン”であったガンディーニルックからは、20年経過した今もなお、それを見る人々の目を釘付けにするだけのパワーと静かなパッションを感じます。”作り直し手(笑)”の立場で云うと、コレを造り込むのは相当たいへんなんだけど、出来上がった時の充実感もまた一入のモデルなのです。ましてや、手にするオーナー様の歓喜たるや如何ばかりか。皆さんに喜んで頂ける様、より一層精進しなければイケませんね。さ、もうヒト頑張りしよ。

 それじゃ、また明日。

 マセラティでイッてみよう!Part2・Part3を通したすべての過去記事への一気到達用ページ(このページが便利ですので”お気に入り”にブックマークしてください)を新設いたしました。

 また、2013年3月4日以前の過去記事のみの閲覧は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

2015年11月 3日 (火)

”ぎょうざドレープ(笑)”と闘う、エボ未満クアトロポルテⅣの内装クリーニング

 はい、こんばんは!あ~、今朝はホントに4時10分に起きて活動開始いたしましたヨ。人間やってみれば出来るモンですね、昨日やろうと思ってたコトがすべて滞りなく出来ました。それぞれの成果のホドはともかくとして(泣笑)。ともかくも、午後には「千葉のK」さんに御来店頂きましてフィアットニューパンダプラスの”納車の儀”を行いました。たくさんの”好物”を差し入れて頂き感謝、感謝!です。

2015110301201511030220151103032015110304 ・・・で、コチラは絶賛商品化作業中のマセラティクアトロポルテⅣ前期型であります。

 昨日艶やかに磨き上げられた外装が「♪白い歯っていいな~」って感じのキリっとしたオーラを放っております。前期型の白(ビアンコアルピ)特有のシャープな佇まいを見せてくれますね。

 その一方で、内装のアヴォリオ革の方は、若干暖色系の白なワケですが、このコントラストの妙を最高レベルに昇華させ楽しむには、皮革表面の徹底的なクリーニングが必須となりましょう。それぞれのシートは車外に降ろされて、エボルツィオーネ化する前のクアトロポルテⅣにのみ採用された超絶イタリアン手工芸「ぎょうざ縫い(ワタシが命名:笑)」のドレープにより発生した皺を一つ一つ丹念に伸ばしながら、そのシワに喰い込んだ汚れを根こそぎ除去してまいります。かなーりド根性の要る作業ですが、当店ではルーティンとなっている項目のひとつに過ぎません。リアトレー・リアシート背もたれ・同座面・助手席シートとクリーニングが済みました。明日は一番使用頻度の高い運転席に着手しなけりゃと思っております。この状態でレザーコンディショナーなどを塗布すれば、長く美しい内装を楽しむコトが出来そうです。

 それじゃ、また明日。

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2015年10月17日 (土)

マセラティクアトロポルテⅣ後期型のリモコンミラースイッチなどのハナシ

 はい、こんばんは!今朝も雨降りから始まった土曜日、今日は運動会など予定されていた方々もいらっしゃると思われますが、大概順延になっちゃったのではなかろうかと思います。ウチはいつもの通り雨天でも営業でしたケド。まぁ、午後になったらビミョ~に雨雲も踏ん張ってくれました。

201510170120151017022015101703201510170420151017052015101706 ・・・まー、今日も昨日の続きをジクジクと攻めてまいりたいと思います。ワタシに課せられたミッションは左右リモコンドアミラーのミラー角度調整動作がスムーズに行えない症状のシュートです。

 「まっ、とりあえずスイッチをバラしてみようか」と、リモコンミラースイッチをハズしに掛かりました。同じクアトロポルテⅣでも前期型と後期型以降では、スイッチの付いている場所も取り付け方法もぜ~んぜん違います。

 スイッチそれ自体はまったく同じモノを用いているのに、後期型&エボルツィオーネでは、「センターコンソールのロワーウッドパネルに”裏側から”スイッチフェイスだけが顔を出す様に取り付けよ」と云う御無体な指令(笑)がおりており、アトから修理をしようと試みる作業者の意欲を大きく減退(泣)させるホドに凝った作りにしてあります。実は、本日初めの画像が、そのために分解した壮絶な状況(笑)であります。

