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カテゴリー「フェラーリ期マセラティの真実」の7件の記事

どれだけフェラーリ期マセラティの実像に迫れるかを追求。

2014年5月23日 (金)

マセラティクーペグランスポーツのウインドーレギュレーターバナシ

 はい、こんばんは!明日は二台の納車がヒカえているので、今週は「ウォー!全力投球!!(しかーもダブルヘッダァー!!!)」となりふり構わぬ毎日を送りました。土曜日を明日に控えてのハナキンの夜、今宵はサスガにヘ~ロヘロであります。

20140524012014052402 ・・・んなワケで、久しぶりの”本ネタ”ではありますが、ちょっと”小ネタ”っぽいところでユルしてください。

 まさしく同じ御町内にお住まいの「町内会のM」さん、昨今のお悩みは「クルマを降りて離れるコトが出来なかった」と云う、マセラティクーペグランスポーツの抱えたトラブル。どういったハナシかと具体的に御説明いたしますと、

①:エンジンを停止させ、キーを抜き、自身の降車動作に入る。

②:当然ドアを開けるためにドアインナーリリースノブを引く。

③:ココで通常は2~3センチ程度ドアウインドーが下がるハズ。

④:ところが「ウィ~~~~~~ン」と全開までウインドーが降りてしまう。

⑤:仕方が無いからパワーウインドースイッチを使用して、全閉状態までアゲる。

⑥:この状態だとドアウインドーの先端部分がボディ側に引っ掛かって、ドアが閉まらない。

⑦:仕方が無いから、ドアアウターリリースノブをちょいと引く。

⑧:またまた「ウィ~~~~~~ン」と全開までウインドーが降りてしまう。

⑨:無限ループ(泣笑)

20140524032014052404 ・・・こうして書くとコミカルですが、シゴトで疲れてるときなどはシャレになりません。仕方が無いから助手席側まで「よっこらしょ」とセンターコンソールを跨いで降車するのを毎回励行するハメとなっていたMさんはサスガに辟易していたそうです。で、先の大型連休直前より御相談を受けてはおりましたが、ウインドーレギュレータのAssy交換も必要になる場合がある症状なので、ちょっと御時間を頂きました。そして昨日の午後、雨が上がった瞬間を見計らって、ようやく御自宅の車庫まで車輌引取りに参上仕る(笑)コトが叶いました。3万キロ台の総走行距離と云うコトから、ウチでの経験則により過去に一度はレギュレータ交換がなされているとは踏んでいた(当店出身車ではないので詳細は分かりません)のですが、果たして、何度もトリムをはずしてのデント(ボディ凹みとり)作業やレギュレータ交換調整を施した痕跡が見てとれます。デント作業時にハガされたインシュレータの破片がドア内に散らばっておりましたので、まずは掃除機をば。また幾重にも貼られた防水シート(発砲スチロール状の薄いシート:純正)の一部がボディ内部に入り込み、レギュレータ駆動部分に干渉しておりました。

20140524052014052406 で、そんなウインドーレギュレータそのものにも若干の調整を施して、いよいよ「本丸」に挑みます。

 コレがドアウインドーの動作に於いて「ちょっとダケ動かしてはトメる」ギミックを制御しているマイクロスイッチなのですが、このマイクロスイッチの芯にあたるピンが埋もれるホドに粘度の高いグリスが塗布してあり、硬化し掛かっておりました(画像は洗浄後のモノ)。この画像の状態が「ちょっと下がった瞬間」の地点に「レギュレータのステーに取り付けられた金具(左側に居るヤツね)」が居るの図。御覧の様に先端にローラーのついた「スイッチ押し具(笑)」が左方向にニゲるコトによって、マイクロスイッチの芯(本当のスイッチノブ)が白く飛び出ております。こうならないとダメ。グリスがここに”てんこ盛り”になってたために、白いスイッチノブが張り付いて、時に押されたままの状態になっていたというのがたぶんトラブルの真相。このタイプのウインドーレギュレータはマセラティ3200GTや非グランスポーツのクーペにも採用されてきていたモノと基本的には同品です。御興味のある方、関連記事はコチラで。→リンク先の13枚目画像の中心に、このマイクロスイッチ部分が(上下左右共、上の画像とは逆さまに)写っておりますが、新品状態ではグリスなど塗布されていないコトが分かります。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年4月18日 (金)

マセラティクアトロポルテⅤデュオセレクトの出立

 はい、こんばんは!昨日は一生懸命にクルマを洗って、ハヒハヒと掃除機掛けて、走り回って写真を撮って、ウナリながらも36枚もの画像を圧縮加工して、夕めしを頬張りながらも眠い目コスってキャプションを付けていった”SLネタ”でありましたが、一部の心ない(笑)アンチメルセデス派諸兄からのバッシング(大分のR先生などにいたっては、別の記事ページに御丁寧にわざわざの長文伏せ字無しバージョンを・・・)の賜物か、昨日の記事をアップしてからすでに22時間ほど経過しておりますが、メルセデスベンツSL350の方にはいまだ「アツいお問い合わせ」がひとつもありません(泣笑)。まあ、ウチの店と云い、ここを訪ねていらっしゃるお客さんと云い、このブログや当店ホームページを御覧になってる方々の多くは「アンチスリーポインテッドスター」なのかも知れませんが、ワタシ自身は決してアンチではありませんヨ。オラオラ系のベンツにはこれっぽっちも興味ありませんが、センスの良いモノならばシレっと乗るのにいいですからね。

