マセラティクーペグランスポーツのウインドーレギュレーターバナシ
はい、こんばんは!明日は二台の納車がヒカえているので、今週は「ウォー!全力投球!!(しかーもダブルヘッダァー!!!)」となりふり構わぬ毎日を送りました。土曜日を明日に控えてのハナキンの夜、今宵はサスガにヘ~ロヘロであります。

・・・んなワケで、久しぶりの”本ネタ”ではありますが、ちょっと”小ネタ”っぽいところでユルしてください。
まさしく同じ御町内にお住まいの「町内会のM」さん、昨今のお悩みは「クルマを降りて離れるコトが出来なかった」と云う、マセラティクーペグランスポーツの抱えたトラブル。どういったハナシかと具体的に御説明いたしますと、
①:エンジンを停止させ、キーを抜き、自身の降車動作に入る。
②:当然ドアを開けるためにドアインナーリリースノブを引く。
③:ココで通常は2~3センチ程度ドアウインドーが下がるハズ。
④:ところが「ウィ~~~~~~ン」と全開までウインドーが降りてしまう。
⑤:仕方が無いからパワーウインドースイッチを使用して、全閉状態までアゲる。
⑥:この状態だとドアウインドーの先端部分がボディ側に引っ掛かって、ドアが閉まらない。
⑦:仕方が無いから、ドアアウターリリースノブをちょいと引く。
⑧:またまた「ウィ~~~~~~ン」と全開までウインドーが降りてしまう。
⑨:無限ループ(泣笑)

・・・こうして書くとコミカルですが、シゴトで疲れてるときなどはシャレになりません。仕方が無いから助手席側まで「よっこらしょ」とセンターコンソールを跨いで降車するのを毎回励行するハメとなっていたMさんはサスガに辟易していたそうです。で、先の大型連休直前より御相談を受けてはおりましたが、ウインドーレギュレータのAssy交換も必要になる場合がある症状なので、ちょっと御時間を頂きました。そして昨日の午後、雨が上がった瞬間を見計らって、ようやく御自宅の車庫まで車輌引取りに参上仕る(笑)コトが叶いました。3万キロ台の総走行距離と云うコトから、ウチでの経験則により過去に一度はレギュレータ交換がなされているとは踏んでいた(当店出身車ではないので詳細は分かりません)のですが、果たして、何度もトリムをはずしてのデント(ボディ凹みとり)作業やレギュレータ交換調整を施した痕跡が見てとれます。デント作業時にハガされたインシュレータの破片がドア内に散らばっておりましたので、まずは掃除機をば。また幾重にも貼られた防水シート(発砲スチロール状の薄いシート:純正)の一部がボディ内部に入り込み、レギュレータ駆動部分に干渉しておりました。

で、そんなウインドーレギュレータそのものにも若干の調整を施して、いよいよ「本丸」に挑みます。
コレがドアウインドーの動作に於いて「ちょっとダケ動かしてはトメる」ギミックを制御しているマイクロスイッチなのですが、このマイクロスイッチの芯にあたるピンが埋もれるホドに粘度の高いグリスが塗布してあり、硬化し掛かっておりました(画像は洗浄後のモノ)。この画像の状態が「ちょっと下がった瞬間」の地点に「レギュレータのステーに取り付けられた金具(左側に居るヤツね)」が居るの図。御覧の様に先端にローラーのついた「スイッチ押し具(笑)」が左方向にニゲるコトによって、マイクロスイッチの芯(本当のスイッチノブ)が白く飛び出ております。こうならないとダメ。グリスがここに”てんこ盛り”になってたために、白いスイッチノブが張り付いて、時に押されたままの状態になっていたというのがたぶんトラブルの真相。このタイプのウインドーレギュレータはマセラティ3200GTや非グランスポーツのクーペにも採用されてきていたモノと基本的には同品です。御興味のある方、関連記事はコチラで。→リンク先の13枚目画像の中心に、このマイクロスイッチ部分が(上下左右共、上の画像とは逆さまに)写っておりますが、新品状態ではグリスなど塗布されていないコトが分かります。
それじゃー、また明日!
2013年3月4日以前の過去記事は、「マセラティでイッてみよう!:Part2」で。
このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。

























































