 ここまで来るのに・・・アッパーウッドパネル(エアコンコントローラーや各個別スイッチが付いている前方方向のパネル)を留めているトルクス頭のタッピングビス2本を取り、相手の皮革に張り付いてしまっているウッドパネルを割らない様(色んなコトしながら)丁寧に引き出しますが、中途半端な体勢のまま”腹筋”の姿勢で個別スイッチ裏のハーネスを9本抜き取り、その下方にあるエアコンコントローラーのハーネスをほぼ手探りでハズしながらの作業となります。アッパーがトレたら今度はようやく本丸のロワーパネルです。アッパーパネルによって隠されていたロワーパネルを留めている精密プラス頭のタッピングビス2本を取り、次に前方からロワーパネルを浮かせたままの状態で中途半端な体勢のまま”腹筋”の姿勢をとりつつ、豪奢な皮革製のシフトセレクターブーツベースをロワーパネルの裏側から留めている4つのナット(7mm頭)を緩めてワッシャーとともにハズします。ハズれたシフトブーツをウッドパネルの大きな穴を知恵の輪の様に潜らせて分離が出来れば、もう少しだけロワーパネルが浮かせられる様になります。今度はセンターコンソールボックスのフタ(ヒジ掛け)を開け、ボックス部を抜き出します。灰皿とその土台もついでに抜き取ります。あ、そうそう、パーキングブレーキのウッドノブも”いもネジ”を緩めて抜き取っておきましょう。あー、そのまた下にある豪奢な皮革製のパーキングブレーキブーツも前述のシフトセレクターブーツと同様にハズします。シガーライター・ATパワーモードスイッチ・ATスノーモードスイッチ・サス現衰力可変スイッチの裏側にある各カプラーと今回の主役リモコンミラースイッチのカプラーのすべてをゴニョゴニョとどうにか抜いたら、ようやくロワーウッドパネルをセンターコンソール本体から分離するコトが出来ます。リモコンミラースイッチそのものをウッドパネルの裏側からハズし(プラス頭のボルトなんダヨ、ここがよりによって・・・六角のナットにしておいてくれれば、こんなにバラさずにイケるかも知れないのに:泣笑)たら、分解して内部をチェック&清掃、各部接点をキレイにして組み立て直し(ソレが残りの画像)ます。

 ・・・すべてを画像で説明すりゃいいんですケド・・・この作業にはそんな撮影の余裕無し(笑泣)!!周囲をヨゴさず、キズ付けずに養生しながら遂行しなければなりませんし、なによりチェックポイントが多過ぎなんですヨ。

20151017072015101708 ・・・で、以上のプロセスを丸っきり反対に遡って(当然組立工程は、各部ハーネスのチェックや再結線、端子の接点復活剤による清掃をしながらなので、一層たいへんにキマっているのですが:泣笑)組み上げたのが左画像の状態です。リモコンミラーの不調もスイッチ内部のビミョーな接触不良が原因であると判明しましたので、もう関連箇所をバラす事も無かろうと、昨日ヤラなかったドアの内張りトリムまでも組み上げました。ミラー根元にある三角トリム内のツイーターの取り付け爪が破損してたので、スピーカーAssyごと交換して取り付けたら無事に目出度く完成!エンジンを始動させて、本日の主役リモコンミラーの動作以外にも、只今分解してしまったスイッチ類の動作とエアコンコントローラーの動作をすべて再チェックし直します。

2015101709_22015101710 ・・・あ~、そんなコトやってる折も折り、昨日の当ブログで御紹介した画像を御覧にになったオーナーのCさんより午前中に御電話を賜りまして「GPSの効きはどーでもいいから左側に付けてヨぉ~」と御指摘を受けましたんで、急遽作戦会議の後、三男が出動、御覧の様に移設を完了いたしました。ところで、左の画像(と本日冒頭の画像)はフラッシュを使用しないで撮影したモノ、右の画像はフラッシュ使用の画像です。こうして見てると同じ色目とは思えないくらいに色が違って見えちゃってます。正真正銘の同個体なんですケドね。さぁ、もう納車まであと少しです。来週も頑張ろう、おー!!