 ところで、同じ”幌型”車でも、ダークアクアマリンのスパイダーザガートの方は目出度く”速攻”で御売約(喜:「品川区の”ザガートファナティック”G」さん、有難うございましたぁー。今後ともヨロシク、納車をお楽しみに!)確定いたしましたコトを御報告申し上げます。

20140416012014041602 ・・・本日のお題はアナクロ・デポとも揶揄されるホドに旧いクルマばっかり扱うマイクロ・デポが「札幌のI」さんに向けて送り出したちょっと新し目のマセラティ、クアトロポルテ(五代目)デュオセレクトです。

 昨秋お納めする予定が現地の降雪時期に間に合わずに東京で”冬眠”しておりました。されども、新しい世代のクルマと云うのは冬眠向きでなく、セキュリティシステムなどで常時電源を結構喰ったりいたします。やたらとアチコチが点滅したり点灯したり。但しリモコン集中ロックの動作などは、ビトルボ時代とは違って目を見張るホドに確実な作動をいたします。

20140416032014041604 ドアノブひとつ握っても、違いますよぉー。ソコで”今話題(笑)”のメルセデスSクラスなどでは「オート・クローザー」なんですが、こちらマセラティでは、なぜか「オート・オープナー」で、まずはヨカッタヨカッタ(なんで?:笑)。まぁ、クローザーの方は、真夜中の閑静地でドアやトランクを「ドスン!」と音をたてて閉めるのを回避するためのメカとして、それなりに意味はある様な気がいたします。オープナーの方は??・・・でもね、とにかく電動にしてみたかったんだよね。ともあれ、電動と手動のノブが並存している風景を見るたびに不思議な気持ちになります。

20140416052014041606 ・・・電動格納ミラーのスイッチも、今風にこんなところに付いています。

 ドコまで回せば開いたり閉じたりするのか、ノブの絵を見てもぜんぜん意味が理解出来ません。なんとなくクリック感があるところまで回転させる。そのせいか、ココ、結構このマシンの隠れたる急所のひとつですから、そのお取扱いは丁寧に。

20140416072014041608 続いてトランクラゲッジフードの開閉方法なんですが、ここも他社の様にオート・クローザーではなくて、オート・オープナーを目指しています。まずは電動での開け方。

 取っ手裏の中央にある「樹脂の様なゴムのような弾性体」の一体成型品、その全体がスイッチです。オモテに見えているグリップ部分を、「人差し指・中指・薬指」の三本でゆっくりとフードを引き上げる方向に押し込む要領で操作します。なんとなく押してもダメです。コレは材質の選定がマズい。ノブの裏側から出ている突起部分の先端で、取っ手の中に内蔵されているマイクロスイッチを押すようになってるのですが、全体的に柔らかく作っちゃってるから、ウマく押さないと突起部分の先端までチカラが伝わっていかないのです。手動の方はもっとヒドくて、鍵穴に正しくカギを突っ込んでも相当カタい手ごたえです。しかも日本語版取説には「時計回り」に回せと書いてある。きっと彼の地ではトランクフードを上から見た時(カギ先端が上向きに突っ込まれた状態の時)に「時計回り」と解釈すべしと云うコトなのでしょう(そうかぁ~:笑)。下から見上げて(キーシリンダーに正対して)左側方向に回すのが正解。いずれにいたしましても、コレはエマージェンシー用と割りきった方が良さそうです。ジャックナイフ型のリモコンキーの方が却ってコワれそうになります。いっその事、キーの先だけ複製したトランク&ドア専用キーを頑丈に作っておいた方がいいかも(イモビライザーのICチップが内蔵出来ないから、イグニッションには使えまへんケド)。

 トランクフードを閉める時には、そっと降ろして下まできたら、トランクフードのエッジ部分(ボディ外板の受け面とタテ面のカドにある、スポイラー状に少し盛り上がった部分)、そう、Maseratiロゴの少し上のあたりをそっと押し込む様にいたしますと、音をたてずにシックリと上品に締まります。

20140416092014041610 室内に目を向けますと、”F1マチックフェラーリ乗り”の方々や、”カンビオコルサマセラティ乗り”の面々にはスッカリ御馴染みの前進⇔後退切替レバーが目に入ります。そういった方々にはお馴染みだけど、一般的には「なんじゃ、そりゃ?」でありましょう。通常は前進状態から後退動作へと移りたい場合にのみ触るレバーです。後退させたい場合には、このレバーを上方にそっと引き上げつつ、そのまま後方へとスライドさせます。メータークラスター内中央のギアポジションインジケータ表示が”R”になったのを確認してから、徐々にスロットルを踏んで後退動作を開始いたします。この段階で、車輌の後ろに壁があったり、人が立ってたりいたしますと、パークトロニックのアラーム音が鳴り響きます。後退方向への動作から前進方向に戻すには、このレバーを前方に倒すか、ステアリング右側裏のパドルシフトレバーを一度引きます。ちなみにニュートラルにしたい場合には、左右両側のパドルを同時に引きますと、ギアポジション表示が”N”となります。旧いセレスピードやF1マチックとは違って、カンビオコルサの場合にはエンジンを停止させるとともにギアポジション表示は必ず”D(AUTOモード時)”か”1(MANUALモード時)”となり、マニュアルミッション車において(パーキングブレーキの制動力だけでは心もとないので)ギアを入れた状態にしてわざわざ駐車するのと同じ状態を自動的に再現します。