 それじゃ、また来週。今週も皆さんのコメントを楽しませて頂きました。有難うございます!

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2015年10月 9日 (金)

マセラティクアトロポルテⅣのドアミラー電動格納機構をとことん分解する

 はい、こんばんは!あー、サワヤカな秋晴れが続いております。まさに食欲の秋、昨日はモツ鍋、一昨日はスキ焼きとディナーの方はゴッテリと頂いております。ワタシ、食欲は旺盛なんだけれども風邪の方は一進一退です。鼻づまりがくるしゅーてくるしゅーて(泣笑)。

2015100901201510090220151009032015100904201510090520151009062015100907201510090820151009092015100910201510091120151009122015100913201510091420151009152015100916201510091720151009182015100919201510092020151009212015100922 ・・・昨日の表題に”軽~く”が入っていたのは、今日のを”重~く”にしようと思っていたからなのですが、この際”とことん”としてみました。さぁ、バラすぞぉ~!

 クアトロポルテⅣやギブリⅡ中期以降用のリモコンミラーには、御存知の様に電動格納機構が装着されておりますが、昨日御案内した工程により外装を分離いたしますと、内部には”冷たいメカトロニクス(笑)”が愛想も無く息づいているコトが分かります。

 ②画像の様に、ミラーの前後左右動作を司るユニットと、電動格納動作を司るユニットに分離出来ます。本日は電動格納機構の方ダケをとことん分解していこうと云う趣向です。

 樹脂のカバーをめくりますと、いきなりシンプルなプリント基板と小さなモーターが顔を覗かせます。もう、この段階で「エラいコトしてしもーたぁー」な気分が我が心の中には横溢してしまうワケですが、こーなったら見えるビスを片っ端からはずしていくしかございません。

 あー、卍状の銅製導通板が、なんとなくプラプラにフローティングマウントされておりやす。「穴がDカットでその周囲にダボが生えてるので、ここの位置決めがキモだな」と想像を働かせながら分解を進めます。

 途中で登場する各樹脂部材はドレもピッチリした嵌め合い精度でハマっておりますので、「絶対にトレる!」と確信していない限り、分解するのが憚られる質感です。

 まるでプラモデル用のマブチモーターみたいなモーターの軸には樹脂製のウォームギアがシッカリと圧入されており、減速機構の初めの部分にメリ込む様に配置されているのが分かります。

 グリスにまみれたギアとソレに貼りついた小さな樹脂のシムをそっと抜き取りながら、失くさない様に洗浄しておきます。

 モーター軸のウォームギアとソレが噛んでいる一枚目のギアは樹脂製ですが、もう少し旧いロットの製品ですと、モーターウォームが金属製で、グリスが切れると一枚目の樹脂ギアをほじくってしまうトラブルもありました。

 すべてのギアを完全に個別となるまで分解し、それぞれを洗浄して、ギアの減り具合を観察いたしますが、コレと云った問題は無い様子です。

 だけど、文句を云うのは簡単ですが、こういった機構の数々を思いつき、積み重ねてきた人類の叡智にはアタマがさがりますね。

 例えば、⑰の軸にハマっている樹脂パーツと、⑳の三つ巴金具が「普段は、(ミラー本体の)開状態の定位置をシッカリと保持しつつ、ブツけたりなどで衝撃が加わった場合には内部の減速機構にソレが伝わらない様に閉状態となる・・・で、何事も無かった様に手動で”強制開”にすれば、元通りに動作する」と云った相反する動作要素を実現しているのです。

 ひとつひとつのパーツには小さな魂が籠っている様です。どのひとつが欠けても正常動作しないのですから・・・このケースでは結局ダイオードの不良である(電気的問題)コトが判明し・・・この工程がまったくのムダ(泣笑)・・・小さな基板ごと交換して解決いたしました。ちなみにミラーAssyで交換すればトータル○○(ものすご)万円です(笑)。同じ症状でも、原因がメカの場合あり、電気の場合ありで、メカトロニクス修理の難しさを感じた一幕でありました。