 諸々御意見はおありでしょうが、ワタシの私見では、この系統のシステムを採用したセミオートマ車では、いつもMANUALモードで御自身が上手に変速しながら運転を楽しむ方が、クラッチやF1ポンプ(セレポンプ)へのダメージが少ないのでは無かろうかと感じております。

2014041611201404161220140416132014041614 ・・・ついに出荷の時がまいりました。陸送会社の搬送担当者各位への「取扱説明書みたいなモノ(ソレは大体上に書いてあるよな内容なんだけど:笑)」をアチコチに貼り付けて、一昨日の夕方に出帆いたしました。

 IさんのクアトロポルテDSを載せた船、ただいま現在はどのあたりを航行中でありましょうか。

 まーね、ウチも「マセラティ専門店」の(無いケド)看板を掲げて十余年、一度も「ビトルボ屋でござい」などと宣伝したコトが無いにも関わらず、どうしたワケだかいまだにビトルボ屋のレッテルを貼りたがる方々が多くてコマってます。マセラティと名が付けば、旧いのから新しいのまで、そのすべてを扱うのがマイクロ・デポです。あんまり高価格のビンテージレーシングモデルや、MC12なんかはウチで買うヒトいないんだろうケド(泣)。

 ホントは徐々に新しい型のマセラティにシフトしていって、これから老人になるワタシも少しはハラの痛い思いをせずに済むようにと足掻いてはいるのです。もはや、ビトルボ系マセラティの中でも、デ・トマソ期や第一フィアット期のモデルは程度の良好な個体がほとんど出てきませんからね。ギブリⅡとか程度の良いモノはいつも物色してるんだけど、主張する売り値が高いばかりでダメダメなのばっかり(泣)。ところが、フェラーリ期、第二フィアット期のここ10年ほどのモデルは、2ドアクーペも幌型も、そしてクアトロポルテも(もちろんニューギブリも)と、それぞれが大型化してしまいましたので、主にサイズのせいで”ビトルボ系でマセラティデビュー”の御歴々がなっかなか新しい方向に目を向けてくださらない(特に都市部ではマンションの駐車場に入れないなどの現実的な問題もあるんだけど)んだよなぁー(嘆)。低走行のギブリⅡ、売りたいと思ってる方は今がチャンスかもよ~(笑)。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2014年3月27日 (木)

マセラティクアトロポルテⅤのトランクロックAssyを初分解

 はい、こんばんは!本日は事前の予報通りにしょぼしょぼと霧雨の降るはっきりしないお天気でしたが、午後には「Hでございます」さんが久しぶりの御来店、お目に掛かるのは本年初頭の”正月ダメ男の集い”以来です。おすすめの映画は現在公開中の「ラッシュ/プライドと友情(公式サイト←思いっきり音出ます、御注意を!ウィキはこちら)」と云う、ニキ・ラウダやジェームス・ハントが活躍した70年代中期のF1サーカスを題材にしたセミドキュメント物だそうです。俳優は実在人物のそっくりさん、マシンはコレクターから借りてきたモノホンで、1976年の日本GPまでをも再現してるとの由。「最初はバカにして行ったんですけど、結構良く出来てましたし面白かったですヨ、ぜひ、観にイッてくださいね!」とのチカラ強いお誘いに、「可及的速やかに、前向きに善処いたします」と、映画館の大音響が苦手なワタシは後ろ向きな答弁をしてしまいましたが、面白そうだからホントにイッてみようかな・・・(ニホンゴ吹き替え版の方は勘弁してほしいケドね:笑)。

 本日は久しぶりの画像30枚仕様でお送りする、皆さんの反応ウスい”非ビトルボ系本ネタ”でイッてみましょう。マセラティクアトロポルテⅤDS(「札幌のI」さん号)のトランクリッド開閉に関わるハナシですが、昨日午後から本日の朝いちまでの闘い(笑)を「あくまでもワタシ自身の”備忘録”」として残しておくモノです(最近このブログを御覧になった方々からの”禁断の追加的技術相談(笑泣)”が絶えませんので・・・)。

20140327012014032702

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 ・・・まずは、トランクフードパネル裏のカーペットトリムをハズします。

 これでもかと云うくらいに大量のグロメットが差し込まれておりましたが、一体型成型カーペットの留めは、このグロメットたちだけに依存していますんで、いたし方無いところでありましょう。