 それじゃ、また明日。

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2015年10月 8日 (木)

マセラティクアトロポルテⅣの電動格納リモコンミラーを軽~く分解する

 はい、こんばんは!本日の東京練馬は、どピーカンの青空なれど、北海道を襲っている大型台風の影響か、たいへんに強い風が吹き荒れる一日とはなりました。皆さんのお住まい周辺では如何でありましたでしょうか。

201510080120151008022015100803201510080420151008052015100806201510080720151008082015100809201510081020151008112015100812 ・・・あー、ハッキリ云って、今晩のネタもノーベル賞とはホド遠いチマチマしたものですから、初めに云っておきますケドあんまり面白くないヨ(笑泣)。以前にお届けしたネタの、ある意味続編と云った感じで御覧頂こうと思います。

 もう、ここのところは、各種マセラティクアトロポルテⅣのドアにひっついてるモンばっかりとお戯れな日々(笑)を送っておりますワタシですが、ま~ずまともに動かなくなっちゃうのが多くてコマってしまいます。ちなみに、この一ヶ月間の間に15回くらい、旧いマセラティ用ドアミラーの脱着分解調整修理を行っておりますから、ミョーに”勘”を取り戻していまや熟練工となっております。

 あ~、キモだけ書いておきましょうね、”ひとりごと”として(笑)。

 ②のタッピングビスは長いのと短いのが2本ずつある。

 ⑦の”カエルの足”状バネは片側のみはずす。

 ⑪のビスは隠れて無い一本ダケが長い。

 ホントは内部機構部分まで分解するコトが最初から分かっている場合の手順は、⑩⑪を先にやってから、①~⑨を行えばいいのですが、割れたり欠けたりしたミラーのみを交換する場合には、本日御案内した手順でよろしいかと思います。

 一旦、ドアミラーを誤ってドコかにぶつけ、それ以来、なんとなくミラー本体がグラグラする様になったなどと云った症状の場合には、⑪のビス3本を増し締めするコトにより解決する場合が多いです。もっとも、こうして、ボディからミラーAssyを分離した状態では簡単に締め込むコトが出来ますが、ボディにくっ付いてる状態のままではなかなか力を込めて締め込むのは難しいかも知れませんね。

 それじゃ、また明日。

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2015年10月 5日 (月)

マセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネのドアトリムをハズしてのあれやコレや(その2:ドアラッチAssyの取り出し方法)

 ・・・はひはひ、グシュグシュ・・・はっ、はっ、、、ビェッくしょん!・・・はい、こんばんは。まー、この風邪は予想通りに長引いておりやす。ちょっと良くなったかなぁと思うと、またブリ返しますな。ホントは昨夜2年越しで楽しみにしていたイベント(以前に取り上げた”六大学応援合戦”)を見に行こうと画策しておったのですが、歌舞伎町の人ごみで風邪が悪化してはマズいと自粛して、土曜日の夜から今朝まで、ホトンド布団から出るコト無く過ごした日曜日となりました。ワタシの知らないあいだにラグビー日本代表はサモア戦で圧勝したんですってね、ホントにスゴイわ。

201510050120151005022015100503201510050420151005052015100506201510050720151005082015100509201510051020151005112015100512 ・・・で、本日は、そういった華やかな大舞台とはまったく縁の無い、地道極まる”匍匐前進”作業(泣)の様子を中継録画で御案内するといたしましょう。

 ああ、このネタ、前回は半月以上も前だったんですね。・・・前回は、とりあえずドアトリムをハズすところまでを余すところ無くお伝えいたしましたが、今回は、より具体的に、ドアラッチAssyを交換若しくは給油&調整するためのプロセスで欠かすことの出来ない「取り出し方」にシボっての工程案内となっております。

 ドアラッチAssy内部には、ドアをボディとキッチリ密着させるための”ラッチ機構”はもちろんのコト、”ロック機構(リアはチャイルドロック機構も含む)”(集中)ロックモーターユニットとドア下&室内灯のON/OFFを司るマイクロスイッチがすべて封入内蔵されています。こういった機構部品の数々は、すべて一体ユニット化されておりますので、どのひとつが問題となっておりましても、ユニット丸ごとの交換が必要になってしまうパーツです。

 今回のサンプルカーはマセラティクアトロポルテⅣの中でも最後期のエボルツィオーネ型ですが、リンク棒の線径が細く且つ剛性の高いモノとなっております上に、ドアインナーパネルの作業穴も、後のメンテナンスが容易となる様に種々改良されておりますので、ソレらがまったく考慮されていなかった(泣)最初期型や前期型よりも遥かに作業がし易いです。但し、本日の画像にもありますように、どうしても”手探り”での作業が要求される部分は残されており、「ドコにどのようなネジやボルトナットがどんな角度で入っているか」とか「ハーネスのロックはどの位置でどのような理念でトマっているか(今回も写真の撮影が不可能でした:泣)」など、すでに判っていてやっていても、”根性”を要します(し、実際結構イタいのよ:笑泣)。最難関は⑪のリンクはずしの逆、要は組み立てる時でしょうね。指先でしか勝負出来ないのがココの脱着作業。鈑金塗装屋さんやガラス艤装屋さん、電装屋さんなどがここをバラした場合には、相当な時間を掛けて何度もヤリ直しをさせられるので、多くの場合にイライラしてジャマなインナービニールシートを破いてしま(この画像内では、あらかじめインナーシートをどかしてあります)ったり、最低なのはウインドーレギュレータAssy自体の樹脂チューブをブチ折ってある場合も。ソレくらいに真冬など(で、ソレが前期型以前のモデルの場合は特に)は、ホントにきつい仕事となります。

 それじゃ、また明日!

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2015年9月18日 (金)

マセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネのドアトリムをハズしてのあれやコレや(その1:まずは、トリムをハズす)

 はい、こんにちは!またまた地球の裏側では大きな地震があったとの事で、今朝のニュースは日本列島の津々浦々までの津波情報を報道し続けておりまして、騒然たる雰囲気でした。一方で、東京練馬は海が無いゆえ、ただひたすらソボ降る秋の長雨との闘いの日々であります。

2015091801201509180220150918032015091804201509180520150918062015091807201509180820150918092015091810201509181120150918122015091813201509181420150918152015091816 ・・・本日は、そーでなくてもブログコメント欄がもっとも”盛り下がる(泣)”と云われているハナキンで、おまけに明日からは皆さんお待ちかねのシルバーウイークだよぉ~ん・・・で、こんな番外地のブログを見てる方はいらっしゃらないモノと愚考しておりやす。そこで本日は、どーせ、ダレも見ちゃいないのをイイ事に、実践技術的な本ネタをそっとお届けいたしましょう。

 患者さんは、もうじき納車予定のマセラティクアトロポルテⅣV6エボルツィオーネコーンズセリエスペチアーレ(文京区のTさん号)であります。とりあえずの患部は、右リアドアの集中ロックモーターユニットです。動作時に、時々ウナる様な音を発しながら、中途半端な位置までしかインナーロックノブを引っ張れていない様子なので、おそらく減速機構内のギアが一部ナメてると思われます。

 こうしてドアの中身の機械要素に何らかの疑わしい問題がある場合には、多くの場合に内張りトリムをハズすところから始まるので、この手のトラブルが最も多い(ドア枚数も多いから)クアトロポルテⅣの場合には、ドアトリムの正しい脱着方法を知っておく事が肝要です。

 左に御案内しておりますエボ系の工程は、全クアトロポルテⅣシリーズの中で最も簡単なものです。

 新旧を問わず、マセラティやフェラーリなどのイタリア製少量生産車の場合には、内装トリム取り付け用のボルトやビスを可能な限り見えないところに隠してあるので、ソレがどのように配置され、ナニをハズせばビス等のアタマが顔を出してくれるのかを知る事が必要です。初めて接するトリムの場合には、若干の経験則がほとんと通用しないくらいに「ええ~っ!」と驚く様な設計に出くわしますので、まさに推理を最大限働かせての作業となります。