 カーペットを裏返すと、結構キチンとした製品仕様の表示ステッカーが貼られていました。カナリアイエロー色の内装はオシャレです。

 このカーペットトリムを除去いたしますと、トランクフードインナースキンに内蔵されたトランクフードロックAssyを、ようやく覗き見るコトが出来る様になります。キーシリンダーにキーを挿し、如何様に回そうともテコでも解錠しない(おそらくは)やっかいなメカトラブルをシュートしてみようと思います。

20140327052014032706 ロックユニットAssyからは、かなり上部に位置するキーシリンダーまでの間にアウター&インナーワイヤーケーブルがあります。

 インナーケーブルの上部先端を引っ張り上げますと通常は簡単にロック解錠となるのですが、ケーブルはスムーズにヒケるのにも関わらず、ロックの方はウンともスンとも反応いたしません。室内や、メインキーの電気的解施錠は出来ますが、バッテリー上がりを起こした時などは、メカ解錠が出来ないとエライ事になります。バッテリーがトランクルーム内右側にある(泣)からです。万一そのような場合でも、ボンネット内の電気回路に通電させてどうにかする策もありますが、セキュリティ確保のため、ここではその方法をお知らせ出来ません。

2014032707201403270820140327092014032710 さてさて、こうして取り出したるトランクロックユニットAssyですが、結構メカ部分よりも電気的な構成要素が目に付くモノですね。

 とは申しましても、大概、アナログの極致みたいなコト(設計・製造)をして、ややこしい動作を実現しているのが、これまでのイタリアン高級車の常でありますから、この際メカ部を全バラシにしてみようと思います。

 なんだけど、イヤだなぁーコレをバラすの。どこからどう見ても、分解を拒絶しているように感じられます。まずは、ロック爪のメイン軸の頭部カシメをスリとって軸を抜くところから開始なんだろな。ケース締結用のタッピングビスにも青く封印マーキングが施してあるし。どーせ分解途中でスプリングとかステーとかピンとかがバラ~ンと出てきてしまうのも目に浮かんでまいります。

2014032711201403271220140327132014032714 ま、とりあえずは、バラす前に各部をよ~く見つめて、アホなアタマの中には、想定される内部構造や部品構成とその組み順序などを叩き込み”イメージトレーニング”をいたします。

 「アレ、これは簡単にハズれそうだな」と樹脂の筒をハズしてみたケド、予想通りにモーターが一個出てきたダケで、コチラは今回のお題”(たぶん)メカトラブル”とは関係なさそうです。

 それでも、作業の途中でコード類などをハズす局面も想定されますので、各部を細かく写真撮影しながら作業を進めます。施錠状態になりっぱなしのロック爪。その奥に見える金具の動きを精密ドライバーの先で突いてみたりしながら、何とかメカ的に解錠させてやれとアレコレ試みたものの、やっぱなんか引っ掛かってる風情。・・・思い切ってバラしましょ。

20140327152014032716201403271720140327182014032719201403272020140327212014032722 ・・・かくして、ロック爪の支持軸頭部をスリとり、軸を少しだけ抜きかけた状態で樹脂本体ケースを挟み込む様に覆うガッチリとした肉厚のステー状金具を取り去ります。

 合計四本のタッピングビスを解き放つと樹脂のケースが左右に分かれますが、内部構造を見るために徐々に、徐々に開いていきます。そうしているうちに、ロック爪の軸がポロッとあっけなく抜け、中からスプリングやら小部品やらが景気よく飛び出してまいりました(大泣)。

 せっかく開けてはみたものの、ドコがどうなると正常な解施錠動作をするようになっているのか、はたまた電気的接点部分と基板の組み合わせ方法などなど無いアタマをシボりにシボって推理して行きます。

 樹脂のケース裏側にしっかりと内蔵するように保持される各スプリングひとつ見ても、一体組み立て時にはどうやってるんだろうと悩む知恵の輪構造なんで、そもそも数学的パズルにヨワいワタシはメカ屋の経験則と、各部に残る摺動痕ダケを頼りにして各部品の組み順序の把握や、動きの再現に腐心いたします。ま、しかしながら、伝統的にカギ屋さんのメーカーだから様々なノウハウがあるんでしょうけれども、コレ組み立てるにはきっと専用治具と工具が色々と必要なハズです。内部には、想定していた部品の破片も見つからず、そもそものメカトラブルの原因探求の結果は「新品時からの組み損ない(いわゆるひとつの不良品:大笑泣)」であるコトに決定。自らの思うところにより組みなおしてみようと思い立ちました。

20140327232014032724201403272520140327262014032727201403272820140327292014032730 構造を把握するために、主にモーターを内蔵する側のケースへと、パズルよろしく小部品の数々をあーでもないこーでもない、アッチに向けたりコッチに向けたりと組み付けてみます。

 これまでの写真には出てきませんが、反対側のケースにもリターンスプリングが一個内蔵されておりまして、ソイツはロック爪が開放状態になった時に、外側に向かって押し出す役割をしてるらしいのですが、二分割の樹脂本体ケースを合わせながら組み立てて行く時にはソレも”宙ぶらりんの状態で(このスプリングのテンションはあとから掛けられる様になってる)”のまま、だいたいの定位置にもっていかなくてはなりません。