 また、イタリア車の場合には、多くの国産車のように「プラスドライバー一本と10mmのボックスレンチ、それにグロメットリムーバー」だけで勝負出来るほどにはアマくありません。プラスドライバーは先端の規格違いが3~4種類、長さも長短様々に必要です。六角レンチ(アーレンキー)やトルクスレンチもところどころランダムに出てまいります。

 カプラーなどを抜く時には、後で記憶に頼るコトの無き様に、必ず写真を撮影しておいたり、直接マーキングを書いておいたりして、組立時の間違いや悩みを防ぎます。隣り合わせにまったく同じ形状、同じ色のカプラーが並んでるなんてコトも普通にあるのがイタリアンの世界ですからね。

 ・・・等々とゴタクを並べている間に、ドアトリムがハズれました。今度はドア内部に腕を突っ込める様に段取りしなくてはなりませんが、この続きは、またお届けいたします。・・・ささ、現場にモドろ。

 それじゃ、また明日!

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2015年9月14日 (月)

マセラティクアトロポルテⅣ前期型ドアミラー脱着分解組立

 はい、こんばんは!先週は台風上陸による各地の水害や、週末の大きな地震で”てんやわんや”であった日本列島。今度は本日九州熊本で、あろうことか阿蘇山が噴火。今のところ人的被害は出ていない模様ですが、ホンに「天災は忘れた頃にやってくる」の諺を肝に銘じるモノであります。

201509140120150914022015091403201509140420150914052015091406 ・・・一方、ここ東京練馬では絶好の現場作業日和。場内リフトにはマセラティシャマル(「練馬のH」さん号)を上げて、パワステ高圧ホースとエアコン高圧ホースの交換、そしてワンオフラジエターサブタンクへの換装作業などを行っておりましたが、ソチラが粛々と進んで行くのとは裏腹に(泣)、ワタシの方は、オモテに出したマセラティクアトロポルテⅣ前期型(「調布のU」さん号)のドアミラー脱着分解組立作業で難儀しながら匍匐の歩み。

 まずは、助手席側となる右ドアミラー。先日の外装補修の際に、あらかじめ分解して鈑金塗装工場に手渡しておいた少々キズのあったミラーケースが車輌とともに戻ってきておりましたので、コレの組立からまずは進めるコトといたしました。組み立てる前には、いつものように各部材ごとの洗浄作業を行いつつ、内部の機構に異常は無いかをチェックしながら、錆を落としたりタッチアップペイントをしたり。折り返して組み立てて行く際には、アチコチ知恵の輪の様な作業工程となりますが、キレイに塗り上げられたケースの内外にキズを付けぬ様、慎重さを最大限に発揮して作業します。

201509140720150914082015091409201509141020150914112015091412 ・・・ようやく、右側ドアミラーが完成し、ボディへのフィッティングも滞りなく済みました(それでも午前中いっぱい掛かったんだけど)。

 ここまでは”想定内”だったのですが、反対の運転席側ドアに付いてる方の「電動格納動作不調(正確には、開閉動作自体は完全に行われるんだけど、10回に1回くらい、閉状態で内部のモーターが”暴走”し続ける症状:泣笑)」のシュートに手間取りました。

 「どーせまた、接点がズッコケてるに違いない」と分解作業を始めてみましたが、思いのほかキレイなモンです。

 「あー、ぢゃ内部ギアの中にヘタってるのがあるんかなぁ・・・」で、深ぁ~いところまでバラして行きましたが、誰の目にも分かりやすく”圧倒的に”ヘタってるところが見当たりません。こうなってまいりますと、全体的な内部磨耗とか、減速機構の組み方に問題があるとか、そういったハナシになってまいりますので、色々な原因要素を考えながら三回組み直してようやくゴールへ。

 とりあえず、日没までには左右ドアミラーのフィッティングが済みました。シャマルの方はあんなにバラしてたのに、とっくにエンジン再始動の儀とエアコンチェックの儀が終わってやがりました。・・・ま、マケた。グヤジぃ~!

 それじゃ、また明日。

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2015年8月20日 (木)

マセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネ、この際だから下回りもお見せしちゃいしましょう!

 はい、こんばんは!いやはや、マイク○ソフトの野郎(笑)が勝手に無償アップグレードと称する画面を毎日表示しやがるので、「もうコレはヤラなきゃ仕方がないな。今後暫くの間は保守本流となりそーだし。」とハラを決め、とりあえず”ウインドウズ10”と云うヤツに”予約”ダケを入れたつもりが、ちょっと階下で現場作業を行ってる間にとっととダウンロードされ、あっと云う間に7がいきなり10になりやんのっ!もー、使い勝手がスマホ風になっちゃってワケ分からん(泣)。皆さんも御仕事忙しい時には迂闊にヤラない方がいいですよ。デポの高速回線でもダウンロードに小一時間、インストールに小一時間は掛かりましたから。

20150820012015082002 ・・・あー、ウチはマセラティ屋なのに、思えばマセラティのネタを暫くやってなかったなぁ(笑泣)。

 まぁね、休みの時には脳みそ内部を洗浄したいんで、「出来るだけ(マセラティ様のコトは)考えないよーにしよーっと」と思わざるを得ないのですが、二学期に突入いたしましたので、早速本日は商売直結(笑)のド直球ネタでお送りいたします。現在絶賛販売中のマセラティクアトロポルテV6エボルツィオーネ(ブルーネッチューノ/グレー革)の下回り画像で皆様の御機嫌を伺おうと云う次第。あ、内外装の方に御興味ある方は、休み前にアップしたコチラを御覧くださいましな。♪テケテンテンテン・・・。

20150820032015082004201508200520150820062015082007201508200820150820092015082010 ・・・当ブログのヘビー読者様方には、もはや珍しくもなんともない写真ではありましょうが、コレがV6エボルツィオーネのハラであります。

 エボ系に至っても、最低地上高は相変わらず低いです。しかしながら、排気系統の配管取り回しに関しましては、エボ未満モデルのいかにも手作り的な味を排して、近頃の工業製品然とした在り方となっております。

 見慣れたワタシなども、こうして画像にしてあらためて見てみますと、アレコレとベンキョーになるモノです。

 デファレンシャルギアボックスのドレーンコックなどは、おそらく銅と真鍮の合金状の材質であろうと見てとれますし、エキゾーストパイプの造形美や鈍い輝きは眺めているダケでも癒されますね。

 マセラティ車に伝統の「いたるところに、コレでもかのトライデントとロゴ攻撃(笑)」も車輌の裏側にまで踏襲されており、コレまた嬉しい演出であります。

 昨日、必死に裏側まで洗いあげたホイールも効を奏してか、ビジュアル的にも結構インパクトのある下回り画像となりました(と自画自賛)。どうせ汚れてしまうところ、どうせ見えなくなってしまうところこそ、機会あらばキッチリと仕上げておきたいモノです。

20150820112015082012 ああ、このあたりはホイール取り付けると、スポークのスキマから、チラっと見えるダケの部位でありますが、その”チラっ”こそがマイクロ・デポ的超絶仕上げにとっては重要な要素なので、ド根性で仕上げておきました。ちなみにハブのホイール当たり面にはスレッドコンパウンドと云うカジリ防止剤を薄く塗布してあります。茶色く見えるのがそうです。こうしておけば、次にホイールをハズす時に、タイヤやホイールをゴムハンマーや銅ハンマーでスッパたく必要も無くなります。フロアには入念に防錆のためのチッピングガードが幾重にも塗り重ねられますし、エキゾーストにも耐熱塗装が施されます。ウチのこうした整備理念には、もちろん、第一義としてお客様のためであるとともに、いずれ迎え撃つコトになるのであろう自らの作業効率をアップさせる目的も加味してあるんです。当店の奥義、「ビトルボマセラティ、驚異の一日車検(笑)」も納車前の下準備があってのコト、タネも仕掛けもありゃしませんね。コレこそ当店が標榜する”現状販売”のレベルです。