 二つの樹脂ケースをピッタリと組み付けるためのガイドとなる軸は、ロック爪の軸とモーター軸の二本。その他数本のガイドピンも相手側の樹脂ケースから生えておりますのでソコもキメなくてはなりません。

 電気的接点に何かが干渉しない様に気をつけながら、すべての臓物を定位置にくる様に保持しつつ、少しずつ樹脂ケース間のスキマを詰めてまいります。ウラオモテに電気接点を持つとともに、ロック爪の動作そのものをすべてキメるための”メイン金具”には、大きな復元反発力を持つメインリターンスプリングの片端を、しかも接点樹脂ベースの裏側に掛けねばなりませんが、スプリングを定位置にキメ、しっかりと内蔵させるためのホルダー溝(スプリングが定位置に組み付けられた状態時のカタチに彫ってある)は、なんと反対側ケースの方にありますんで、コイツの組み立ては本当にやっかいでした。このユニットを製造している工場では、いったいどのような治具を用いているのか聞いてみたいモノです。組み立てフィニッシュのヒントは上の写真や文章の中に大概あります(コレを見ながら作業するだけでも二~三時間はラクに浮きます)が、一般的にはヤラない方がいいと思います。ものすごく困難な作業でしたから。

 ともあれ、雨がアガったらトランクフードに装着して動作実験してみないとね。ソレでダメなら一からやり直しだぁ。一発でキマりますように・・・。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

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2013年11月25日 (月)

マセラティクアトロポルテⅤデュオセレクトの下回りを見る

 皆さーん、こんばんは!!11月もラスト週の始まりである月曜日、今日のワタシはマセラティシャマル(松戸のAさん号)のヒーターケース&エバポレーター洗浄と劣化ウレタンフォーム落とし、そして後述するホイール洗いに終始する一日となりました。そのようなところに「練馬のH」さんより、たくさんの宇和島土産(ミカンだよーん:笑)が到来しビックリ!本当にいつもいつも有難うございます。午後には「墨田区のTさん」がランチアニューデルタ(しかーもディーゼルの)に乗って御来店、ランチアモンテカルロを正式に御買い上げ頂きました。本当に違いのわかるお客さんにまたまたお納め出来る事を本当に有難く、誇りに思います。あっ、そうそう、午前中一番にマセラティクアトロポルテⅣV8のトラブルシュートでお越しになった「豊島区のNさん」もわざわざの差し入れをして頂き、心から感謝いたしておりますヨ。

20131125012013112502 ・・・と、云うワケで今晩は微妙に”暴風圏”に入ってきたと思われる土支田界隈をミカン箱を担ぎつつそそくさと歩いて帰りましたが、どうにか雨に降られる事は無くアパートに到達するコトが出来ました。で、風呂に入る前に本日のブログ書きを完遂しておこうと書き始めましたが、「今年の紅白○合戦、”サブちゃん”50回目なんで、やっぱ”大トリ”で、ソレで紅白は引退するらしいよ」なんてハナシをしながらチンタラやってたら、”ぽっぴっぽー(キュン)、ぴっぽ、ぽぴぽー(スカイプ独特の呼び出し音)”・・・「ああぁー、切っとくんだったぁー」と悔いる暇も無く、「こんばんわぁー!」とモニター画面でニヤニヤしているのは「大分の名門ドクター」にキマって(笑泣)おります。ソコでまたひとしきり、往年のグループサウンズ再結成ネタで40分も切らせてもらえなかったモンで、ワタシの夕食は何時になったら・・・(泣)。

20131125032013112504 ・・・はいはい、今日の本ネタはマセラティクアトロポルテⅤデュオセレクト(札幌のIさん号:たいへんお待たせしておりまーす!ペコリ)の下回りを見るんでしたね(笑)。

 今日の画像もいつものように「後部から前方へ」と進んでまいります。このあたりの年式のマセラティでは、本来下回りの防錆塗装が薄っすらとしか入っていないモノですが、降雪地北海道での日常使用を考慮いたしまして、現在チッピングガードと耐熱塗装を隅々までシッカリと塗り込む作業をしております。

20131125052013112506 先般御紹介したマセラティクーペカンビオコルサの下回りと同様に、ビトルボ期マセラティと比べましても下回りの凹凸を極力無くそうとの努力の跡は見られ、モノコックボディフロアよりも下に飛び出した部位は御覧の様にほとんど見受けられません。トランスアクスルを採用しているので等速プロペラシャフトを内蔵したトルクチューブがエキゾーストの裏(上部にあたるワケですが)に顔を覗かせていますね。キャタライザーも相当小型化されて工業製品としての洗練を感じさせます。

20131125072013112508 このあたり(左画像)のシーンは、通常は単にリフトアップしただけでは見るコトが出来ない、アンダーガードカバーをはずしたエンジン直下からの眺めです。

 御覧の様にエンジン搭載位置は完全に前輪車軸の後ろ(写真では上側が後ろです)となっており、モノホンのフロントミッドシップであるコトが理解出来ます。重量のあるトランスミッション部分は前述のトランスアクスル方式の採用により後部に持ってきてあるので、フロントエンジン・フロントドライブ車としては、これ以上望めない程に理想的な前後重量配分を考慮してあると云えましょう。さっ、はずしたホイールを洗いましょ。

20131125092013112510 ・・・で、午後からのひと時は四本のでかいホイールの表裏に長い年月をかけてコビリついたブレーキダストを完全除去する作業を済ませようとハジめましたが、朝から今にも降り出しそうではあった雨は途中でついに降ってきてしまいました。本来はホイール四本すべてが仕上がった状態をお見せしようと考えておりましたが、まぁ、「使用前・使用後(笑)」風に「洗浄前・洗浄後」の相違をお見せするのもコレまた一興と考えて、こんな画像になりました。前輪・後輪それぞれの左側のみが洗浄された状態のモノです。明日も、もうヒト頑張りしなきゃ!