 休み明け、このV6エボルツィオーネにも早速の御照会が入り出しておりますが、まず、お近くの方は現車を御高覧頂きたいモノであります。ソレが叶わぬ遠方のお客さんには詳細画像をお届けして、車輌の息遣いを感じて頂きます。圧倒的なマセラティ専門店品質を、出来ればお早目に直かにその目でお確かめ頂きたいと心から念願しておりますヨ。・・・やっぱ、そのうち動画も作らなきゃダメ?

 あ、そうそう。動画と云えば、先般のダメ男の集いの”アポロ11号発射シーン動画”をアップしたいのですが、映り込んでる関係者の方々(”夏ダメ男”参加者全員)の御了解は得られますでしょうか。ちなみに、主演(笑)の「Hでございます」さんからは、「別にぃ~大丈夫ぢゃないのぉー?」と御本人の許諾は得ましたけれど。

 それじゃ、また明日!

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 また、2013年3月4日以前の過去記事のみの閲覧は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

2015年8月 6日 (木)

世界一カッチョ悪い男の糊ハガし

 はい、こんばんは!今日も暑・・・もうヤメましょ(泣笑)。70年前のヒロシマを思えば、とりあえず今日も生きてて五体満足なダケでも有難いと感謝しなくちゃ。群馬県の館林では、最高気温ほとんど40℃にも達する日々がカレコレ14日も続いているそうですし(館林とか熊谷とか鳩山とかのヒトビトは皆さん無事なんだろうか:ホントに心から暑中御見舞申し上げます)。ホンに、この夏はイジョー。

201508060120150806022015080603201508060420150806052015080606 ・・・とにかく、ウチの”たこヨメ”が笑いながら云うところに拠りますと「あー、たこちゃん、こんなにカッチョ悪いコトになっちゃって・・・もう世界一カッチョ悪いと思う!」なんだそーです(大泣)。そう云いながらもワタシの頭に保冷剤を載っけてはマスクを利用して固定してくれました。

 炎天下での糊(何度もハガしたり貼り直したりが出来る様に組成を設計されているために、ソレを根こそぎハガすのは本当に至難のワザなのです)ハガし作業は御覧の様なプロセスで行われます。ホントはこの糊を残したまま作業を進めたいのですが、車齢20年近くの間に、脂の付いた汚れた手によって行われた度重なるウインドーレギュレータの交換&調整や、集中ロックユニットの交換&給油作業などにより、グリスがところどころに付着して糊の中に混入してしまっているため、接着力を失ってる部分がたくさんあるワケです。そうなると、後々のメンテナンスや雨水の侵入を完全に阻止しなければならないコトを考慮しまして、その一切をハガさざるを得なくなります。その後には、新しい両面テープを貼り直して新製したビニールシートを装着します。

 一枚のドアに付着した接着糊をすべて完全にハガすには、おおよそ80分の時間が掛かります。4枚のドアは内部を総て洗浄され、あらかじめ取り出されたドアの中にある臓物(4個のドアラッチ&集中ロック&ドア灯マイクロスイッチユニット・4個のウインドーレギュレータ・4個のドア灯・各ドア2枚の防水用ビニールシート新製)には、すべて洗浄・脱脂・給油・調整・防水処理・防錆処理などの作業が施されて行きます。従前まったくヤル気の無かった(笑泣)ウインドーレギュレータもとことんの洗浄&給油調整作業により、その息を吹き返しました。今や世界最速(笑)。本日はすべてのドア内部を組みあげる予定でしたが、フロントの2枚のみで負けました(大泣←もう、この一連作業を三日間ヤリ続けておりやす)。明日こそは捲土重来、早朝から左右のリアウインドレギュレータをなんとかするぞ!おー!!

 それじゃ、また明日!ファイト!!ファイト!!!(脳内にはアリスのチャンピオンが・・・音出ます、注意)

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