 それじゃー、また明日!

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年10月18日 (金)

マセラティクアトロポルテⅤのドアトリムをはずして見る

 はい、こんばんは!今日の東京練馬は台風一過で一層秋らしい爽やかな気候の一日でしたが、一方で東京の大島町など、先日襲来した台風の被災地ではかなり甚大な被害が出ているとの報道をラジオで聞いて結構私は心をイタめておりますけれど。

20131018012013101802 ・・・本日のお題はマセラティクアトロポルテ(先代)のドアトリムをはずしつつ、同じく先々代のクアトロポルテⅣセイチリンドリのドアトリムとその作りをサックリ比べてみようと云うモノで、なーんだ”本ネタ”かぁー(笑泣)。で、コチラが先代クアトロポルテ(ピニンファリーナ型)の右リアドアトリムです。ここで見える部分はすべて合成皮革張りとなっており、水切りモール部分から一番下までがすべて一体化されているのが分かります。いっけんして”重そう”ですが、さにあらず。拍子抜けするほどに軽い素材でベースが出来ています。その分すべての結合部分にはかなりしっかりした皿ビスが用いられ、ビトルボ期までのマセラティにおいては「まぁ、笑ってユルしてよぉー」レベルのビビリ音(共振音)までも全力で喰いとめようと努力しているのが分かります(そして、その成果は間違いなく出ております)。

20131018032013101804 ・・・コチラ左画像が別体となって分離出来る、ここ(と写真にはありませんがドアインナー握り部分)だけ本革仕立ての”ヒジ掛け”部分。コレを浮かさないとパワーウインドースイッチ等々の交換が出来ないようになってますが、このヒジ掛け部分はドアトリムの裏側からも”攻撃”しなければトレない構造にしてありますので、ちょっとしたスイッチ交換の場合でも、すぐに”大バラシ”は確定です。とにかく須らくドアトリムは一旦はずしましょうと云った考え方になっております。ビトルボ期のモノとはまた違った趣きで、ユーザーにとっての”地獄設計(だって、必ずドアトリムの脱着工賃が計上出来るぢゃん:笑泣)”をキチンと用意してあるとは云えましょう。各ハーネス類の取り回し固定にはベルクロテープ(マジックテープ)が多用してあり、コレは便利かつ、ある程度の自由度がある現物合わせ的組立を可能とするのでグッドアイディアだと思います。

20131018052013101806 おお、なんだか懐かしく感じるこの佇まい(笑)。コチラはマセラティクアトロポルテⅣセイチリンドリの右フロントドアトリムです。

 コレはかなり分厚いプライ数のFRP成型品にアルミ板をボルト結合して造作した様なモノ。もちろんウッドパネル部分は根こそぎ本物の木(クアトロポルテⅤではアルミダイキャストのベース表面に突板を貼り付けた今様のモノ)。

 両者を両腕に抱えてみますと、その重量差は歴然とするのは云うまでもありません。いにしえのクアトロポルテⅣにはズッシリとした手ごたえと手造りの質感がシッカリとあります。クアトロポルテⅤではそのかなり大きなボディサイズの割に、こうした徹底的な軽量化を部品単位で行った成果が結実したか、2トン程の車輌重量におさまっております。

20131018072013101808 ・・・ところで、どーしてクアトロポルテⅤのドアトリムをはずすハメになってるかと云えば、コレ(いつものマブチモーター:笑)がダメになってたからです。このモーターの入ったユニットは、ドアアウターノブの電気的スイッチで動作する”ドアキャッチオープナーユニット”なのです(あくまで、オートクローザーではありませんのであしからず:笑)。ちなみに各ドアのボディ外側についたカッチョいいドアアウターノブの裏側には、この電気的オープナーを作動させるスイッチノブと、ドアラッチ金具を直接引っ張れるリンクが付いた機械的オープナーノブの両方がいちいち装備されておりまして、「だったら、初めからメカの方だけにしといてよぉー」と嘆きたくなるシロモノです。御覧のように、分解してみたモーター内部は焼損しております。この、あたかもプラモに入ってるようなモーターさえ手に入れば直る(他はなんも壊れてない)ハズなのですが、ドアのラッチ金具から集中ロックユニットまでをすべて包含したフルセットをAssyで注文するハメになりました(コレがマセラティとは分かっちゃいるんだけどなぁー:泣笑→とりあえずはマセラティジャパンが在庫を持っててヨカッタ)。

 それでは、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年9月24日 (火)

マセラティクーペカンビオコルサの下回りを見る

 「あうあう・・・うー、はぅわいらいよぉー(歯がイタいよぉー:笑泣)」・・・昨晩ディナー時にカレーの付け合せとして頂いた”生ニンジンのマリネ”、それがナマであるためにヒジョーに固く、既に左側下顎の奥歯を喪失している身といたしましては、右の奥歯のみを用いてにゃんにゃんと懸命に咀嚼しておりましたが、なんか噛み進めていくうち次第にズキズキとし始め、「カレーが歯グキにシミてるのかな?」と思いつつ完食はしたものの、右下顎の奥歯の根っこがとにかくイタいのでありました。風邪のせいもあるのかな?

 この上は、なんとかガマンして寝てやれ、と床に就いたものの、あー、もー、歯グキをラジオペンチではさんだ様な痛みになってきて、こりゃ到底ガマンならん。在庫のボルタレンを一錠飲んで、顔だの首筋だの頭蓋骨だのをトリガーポイントマッサージしまくって、もう一度歯を磨いて上下の歯列にマウスピースしたら、どうにかイタみも和らいで寝ることが出来ました。やっぱり奥歯は大事だよなぁー。皆さんくれぐれも歯は大切になさってくださいね。ワタシの場合、虫歯じゃないのにイタい(歯を食いしばるから神経が圧迫されるらしい)んで、マウスピースしておくくらいしか当面の対処法が無いようなんですけどね。

 ・・・といった状況の中、昨日のコメント欄をちょと見れば、「練馬のH」さんから、有難いネタ提供がありました。ホントーにすみませんね、いつも。して、頂いたネタ帳は勿体無いから明日以降にとっておきまして、本日御用意いたしましたのは「ぎょえー、本ネタぢゃん!(泣←なんで泣く?:笑)」

2013092401201309240220130924032013092404 今宵はマセラティクーペカンビオコルサを、”フロアを下から見上げてウダウダ解説するシリーズ”の俎上にのせてみようというワケであります。もちろん実際にはマナイタの上ではありませんで、ウチの工房のピット上に上げております。

 ああ、フロア下の写真、三枚で済んじゃった。左上が一番後ろ、その右画像が真ん中、左下画像がフロントのエンジン直下の図であります。右下はデファレンシャルギアボックス底部の写真です。

 写真では前後に伸びるエキゾーストパイプ(銅色の部分)に隠れて、プロペラシャフトを内蔵しエンジンとミッションケースを繋ぐトルクチューブがほとんど見えておりませんが、このマシンはフロントにエンジンのみを搭載し、リア側にトランスミッション&デファレンシャルギアボックスAssyを配置した”トランスアクスル”と云う駆動形態を採っているところに大きな特徴があります。ですから、一見ほとんど変わらぬ内外装を持つマセラティ3200GTとは、表面的な近似性とはうらはらに、駆動系の設計は根源的に違うと云う事がこの写真からも分かります。

201309240520130924062013092407201309240820130924102013092409_2 ああ、結構最近のクルマだけに足回りも相当美しいコトになってますね。

 上段左側が左前輪を後ろ側から覗いたところ、同様に上段右側は右前輪を後ろ側から覗いたところです。既に中期以降のビトルボ系マセラティでは長らくお馴染みであった”メカニカアッティバ”では無くなり、ステアリングラックから伸びたタイロッドは直接ナックルアームジョイントに結ばれています。

 画像手前に見えている”スタビライザー支持具”は相当低い位置にありますので、バンプ走行時には気を遣う必要があるのは相変わらずです。

 中段の二枚は後輪のそれぞれ左右を後ろから覗いた位置からの画像。

 アルミその他の特殊合金製パーツが随所に奢られて、見た目にもレーシーです。鋳物はロストワックスで抜いてるのかなぁー、どこをとっても非常に繊細な造形です。この個体ではブレンボのブレーキキャリパーに”ロッソ”色が択ばれておりました。下段の二枚は左右後輪をそれぞれ真裏から見たところです。

20130924112013092412 こちらは、エンジンの下に立って左右を覗くと見える”タコ足エキゾースト”部分です。エンジンの左右バンクから各4本、合計8本ですから、まさに”たこちゃん足”と同じです。

 このあたりの排気系取り回しも、3200GTとはまったく異なるモノです。3200GTではこの左右エキゾーストマニフォールドの最後の位置(実際にはもっと上方奥のぜんぜん見えない様な位置にあったのですが)にそれぞれターボチャージャーが配置されてましたもんね。エンジンのすぐうしろにミッションケースも無いので、ソレを逃げる必要もありません。よってほとんど垂直に”たこちゃんパイプ”たちが降りてきていると云うワケです。

20130924132013092414 そしてコレがフロア中央を縦貫するトルクチューブ。トランスアクスル方式の駆動系では、減速されていない回転数(クランクシャフトの回転数と等速)でプロペラシャフトが高速回転いたします。で、ありますゆえ、プロペラシャフトに真芯が出ていないと不快な振動が出るコトこの上ない。そこで、あらかじめエンジンとミッションを繋ぐ頑丈なトルクチューブ(それ自体もシャーシ剛性に寄与する)の中にプロペラシャフトを内蔵して仕込んでおくという手法(コレは、すこぶる高級な在り方であります。←フェラーリ275GTBの途中から365GTB4デイトナ・・・456GT、550などなど、フロントエンジンフェラーリの系譜ではポピュラーな設計で、コレをそのまま現代のマセラティに持ってきたと云う感じです)が生まれました。これはトルクチューブを製造するメーカーの手腕と技術力に掛かっている非常に重要な部材と云えましょう。

20130924152013092416 フロントの足回り、右側よりちょっと上を覗きますと、エンジンオイルフィルターが顔を出しております。フェラーリ製マセラティエンジンの潤滑はビトルボ系マセラティとは異なるドライサンプ方式。ですから今までのウエットサンプ車のエンジン底部にあった、あのフィンの付いた御馴染みのオイルパンはもはやドコにもありません。エンジン直下は、いまや二個のキャタライザーの住処となりました。まっ、3200GTベースで、よくもここまで造り替えたよね、流石にフェラーリ様。デザインしたジウジアーロもこれじゃビックリだぁー(笑)。

 それじゃー、また明日!・・・「あぅー、よういなっららイラくなっれきら(夜になったらイタくなってきた:泣笑)」皆さん、奥歯はお大事に。

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

2013年9月17日 (火)

マセラティクーペのホイール洗い

 はい、こんばんは!昨日は全国的に大荒れの天候でしたが、一転、台風一過の本日は爽やかな秋晴れの一日となりました。「朝から天気もいいし、ホイール洗いでもやるか!」とマセラティクーペカンビオコルサ(Mさま号)をリフトアップして、ホイールを降ろしました。「あ、ドッコイショっとくらぁー・・・ああ、相変わらずに重いよなぁー、コレ」

20130917012013091702 20130917032013091704・・・で、降ろしました、洗いました、ツヤ出しました・・・”完”って、チガウでしょ(笑)!

 上の方が前輪、下が後輪用のホイールです。あっ、見りゃわかりますって?

 で、それぞれ左側の方がオモテで、右画像がウラなんですが・・・あっ、ソレも見りゃわかりますですね、ハイ。

 ワタシ、このホイール4本すべての清掃作業を皮切りに、続けてクーペの下回り清掃作業の手伝いやってたら、左右の二の腕がアガらなくなっちゃった上に、本篇ホームページの在庫車情報もこっそり更新するために写真加工をずーっとヤリ続けた挙句の果て、「オニの様な分量でお馴染のキャプション」を四流コピーライターよろしくヒネりにヒネってきたので、今晩はもう、両肩がバリンバリン&脳みそ真っ白になってるんで、この上ブログも書くのかヨー(笑泣)といった心持ちなのであります。・・・ウラオモテ両面を斯くの如くに仕上げたら、ハブとの当たり面には噛みつき防止剤(画像中の茶色い部分)を塗布して完成です。裏側までツヤツヤしてるでしょ。

20130917052013091706 ・・・あっ、もうここから先はワタシ自身のための「備忘録」となってますんで、何となく目を通して頂ければ結構です(試験にも出しませんから:笑)。

 あー、このホイールは”BBS”製なんですね。なのにコノ重さは何?ちなみにコレはホイール裏側の拡大画像なんですが、”Maserati”筆記体ロゴもオシャレに鋳込まれておりますね、純正品の証です。BBSと云えばかつては超軽量の鍛造ホイールで有名でしたが、ドイツの御本家様が左前になっちゃって世界的に鋳造モノに走り(この現物には”Made in Italy”と鋳込まれてあった)、こんなに重量感のある(笑)ホイールを”マセラティ様のために”わざわざ造りやがったワケです。3200GTと云い、クーペと云い、鍛造ホイールを採用できなかったのはコストの問題でしかなかったんでしょうけど、走りの味わいに直結する部分なんで、ここはオプション扱いでは無くて、全2ドア車標準に拘って欲しかったなぁー。

20130917072013091708 もう、”40”とか”35”とかワタシにとっては「超超超ヘンペー」です。ここは”超超超イイ感じ(byモーニ○グ娘)”とコメント欄に書かれるのを未然に防いでおこう(笑)。

 ソレでもこの時期はまだ18インチでしたからね、今にして思えばコレもまだまだ普通に見えてきますから、慣れとはコワいものです。軽量の16インチ鍛造ホイールに50扁平くらいのもうちょっと細いタイヤを組みあわせれば、天下無敵にシャープなハンドリングになりそうなのになぁー。

2013091709_22013091710 その”スジの良さ”を検証するために、今度はクーペの下回りを仕上げつつ、アレコレと観察してまいろうと思っております。

 ソレにしても、見れば見るホドに自分で欲しいモノですね。独身者ならお若い方でも充分に楽しむコトが出来る(ワタシゃ25の時にアレコレブっ壊れてるカムシン買って足にしてましたモンで→今ではソレよりはるかに安く”フェラーリエンジン積んだマセラティの完全体”が買えちゃうんですからね)様に思うケド、こうなったらジジイの皆さんは「みんな買え(マイクロ・デポで:笑)」と思わずにはおれません。

 それじゃー、また明日!

 2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。

 このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。